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活動紹介

戦時性暴力被害者(ロラ)支援チーム LOLA

■概要

2008年度夏スタディーツアーで、旧日本軍兵士からの集団レイプを受けた被害者女性たちから体験談を聴いたメンバーが立ち上げたチームです。(「LOLA/ロラ」とはフィリピノ語で「おばあちゃん」を意味しています。)

ロラ支援チームは、スタディーツアーで出会った「マラヤロラズ(被害女性たちのグループ)」とともに、戦争がなく、女性への性暴力もない、平和な社会を創りだすための活動を行っています。

 

ロラたちが被害を受けた

「赤い家」


 

ロラたちを訪問し、手紙を

手渡した際の様子

 

 

 

 

日本で実施している

勉強会の様子

 

 


■背景

<マラヤロラズとは>

1944年11月23日、フィリピン・パンパンガ州カンダバ地区マパニケ村において、旧日本帝国陸軍の兵士たちにより集団レイプの被害を受けた女性たち(生存者たち)のグループのことです。

 

*マラヤロラズが求めているもの

・日本政府が、マパニケ村に対して行ったことの歴史的責任を認めること

・日本政府が、マパニケ村に対して行ったことについて公式に謝罪すること

  • ・日本の歴史教科書でこのことについて言及すること
  • ・日本政府による賠償や生活支援
  • ・他の女性が同じ目に遇わないような社会を創ること

 

<過去の事件と現在>

1944年11月23日、日本軍が彼女達の住むマパニケ村を計画的に襲撃しました。家は燃やされ、男性は拷問された上で殺され、女性たちは家財を運ばせるために「赤い家」(日本軍の駐屯地であった)に連れて行かれました。その後、女性たちはその駐屯地で監禁され、他の人や、姉妹のいる前で日本兵によって何度もレイプを受けました。被害を受けた女性の中には11歳の少女さえ含まれていました。日本軍は襲撃計画の中に、村の少女や女性たちに対する性暴力も組み入れていたのです。また、女性たちの中には「赤い家」に向かう途中や自分たちの家の中でレイプされた方もいます。

数日後、日本軍は去って行き、女性たちは解放されましたが、全てを日本兵に奪われてしまい、彼女達には帰る場所がありませんでした。

 

戦後50年経って、彼女たちはやっと過去を話すことが出来るようになってきました。彼女達は「マラヤロラズ」という被害者団体を組織しました。しかし、日本政府は、「慰安所外での被害であり証拠不十分である」として、マラヤロラズを「慰安婦」として認めていません。

 

これまでにメンバーの約100人は他界しており、生存している50数名は高齢で病気がちで、残された時間はあまり多くはありません。彼女たちは今もなお闘い続けています。彼女たちにとって戦争は、日本政府がその加害責任を認めて公式に謝罪し、彼女達の正義が実現されるまで終わることはありません。マラヤロラズのメンバーたちは、慰安婦・戦時性暴力問題が日本の子どもたちにしっかりと教えられるようになり、二度と他の女性が彼女たちと同じ目に遭わなくなるような社会の実現を求めています。


■活動内容

★署名活動

マラヤロラズのメンバーたち(戦時性暴力被害の犠牲者)の要求である、日本政府からの公式な謝罪と補償などを求めるため行っています。2011年3月までに、約500筆の署名を集めました。

 

★学習会

戦時性暴力や、「慰安婦」問題に関する知識を広め、被害者女性たちの経験を語り継いでいくために、京都市内で不定期に開催しています。

 

★他団体との交流

LOLAチームのメンバー(ボランティア)自身が知識を深めるために、戦時性暴力や「慰安婦」問題に取り組む他団体との交流・勉強会などを行っています。

 

★大学での展示

京都市内の複数の大学の学園祭において、より多くの人に戦時性暴力や「慰安婦」問題を知ってもらうため開催しています。(毎年、11月ごろ)

 

★マラヤロラズとの手紙交換

マラヤロラズの心の支えになれるよう、手紙を通じて日本での活動を伝えています。

 

【チームメンバーの声】

 「私たちが日本でのロラ達の声になるからね」という気持ちでロラ達に手紙を書いています。

そして、私たちがロラ達の声になることで、彼女たちの過去がなかったことにならないよう頑張っています。」

 

※今後、より幅広い活動を展開していくべく、メンバーで議論を続けています


■国内の主な活動場所&活動頻度
場所:アクセス事務所(京都市内)にて月に2回(毎月、第1・第3土曜日)にミーティング実施

 

 

■協力者・支援者&ボランティア募集
私たちは、マラヤロラズの方々が被害にあった現場である「赤い家」と呼ばれる建物で、体験談を聴きました。そこで彼女たちは、「この事件の責任者が責任を認めることなく、私たちの正義が実現されることなく忘れ去られていくことがとても残念だ」と話してくれました。そこで私たちは、大きなことはできなくても、何か活動することで彼女たちの支えになれたらと思い活動を始めました。活動に共感された方、ぜひ私たちと一緒に活動しましょう!経験がなくても大丈夫です。一緒に勉強していきましょう!


■連絡先
メール: acce@sannet.ne.jp