デクパージュとは

そのむかし、ヨーロッパの貴族が日本の「漆塗り蒔絵」の家具調度品を見て
おお!なんと素晴らしい、これはどうやって作ってあるのだろうか?見よう見真似で作ってみよ!
と、言ったかどうかはさだかではないが

色を塗り、紙を切って貼り付け、ニスを何重にも塗り重ね、表面を磨き上げ
ついに、西洋の漆塗り技法「デクパージュ」ができた
と、いうことらしいです。

それを近年、日本ではトールペイントと同じように趣味で始める方が多くなってきました。
洋風に変身して、日本に帰ってきたのですね!

デクパージュには
基本的には 「ニス仕上げ作品」と「3D」とがあります。



「ニス仕上げ作品」は

板(プラーク)に色を塗り、紙の絵柄(プリント)を切り抜き、貼り付け、
50〜60回ニスを塗り、その後サンドペーパーで磨きあげる手法です。
大変手が込んだ、時間がかかるものですが
完成した時には、達成感と「かわいい!!!!」の喜びがあります。



アンティークホワイトに、縁はブラウンを塗りアンティーク仕上げをしています
ブランブリーヘッジの絵を切り抜き、貼り付けます
ニス塗りを50回ほどして、サンドペーパーでこすり、艶けし仕上げにしています




「3D作品」は

3ディメンション・・・立体という意味です。
同じ絵柄のプリントを5枚ほど使って、
重ね合わせて貼り付け、奥行きを出す手法です。

これまた、手間が掛る作業ですが、
どうやったら立体に見えるかを考えるのが、とても楽しくて没頭してしまいます。



これは、ウィルフレッド兄弟姉妹が夜に
雪が降り積もるのを窓から眺めている場面を3Dにしてみました



あと、「ニス塗り」と「3D」を合体させた「ルプセ」という手法もあります。

これは、プリントを貼る時に、粘土を入れて盛り上げ、立体的に見せます。
ニス塗りは5回で、磨き仕上げはしません。
ニス塗りの作業が少ないので楽です。

これまた、どこに粘土を入れると立体的に見えるかと考えるのが楽しく、やみつきになります。



春のピクニックの場面を「ルプセ」で作ってみました
ねずみたちはもちろん、パンやお菓子の小物も粘土で盛り上げています





こうやって細かい作業を黙々と(?)続けてできた作品を、
作品のページでご紹介させていただきますね!





作品