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一般にRFカメラは一眼レフと違って「接写」は苦手の部類である。 そこでリンホフやフジのアイデアを頂戴して簡単なアダプタを製作した。 今回は気に入っている英国製のエンサイン・オートレンジ820向けに製作したが、応用可能なカメラは多いはずで撮影カバー範囲が広がると思う。 ■予備調査:最初に以下のデータを取得する。 (1) クローズアップレンズ(ケンコーNo.3)を付けてレンズを最大まで繰り出す。 ■製作:材料はφ4/φ6のアルミパイプ、8mm厚の塩ビ板、アルミサッシュ、L字金具など。 (1) φ4パイプで撮影カバー範囲で求めたL寸の「フレーム」枠を作る。 調整/仕上げ: 三脚に装着してフレーム面上の対象物が、正しくカメラのピント位置に来るようにアームL寸を調整した後、全体をブラック塗装して製作完了。 ■使用感: 何んせ面倒なピント合わせ作業がないから、レンズを最大まで繰り出して(花など)相手を枠内に入れさえすればすぐにシャッターが切れる。接写は被写界深度が浅いので、ピントは枠に入れる花の位置を勘案すればOK。 フレームは携帯性を考慮してソケット式になっているので簡単に着脱可能。 左図のエンサイン820(69判)の例では、カメラレンズ105mmに接写レンズNo.3の組合せわせで、フレーム枠サイズは210mm×140mm、アーム長さは384mmとなった。 即ち、接写距離は40cm弱で、はがき2枚分程度の対象物が69フィルム全体に収まり、シャープでトーンの豊かな接写作品が得られる。 中判サイズによる接写というのは画質において35mmなどでは味わえない別格の趣がある。 (了) (1)日光キスゲ 18KB |