ノイバラ


アンドレ・ジイド「狭き門」に引用された繪。花逍遙の本のカバーにもカットとして
使われた。ノイバラをモノクロームの表現で描いた。白い色紙に黒ペンで白いノ
イバラを描き、余白をすべて墨で塗りつぶす。そうしてそれが乾くと今度は黒い
部分に白インクのペンで黒い陰画のようなノイバラを描いた。なんだか超現実の
ような雰囲気が出て、「狭き門」の象徴性にすこしでも近づくことが出来れば・・と
念じた。