「アズベリー・パークをアルバムのタイトルに入れた主な理由は、ニュー・ヨークを、あのでっかい街を押しつけようとしてたからなんだ。俺は、『待てよ、お前らどっかおかしいぜ。俺はニュー・ジャージーのアズベリー・パークの出身なんだ。わかるかい?ニュー・ジャージーだぜ』って言ってやったわけさ。」
「あのファーストアルバムにはたくさんの事を盛り込んだ。一度に信じられないくらいの量を−−−それぞれの歌に100万もの事を入れたんだ。曲は30分か15分で一気に書かれた。それがどこからやって来たのかわからない。1週間がかりのものも2、3曲はあったけど、ほとんどはあっという間に、物凄いエネルギーで書かれたんだ。」
「俺は気が狂ったように曲を書きまくった。全ての事を投げ出してね。金も無ければ、どこも行く所も無かった。友人も少なくて、話し相手もいなかった。どうしようもなく淋しくて、俺は曲を書いて気持ちを紛らわせたんだ。とにかく曲ぐらい書いていなければ、自己嫌悪でやりきれなかったんだ。ひどい自己嫌悪だったよ。マスを掻いた後みたいな空しさが続く日々だった。」
「最初のアルバムを作った時の事を覚えている。こいつは超強力だと思ったよ。何故だか物凄く自信があったんだ。それからほんとに熱心に自分の作品を検討し出した。すると、自分が上手くやったことなんかに興味はなくて、上手くやらなかったことばかり気にするようになってしまった。全体像の一部が抜け落ちてるってだけで失敗だと思ってしまったんだ。」