その2 フルン広場〜ノートルダム大聖堂 06/05/2008
この日も、これでもか!というくらい晴れ渡りました。
アントワープ中央駅前からはプレメトロ(地下を走るトラム)に乗るつもりでしたが、こんなに良いお天気なのに地下に潜るのはもったいないと、予定を変更してトラムで向かうことにしました。この時点で、ルートは分かっていましたが、降りる停留所がよく分からずにいて、トラム車中ではそれと分かる目印が見えないまま、来た方向に戻り始める角まで来て、ようやく乗り過ごしたことに気付き、次の停留所で降りる心積もりでいたところ、その角はとても狭く、トラムは、左横に駐車していた消防車をギリギリで交わして右折を始めた矢先、左後方を消防車に接触させてしまいました。トラムを止めて消防士と話し、乗客をほったらかして事故関係の書類を書き始める女性運転手。しばらくすると、運転席横の開いていたドアから老婦人が降りていくのに続いて、私もここで降りてしまいました。
トラムを降りて後方に戻り、路地を抜けるとそこはフルン広場でした。
フルン広場
フルン広場に立つルーベンスの像とノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂
どれくらい大きいか、想像がつきます?
入り口の美しい彫刻
時計部分を下から望遠で写してみました
朝早くに着いた為、一旦周辺の見物を先にして、再び戻ってきてから内部を見学しました。
ノートルダム大聖堂内部
内部も、とても天井が高く、ともて綺麗でした。
ルーベンス作”キリスト昇架”と”キリスト降架
キリスト昇架
こちらの絵は向かって左にあります
キリスト降架
右にはこの絵があります
祭壇の後ろの通路に回ると、ステンドグラスや沢山の宗教画が見られます。
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出口そばにある大聖堂の模型
ノートルダム大聖堂前の広場
ノートルダム大聖堂は、ネロとパトラッシュがルーベンスの絵が見たくて最後の来た教会として日本では有名ですが、その規模と美しさは、今回訪れた教会の中で格別でした。フランダースの犬の物語にさほど興味はななくとも、本当に来て良かったと思いました。