戦国BASARA (2009/8/30)

歴史好きな女子、通称「歴女」とやらを生み出すのに一役買ったアニメ。第一話しか見ていないため、あまりエラそうな論評をするのも憚られるので、とりあえず感じたことのみを書いてみる。

まずはなんと言うか戦国っぽい空気が感じられず、現代人が山ん中でカッコだけ武者っぽくして馬に乗って暴れてるように見えるってのが第一感。決して作画やストーリーがチャチとかって言う訳では無いのだが、どうにも登場人物や戦闘シーンの雰囲気が、良くも悪くも軽いのである。でも逆に、ノリが軽いからこそ、若い女の子にもウケが良くて人気が出たんだろうとは思う。重苦しいリアル路線だったらダメだったんだろうな。

ライトに軽いオラオラ無双作品として評価してみた場合の出来は、残念ながら今ひとつ。なまじ実在の武将を登場させて微妙に史実をなぞって歴史モノっぽく仕上げようとしているハンパさがアタシ的にはマイナス要素。どうせ時代考証歴史公証無視しているんだから、(伊達政宗と武田信玄が同一時代で戦っていたり、桶狭間が第四回川中島の後だったりする)大名同士の国同士の駆け引きみたいなヤツを抜きにして、単純に名前だけ実在の人物を借りた無双作品にすれば良かったのになと思う。もっとも、微妙に史実をなぞっているところが、女子供にとってはちょっと教養的リアルに作品っぽく感じる要素なのだろうけど。

微妙に史実をなぞって実在の人物の名前だけ借りた作品というと、アタシ的には「るろうに剣心」が最初に思い出されるが、どうせナンチャッテ歴史モノをやるんなら、あれくらい歴史考証無視のバトルにしてくれた方が見ていて気持ちがいい。戦闘シーンのアニメ的クオリティ的にも、もちろんBASARAは剣心には遠く及んでいない。


評価/★☆




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