アタックNo.1 〜ボルチンスカヤの殺人スパイク (2011/8/25)

言わずとしれたスポ根バレーボールアニメ・アタックNo.1。小学校6年生当時に見ていて大好きだったこのアニメを最近また見直してみたところ、これが実に面白かったです☆

汗と涙にまみれた泥臭いストーリーと、展開が速くてポンポン話が進んで行くところが、今時のマンガアニメと比べて良かったところですね。また、ストーリー展開やキャラ設定が分かりやすく、とにかくサクサクとしたところが見易くて面白かったです。

さてさてアタシはこのアニメを25年前に見ていたと書いたところでありますが、さすがに昔のことだけあって、情けないことにエピソードやキャラのことなど半分くらいは覚えておりませんでした(^^; 中学生編のことは良く覚えていたものの、高校生編で鮎原こずえたち富士見高校のメンバーが特訓に特訓を重ねてマスターした必殺技のことは忘れておりましたし、高校生編における2大ボスキャラのうちの一人・八木沢三姉妹のことは良く覚えていたものの、もう一人の大ボス・青葉の山本さんのことなどは完全に忘れておりました(^^;  そのほかにも、今見直してみたら魅力的なキャラやエピソードが満載な本作品でしたけど、果たしてその全部が記憶に残っているかどうかと言えば、全然そんなことは無かったんですよね。

さてそんなアタックNo.1においてアタシが一番強烈に覚えているキャラクターと言えば、中学生編の世界Jr選手権に登場したソ連のボルチンスカヤというアタッカーです。で、改めて見直した本作品においてもやはり、最大インパクトを誇るキャラクターはボルチンスカヤでした。

このボルチンスカヤがどんなキャラクターなのかと言えば、超破壊力の殺人スパイクを武器とするアタッカー・・・それ以上の説明をすることが出来ません。作中においては、足が不自由であること以外に彼女のバックグラウンドストーリー的なものは語られておりませんし、なんと!彼女には掛け声以外にセリフらしいセリフが一言も無いのですから・・・

ちなみにこのソ連チームには他にも、本作品のラスボス認定をされている、こずえの最強最大生涯のライバル・シェレーニナなる天才金髪美少女も所属しており、彼女についてはそれまでに数々の因縁があるにも関わらず、ボルチンスカヤのインパクトにはかないません。また、本作品にはシェレーニナ以外にも、様々なバックグラウンド設定がなされていたり伏線が貼られている魅力的なライバルが多々登場します。でもそれにも関らず、アタシ的に一番印象深いライバルキャラは、まともなセリフの一言も無い、その特徴はと言えば殺人スパイクただ一つというボルチンスカヤなのですよ。

アニメというか創作作品全般において、キャラクター作りというものがいかに難しく大事なものなのか、このボルチンスカヤを見て、改めてそれを実感できました。それほど大掛かりな設定などしなくても超強烈なインパクトを持つキャラクターを作ることは出来るし、そんな強烈なキャラクターさえ作りあげてしまえば、たとえストーリーを忘れられたとしても作品のことを忘れられることはないと、ボルチンスカヤを見ていてそんなことを思いました。

・・・とは言ったものの、だったらどうすればボルチンスカヤのようなキャラクターを生み出せるのかという肝心かなめのその方法は分からないんですよね。なればこそ、幾多幾人の創作者たちが、しのぎを削って創作者生命を賭してキャラクター作りをしているのですから。



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