| 今朝のバイトの娘との会話。 エミ 「昨日、金魚のエサ買いに行って来た訳よ。」 バイト 「え、rigelさん金魚飼ってるんですか。」 エミ 「おうよいっぱいいるぜw」 バイト 「ウチでも昔金魚飼ってたんですよ〜・・・そしたらですね〜・・・その時こんなことが・・・」 そんな感じで彼女は、昔自分の飼っていた金魚のことについて語り始めました。 当初話振ったときのアタシの計画ではそこから、昨今のペットショップってすげーなーフェレットとかエリマキトカゲとかいて動物園みてーだなwって感じに話繋げて行くつもりだったんだけど、バイトの娘の方が色々と楽しそうに話を続けて来たので、昨日立ち寄ったペットショップでのネタは結局出さずに、そのままバイトの娘が昔飼っていた金魚ネタで盛り上がり、そのままタイムオーバーとなって会話は楽しく終了しました。 アタシとしては、特に自分のペットショップでの経験を聞いて欲しかったって訳でもなく、ただ楽しくその娘と会話が出きればそれで良かったので、相手の方から色々話してくれてむしろありがたかったです。話し上手よりは聞き上手になれとはよく言ったもの。いくら自分で話したいことがあったとしても、相手が話したいときにはトコトン話させてあげるのが会話テクというものでしょう。 ・・・と簡単に言ってみたいところだが、聞き上手になる、相手に話させてあげるってのは、果たしてそんなに簡単なことなのか? 確かに上記に例は、自分の言いたいことを抑えて相手に話させてあげた、聞き上手の好例だとは思う。モテる秘訣や恋愛相談などと言った話でも、とにかく相手の話を聞いてやれ、相手にしゃべらせてやれ、とはよく聞くアドバイスである。でも果たして上記の例において、アタシは相手の会話を引き出すようなことを何かしたのだろうか? アタシはただ、自然に昨日の出来事の一つを話しただけであり、たまたま相手がその話に乗ってきたから、あとはその流れに身を任せただけである。もし、そこでの会話の流れが エミ「昨日、金魚のエサ買いに行って来た訳よ。」 バイト「へーそうなんですか。」 と流れていたらどうだっただろう? これではその後に自分の方から何かネタフリしなければどうにもなるまい。相手が何かしゃべってくれなくては、いくら自分が聞き上手に徹したくてもそれは無理な相談なのだ。 また、最初の例で言えば、アタシは特に相手の話を引き出そうとネタを振ったつもりは無く、相手が勝手に話を繋げて広げてくれただけのことだ。ことさら聞き上手を意識して話しかけた訳でも無い。たまたま結果として聞き上手になっていただけのことだ。確かに、相手のターンになったら口を挟まないという心がけはしていたが、それ以前の話で、そもそも相手の方から何か話をしてくれなければ、聞き上手などというものは成立しないのだ。今回の例で言えば、もともとアタシとバイトの娘の間に、もともとそれなりの交友関係があるからこそ成立しただけの話なのである。 話し上手は聞き上手なのではない。聞き上手な人間とは、自分から何もしなくても、相手の方が勝手にしゃべりかけたくなるような人間のことであり、あるいは、自然とそんな話の流れが作れる人間関係のことなのである。世の中には、相手の話を引き出す会話術というものも存在しているのかもしれないが、真の聞き上手だったら、そんなワザを駆使せずとも、相手が勝手にしゃべって満足してくれるだろうし、そもそもそんな会話術を使わなければならない時点で、話し上手聞き上手な会話とは言えないだろう。 |