初音ミクが唄うだんじり唄
玉藻前旭袂 三段目道春館の段(玉三)

2013年2月3日 更新

 だんじり唄をボーカロイドで唄わせてみると、雰囲気が変わります。
だんじり唄が持っている迫力とか情感とかの良さは消えてしまいますが、
かわいらしさや落ち着きといった今までと違った良さもみえてきます。
違った感じのだんじり唄を味わってください。
 なお、だんじり唄の節や歌詞は、地区ごとに少しずつ違っています。

※ 緑色の字の部分は、省略しています。

    ヤー しずめましょ

    サア ヨイ

 唄をきく

咲いた 

桜の 枝折る風は 情け知らずの 山おろし
泣く目を払い 萩の方


    上使のそばに 詰め寄って

    ヤァうろたえたか金藤次 勝負に勝った姉娘
    なぜ切った サなぜ殺した
    それと悟って身代わりと 初花が心ざし
    水の泡となったのも 皆その方が無得心
    たばかられたか チェッ口惜しい と

    身を震わして 腹立ち涙

    ワッハハハハハ  しゃらくさい  とがめ立て
    勝負に勝とうが勝つまいが 仰せを受けた桂姫
    首打ったがナナ何誤り 皇子の御心背く方々
    悪く身動き召さるると ドドどいつ こいつの用捨は致さぬ
    すっこんでおいやれ と

 唄をきく

権威を甲に傍若無人 振り袖引き裂き 首押し込み

御台は かっとせき上げ せき上げ

過言なり 金藤治


    ヤア皇子にへつらい悪事をすゝめ
    人を損(そこの)ふ獄卒(ごくそつ)め

    ヤレ待て采女早まるな 言ひ残す仔細あり
    まづ まづ まづ暫く  と押し止め

    苦しき息をほっとつき

    獅子王の剣 内侍所もろともに
    皇子の館に隠しあれば てだてをもって取り返されよ と
    サアかく物語れば剣の盗賊 いづれも立寄って御成敗
    なされよ と

    よろぼひ よろぼひ 首取り上げ

    コリャ娘 コリャー 父(てて)じゃヮやい
    父じゃ 父じゃ 父じゃ 父じゃヮやい
    なぜもの云うては くれぬぞ と

 唄をきく

眠れる如き 死顔を打ち

守り 打ち守り

いまわになって 二親を こがれ慕うた 心根が
いじらしいやら ふびんなやら

その時名のるは易けれども  恩義の二字にからまれて
じっとこたゆる辛抱は  熱鉄を呑む 心地ぞや

焼野のきぎす 夜の鶴

子を哀れまぬは 無きと聞く 心を察し 萩の方
綾も涙に

正体なく

一樹の陰の雨宿り 一河の流れを汲む人も
深い縁(えにし)と聞くものを オー ……
藁の上から育て上げ

さあ さかえましょ 


    サア ヨイ

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