わり算の意味

わり算には、二つの意味があります。二つの意味を左右にならべて、比べながら考えていきましょう。

 

6÷2=3 を考えることから始めていきます。

「りんごが6こあります。1箱に2こずつ入れていくと、
箱はいくつできるでしょう。」
「りんごが6こあります。2人で同じようにわけると
1人分はいくつになるでしょう。」
6 ÷ 2 = 3 6 ÷ 2 = 3
こたえ 3つ(3箱) こたえ 3こ
おはじきを動かせて考えると
●●    ●●    ●●
「6の中から、2が3回とれる。」となります。
おはじきを動かせて考えると
●●●    ●●●
「6を同じように2つにわけると、3ずつになる。」となります。
[意味] 何回とれるか [意味] 〜つにわける
 
ここからは、砂で考えていきます。(小数が出てきても、考えをすすめていけるからです。)
また、式の中に単位(kg)を書きいれます。(意味が分かりやすくなるからです。)
「6kgの砂から、2kg入りの砂ぶくろが何こ作れますか。」 「6kgの砂を同じように2つのふくろにわけると、
ひとつのふくろに何kg入りますか。」
6kg ÷ 2kg = 3 6kg ÷ 2 = 3kg
こたえ 3こ こたえ 3kg

   数字を小数におきかえて考えていきましょう。   ↓
「8.5kgの砂から、2.5kg入りの砂ぶくろが何こ作れますか。」 「8.5kgの砂を同じように2.5このふくろにわけると、
ひとつのふくろに何kg入りますか。」
8.5kg ÷ 2.5kg = 3 あまり 1kg 8.5kg ÷ 2.5 = 3.4kg
こたえ  3こできて1kgあまる こたえ  3.4kg
わり切れるまで計算すると 計算すると こたえが3.4kgと出ますが、
8.5kg ÷ 2.5kg = 3.4 2.5このふくろに分けるって、どういうこと?
こたえ 3.4こ  
 砂ぶくろが3.4こできるって、どういうこと?  

意味の分からないことが出てきました。
これは、小数のわり算では、わり算の意味を「何回とれるか」や「〜つにわける」と考えることに無理がある
ことを示しています。そこで
 意味を広げて考える  ちがった角度から考える 
「6kgは2kgの何倍になっているか」を求める式は 「2gの砂があります。重さは6kgです。この砂1g
の重さは何kgでしょう。」を求める式は
6kg ÷ 2kg = 3 6kg ÷ 2 = 3kg
これは、上に出てきた式と同じ式です。
    (「kg」がついている場所が同じです。)
何回とれるか」の意味を広げて下のように考えます。
これは、上に出てきた式と同じ式です。
    (「kg」がついている場所が同じです。)
〜つにわける」を視点をかえて下のように考えます。
[意味] 何倍になっているか [意味] 1あたりの量を求める
  こう考えると、小数の場合でも意味がはっきりします。  ↓
「8.5kgは、2.5kgの何倍ですか。」 「2.5gの砂があります。重さは8.5kgです。この砂1g
の重さは何kgでしょう。」
8.5kg ÷ 2.5kg = 3.4 8.5kg ÷ 2.5 = 3.4kg
こたえ 3.4倍 こたえ 3.4kg

わり算はかけ算の逆の計算です。
↓     かけ算になおして考えてみましょう。     ↓
2.5kg ×  = 8.5kg kg × 2.5 = 8.5kg
かけ算になおすと、
かける数をもとめていることになります。
 かけ算になおすと、
かけられる数をもとめていることになります。

まとめ