楽しいよ! スノーシューハイキング

 スノーシューって知ってますか? 靴の下に装着するもので、靴底より縦横2倍くらい広がった平面状のものです。これを靴に着けることによって、雪の上でもあまりもぐらずに歩くことができるようになります。日本古来の道具で言えば「かんじき」ですね。スノーシューとは西洋風の「かんじき」というわけです。
 新潟県安塚町にあるキューピットバレー・スキー場では、今シーズンからこのスノーシューを用いた冬のハイキングを行っています。毎日午前10時までの受付でスノーシューレンタルとおやつ、ガイドが付いて大人4,000円で参加できます。小学4年生以上なら参加OKです。2月23日に、小学3年生の息子(間もなく4年生)とこのスノーシューハイキングに参加してきました。
 午後1時にリフト乗り場に集合。今回はうちの親子以外は若い女性ばかり6人。まずはリフトで中腹まで登り、そこで初めてスノーシューを装着します。最初はゲレンデを少し登って足慣らし。靴底の幅が広くなりますので踏みつけないように少々足を開いて歩く必要があります。
 スノーシューの利点はかかとが自由に上がること。日本のかんじきは足裏ぴったりくっついて足幅広げてがに股で歩かなければなりませんが、スノーシューはかかとが上がるタイプで思ったより歩きやすかったです。でも少し足を広げてね。
 練習後は、圧雪していない林の中へ。誰も踏み込んでいない冬の林でみんな大はしゃぎでした。
 登りではつま先で雪面を少し蹴るように歩き、下りではかかとに力を入れて踏み込みます。裏にスパイクが付いているので滑ることはありません。3年生の息子も調子よく歩いています。
 スノーシューハイキングのガイドは、無雪期は菱ヶ岳中腹のグリーンパークで自然教室のインストラクターをやっておられる渡辺謙克さんです。
 右は渡辺さんの自然観察講習風景です。樹木の芽を題材にいろいろなうんちくが飛び出してきます。思わぬ発見にみんな感心することしきり。
 冬の林の常緑樹、ヤドリギです。ヤドリギのくっついているところだけ枝がこんもりするので、遠目にもよくわかります。黄色や赤い実がなります。  
 仲良く並ぶブナの木に仲良く抱きついて。
 上を見上げると、ブナの枝が大空いっぱい広がって空間を埋めています。枝の下側(見上げている面)にはくっきりと水の通り道がつながっています。
 ブナはこの水の道で効率よく根元に水を集めているんですね。
 テーブルの作成中。
 渡辺さんは荷物の中から小さなスコップを取りだして雪を切り出し始めます。どんな形にも整形できる雪ならではのテーブルとソファが間もなくできあがりました。
 スノーシューを脱いで、楽しいティーブレイク。渡辺さん持参のポットのコーヒーとお菓子でお腹をふくらませました。周囲にはうさぎやきつねの足跡が沢山ありました。荒らしてしまってゴメンなさい。
 仲良しグループの撮影をする渡辺さんです。宿泊施設「久枇木野」の上にある棚田のところを下ってきました。クロカンでも遊べそうなフィールドです。
 さて、冬の林では普段見られないものをいろいろ見ることができました。春を待つサワグルミの小筆の先のような芽、お猿の顔のような葉柄痕、枝先に残る葉っぱやドングリ、木の幹で青々しているヤドリギ、風に飛ばすとクルクル回りながら落ちるカエデの実、キツツキの仲間の空けた丸い穴。無雪期なら目にすることのできない動物の痕跡も沢山ありました。
 あんまりネタばれしないようにこれくらいで。来シーズン是非とも訪ねて、参加してみてください。
問い合わせ先: 雪だるま高原 キューピットバレイ
             自然体験施設 菱ケ岳グリーンパーク
               支配人 渡辺 謙克
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