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9月1日、笹神村の五頭薬用植物園で、新潟県自然観察指導員の会による観察会が行われました。五頭薬用植物園は五頭少年自然の家に行く途中にあり、新潟薬科大学が所管している施設とのことです。観察会は指導員の会会長の柴田治氏の指導によって行われました。以下に見られた植物について若干触れてみます(右の有無は実際の薬草の有無。間違いがあったら教えてね)。
| 番号 | 種 名 | 科 名 | 薬 効 | メ モ | 有無 |
| 1 | シャク | セリ | ? | この時期枯れてました | 有 |
| 2 | キハダ | ミカン | 内樹皮:苦味整腸、悪酔いしない | 県内産ならヒロバノキハダ | 有 |
| 3 | ハンノキ | カバノキ | ? | はさ掛けに使う樹 | 有 |
| 4 | キヅタ | ウコギ | はれもの | 有 | |
| 5 | コシアブラ | ウコギ | 著名な山菜 | 絶えてました。日当たりの良いところを好むせい? | 無 |
| 6 | ケナシヤブデマリ | スイカズラ | 果実酒は疲労回復、食欲増進 | ケナシというが、若いときは毛があるそうな | 有 |
| 7 | ハシリドコロ | ナス | 有毒、鎮痛、鎮痙薬 | ロートエキス。ロート製薬のロート | ? |
| 8 | ヤマノイモ | ヤマノイモ | 山薬。根が滋養・強壮に | 葉が対生、オニドコロは互生、ナガイモは輪生 | 有 |
| 9 | ヒメアオキ | ミズキ | あぶった葉を霜焼け、切り傷 | 黒くなるまであぶって患部に着ける | 有 |
| 10 | コマユミ | ニシキギ | 若葉・果実が食用 | 魚沼ではキツネノキンチャクと呼ぶそうです | 有 |
| 11 | ウスバサイシン | ウマノスズクサ | 咳止め、鎮痛、解熱等 | ヒメギフチョウの食草 | 有 |
| 12 | ヤブコウジ | ヤブコウジ | 根茎を煎じて咳止め等 | 十両 | 有 |
| 13 | オオバコ | オオバコ | 煎じて咳止め(種子)や利尿(全草) | 漢方ではシャゼンシと呼び車の通る所に生える | 無 |
| 14 | サツマアオイ | ウマノスズクサ | ? | 有 | |
| 15 | カキドオシ | シソ | 煎じて子どもの疳等 | 有 | |
| 16 | ワレモコウ | バラ | 乾燥根を煎じて下痢止め等 | 有 | |
| 17 | トクサ | トクサ | 腸や痔出血等の収れん剤、利尿剤 | 木賊と書く | 有 |
| 18 | コブシ | モクレン | 果実酒が鼻炎に効く | 本県自生はキタコブシ | 有 |
| 19 | メギ | メギ | 健胃・整腸。結膜炎やトラホーム等 | 目の病に効くので目木 | 有 |
| 20 | ガマズミ | スイカズラ | 果実酒はうまい | 県内には3種類のガマズミがあるそう | 有 |
| 21 | チャノキ | ツバキ | 疲労回復、利尿。カテキンはガン予防に | お茶 | 有 |
| 22 | アケビ | アケビ | 皮の油炒めや若芽のおひたしは山菜 | 木通。県内はミツバアケビとゴヨウアケビ。アケビはない | 無 |
| 23 | サンシュウ | ミズキ | 疲労や性欲回復、食欲増進等 | 山茱。山茱莢。サンシュユ | 無 |
| 24 | ニワトコ | スイカズラ | 骨折時の痛み止め等(接骨木) | 昔若葉の天ぷらを食べて下痢状態になった | 有 |
| 25 | サンショウ | ミカン | 健胃、かぶれ、利尿、寄生虫駆除 | 小粒でもピリリと辛い | 無 |
ほかにも、杉の若葉を煎じて飲むと杉花粉症に効果があるとのお話や、イノコヅチの仲間は牛膝(ごしつ)と言って月経不順の薬にするとか、カラムシで布を織ったり、コダチチョウセンアサガオのお話などなどお聞きすることができました。
また、この植物園の問題点もいくつか指摘されました。@ラベルがあるのに肝心の植物がない。Aラベルの植物が絶えて他の植物がそれらしく生えている。B微妙に種類の異なる植物が生えている(上記2、18)などです。薬草図鑑には類似種を同様の薬効があるとしている場合も多いようですが、ラベルと違う植物が生えていたり、本当に薬効が同じかどうか、など一般の人も普通に入れる植物園だけにしっかり管理して欲しいものだと思いました。
ご教示いただいた柴田会長、Yoshizoeさんありがとうございました。