旅行備忘録 ミノジ



 最近は暇でだらだらしていたので、ふと突然旅に出てみようと思い立ってしまいました。目的地も決めずに。
 急な思いつきなので、予備の学割証持って来てません。途中から18きっぷ使用を余儀なくされる状態です。




上野→群馬・新潟県境付近3月7日(木)

 一応、旅行のための荷物は前日にまとめておいた。そして寝る前に担いでみて、「こんな重いの持ちたくない」と思って旅行をやめようと思ったぐらいだ。しかし、今朝担いで見たらそんなに重くもなく、やっぱどっか行きたいと思うようになった。というわけで旅行決行。

 そういうわけで旅行用の荷物担いで切符買いに行く。春はあけぼの。ここで今日乗りたい列車が売り切れていたらいきなり旅行決行の危機(というより空いている列車に合わせて旅行先変更!!)となるのだが、幸い切符はきちんと買えた。所持していた唯一枚の学割証を使って乗車券購入。学割証のスペアはもらいに行く暇がなかった。出発は上野から。満席で立ち客もいる特急フレッシュひたちとかを横目に見ながら、寝台特急あけぼの発車。

 あけぼの上越線を通っていく。そういうわけで、噂の国境の長いトンネルとかも通るはずなのだが、そのときまで僕が起きているかはわからない。
高 崎 線 下 り
Takasaki Line
 
寝台特急 あけぼの21:41 青 森 15 
 
秋田経由


群馬・新潟県境付近→仙台3月8日(金)

 目が覚めるとそこは雪国だった。どうやらトンネルは見逃してしまったみたいだ。というより新潟県はもう抜けていて、山形県ももうすぐ抜けるというところだったが、どのみち雪国には変わりない。そしてあけぼの号は秋田を経由して青森へと向かっていった。秋田付近ではまだ7時になったばかりだというのにたくさんの人が普通電車に乗っていた。結構この駅で降りる人も多くて、中でも寝台料金不要で利用できる代わりにシーツとか枕が用意されていないごろんとシートの車両から4人組の女の子とかが降りてきていたのにはびっくりした。僕はまだ完全には目覚めていないのに、世の中はもう動き出しているんだということを痛切に感じた。そのあと2時間ちょっと眠って、弘前に到着。乗車券の都合で、僕はここで降りる。

 弘前は前も一瞬だけ(お座敷列車くつろぎ号への乗り換え。あと、トワイライトエクスプレスでも、弘前運転停車時に車掌さんが放送で弘前の説明をしてくれたりとかした)訪れたが、今回もゆっくりしている暇はない。中心街へは駅からちょっとかかるし、今回も通過のみ。そして普通電車で青森へ。さっきのあけぼのに乗り通しても着いたのだが、そうすると運賃計算の特例に引っかかってしまって不都合になる。ここから一枚の乗車券で東北本線の方向に進んでいくためには、あけぼの大宮から青森までの間のどこかの駅で乗り捨てることが絶対必要な条件だった。

 そうして来た青森だが、ここは以前若干良い印象を持った街だったのでゆっくり見たかったのだが、今回は完全に素通り。というのも青森から盛岡までの200kmを三沢八戸しか停まらずにわずか1時間58分で走り抜ける驚異の在来線特急スーパーはつかり12号の出発が迫っている。ミニ新幹線の山形・秋田新幹線よりよっぽど速く走っているこの電車にぜひ乗っておこうと思ったからだ。今年の12月になったら東北新幹線八戸開業によってかき消されてしまう速さだ。乗っていると、まるで新幹線に乗っているかのような錯覚すら覚えた。(本物の新幹線はこの2倍くらい速いんだがね)

 盛岡に着くと、ほとんどの人が一目散に新幹線に向かっていった。僕は、とりあえず初めて来るこの都市を散策してみることにした。まず、ここも例によって繁華街が駅から離れている。繁華街も、一応都会っぽいが垢抜けない、何だか微笑ましい雰囲気だった。でも滞在時間があまりないのであまり見れなかった。

 そしてやまびこ16号に乗って仙台へ。ここが一応、今回買った乗車券の終点となっている。仙台も以前一度(やまびこからリアスシーライナーへの乗り換え)だけ来たが、何も見れなかったしさらに気になった街だったので今日はここに泊まることにしていた。新幹線から降りるときも、このまま宇都宮大宮東京と直行する便なのに盛岡からの客の半数ほどがここで降りてしまい、仙台という都市の求心力の高さに驚いていたところでもある。確かに、東京都二十三区より北においては、札幌に次いで二番目の都市であるらしいが。

 仙台は雪は積もっていなかったが、ちょうどぱらついてきたところだった。新幹線から見えた最初の看板が「←代ゼミ」「駿台→」という2つのペアとそれをまるっきり無視してそっぽなところにある「河合塾文理」のトリオだったので思わず笑ってしまってギャグ都市のような第一印象を持っていたのだが、それはこの仙台という100万人都市を甘く見過ぎていたようだ。

 まず、ここは街全体が都会風に洗練されている。悪く言えば、個性がなくて東京に同化した街である。こういう街は、正直今まで訪れた中では初めてである。あえていえば横浜なども同様の特徴が見られるのだが、横浜は地理的に東京と一体と見て構わないであろう(横浜の人に怒られるかな?)。まあつまり、新宿渋谷の隣りに仙台横浜があったとしても別に驚きゃしないということである。逆に、そんな所にあったら違和感を覚える都市というのはいくらでも挙げることができるだろう。

 今日の宿はシングルで頼んだら、ツインの部屋でそれより1,000円安いのが用意できると言われて「お得だなあ」と感心してツインの部屋をシングル利用させてもらっているのだが、これはまあ1,000円安いだけある、そんなにうまい話はないものだとまたまた感心させられた。ツイン部屋なのでベッドは2つあるが、今日はシングル利用なのでもう1つのベッドには手をつけないでくださいとの書き置きがある。しかも部屋の広さはシングルと同じ。つまりもう1つのベッドが邪魔。いわゆるでくのぼう。まあ安いから文句ないです。



仙台→新潟3月9日(土)

 朝はゆっくり寝てて、朝ごはんを食べに行く。今日の仙台は昨日とは打って変わってカラッと晴れていた。スーパーひたち30号で出発。一応指定席を取っておいたが、喫煙車だったので自由席の禁煙車に並んで座る。今日と明日は土・日きっぷというJR東日本の区間の南半分が指定席乗り放題の切符を使う。乗る予定の列車の指定席は一通り押さえてあるが、万が一乗り過ごしても後の列車の指定席に乗ればいいだけなので安心である。とはいっても仙台発は乗り過ごしたら5時間待つことになるので、油断ならない。

 日立で降りて、ぶらぶらしてみる。間違えて人のいない出口から出てしまい、寂しげな街だなあと思ってしまうが、ちゃんと人のいる方に行ってみたらたくさん人がいた。ドムドムがあったのでハンバーガーを食べる。なかなかレアな店なので、発見すると嬉しくなってしまうのである。

 スーパーひたち34号水戸まで。東北地方の普通の都市と比べて明らかに人出が多い。さすが北関東地方だと感じた。ここもさらっと見る程度で、さらにフレッシュひたち36号上野へ。列車は何だったか覚えてないが新幹線に乗って東京へ行き、あさひ3号に乗って新潟を目指す。自由席は満席状態、禁煙の指定席も窓側が空いていなかったが、喫煙の指定席はがらがらでとても快適だった。しかも途中の停車駅は大宮越後湯沢だけ。ステキ。

 車内では持参した発泡酒を飲みまくって、残り3缶になる。書き忘れていたが、この旅行で最初の荷物が重かった重かったと書いているのは、ディスカウントストアで買った発泡酒を箱ごと持ってきていたからである。かわいい枕がもらえるということで箱買いしてしまったのだが、まさかその数日後に旅行に行くとは思いもしなかった。置いていってもしょうがないのでまだ飲んでない13缶ばかりを持ち運んでいたから荷物が重かったのである。それがどんどん軽くなっていく。嬉しい。でも足取りはふらふら。

 新潟は意外にも雪が無かった。都会らしく建物はたくさん建っているけど人口密度の少ない都市だった。



新潟→長野3月10日(日)

 今日も朝はゆっくり寝てた。本当は8時過ぎに出て行くはずだったのだが、急遽前日に快速きらきらうえつ指定席がとれたのでそっちでゆっくり出発することにしたのである。これは新潟から酒田まで走り通すリゾート列車で、直前まで満席で指定が取れていなかったのである。乗っている人は大きく分けてじいさん集団、おばさん集団、家族連れなど。自分の席のところには家族連れがいて、僕が席に座ろうとしたときには母親と娘が「席を回そうよ」と言っていたのに対して父親が「ここに人が来るかもしれないだろ」と言い合っていたところだった。まさにその現場に僕が現れたわけだが、ここは「回してもいいですよ」と僕の方から言ってあげるのがベストなのは重々承知しておきながら、娘さんがわがままっぽい印象だったので僕は黙って自分の席に座った。

 村上からは土・日きっぷの有効区間からはみ出てしまうので今日は青春18きっぷも併用。日本海の景色がなかなかで、のどかで眺めの良い列車だった。こしひかり磁ビールを発動させる。ここの区間は去年のトワイライトエクスプレスや初日のあけぼので通っているのだが、もちろん寝ていたから景色見ていない。途中、あつみ温泉というところに停まった。あつみは温海と書くそうで、一瞬熱海のパクリかと思いきや熱海を「あつみ」、温海を「あたみ」と読む方がよっぽど自然のような気がした。ほとんどの人は鶴岡で降りていた。僕はその次の余目陸羽西線に乗り換え。ここまでの間に雨が降ってきていた。実は荷物が重すぎたため、今回の旅行中は雨が降らないことにして、傘は持ってきていない。電車に乗っているうちはいいが、歩くときにそのままだと厄介かも。

 陸羽西線を川に沿ってのぼっていくと、新庄に着いた。雪が積もっていた。実は今日見る初めての雪。ここまでのゾーンには雪は全くなかった。ここからは再び土・日きっぷ有効区間内へ。つばさ134号に乗って山形へ。県庁所在地の割に庶民的な街だった。そしてつばさ136号に乗る。窓側の席が通しでは空いていなかったので、指定券を福島で切り離して2枚とっておいた。福島で禁煙指定席から別の車両の喫煙指定席に乗り換えに行く手間はあったが、ずっと窓側に座り続けることができて一安心。ところで東北第二の都市ってどこなんだろう?福島市は、福島県内ですらいわき市郡山市に次いで三番目だし、盛岡とかは岩手県だし。結局、東京に最も近い郡山になるのかな?

 大宮あさま559号に乗る。この列車はすべての駅に停まっていくので、所要時間が一番かかる駅間が上野大宮間という面白い列車。途中、安中榛名で意外に人が乗り降りしていて驚く。ふと、峠の釜めしを思い出した。在来線で長野方面に行くときは必ずといっていいほどこれにがっついていたのだが、新幹線の車内では別に食べたいとは思わない自分がいた。

 長野に着いた頃にはもうすっかり夜だった。オリンピック後に来るのは初めてだが、本当に4年前にオリンピックがあった都市なの?というのが率直な感想。まあ失業率がダントツで低い県だから、この県に学ぶことは他の都道府県もいろいろあるはず。



長野→金沢3月11日(月)

 朝は、今日は出発が早いのでホテルでの朝食はとらずに出かける。駅に向かうと、ちょうど上田からノンストップの通勤電車しなのサンライナーが到着した直後のようで、それまで人の少なかった長野の市街に大勢のサラリーマンが押し寄せる瞬間だった。なかなかおもしろい経験をした。

 長野から直江津行の快速に乗る。これは12月のダイヤ改正までは特急みのりとして運転されていた時間帯だが、利用者が少なかったので快速に格下げされたらしい。間では二本木駅というところでスイッチバックがあったり雪がたくさんあったりして、久々にのどかな風景だった。直江津高岡行の普通電車に乗り換え、ここからはJR西日本にお世話に。この電車は、トワイライトの時も見た親不知付近の絶景を眺められるので日本海側に陣取る。雪もあればさらに良かったのだが、残念ながらこの時期は海岸沿いは秋田県辺りに行かないと雪は無いようだ。富山で降りる。

 高いビルが駅の近くにあるのでのぼってみると、何アルプスだか知らないが、とにかくアルプスっぽいのがたくさん見えた。北には海を抱えて、南には山を抱える。その間に人々が住んでいる。派手さは無かったが、街並みも郷土色を保っていて、かといって田舎というわけでもなく、また変な東京化もされていない。まだ新幹線が通っていないことを除けば、とても住みよい環境だと感じた。市内をぐるぐる回った後、今日のこの後は金沢に行くことにした。

 福井行の普通電車に乗って金沢まで行く。大きなターミナル駅になっていたが、ここは特急列車の始発が多いからのようだ。今までの宿はそれぞれの前日に電話でとっていたのだが、今日はまだ決めていない。富山では安いビジネスホテルの広告看板が多かったので金沢もそれを期待していたのだが、今度はそれが全然なかった。しかも実際に値段を調べてみると、同じチェーンでも富山の宿泊価格より1ランク高い。東京から見ればどっちも同じ裏日本という印象しかないわけだが、やはりどこかに違いがあるらしい。別に大河ドラマのせいでもないだろうし、よっぽど富山まで引き返して泊まろうかとも思ったくらいだが、能登半島にも足を伸ばしたいので今日は金沢に泊まらざるを得ない。しかし、フロントにつかつかと歩み寄って「シングルはいくらですか?」と聞いてすぐに去っていくのって感じ悪いよなあ。旅行ガイドを立ち読みする本屋さんが見つからなかったからしょうがなかったんだけど。

 まあ安いかなというホテルがあったので泊まろうとすると、現金払いしか受け付けないらしい。よほど小さい店ならともかく、ある程度の規模なのにカードの使えない店というのは大嫌いである。買おうとした商品を突き返すのは基本中の基本。結局、値段がそんなに変わらない別のホテルに落ち着く。何か今日は近所の大学の後期試験かなんかで受験生がたくさん来てるらしい。レストランでも、僕の近くではあんまり親しくなさそうな男子受験生と女子受験生が2人で食事をしていたりしていた。自分も若い頃があったのを思いっきり棚に上げておくと、若い子の会話というのはいろいろな所に派手な間違いがあって突っ込みを入れるべきところが多すぎる。こういう会話を聞いていると心の中ではドリフの大爆笑なのだが、おせっかいに訂正して介入するほどの親切心は基本的に持ち合わせがない。

 昨日と同じく今日も、翌日の宿を押さえなかった。明日はいずこに…?

 今日テレビでやってたんだけど、石川県知事選挙のCMは面白い。「投票所でまつ。」というキャッチフレーズで利家とまつが出演。



金沢→高山3月12日(火)

 朝はゆっくり出る。七尾線に乗る。東金沢駅は、北陸新幹線関連の工事で移転するらしい。新駅舎は今の駅のすぐ近くに見えた。七尾へ。そこでのと鉄道に乗り換え、和倉温泉へ。のと鉄道の列車はいかにもローカル線というぼろさだった。ここから先も行きたいのだが、今回は18きっぷ使用なのでこれ以上進めない。温泉街の雰囲気の片鱗を味わった後で、再びのと鉄道七尾へ。乗ったのは普通列車だったが、折り返し急行のと恋路号になるらしく、それ用の車両で居心地が良かった。2両編成なのにロビースペースや展望スペースまである観光に特化したといえる列車。能登恋路号というのはあまり聞かないが、殺人小説のネタにもなっているらしい。そして快速で金沢まで戻り、さらに富山へ。結局、能登半島はでかすぎるので、その付け根を見てきた程度。

 そこから高山本線で今日の目的地、高山に向かう。この路線は途中から神通川沿いに走り、途中まで川沿いを走っていてとても景色が良い。ちょうど去年の三江線を思い出したが、高山本線の方は川を何回も渡ったりするので、川の見える位置に席を移動しながらの乗車だった。山間部に入ると、昨日の朝の黒姫付近以来久しぶりに雪が見られた。途中で4月からの連続テレビ何とかの撮影地という飛騨古川を通る。やっぱり山奥は寒い。

 高山ではすぐに目に付いたホテルに宿をとったが、そのホテルの客室に入って窓の外を眺めると夜景がとても良い眺めだった。それと同時に、別のホテルの看板が目に入った。景色は絶望な立地だけど、…かなり安い。うーむ、今日泊まっているホテルに不満は無いが、複雑な気分。

 明日はどこに行こう…



高山→富士3月13日(水)

 朝はまたゆっくり出る。普通電車が7時、10時、2時、という具合にしかないのでどう考えても10時の電車しかない。美濃太田行の電車に乗る。途中、何回も電車が川を渡るのでその度に席を移動して景色を眺めていたが、下呂でたくさん人が乗ってきたのでそうもいかなくなった。この電車は終着間際に通過待ちが立て続けに入っていたので、乗客はみんな不満を漏らしていた。まあ不満なら特急に乗ればいいんだけどね。

 美濃太田岐阜行に乗り換えるが、30分程で着くので敢えて座ることにこだわらず、列に並ばなかったら案の定座れなかった。岐阜駅で仕事先からの電話を受ける。明後日来いとのこと。よかった、一昨日来やがれじゃなくて。岐阜からは快速で豊橋まで。席数は少ないので座ることが難関だが、座ったら非常に快適な列車だった。大きな駅でかなり乗客が入れ替わるので、そのときに座ることができる。僕の場合は名古屋で座れた。そこからさらに普通電車を乗り継ぎ、富士へ。

 今日はここで終わり。以前18きっぷ使ったときは静岡県がでかくて抜けにくいと思っていたが、今日はそうも感じなかった。このまま乗り続けて東京にも戻れたのだが、18きっぷはまだ1回分残っているし、せっかくなのでもう1日クルージングして東京に戻ることにします。決してホワイトデーのアリバイ作りではありませぬ。



富士→帰宅3月14日(木)

 朝は早めに出て、身延線甲府まで行く。景色を見ながら、酒を飲みまくってふらふらになる。そして中央本線小淵沢まで。昔、テレビの特Qファイヤー号とかが停まってた日野春とかも通った。ここで待ち時間が長かったので、ゆっくりと街中をうろつく。小海線に乗って小諸まで。そしてしなの鉄道軽井沢まで行き、そこからはJRバス横川へ。乗り遅れた人をわざわざ拾っていったりして、親切な運転手さんだった。軽井沢駅のバス停発なのに、別のバス停で待ってる女の人がいて、しかもそれを客だと認識して「次は停まらないよ」と言いながらも乗せたりしていた。しかもその人が乗るときにちょっともたもたしていたものだから、その人はバス中の客の視線を浴びることに。普通の人なら「乗れてよかったね」という印象なのだが、その人の場合は若い女性だったので「綺麗だからっていい気になるな」という感じであったのだろう。美人って損だなと感じた。そういうときは、男でよかったと思う。

 そして横川で峠の釜飯を食い、高崎に着いたらもうラストスパート。通勤快速で大宮まで。そして湘南新宿ラインに乗り換えて試合終了。途中、すれ違った下り電車が非常に混んでいるのを見て、「こいつら休日だというのに何やってんだ?」と思ってしまったが、よく考えたら今日は平日だった。何やってんだってのは僕の方か。ともあれ、行き当たりばったり旅行終了。

 前回の冬のは、一部に人気列車を組み込んだりしたので切符や宿はすべて1ヶ月前に手配終了していたのだが、今回はすべて当日か前日の手配。もとより観光地をまわろうだなんて考えていないから、必要な情報はすべて現地調達。飽きたらすぐにでも東京戻ってこようと、東京にすぐ戻れる範囲に泊まったことが多かった(さすがに金沢高山からはすぐに戻れないが)。

 というわけで、おわり





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