市指定重要無形民族文化財
37.沖之郷祇園囃子 ●指平成6年12月12日
●所在地太田市大字沖之郷838

46.JPG沖之郷祇園囃子

沖之郷は太田市の東端、足利市に接する四方を水田に囲まれた農村地帯である。この沖之郷地区は、北・東南・西・新田の4つのコウチから成り、それぞれのコウチが1台ずつ(西コウチと新田コウチ{西新コウチ}は組んで1台)山車を所有し、囃子を受け継ぎ祇園祭りに奉納してきた。
沖之郷祇園祭りは、無病息災を祈る八坂神社の夏祭りで、かつては神輿渡御・山車巡行などが行われたが、中でも山車巡行が最も醍醐味があり、古くから近隣町村の人々にも親しまれてきた。
祭りの起源については、祭具の記録から、文政年間(1818〜1829)にはすでに祭りが行なわれていたことがわかる。
沖之郷の祇園囃子は、他地域のものに比べてテンポが速いのが特色である。西新コウチの「さんてこ囃子」、北・東南コウチの「祇園囃子」のほか、「昇殿」(北コウチ・西新コウチ)、「やっしゃ」、「鎌倉」、「にんば」(以上北コウチ)、「四丁目」(東南コウチ)など各地区がそれぞれ独特の囃子を持っている。囃子は大太鼓1、小太鼓3、鉦2から成っており、保存会によって継承されている。

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