市指定重要文化財(工芸品)
20.素懸浅葱糸威金胴丸 ●指平成5年4月20日
●所在地太田市大字龍舞1802

29.JPG素懸浅葱糸威金胴丸












この甲冑は、室町時代後期の中世様式を忠実に表現しているが、細部に当世具足の特徴を反映して近世様式が混入している。
兜は、62間筋兜で、前後径22.8cm、左右径20.6cm、深さ12.0cmである。斜めに開いた腰巻きが鉢を一周しており、三段のa6.gifが付く、胴は、前中央全高約67cm、板札は鉄板で作られ段数は前立挙三段、後立挙四段、長側四段で、草摺は八間五段下さがりである。
製作は、江戸時代初期に作られたとされる兜鉢を利用し、 江戸時代後期の寛政12年(1800)、久松系松平氏が甲冑鍛冶の名手明珎宗妙に作らせたことが、兜の板裏に彫られた銘や家紋を据えていることから認められる。
また、兜や胴、袖の甲冑主要部と、付属具である頬当や籠手、佩楯などの小具足を同作皆具している。

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