市指定重要文化財(工芸品)
22.西慶寺梵鐘 ●指平成6年3月25日
●所在地太田市大字鳥山字上1426−1

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西慶寺梵鐘




各願山来迎院西慶寺は高野山真言宗の寺である。寺伝によれば、大同2年(807)勝道上人の開山であり、新田義重の祈願所と伝えられる古寺である。また、西慶寺は元弘3年(1333)新田義貞が鎌倉攻めの際、不動明王に加護を祈念、不動明王は山伏に姿を変え越後(新潟県)の新田一族に挙兵を触れたという伝説がある「新田触れ不動尊」を安置する寺である。
梵鐘は、総高139cm、口径78cmで、下野国(栃木県)佐野天明の鋳物師、長谷川弥市・山崎吉兵衛により鋳造され、寛保2年(1742)2月に第十九世住職祐弘が西慶寺ゆかりの僧らとともに、新田義貞公追善供養のために寄進したものである。
乳の間に、五字四行を一区とし、全体で五区百字の梵字による真言が陽鋳されている。この形式の梵鐘は「百字真言鐘」と呼ばれ、近世において真言宗興隆に最も力のあった浄厳律師(1639〜1702)の創案とされる。池の間には、「新田触れ不動尊」のいわれや梵鐘鋳造の趣旨、新田公追善の91名の僧名、鋳造者名等が刻まれている。

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