剣指定史跡
43.塚廻り古墳群第4号古墳 ●指昭和52年9月20日
●所在地太田市大字龍舞字塚廻り3089ほか

53a.JPG塚廻り4号墳
53b.JPG
太田市の東部、龍舞地区で行われた土地改良の際、偶然水田下から7基の古墳が発見された。古墳群は旧渡良瀬川氾濫原の微高地に築造され、塚廻り古墳群と呼ばれる。
第4号古墳は後円部の一部を除き完全発掘された帆立貝形古墳である。墳丘の主軸長22.5m、後円部直径17.7m、前方部(造り出し部)は西を向き、幅8.7m、長さ4.8mで、周堀が墳丘に沿ってめぐらされている。主体部は2カ所にあり共に竪穴式の箱式石棺で副葬品はない。築造時期は6世紀中頃と推定され、在地首長層の墓と考えられている。
墳丘部から普通円筒、朝顔形円筒、家形、器財、人物、馬など計304本もの埴輪が出土している。これらの埴輪は、その優れた造形と出土位置がほぼ明確で、埴輪祭式の様子を解明するうえで貴重なことから高い評価を得、昭和60年に一括して国の重要文化財に指定された。
現在、第3号墳の一部と第4号墳は復原整備し、古墳公園として一般に公開している。










塚廻り4号墳形象埴輪出土位置図

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