市指定史跡
47.駒形神社埴輪窯跡 ●指昭和54年1月18日
●所在地太田市大字北金井字川西402

58a.JPG
駒形神社埴輪窯跡の埴輪集積場
58b.JPG
駒形神社埴輪窯跡出土の家形埴輪(高さ97cm)

太田市の北方に発達する八王子丘陵南麓の一支丘先端部、駒形神社を中心に、丘陵の南および南東斜面に築かれた埴輪窯跡である。昭和40年、駒形神社社殿の敷地を造成した際、窯跡2基が発見され、うち1基が調査された。窯は傾斜面を細長く縦に掘り窪めて造った「窖窯」と呼ばれるもので、構造は前室部(およそ前幅3m・奥幅2m・長さ4m)、後室部(およそ幅1.6m・長さ3m)からなり天井は後室部のみ確認される。底面はゆるい勾配をもつ地下式無階無段局部無蓋登窯である。
この遺跡の特徴は、窯跡だけでなく埴輪の集積場が発見されていることであり、全国的にめずらしい例である。昭和62年の調査においては、南北4m×東西8mの範囲に約200個の埴輪が立て並べた状態で見つかっている。焼成された埴輪には形象、円筒埴輪がある。出土埴輪の特徴から、6世紀末頃に造られたものと考えられる。

home.gif
index.gif
next.gif