市指定重要文化財(彫刻)
15.十二所神社神像 ●指昭和50年9月22日
●所在地太田市大字別所字茶臼山599

24.JPG十二所神社神像
円福寺茶臼山古墳後円部墳頂辺に十二所神社がある。間口2間、奥行3間の本殿の中に国常立命など16体の神像が安置されている。ともに30cm弱ほどの木彫一刀造りで、胡粉を塗った後に彩色がほどこされている。16体のうち5体に正元元年(1259)銘があり市重要文化財に指定されている。また、1体の背面上部に「阿岐天神」、背面下部の左右に「右志者為阿闍梨静毫」「現世安穏後世善処往生極楽也」、中央に「正元元年己未十月五日」の刻銘があり、日付の下に花押が刻まれている。
銘文に見られる「阿闍梨静毫」は新田政義により仁和寺(京都市右京区御室)から招かれた円福寺初代住職であるとされ、神像が静毫自身により生前の安穏と来世の安楽を祈って造像奉安されたと推定される。神像は神仏習合思想の影響により崇拝の対象として作られたものである。

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