市指定重要文化財(彫刻)
17.長谷寺大日如来像 ●指昭和52年12月26日
●所在地太田市大字長手字出口394

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長谷寺大日如来像










総高95cm、像高46cm、木像漆塗りの小さな寄木造りの座像である。光背は新舟型で身光とともに後補である。獅子を踏まえた蓮華座に結跏趺坐し、衆生の煩悩を悟りに転じるという智拳印を結ぶ。頭上には精密な透かし彫りがほどこされた真鍮製の宝冠を戴き、宝冠台には5個の白透玉が配されているほか梵字が四方に透し彫りにされている。
天衣・瓔珞は非常に簡素である。白毫は水晶玉がはめこまれ眼は半眼の彫眼である。大日如来の中でも金剛界大日如来と呼ばれ、仏菩薩などのすべてを統一する最高の王者の地位を表すと言われる。鎌倉時代の様式を残しいてるが、全体の特徴などから中世末期の製作と推定される。
この仏像は金山城搦手口の長手谷にあった長谷寺の本尊とされ、永く秘仏として厨子の中に収められていたが、寺が現在地に移転再建され長手口如来三尊像(長手の三仏)と共に安置されている。
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