地子

地子



よみ:じし
時代:古代以降


内容: 地代の一形態。土地の産む利子の意味。「ちし」とも読む。古代では、班田収受した余りの田乗その他の公田を、国家が農民に小作させて賃租と呼び、賃租料を地子と呼んだ。地子は収穫の1/5であった。他に畑に課した租税を地子と呼んだこともあった。中世では荘園領主の直轄地を散田・間田と呼び、古代の公田と同視して、その小作料を地子と呼んだ。この場合は地子は年貢の代わりであった。近世では、市街地の地税を地子または屋地子と呼び、従来の生産物地代に代わって貨幣地代となった。