若松レトロ

若松バンドという言葉
最近、若松区役所に若松南海岸通の歴史と景観を考える会が以下の建物が建ち並ぶ通りを若松バンドと名付け保存運動を行っています。それによりと、『若松バンドとは若松南海岸通の大正期の建物群を中心とした近代港湾都市固有の帯状の都市空間で、石炭景気に沸いた若松の歴史と発展を伝えるとともに景観的にも優れた地域である。バンドのオリジナルな景観を残す港湾都市は港湾機能を失った都市を除くと、日本ではここ若松だけである。』こういう運動が起こったことは私はうれしく思っています。門司港レトロ地区が観光地としても定着し有名になりました。若松にもこんなに歴史的に見ても景観的に見ても良い地域なのにもったいないという思いが有りましたので、もっと多くの人に知らせたいと思います。
![]() |
旧古河鉱業若松支店 |
| 若松では最も有名な歴史的な建物。大正7年に建設された、れんが造りの二階建ての建物。現在は使用されていないため保存の運動が行われている |
| 上野ビル(旧三菱合資若松支店) | ![]() |
| 大正2年に建てられたれんが造りの三階建ての建物。増築、補修のため当初のデザインは手が加えられていない一部になっている。 |
![]() |
栃木ビル |
| 大正9年に建てられた、鉄筋コンクリート造三階建、地下一階建て。当時の建築では珍しく幅より高さが高い建物。しかも、鉄筋コンクリート造で、その時代ではまだ珍しい最新技術を使っている。 |
| 北九州商工会議所若松支店 (旧麻生鉱業) |
![]() |
| 大正末期か昭和初期に建てられた木造二階建。旧古河鉱業若松支店は道路の反対側にある。
(現在は残念ながら取り壊されてマンションが建てられています) |
![]() |
若松石炭会館 |
|
明治38年に建てられた木造二階建の建物。石炭積み出し港若松の歴史を象徴する建物。石炭問屋組合を母体とする若松石炭商同業組合が建設
|
● ここ十数年以内の間にに取り壊されてしまった歴史的建造物
・旧若松駅(大正9年築)
・旧若松区役所(大正11年築)
・三井鉱山若松営業所(旧三井物産若松支店)(昭和5年築)
・旧若松水上警察署(昭和8年築)
![]() |
旧若松駅(2代目) |
| 取り壊し直前の2代目の旧若松駅。大正9年に造られた、ルネッサンス様式のモダンな建物。なお初代の駅は500m西側にあったそうです。 写真中の看板には「旧舎さようなら」「栄光の六十五年」「惜別集いの会々場」と書いてある |
* 資料 北九州の建築 明治ー大正ー昭和初期 (財)北九州都市協会 発行 にはすでに取り壊された建物の写真を見ることができます。
どなたか、古い写真をお持ちの方で掲載しても良いと思われる方、写真をお貸し下さい。メールに添付されても結構です。