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タイトルの中にabstractも入れたい

通常、\maketitleで作成されるタイトルは\title(タイトル)、 \author(著者名)、\date(日付)の3つにより構成されます。これ らは2段組の文章(\documentclass のオプションでtwocolumnを指定)であっ てもタイトル部分は1段組で出力されます。

ところが、学会発表用の原稿などではabstract(概要)も1段組の中に入れること が多いです。TeXには\abstractという環境がありますが、これはタイ トルとは独立なために2段組部分に出力されてしまいます。

これをabstractも1段組の中(つまり、\maketitleで作成されるタイトル の中)に入れるには以下のようにします。

\def\abstract#1{\long\def\@abstract{#1}}
\def\@abstract{}

\let\@oldmaketitle=\@maketitle
\def\@maketitle{
    \vskip -3zh
    \@oldmaketitle
%    \begin{center}\large\bf Abstract\end{center}
    \vspace*{-0.8cm}
    \begin{quote}\small \textbf{Abstract:} \@abstract\end{quote}
    \vskip 1.5em}
通常の出力結果はこちらのようになります。概要が2段組 の中に入っていますね。また、通常の \abstract は必ず改ページが発生しますので、この図のように 概要はタイトルページとは別のページに出力されてしまいます。これに対して、上記の処理を加えた後の出 力結果はこちらのようになります。このように、タイトル部分と Abstractが共存して1段組に納まります。

なお、もしここで"Abstract"の部分を独立にセンタリングして出力したい場合には下から2行目の \quote環境の行をコメントアウトしてその2つ上の行のコメントを外してください。 また、文字サイズはここでは\smallとなっています(5行目では \largeの\bfにしています)が、これも自由に変更することが出来ます。

 


通常の出力例

 


Abstractを一段組にした場合の出力例



Hideharu Yamazaki
Wed Aug 18 23:08:33 JST 1999