変化する韓国華僑への「まなざし」

 

1)はじめに

 大韓民国(韓国)にもマイノリティと呼ばれる存在がいる。華僑と呼ばれる人たちである。華僑人口は日本植民地時代に朝鮮半島で最大約 8万人を数えたが、現在ではソウルの明洞や延禧洞、仁川の善隣洞、釜山の草梁洞などを中心に韓国全土に約 2万人が住んでいるにすぎず、独立解放後から今日まではあまり目立たない存在としてきた。

 しかし近年、彼らの存在が注目されるようになった。その背景には、1992年 8月24日の韓中国交樹立と韓台国交断絶を契機に、広義の「中国」に関心が向けられたこと、国内で中国朝鮮族や外国人労働者の増加にともなう諸問題で、韓国内にいるマイノリティとその処遇改善に関心が集まったことなどが挙げられる。とくに中国との交流は経済的効果を期待され、華僑コミュニティがある仁川や釜山では、姉妹都市との友好交流と観光客誘致を目的に、1990年代終わりから中華街を建設・整備する計画が進められてきた。しかし、彼らに対する一般レベルの「韓国人」の関心や知識は、依然として低いといえる。これまで韓国において華僑あるいは中国人といえば、中華料理屋やジャージャー麺などを連想させるにすぎなかったし、彼らは長く差別を受けてきたとされ、常に「単一民族国家」という幻想に覆い隠された存在であった。しかし、同時に彼らは「均質」として語られてきた朝鮮半島の人たちに対して、それが幻想と教えてくれる存在ともいえるのである。

 それでは、現在、韓国に住む華僑とは、一体どのような人々なのであろうか。

 

2)韓国華僑の定義

 朝鮮半島に住む華僑は、一般的に1882年の「朝中商民水陸貿易章程」以降に朝鮮半島に移住した中国系の子孫と定義される。ここでは、それに加えて「主に1992年以前に朝鮮あるいは韓国に移住してきた中国系の後裔で韓国に住みつき、かつ中国系という意識をもっている人々」という一文を加えたい。もちろん、「中国系」の後裔といっても多様で、数的に主流でないが韓国籍とのいわゆる国際結婚もみられる。したがって、「ルーツが‘中国系’である」という意識をもっていることは重要で、よく混同され、「新華僑」として誤って用いられる総体としての「中国朝鮮族」は、「華僑」の範疇に含まれない。当然、人々の集合体を明確に区切ることはできず、いわゆる「中国朝鮮族」のなかにも広義の「華僑」は含まれるが、1999年に韓国で可決した「在外同胞法」で心が揺れ動く余地もないのが、ルーツとして「中国系」を自認する韓国華僑の人たちになる。彼らの90%以上が山東省出身にもかかわらず、国籍が中華民国籍(台湾籍)である点が、彼らの立場を一層複雑にしている。

 文献を調べてみると、彼らを指す名称には、ほかに「韓国華人」・「在韓華人」、「在韓華僑」・「在鮮華僑」・「在朝華僑」・「旅韓華僑」、「朝鮮華僑」といった用語がある。ただ、「華人」は一般的に現地国籍をもつ人々に用いられるため、国籍を変更しない、また韓国政府側でも容易に帰化を認めなかった「彼ら」に対して用いるのは適当でない。中国籍あるいは中華民国籍をもつ後裔という意味では「華裔」が適当であろうが、他分野の研究者にとって耳慣れない「華裔」よりは学会名称でも使用される「華僑」を用いた。また「在韓」を用いた論考も多数あるが、必ずしも彼らは「韓国」にとどまっているわけではない。さらに、実際に現在において多数を占め、現実的に調査において接することが可能な対象は、「朝鮮」でなく「韓国」という括りで捉えられる人たちであり、現韓国に居住していた人たちも自らを「韓国華僑」と呼んでいる。

 そのような韓国華僑を対象とした論考の変遷は、まさに彼らに対する外部からの「まなざし」の変化を明瞭に示しており、いかに関心が向けられてきたを如実に表している。

 

3)文献にみる「まなざし」の変化

3-1.日本語文献を通して

 日本語文献では、朝鮮総督府から刊行された文献が最初の群をなす。これらは、植民地統治という目的の一環でなされた調査報告書の類となる[朝鮮総督府 1924;小田内 1924,1926]。それからは目立った研究が現れず、1990年代前後になり、華僑経済研究の一部として朝鮮半島の華僑に関心が向けられたり[早瀬 1989;河 1994]、韓国の一部を占めるマイノリティとしても韓国華僑の存在が注目され始め[宮崎 1996]、韓国での留学組の綛谷[1997,1998]によっても成果がだされる。また、華僑研究の一環としても着目され始めたり[山下 2001]、在日韓国人である自らをマイノリティとして位置づけ、その延長線上としての関心で着目されたりもした[田慶江 2000,2001]。最近では、日本留学組で韓国でマイノリティに関心をもつ李正煕[2001,2003]のほか、自らが韓国華僑である王恩美[2002]によって精力的に研究成果がだされ始めている。

 以上のように日本では、当初は統治管理する対象としての研究に始まり、敗戦後は関心がまったく途絶えてしまう。その後、単に経済を含む華僑研究や韓国研究の延長として捉えられ、それらの研究が底上げされた時点で韓国華僑の存在に着目するようになった。自らの存在と照らし合わせようとする在日韓国人研究者がでてきたことも興味深い。

 

3-2.韓国語文献を通して

 韓国語文献では、統計類をのぞき、最初に研究対象とされたのは遅く、朴正煕政権以降の1960年代に入ってからであった[具・金 1963;李鉉淙 1967]。独立解放後に韓国政府が恐れたのは、植民地時代に半島内で着実に勢力拡大した中国人の存在で、初代の李承晩政権の時代から彼らに経済力を握られるのを警戒していた。朴正煕政権も、1968年にわずかな土地が所有できるように改正したものの、政権掌握直後の1961年の外国人土地法で実質的に土地所有を禁止するなど、引き続き華僑経済力を抑制している。しかし、1970年代に入ると、続々と研究成果がでる。華僑経済に関する修士論文が多数を占めるなか、移民研究の一環としての研究[高承済 1972,1973]や、開港地を歴史的な視点からみた研究[廬榮澤 1975]がでたほか、韓国華僑自身の手記[秦裕光 1979]が75回にわたって中央日報に連載された。1980年代になり、華僑研究の第一人者とも呼ぶべき朴銀瓊[1979,1980,1981,1986]が多数の成果をだし始めた。これらは、修士論文レベルで地理学的な視点の論考が多くでるなか、エスニシティに着目した萌芽的研究であった。

 1990年代に入り、韓国華僑をみる視点が多様化する。1992年は彼らへの関心を否が応にも高めた。教育言語[CHANG Sang-eon 1998]や華僑経済[HONG 1997;李悳薫 1997a,1997b,1997c]、再開発が検討され始めた華僑街に対する報告[仁川市立大学 1998]などがでた。また観光と絡めた論考も仁川発展研究院からでた[LEE Hyun-sik 2001]。2000年に入ると、人権的な観点[張福姫 2001;CHANG Soo-hyun 2001]や、政策的な立場からの観点[ LEE Jae-jeong 2003]が追加される。そのほか歴史的な研究[ KIM 2001;李賢周 2002;CHUN 2003]も一層進展した。また、アイデンティティに関する研究も日本で活躍中の王恩美[2004]によってだされるなど活発化してきた。

 以上のように韓国では、地理学・経済学の研究などが先行した後、近年の外国人問題と絡めて人権問題として注目されるようになった。また彼らへの関心は1992年の韓中国交樹立に負うところも多く、中華料理屋のイメージから大陸との媒介者といった好意的なイメージに変わるにつれ、これまで不遇にされてきた存在に対する「同情」といった次元からも関心が高まった。それは韓国が日本の在日韓国・朝鮮人問題について干渉・批判する反面で、ようやく自らを省みる方向で進められたともいえる。それでも韓中交流発展の期待ばかりが先行し、中華街にまつわる観光化や経済的な側面ばかりが注目され、彼らの生活や営み自体にはまだそれほど着目されていないともいえる。

 

3-3.中国語文献を通して

 中国語文献では1992年の影響がより明確にでる。朝鮮半島の独立解放以前に刊行された統計的な資料をのぞき[燕生 1942a,1942b;林耕宇 1942;周 1943]、1950年代半ばに相次いで台湾で教育・経済・概説に関する書籍がでる[廬冠群 1956;張兆理 1957;華僑誌編纂委員会 1958]。その後、台湾では、韓国華僑の秦裕光[1983]による自叙伝をのぞき、概況的な刊行物が近年まで続いた[劉 1975;中華民国駐韓大使館 1978;陳健康 1988]。しかし、1992年前後になると中国側で彼らに対する関心が高まる。楊・孫[1991]によって『朝鮮華僑史』が編まれた後、『華僑華人歴史研究』で立て続けに韓国華僑に関する論考が発表される[張泰河 1996;朱慧玲 1996,1997;崔承現 1999;曲・劉 2000]。そのほか、韓国出身の崔承現が北京大学で発表した博士論文を修正加筆した『韓国華僑史研究』[2003]も刊行されるなど、急激に関心が集まっている。

 以上のように台湾と中国では、同胞に対する関心として統計レベルや概況のみが伝えられてきたが、1980年代頃から少しずつその存在が知られるようになった。そして、その関心のもたれ方は、1992年前後を基準に大きく変化する。それまで中国では関心に及ばなかった存在が、学会誌を中心に研究が活発化し、逆に台湾では徐々に関心から離れていく。まさに政治的な動きが学界に影響を及ぼしている現実を垣間みることができる。

 

4)変化する「まなざし」

 近年に入り、問題関心が多様化するのはテーマを問わないが、とくに韓国華僑の場合、周囲を取り巻く社会の関心が、1992年はもちろん、近年になって急激に高まり、巻末の主要文献をみても1990年代以降の10年余りにだされたものが過半数を上回っている。テーマも経済的側面や地理的分布といった特化した関心から、歴史的な経緯やアイデンティティなど、より総合的な理解に関心が動いている。さらに先の転換期が、とくに中国と台湾での研究動向に顕著に現れたほか、中国との交流を期待して建設される中華街に言及する論考が増加するなど、政治的な転換期が彼らに対する全般的な関心への転換をもたらした。

 さらに、中国語圏を中心に「韓流」という韓国大衆文化ブームが巻き起こっている。これらの動きが台湾などでも一度は関心を薄れさせた韓国に関心を呼び戻している。それにともなって中韓の間で揺れ動く彼らに、広く中華圏からも関心が向けられるようになったと思われる。この「韓流」が彼らの存在に、生活に、いかに影響するのかが注目される。

 ただし、韓国華僑たちの故郷である中国と国籍がある台湾、そして現故郷である韓国を除いた地域では見方が若干異なる。それは日本における関心のもち方に特徴的に現れる。とくに近年に入って、韓国研究、マイノリティ研究、あるいは華僑研究が進展した結果、それら諸研究の延長として彼らへの関心が高まったといえる。これは日本以外の地域においても同様な傾向にあると思われる。たとえば、英語圏ではまだ成果はほとんどないが、雑誌記事などから推測すると単にマイノリティ研究の一事例として関心がよせられるようになった[Sheena 2001]。まだ成果としてでていないが、マイノリティ研究として自らの立場と比較したいという在米コリアンなどもいる。あるいは世界的に広がった華僑経済がもととなり、急成長した韓国経済における彼らの存在に関心が集まってきたといえるかもしれない。いずれにせよ、1992年が意味をもたない地域でも、韓国研究が進み、華僑研究においても「華僑」という括りに多様性をみる傾向が進んだことで、次第に韓国華僑も注目され始めた。また何よりも、王恩美などにみられるように、「韓国華僑」とカテゴライズされた彼ら自身が、学界に広く発信を始めたことが注目される。「外部」からのまなざしでなく、「内部」からのまなざしが加わったことである。

 もちろん、華僑学校教育を基盤にまとまりをなしたように思われる「韓国華僑」という括りも、幻想であることに変わりないだろう。しかし、今後の研究によっては、その範疇のなかに「個々」をみいだし、彼ら同士の結びつきを明らかにすることができるのである。

 

 

◇文献リスト

<日本語文献>(年代順)

朝鮮総督府庶務部調査課 1924『朝鮮に於ける支那人』朝鮮総督府

小田内通敏 1924『朝鮮部落調査報告 火田民・来住支那人』朝鮮総督府

小田内通敏 1926『朝鮮に於ける支那人の経済的勢力』東洋研究会出版

早瀬武俊 1989「在韓華僑経済」『拓殖大学論集』no.176,pp.207-218

河明生 1994「韓国華僑商業−1882年〜1897年迄のソウルと仁川を中心として」『神奈川大学大学院経済学研究科』第23号,pp.1-97

宮崎真子 1996「半島から半島へ:韓国華僑の居場所」『へるめす』61号,pp.136-144

海沢洲 1997「威海市の経済発展と韓国及び華人資本」『九州共立大学経済学部紀要』68号,pp.421-435

綛谷智雄 1997「在韓華僑の形成過程」『日本植民地研究』9,pp.1-15

綛谷智雄 1998「在韓華僑の生活世界」『アジア研究』44(2),pp.109-138

中川雅彦 1999「最大のバイリンガル―韓国華僑略史」『アジ研ワールド・トレンド』42号,pp.31-32

田慶江 2000「1SSCO(International Society for the Study of Chinese Overseas)に参加して」『通訊』第40号,pp.3-4

田慶江 2001「韓国華僑社会の現況(1990年代以降の変化)」『通訊』第42号,pp.5-8

李正煕 2001「在韓華僑の社会・経済的地位の変化」『通訊』第42号,pp.3-5

山下清海 2001「韓国華人社会の変遷と現状」『国際地域学研究』4号,pp.263-275

岩鼻道明 2002「仁川中華街の再開発計画」『季刊地理学』54号,pp.34-36

李正熙 2002「在韓華僑の社会・経済的地位の変化と人権問題」『関西大学人権問題研究室紀要』44号,pp.23-30

山下清海 2002「韓国華人社会の変遷と現状」『東南アジア華人社会と中国僑郷』古今書院,pp.117-135

王恩美 2002「揺れ動き始めた韓国華僑のアイデンティティ」『一橋論叢』128(3),pp.310-329

李正煕 2003「韓国華僑研究の現在と今後の課題」『京都創成大学紀要』第3巻

石美齢(熊本勉・熊本友美子訳) 2003「韓国華僑教育に関する考察」『福岡大学研究部論集A人文科学編』第2巻7号,pp.63-99

 

<韓国語文献>(年代順)

韓中文化協会編 1949『在韓国華僑概況』韓中文化協会

夏天峯 1950「華僑は南韓にどのように分布しているのか?」『民聲』6(3),pp.46-48

具孝慶・金信子 1963「在韓華僑の実態」『緑友会報』pp.29-43

李鉉淙 1967「旧韓末外国人居留地内組織体に対して」『歴史学報』34号,pp.1-66

高承済 1972「華僑対韓移民の社会史的分析」『白山学報』13号,pp.137-175

高承済 1973「華僑移民の起源と在韓華僑社会の実態」『韓国移民史研究』章文閣,pp.329-354

李相俊 1973「華僑資本の基本的性格に関する研究」高麗大学大学院修士論文

申文簾 1973「在韓華僑の経済に関する研究」慶煕大学大学院修士論文

姜徳志 1974「韓国華僑の経済に関する考察」成均館大学大学院修士論文

林憲徳 1974「在韓華僑の経済史的考察」慶煕大学大学院修士論文

廬榮澤 1975「開港地仁川の清国人跋扈」『畿甸文化研究』6,仁川教育大学畿甸文化研究所

譚永盛 1976「朝鮮末期の清国商人に関する研究」檀国大学大学院修士論文

章元壽 1978「韓国のなかの中国人」『世代』pp.234-243

秦裕光 1979「華僑」『中央日報』1979.9.17−1979.12.17,中央日報社

朴銀瓊 1979「華僑社会とその問題点、解放と周辺人間」『基督教思想』254号, 大韓基督教書会,pp.43-52

南宮■ 1980「在韓華僑の文化地理学的研究」『地理学と地理教育』10輯,pp.60-82

朴銀瓊・李効再 1980「韓国華僑及び華僑移動に関する研究」『論叢』37輯,pp.211-253

孫禎睦 1980「開港期漢城外国人居留の過程と実態」『郷土ソウル』38号,pp.27-82

朴銀瓊 1981a『華僑の定着と移動:韓国の境遇』梨花女子大学大学院博士論文

    1981b「韓国華僑社会の歴史」『震檀学報』52号,pp.97-128

蔡煕南 1982「我が国の華僑経済に関する研究」全南大学大学院修士論文

李恵恩 1984「京城府の民族別居住地分離に関する研究」『地理学』29号,pp.20-36

譚建平 1985「在韓華僑の社団組織に関する研究」ソウル大学大学院修士論文

趙煕貞 1986a「在韓華僑に関する地理学的研究」祥明女子大学大学院修士論文

    1986b「在韓華僑に関する地理学的研究」『祥明地理』4号

朴銀瓊 1986『韓国華僑の種族性』韓国研究院

南知叔 1987「ソウル市華僑の地理学的考察(1882年-1987年)」梨花女子大学大学院修士論文

河俊宇ほか 1992「華僑」『東亜日報』1992.8.25−1992.8.31, 東亜日報社

李在正 1993「韓国の華僑居住地研究―仁川地域を中心に」慶煕大学大学院修士論文

陶秀華 1993「現代山東省海陽縣方言調査:韓国居住華僑の発音を中心に」高麗大学大学院修士論文

金基弘 1995「在韓華僑の Ethnicityに関する研究」高麗大学大学院修士論文

石美齢 1995「韓国華僑教育に関する考察」高麗大学大学院修士論文

趙興胤 1997「韓国華僑の苦痛と苦悶」『民族と文化』5号,pp.207-219

HONG Chang-pyo 1997「華僑企業の浮上と私たち企業の活用方案」『海外市場』172号,pp.166-178

李悳薫 1997a「華僑企業の企業家的特性と文化」『生産性論集』17号,pp.261-277

    1997b「中華経済圏の登場と韓国経済」『生産性論集』18号,pp.279-295

    1997c「華僑の資本形成過程と経営戦略」『経営史学』16号,pp.303-327

CHANG Sang-eon 1998「華僑学生たちの言語生活に関する研究」『日語日文学』10号,pp.349-360

仁川市立大学 1998『華僑村再開発計画樹立に関する研究』仁川広域市中区役所

朴宰秀 1998「韓国華僑企業の経営特性に関する研究」韓南大学大学院修士論文

李正煕 1999「大邱の華僑」『嶺南日報』1999.10.11−1999.11.12

厳翼相 1999「韓国華僑方言」『中国語文学論集』11号, 中国語文学研究会,pp.373-393

于心花 1999「韓国華僑教育の実態と展望」ソウル中国学中心ワークショップ発表文

朴銀瓊 2000「北韓華僑研究試論」趙恵貞ほか『脱分断時代を開いて』samin,pp.283-312

張福姫 2001「国際法上少数者の保護:韓国華僑問題を中心に」『国際人権法』4号,pp.31-58

CHANG Soo-hyun 2001「韓国華僑の社会的位相と文化的正体性」『国際人権法』4号,pp.1-30

HWANG Jun-seo 2001「新華僑宣教を代案とする中国宣教戦略に関する研究」長老会神学大学大学院修士論文

KIM Chang-soo 2001「開港期仁川の華僑社会とハワイ移民」『2001仁川再発見<上>』仁川発展研究院,pp.67-98

京仁日報特別取材チーム 2001『仁川の話』図書出版ダインアート

文銀貞 2001「近代馬山地域華僑の形成とその構造」慶南大学大学院修士論文

LEE Hyun-sik 2001『仁川チャイナタウンの造成方向』仁川発展研究院

李悳薫 2001『華僑経済の生成と発展』韓南大学出版部

CHANG Soo-hyun 2002「韓華、その排除の歴史」『当代批評』6巻2号,pp.245-259

CHOI Ye-lin 2002「在韓華僑幼児の韓国生活適応過程」中央大学大学院修士論文

郭秉坤 2002「韓中修交以後在韓華僑社会の変化に関する研究」高麗大学大学院修士論文

李賢周 2002「韓末仁川の華僑流入とハワイ移民」『韓国独立運動史研究』18号,pp.1-28

厳翼相 2002「韓国の中国言語学と韓国的中国言語学」『中国語文学論集』19号, 中国語文学研究会,pp.145-168

朴銀瓊 2002「韓国人と非韓国人」『当代批評』6巻2号,pp.272-287

WANG Chun-sik 2002「韓国華僑2世の桎梏と所望」『当代批評』6巻2号,pp.235-244

王明錫 2002「華僑教育と若い世代の文化的感性」『当代批評』6巻2号,pp.259-271

CHUN Wu-yong 2003「韓国近代の華僑問題」『韓国史学報』15号,高麗史学会,pp.377-409

LEE Jae-jeong 2003「他文化主義の現場:在韓外国人政策を中心に」『民族研究』11号, 韓国民族研究院,pp.103-116

PARK Heon-ok・PARK Jeong-dong 2003『韓国華僑(仁川華僑)の経済活動及び社会的地位に関する研究』仁川発展研究院

YU Hyeon-jin 2003「韓国と華僑初等学校1.2学年音楽教科書比較分析」全南大学大学院修士論文

王恩美 2004「東アジアを渡りあるく韓国華僑の正体性(アイデンティティ)」鄭文吉ほか編『周辺からみた東アジア』文学と知性社,pp.238-270

 

<中国語文献>(年代順)

燕生 1942a「朝鮮華僑学校一般状況』『僑聲』4巻10期,pp.44-45

   1942b「漢城華僑学校概況」『僑聲』4巻10期,pp.45-49

林耕宇 1942「朝鮮華僑概況」『僑聲』4巻10期,pp.19-44

周済人 1943「朝鮮南部華僑概況」『僑聲』5巻8期,pp.4-5

廬冠群 1956『韓国華僑的経済』海外出版社

張兆理 1957『韓国華僑教育』海外出版社

華僑誌編纂委員会編 1958『華僑誌−韓国』華僑誌編纂委員会出版

劉必権 1975「多難興邦的韓国:兼述旅韓華僑概況」『問題與研究』15巻1期,pp.66-70

劉順達 1976「韓国華僑教育之研究」中国文化大学大学院民族與華僑研究所修士論文

中華民国駐韓大使館 1978『旅韓華僑概況』中華民国駐韓大使館

秦裕光 1983『旅韓六十年見聞録』中華民国韓国研究学会

陳建康 1988『大韓民国與華僑概況』正中書局

楊昭全・孫玉梅 1991『朝鮮華僑史』中国華僑出版公司

楊昭全 1992「朝鮮華僑經濟:1910-1945」『海外華人研究』2巻,pp.79-110

張泰河 1996「韓国華僑的過去、現在与未来」『華僑華人歴史研究』第2期,pp.60-63

朱慧玲 1996「韓国華僑社会的変遷与特点」『華僑華人歴史研究』第2期,pp.53-59

柳耀広 1996「韓国華僑簡況」中国社会科学陰韓国研究中心『当代韓国』no.6

朱慧玲 1997「東北亜華僑社会的現状及其未来」『華僑華人歴史研究』第1期,pp.51-61

晁中辰 1998 山東省日照市旅韓華僑的調査報告, in Sinn, Elizabeth(ed.), The Last Half Century of Chinese Overseas, Hong Kong Univ. Press, pp.463-483

崔承現 1999「転折中的旅韓華僑」『華僑華人歴史研究』第3期,pp.42-49

崔承現 2000『韓国華僑史研究』北京大学大学院博士論文

曲暁范・劉樹真 2000「当代朝鮮華僑的帰国定据及其安置史略」『華僑華人歴史研究』第4期,pp.45-54

梁必承 2000「韓国華僑的昨天、今天和明天」ソウル中国学中心第7回ワークショップ発表文,pp.1-16

崔承現 2003『韓国華僑史研究』香港社会科学出版社

 

<英語文献>

PARK Young-hee 1992 "Ethnicity and Education of Minorities : Cases of Koreans in Japan and Chinese in Korea", Master Dissertation, Graduate School of Intl. Studies, Yonsei Univ.(Korea)

CHUNG Yeo-Jin 1999“History of Overseas Chinese in Korea : An Economic Perspective”,Master Dissertation, Graduate School of Intl. Studies, Yonsei Univ.(Korea)

Sheena Choi 2001 Gender, ethnicity, market forces, and college choices : observations of ethnic Chinese in Korea, Routledge