だだもれ

2016年06月22日

食後高血糖がヤバいという話。 HbA1cが高くても合併症にならない人がいて解釈に困っていたが、 食後の高血糖は合併症とよく相関するからこっちがヤバいんじゃないか、という話。 インスリンが出なくなっている人は四六時中高くなるのでHbA1cが上がるが、 インスリンがそこそこ出る人は食後が高くなってその後は下がる。 インスリンがそこそこ出るにも関わらず食後が高いということは、 それだけ糖質をガッツリ食っているということで、 インスリンも出るわけだから、 インスリン有害説を取れば当然のことだということになる。

今の治療の礎になっている臨床試験をいくつか見ておかないとな。 血糖を下げれば合併症が起きない、という結論が出ているはずで、 それと矛盾しない説明ができないなら既存の理論には勝てない。

弟、放射線治療科受診。 6/27にCTとMRI。7/4と7/5に定位照射。150Gyというべらぼうな線量を当てる。 しかし、ミリ以下の正確性が必要なので、事故は起こり得る。 もし事故って脊髄に当たれば半身不随くらいはありうるという理解。 今のところ一件も経験していないらしいが、 何十年もやっていればいずれは起こるだろうと思ってはいるという。

尿はまだ自力では出せない。 便も出ない。これは浣腸なり何なりで一度出してしまうという。 脚のしびれが消えず、力が入らない。たまにビリッと腰から膝にかけて激痛が走る。 神経っぽい痛みだ。困ったことだが、 かつての背中の痛みと似た種類であれば腰への骨転移が濃厚になるわけで、 それよりはマシだろう。 なお、背中の痛みはまだ強いようで、 オキシコンチン40mg/日+オキノーム数回。 痛そうにしていないので手術で軽減したのかと思ったが、 麻薬の量が増えたことの影響の方が大きいのかもしれない。 定位照射で癌を抹殺しないことには麻薬なしの生活はできないのだろう。

そして困ったことに傷の治りが悪い。さすがにまるで治らない状態では放射線など当てられないので、 どうにか蛋白質をそれなりに食べて、身体を動かして元気になってほしいものだ。 リハビリの強度は日に日に上げているらしく、 また、痺れがある割には筋力もそれなりにあるようで、それはいい知らせである。 しかし痺れが取れないことには退院もおぼつかない。 車椅子で導尿プラス浣腸、なんて状態で家に帰るのはかなり辛い。 しかし、状況によってはその覚悟も持っておくべきなのだろう。

祖母が死去した。94と聞いていたが、91だったらしい。 自分の親との年齢差くらい覚えとけようちの母。 一昨日のCTで見た感じ回復の見込みなしという状況だったそうだ。 大血管が詰まったか破れたかして広範囲に脳が破壊されたのだろう。 意識を失うレベルに重症な脳梗塞は実は稀で、 大抵はろれつが回らないとか、表情が半分動かないとか、 そういう地味なレベルで表れる。 脳出血で意識を失うような状況になれば、覚悟が必要になるということだ。

弟がこんななので、両親は金曜までこちらにいて弟の世話をし、 金曜に福島に帰るという。金曜に火葬。日曜夜に通夜、月曜に葬式となるそうだ。 下の弟は出席するが、私はその間弟についていることになったので福島へは行かない。 初七日の時か、あるいは次の機会には福島へ行くことになるだろう。

ばあちゃんにオトモを見せられなかったことが悔やまれる。 血のつながった二世代上はこれで一人もいなくなった。

十分長生きした、と言えるんだろうが、 食い物や受ける治療を吟味できればもっと違ったんだろうなという気は濃厚にしている。 糖尿だとは聞いていたが、それを初めて聞いた時には何も知らなかったので そういうものかと思ったし、 糖尿のことを詳しく知った頃には祖母のことを気にかけていられるような 余裕はなかった。「年なんだからいろいろあるよね」は思考停止だ。 親4人に関してはそんな手抜かりがないようにする。 不健康は許さん。まずは状態を把握し直さねばならんな。

2016年06月21日

低インスリン療法はまだまだ賛否が分かれている。 糖質制限派の中ですらだ。 高血糖が単独で有害か否か、というのが焦点になっている。 厄介なのは、健常者や、肥満型の糖尿病患者では、 高血糖と高インスリンは同時に来るので、 高血糖だけが悪いかどうかがわからないということである。 太らずに糖尿になるタイプでしか これら二つのことを分離して観察できない。 つまり、多くの糖尿患者及び健常者に関しては、 血糖とインスリンを分けて考える必要がそもそもないと言えなくもない。 糖質制限して両方減らせばそれでいいからだ。

しかし、糖質制限しない人を合併症から救おうとすると、 インスリンが有害と考えるか高血糖が有害と考えるかで 治療が変わる。 インスリンが有害なら、とにかくインスリンを増やさないことに集中するから、 SU剤などのインスリンを促進する薬は使わない。 一方高血糖が有害ならば、その害を除くために 必要ならインスリンを増やす薬も使うことになる。 さらに、高血糖なしのインスリンも有害なのであれば、 糖尿でない人間もインスリンから守るべきだ、という話になる。 糖尿を伴わない高血圧や動脈硬化の類がインスリンによるのだとすれば、 糖質制限の重要性は増すし、糖質制限できない時にも 治療ができるはずだという話になる。これは大きな違いだ。 どちらが良いのかはそのうちわかるだろう。 出版によって知られればその治療へ走る患者が多数出るはずで、 うまく治らなければ当然呪いの声が上がってくることになる。

弟、まだ尿も便も出ない。さすがにマズいだろ。 泌尿器科から薬が出たらしいが、何の薬かは聞いていない。 調べてみるとモルヒネによる尿閉ではコリン作動薬と アルファブロッカーを併用するらしいが、 そうよく起こる副作用ではないともある。 硬膜外麻酔でもない限りそうは起こらないらしい。 脚がしびれているのと関係あるのかもしれない。 まさか神経に傷がついたのか。

なんで高血糖は単体でも悪い、って断言できるのだろう。 肥満型なら確実にインスリンも一緒に出ている。 そして肥満型が混ざっているかどうかの情報はたぶんない。 インスリン濃度を測定して無関係だった、 というならわかるが、たぶんやってないし、 インスリンは変動が激しいので空腹時に測ったところであまり意味がない。 HbA1cのようにほどよい平均値が出てこないからな。


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