駒の湯温泉 駒の湯源泉荘

温泉名こまのゆおんせん
駒の湯温泉
施設名こまのゆげんせんそう
駒の湯源泉荘
所在地しずおかけんいずのくにしなごや
静岡県伊豆の国市奈古谷1882-1
場所概略東名高速道路の沼津ICより国道1号線を東へ向かう。国道136号線に入り畑毛温泉方面に向かう。
駐車場専用駐車場あり。50台くらい停められる。無料。
営業時間内風呂 6:00〜23:00、露天風呂 9:00〜20:00
料金40分以内 \300、80分以内 \500
風呂数混浴露天風呂1、男女別露天風呂各4、男女別内風呂各5
脱衣所男女別各3
泉質アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性低温泉)
湯色無色透明
問合せ先055-949-0309
入湯日2003/4/13
感想露天風呂が眺めがよくていい。内風呂は5つに別れていて、微妙に温度が違っている。40分300円のコースでは全部に入る時間がなくて、厳しかった。混浴露天風呂もやっているらしい。
評価5

 駒の湯温泉は伊豆の国市と田方郡函南町の境界近くにあります。
 駒の湯温泉に行くには、東名自動車道の沼津ICより県道83号線を南下します。そのまま南下すると国道246号線に入ります。さらに南下すると国道1号線、そして国道414号線と交わる上石田交差点に着くことができます。その上石田交差点を左折して、国道1号線を東に行きます。国道1号線を約4km行くと今度は国道136号線と交わる立体交差点が現れます。この交差点を右折して国道136号線に入ってください。国道136号線を約3km南下すると、県道11号線と交差します。左折して県道11号線に入り、約2km行くと、今度は県道136号線と交差します。右折して県道136号線を行きます。しばらく県道136号線を走っていると畑毛温泉の看板が見えてきます。その看板を頼りにして、どんどん進んでください。駒の湯温泉は畑毛温泉の奥にあります。
 駒の湯温泉 駒の湯源泉荘は2005年3月31日までは田方郡韮山町にありましたが、現在は伊豆の国市にあります。
 田方郡伊豆長岡町田方郡韮山町、そして田方郡大仁町は2005年4月1日より、合併して伊豆の国市になりました。伊豆市に遅れること1年です。「伊豆の国市」という市名は一般公募で寄せられた名前をもとに決定したそうです。これにより、現在では田方郡が付く町は田方郡函南町(たがたぐんかんなみちょう)だけとなってしまいました。
 駒の湯温泉 駒の湯源泉荘はのどかな場所にある温泉施設です。施設の前には足湯ができる場所もあり、温泉好きにはたまらない施設だと思います。
 駒の湯源泉荘の入口には「しし岩」と呼ばれている岩が置いてあります。このしし岩は、その名のとおりしし(獅子)の顔に似ているからこの名が付けられたそうです。なぜこの岩が駒の湯源泉荘の前に飾られているのかは、しし岩の近くに立てられた看板に書いてありました。それによると、このしし岩は1972年(昭和47年)の温泉掘削の調査中に見つけられたそうです。そして、この岩の近くから温泉が見つかったそうです。温泉の所在を教えてくれたかのような岩だったので、それを駒の湯源泉荘の象徴として入口前に飾っているそうです。
 温泉の発見には動物などが集まっていたから見つかったという温泉が多いのですが、岩によって見つけかったというのは珍しいですね。
 でも、私には獅子というよりは犬のほうが似ているように思えました・・・。
 駒の湯源泉荘の玄関に行くと、温泉の案内板料金表の看板がありました。
 温泉の案内板には「今日の薬草風呂」と書いてあり、男性用は「くちなし」女性用は「きくか」と書いてありました。そして、ハーブの湯は「冬眠中」と書いてありました。
 駒の湯源泉荘では薬草風呂として、生薬や漢方薬で使用される薬草を入浴剤として入れた浴槽が男性用露天風呂女性用露天風呂、そして混浴露天風呂にあるそうです。日や男女別によって変わるみたいですが、おもしろいですね。
 ちなみに、「くちなし」は漢字で書くと「梔子」となります。これは、中国ではクチナシをこのように書くからです。英語では"cape jasmine"もしくは"gardenia"と書きます。実の口が開かないところから「口無し」の名になったそうです。漢方では、クチナシを乾燥させた種子を山梔子(さんしし)と呼び、消炎剤として打ち身やねんざの湿布に用いるのだそうです。ちなみに、花言葉は「私は幸せです」です。
 そして、「きくか」は漢字で書くと「菊花」です。漢字でだいたいわかると思いますが、菊の頭状花を乾燥したものをキクカと言うそうです。生薬の一種で、漢方薬に使用されています。キクカは肝機能を補い、眼精疲労などの作用に優れていると言われています。
 また、ハーブの湯というのは混浴露天風呂です。混浴露天風呂は5月から10月までの営業とのことです。私が行ったのは4月だったのでやっていませんでした。だから「冬眠中」だったんですね。(^o^) そんな表現もいいなあと思いました。
 次に、私は料金表の看板を見ました。すると、料金が時間によって細かく分類されていました。それが下の表になります。下の表には載っていませんが、この他にも子供料金や回数券の料金まで記載されていました。

入浴のみ
40分以内(カラスの行水)300円
80分以内500円
入浴と休憩
3時間まで800円
4時間まで1,000円
4時間以上1,300円
個室休憩(2名以上の1人当たり料金)
入浴料、休憩料込み1,800円〜2,500円

 入浴のみの40分以内にはかっこ書きで「カラスの行水」と書いてありました。この表現、いいですね!(^o^) 私はそんなにいるつもりはなかったし混浴露天風呂もやっていなかったので、40分以内のカラスの行水にしようと思いました。でも、この選択があとになって私に試練を与える選択になったとは、このときの私は思ってもみなかったのです。
 300円を払って、私は浴場へと向かいました。向かう途中に露天風呂に向かう階段がありました。ということは、内風呂と露天風呂の浴場が2つに分かれているということでした。
 ここでふと、私はカラスの行水という言葉が気になりました。そうです! 私は40分以内で入浴を終わらせなければいけないのです。内風呂と露天風呂が分かれているということは、着替えて移動する時間も考慮しなければいけないということです。そこで、私は内風呂、露天風呂とも15分ずついることを目安に入浴することにしました。
 私が最初に向かったのは、内風呂の浴場でした。内風呂の浴場は円形をしていました。浴場は広々としていました。その円形の浴場の中に5つの浴槽が並んでありました。ずいぶんあるなあと思いました。浴槽自体はそんなに大きくないのですが、5つもあることに驚きました。なぜこんなにあるのか不思議に思ったのですが、お湯の温度が違うためでした。
 最初に、私はそのうちの1つに入りました。単純温泉なのでそんなに特徴のないお湯でしたが、アルカリ性のお湯のためつるつる感がしてきました。
 しばらく浸かっていたのですが、ふとここでカラスの行水という言葉を思い出しました。そうです! 1つの浴槽にずっと浸かっているとあっという間に15分経ってしまいます。5つ浴槽があるということは、全部入るには3分以内にしなければなりません。私は急いで次の浴槽、次の浴槽へと移動しました。
 一通り5つの内風呂に入ったあと、私は脱衣所に戻り、服を着ました。そして、露天風呂へと向かいました。
 露天風呂にも脱衣所がありました。また私は服を脱いで露天風呂の浴場へと入りました。う〜ん、面倒くさい。(*_*)
 露天風呂は4つの浴槽に分かれていました。これまた浴槽が多いなあと思いました。露天風呂の浴場には、打たせ湯や薬草風呂がありました。
 打たせ湯や薬草風呂ではない、普通の露天風呂は仕切りで2つの浴槽に分かれていました。内風呂と同じように温度が違うお湯が入っていました。また、薬草風呂は「くちなし」とのことでしたが、どんなお湯だったか印象が残らなかったです。それほど急いでいたということだと思います。打たせ湯はお湯の勢いがよかったです。
 露天風呂でもお湯を充分に堪能しないまま脱衣所に戻りました。そして、服を着て駒の湯源泉荘をあとにしました。
 早く入浴を済ませるという試練を学んだ場所だったと思います。すべての浴槽を堪能するには、40分では充分な時間ではないと思いました。ゆっくり浸かりたいのであれば80分のコースを選んだほうがいいと思います。
 また、内風呂と露天風呂が別々になっているため、着替えないといけないという点が面倒だなあと思いました。でも、薬草風呂や打たせ湯などがあるという点ではおもしろいと思います。

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