哺乳綱偶蹄目ウシ科カモシカ属の動物。別名にアオシシ、シクラシシ、カモシシ、ニクなどがあります。北海道以外の本州、四国、九州に分布しています。毛皮とカツオ漁業用の擬餌鉤(ぎじばり)に適した角のために乱獲され、一時生息数が激減してしまいました。そのため、1955年(昭和30年)に日本の特別天然記念物に指定されました。今では数が増加しています。頭胴長100〜120cm、肩高70cm前後。体重は約20kg。角は雌雄ともにあり、8〜15cmほどで、後方に緩やかに曲がっているのが特徴です。目の下に眼下腺があり、よく発達しています。その眼下腺を木の幹にこすりつけることによってマーキングを行い、縄張りの目印にしています。被毛の色は生息場所や季節により変動します。白色に近いものから茶褐色、黒褐色などがあります。一般に標高1,000〜2,000mの高山帯に生息しています。