修善寺温泉 第2部

温泉名しゅぜんじおんせん
修善寺温泉
施設名はこゆ
筥湯
所在地しずおかけんいずししゅぜんじ
静岡県伊豆市修善寺924-1
場所概略国道136号線もしくは修善寺道路(有料道路)を南下し、修善寺温泉方面へ向かう。修善寺温泉の看板が見えたらそのまままっすぐに行き右側に修禅寺があるので、その向かい側の赤い橋を渡る。渡ったらすぐに左折し、細い路地をちょっと行くと右側に高い塔のような建物が見えるその場所。
駐車場専用駐車場あり。50台くらい停められる。\1,000。
営業時間12:00〜21:00
料金\350
風呂数男女別内風呂各1
脱衣所男女別各1
泉質アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
湯色無色透明
問合せ先0558-72-5282
入湯日2001/8/9
感想独鈷の湯の近くにある。まあ、普通の温泉かな。内風呂1つしかないのが、ちょっと物足りない。
評価4

 修善寺温泉 筥湯(はこゆ)独鈷(とっこ)の湯の近くにあります。
 修善寺温泉 筥湯に行くには、国道136号線もしくは修善寺道路(有料道路)を南下して、修善寺温泉方面へ向かいます。修善寺道路の場合は、修善寺ICで降ります。すると、修善寺温泉の看板が見えます。そこが修善寺温泉街の入り口です。その道をまっすぐに行くと右側に修禅寺が見えてきます。その左側には桂川を渡るための赤い橋が架かっています。幅員の狭い橋ですが、赤い色なので目立ちます。
 ちなみに、この橋は「こけい橋」と呼ばれています。漢字で書くと、「古径」なのでしょうか。それとも「孤閨」なのでしょうか。「古径」だと古い道という意味ですが、「孤閨」の意味はご存知ですか。辞書で調べてみると、「妻が夫を一人で待つ部屋」という意味だそうです。私も知りませんでした。これはもはや死語ですね。そう考えると、やっぱり「古径橋」なのかな。ご存知の方は教えて下さい。
 修善寺には、こけい橋の他にも桂川にいくつかの橋がかかっています。そして、それらの橋にはそれぞれ俗名があります。ここで、それらの橋の俗名を川下より紹介しましょう。

橋名俗名
みゆき橋みそめ橋
とげつ橋あこがれ橋
こけい橋よりそい橋
かつら橋むすばれ橋
たけした橋やすらぎ橋

 気分によって渡る橋を変えるなんていうのもいいかもしれません。
 話が脱線してしまいました。元に戻しましょう。こけい橋を渡ったらすぐに左折です。これまた細い路地をちょっと行くと右側に高い塔のような建物が見えてきます。それが筥湯のシンボル、高さ12mの「仰空楼(望楼)」です。これは修善寺を愛した文豪、夏目漱石の漢詩にちなんで建てられたものです。この中には温泉はありません! 勘違いしてタオルを持って入らないで下さい。そのとなりの低い建物が筥湯です。
 筥湯は2000年に開設した比較的新しい温泉施設です。伊豆最古の温泉場として栄えてきた修善寺には、かつて河原沿いに、独鈷の湯稚児の湯川原湯筥湯新湯滝の湯石湯寺の湯杉の湯の9つの外湯がありました。しかし、1945年(昭和20年)ごろには独鈷の湯が残るだけとなってしまったのです。そこで、再び外湯を復活させようという動きが出てきました。そして、開設したのが筥湯なのです。ちなみに、筥湯の「筥」とは、竹で編んだ丸い米を盛るかごをいいます。
 再び脱線してしまいました。すいません。筥湯について説明しましょう。筥湯は新しいだけあって、きれいでした。木で造られている部分が多く、木のぬくもりを感じさせる建物でした。脱衣所に入ると、ロッカーまでも木でできていました。このこだわりはなかなかいいなあと思いました。
 浴場に入ると、内風呂が1つあるだけでした。浴槽は一度に15人くらいは余裕で入れる大きさでした。また、檜風呂という点でもいいと思いました。お湯はアルカリ性単純温泉なので、まあ普通のお湯という感じでした。お湯に浸かってのんびりしたいというのであれば、ちょうどいい湯温だと思います。
 しかし、新しくできた建物なのにこれだけ?といった感じでした。せめて露天風呂を付けて欲しかったです。露天風呂がだめなら、湯温が違う内風呂をもう一つ付けて欲しかったです。これではあまりにもそっけない、と思いました。
 復活した筥湯ですが、外湯ではないただの内風呂だけの施設になってしまい、ちょっと残念でした。これでは筥湯の入浴中に襲われた鎌倉幕府の二代将軍、源頼家が嘆き悲しんでいるのでは、とひとり物思いにふけってしまいました。



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