| 温泉名 | いわおべつおんせん 岩尾別温泉 |
| 施設名 | いわおべつおんせんろてんぶろ 岩尾別温泉露天風呂 |
| 所在地 | ほっかいどうしゃりぐんしゃりちょういわおべつ 北海道斜里郡斜里町岩尾別 |
| 場所概略 | 岩尾別の方へひたすら行く。ホテル地の涯の脇にある。 |
| 駐車場 | ホテル地の涯の駐車場を利用することができる。50台くらい停められる。無料。 |
| 営業時間 | 24時間 年中無休 |
| 料金 | \0 |
| 風呂数 | 混浴露天風呂3 |
| 脱衣所 | なし |
| 泉質 | ナトリウム−塩化物泉 |
| 湯色 | 無色透明 |
| 問合せ先 | 01522-4-2331(ホテル地の涯) |
| 入湯日 | 2002/9/6 |
| 感想 | 3段の浴槽になっていて、どれも湯温が熱くなく、ぬるくなくてよかった。1段目の浴槽からは滝のようにお湯が流れていて気持ちよかった。 |
| 評価 | 5 |
岩尾別温泉は、私が「一人旅 −北海道へ−」編で48番目に行った温泉です。そして、43番目に入った温泉です。
岩尾別温泉は知床半島にあります。
岩尾別温泉に行くには、斜里町の市街地から国道334号線(知床国道)を東へ行きます。国道334号線はオホーツク海に沿っている国道です。約41.5km行くと道道93号線との交差点があるので、左に入り道道93号線に入ります。この道道93号線は知床公園線と呼ばれています。この道道93号線をしばらくまっすぐ行きます。約4km行くと岩尾別温泉への分岐点があるので、そこを右斜めに入ります。ちなみに、ここをまっすぐ行くとカムイワッカ湯の滝に行くことができます。
右斜めの道は左側が斜面で、右側に岩尾別川が流れています。狭くて神経を使う道だったのですが、そこでエゾシカの集団に遭いました。思わず写真を撮ってしまいました。(^o^) ラッキー!と思ったのですが、あとで地元の人に聞いてみると、エゾシカに遭遇するのはしょっちゅうだとのことです。でも、今回の旅で始めて北海道に来た私にとっては、すごく新鮮な出合いでした。
そんな新鮮な出合いがある道を突き当りまで行くと、岩尾別温泉に着くことができます。
岩尾別温泉にはホテル地の涯(はて)があります。ホテル地の涯は知床半島最北端の宿です。冬期(11月中旬〜4月下旬頃)は営業していません。
ホテル地の涯
ホテル地の涯には男女別の内風呂と混浴の露天風呂があります。11時から15時の間なら500円で日帰り入浴もできます。しかし、私がホテル地の涯まで来たのは、施設内の温泉に入るためではありません。施設の外にある無料で入ることができる露天風呂に入るためです!それが岩尾別温泉露天風呂です!!
岩尾別温泉露天風呂へはホテル地の涯に車を停めて歩いてすぐのところにあります。私は初めてだったので岩尾別温泉露天風呂がどこにあるか正確に把握していませんでした。そのため、ホテルの従業員さんに聞こうかなと思い、ちょっとだけ駐車場を借りようと思っていました。ところが、私がホテル地の涯の駐車場内で車を徐行していると、従業員の方が私の車のほうに寄って来ました。そこですかさず、無料で入れる露天風呂がどこにあるかを聞きました。すると従業員の方は、「すぐそこだよ。」と言って、露天風呂がある方向を指差しながら教えてくれました。私が「ここに車を停めていいですか。」と言うと、「いいよ。」と快諾してくれました。お言葉に甘えて、私は地の涯の駐車場に車を停めました。
地の涯の駐車場にはかなりの台数の車が埋まっていました。あたりは薄暗くなっていました。そして、カムイワッカ湯の滝では霧だったのですが、外では雨が降っていました。この薄暗さで雨が降っているのにこんなに車があるということは、この地の涯に宿泊する人たちの車かなあ、と思いました。露天風呂に行くだけの人たちだけではないような車の数でした。
私が車を停めて歩き出したときに、四度目の奇跡が起きたのです。
岩尾別温泉露天風呂から1組の夫婦がやってくるではありませんか。あれっ、見たことがある顔だなあ、と思い、その思いがだんだんと驚きに変わると同時に、向こうのだんなさんが声をかけてきたのです。
「あれ〜っ! またまたお会いしましたね。ここ入るの?」
「はい。もう入ったのですか。」
「うん。よかったよ。おたくも好きだね〜。温泉が。」
「はい。大好きです。(^o^)」
私が満面の笑みで答えると、だんなさんも温泉に入ったという満足感を漂わせながら笑顔を浮かべていました。奥さんも満足そうな表情を見せていました。
だんなさんはくつろいだ表情を見せながら、私に聞いてきました。
「うちらはここに泊まるけど、おたくもここに泊まるの?」
「いいえ、私は泊まりません。このあとはひたすら西に向かいます。明日の夕方に苫小牧まで行かなければいけないので。」
「苫小牧? 大変だね〜。がんばって。」
「ありがとうございます。」
四度目の出会いでした。薫別温泉、道の駅 らうす、そして相泊温泉で出会ったご夫婦とまたもや偶然会ってしまいました。北海道ってでかい!と思っていたのですが、案外狭いなあと思いました。
駐車場の脇には左の写真のような看板がありました。歩いてすぐのところに岩尾別温泉露天風呂はありました。
岩尾別温泉露天風呂は3段の露天風呂でした。そのため、「三段の湯」とも呼ばれています。3つとも同じくらいの大きさの浴槽です。それぞれが3、4人入ればいっぱいになってしまうほどでした。1番上の段にある浴槽の上部からはお湯があふれていました。掛け流しでよさそう!と思いました。
脱衣所はなかったので、私は浴槽近くで服を脱いで入浴しました。熱くもなくぬるくもない、ちょうどいい温度のお湯でした。お湯はあまり特徴がないお湯でした。ナトリウム−塩化物泉(食塩泉)なのですが、そんなにしょっぱくなかったです。
私が入っていると地の涯の宿泊者らしき男性の方が3、4人やってきました。もうすでに酔っ払っているみたいで、顔を赤くしている人が何人かいました。みんなで旅行して、そして温泉に浸かる・・・。そんなことが楽しそうだなあと思いました。一人で旅している私としてはちょっとうらやましいと思いました。
男性の方たちはみんなで入浴してきて、写真の撮影をし始めました。私は写真に入らないようによけていたのですが、そのうち彼らに彼らの集合写真を撮ってほしいと言われました。私は快く引き受けました。集合写真撮影のあと、彼らは私の入浴写真を撮ってあげると言ってきました。私は最初は断っていたのですが、楽しそうな彼らの笑顔に負けて写真撮影されてしまいました。(^^; 私を撮影したあとに「写真送るよ。」と言ってくれた方がいました。そこで私の連絡先などをお教えしたのですが、結局写真は来ませんでした・・・。まあ、そんなもんでしょ。(^o^)
写真撮影のあと、彼らと私はは意気投合していろいろ話をしました。彼らはやはりホテル地の涯の宿泊客でした。その日が北海道旅行の初日だったらしく、雨で残念がっていました。そして私にいつごろから雨が降り出したのかを聞いてきました。私は、前日までは晴れが続いていたことを伝えると、彼らの中で雨男がいると冗談交じりで言っていました。そんな会話がすごく楽しかったです。
楽しい会話をして、私は岩尾別温泉露天風呂をあとにしました。
岩尾別温泉露天風呂には三段の湯のほかに「滝見の湯」という露天風呂もあります。この滝見の湯は三段の湯から約50m離れた場所にある小じんまりとした露天風呂です。目の前に落差約5mの滝があるそうです。滝見の湯は基本的には女性専用とのことだったので、私は入りませんでした。女性の方で入浴されたことがある方はどんな浴槽だったか教えてください。
最後に、岩尾別温泉露天風呂に行くのであれば、地の涯の従業員の方に声を掛けてから利用するようにしてください。
このような無料の温泉施設がいつまでもあって欲しい、と思いました。
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