浅川温泉 弁天の湯

温泉名あさかわおんせん
浅川温泉
施設名べんてんのゆ
弁天の湯
所在地いばらきけんくじぐんだいごまちあさかわ
茨城県久慈郡大子町浅川2336-1
場所概略常磐自動車道の那珂ICより国道118号線を約40km北上する。国道461号線と合流したあとに、分流する交差点があるので、そこを左折する。そのあと、県道160号線と分岐するY字路が現れるので、右方面に行き県道160号線に入る。下の内入り口バス停近くに看板があるので、左折して急な坂を登ったところ。
駐車場専用駐車場あり。10台くらい停められる。無料。
営業時間11:00〜16:00 月曜日定休日(祝日の場合は営業)
料金\500
風呂数男女別内風呂各1
脱衣所男女別各1
泉質ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉(低張性アルカリ性低温泉)
湯色無色透明
問合せ先02957-2-1090
入湯日2002/1/3
感想素朴な温泉だった。浴槽はちょっと深め。のんびりするにはいいかも。
評価4

 浅川温泉は茨城県の北端にあります。
 浅川温泉に行くには、常磐自動車道の那珂ICより国道118号線をひたすら北上します。約40km北上すると国道461号線と合流します。ここから約3kmは国道118号線と国道461号線の並走区間になります。並走区間を走ると、道の駅 奥久慈だいごが右側に見えてきます。道の駅の先の交差点が並走区間終了になります。左へ行くと国道461号線、まっすぐ行くと国道118号線になります。左折して久慈川を越えて、国道461号線の方へ向かってください。そして国道461号線を少し行くと、県道160号線に入るY字路があるので、そこを右に行き県道160号線へと行きます。約1kmまっすぐ行くと、下の内バス停が現れます。そこまでくれば浅川温泉の看板が見えるはずです。その看板が見えたら左折してください。細い道をまっすぐ行き、急な坂を登ると浅川温泉に到着です。位置的には大子温泉の裏側にあるような感じになります。
 浅川温泉 弁天の湯は素朴なたたずまいをしている温泉施設です。私は大子温泉の森林の温泉に行ったあと浅川温泉に行ったのですが、正反対の雰囲気をしていました。一方は明るくにぎやかで、もう一方は静かにたたずんでいる感じでした。私としては浅川温泉のようなのんびりしている温泉施設のほうが本来の温泉を堪能できる場所が多いので、こちらのほうがいいと思いました。
 弁天の湯の手前には、「弁天薬師祠」というほこらがありました。その中には、竜の形をした蛇口から水が流れ落ちていました(右写真)。この水の成分表を見てみると、「『医者もおどろく ”奇跡”の温泉』飲用許可第一号」と表記されていました。私はこの本を持っているので、あとで調べてみました。すると、やはりこの本に浅川温泉のことが載っていました。この本の飲用許可第一号ということはそれだけ有名だったからかなと思いました。それを証明するかのようにほこらの奥の看板には「温泉治療用飲用許可茨城県 第一号」と書いてありました。茨城県で最初に治療用の飲用水だと認められた水だったのです! これはすばらしいことだと思いました。竜の口から流れ落ちる水が神々しく輝いているようでした。私はその水を飲んでみました。う〜ん、おいしい。やはり水道水とは違う味がしました。
 『医者もおどろく ”奇跡”の温泉』によると、この水はダイエット効果のある療養泉と書いてありました。女性の方にはいい水かもしれません。女性の方はこの水を汲んできてみてはいかがでしょうか。そのときはポリタンクを持ってきてください。自動販売機で売っていて、10リットルで500円です。でも、竜の蛇口から流れる水はただで飲めます。だからといって、ひたすら蛇口からの水を汲むようなまねはしないでください。
 ほかにも浅川温泉の手前には珍しいものや言い伝えが大きく看板に書いてありました。樹齢300有余年の天然記念物の藤人面石の奇跡などについて書いてありました。この人面石の奇跡というのは、浅川温泉のご主人、神永栄さんが温泉を掘っているときに、不動明王の顔をした人面石が出てきたそうです。そのあとに、夢で不動明王が現れて来たそうです。不動明王は夢の中で「2000本の灯明(とうみょう)を上げよ」と伝えて、姿を消してしまいました。そのあとにご主人がお告げに従ったところ、温泉が、しかも療養泉が出てきたそうです。このときの人面石を温泉の守り神として祀っているそうです。
 ちなみに、この話はいつの出来事だと思いますか。じつは1991年(平成3年)のことです。大昔の話のように思われる内容ですが、最近のことなんです。神永さんは浄土真宗の僧侶の資格を取得していらしていて、霊的なエネルギーを感じやすい人だそうです。そんな人によって、この療養泉は生まれたのです。神永さんのおかげです。
 さて、温泉の外でなく中のほうに移りましょう。弁天の湯は男女別の内風呂があるだけでした。しかも浴槽は1つだけでした。その浴槽は大人が横に5人並んでしまうといっぱいになってしまうような大きさでした。お湯は無色透明でした。浴槽に身を沈めると、結構深い! これには驚いてしまいました。夏油温泉の元湯夏油にある大湯や秋ノ宮温泉郷の鷹の湯温泉の浴槽を彷彿させるような深さでした。お湯はちょっと熱めでした。
 のどかでのんびりしている場所でゆったりと温泉に浸かれる場所を選ぶのであれば、すばらしい場所だと思います。温泉本来のよさを堪能できてよかったです。

地方別一覧表へ   Go Home