小原温泉 かもしかの湯

温泉名おばらおんせん
小原温泉
施設名かもしかのゆ
かもしかの湯
所在地みやぎけんしろいししおばらあざゆもと
宮城県白石市小原字湯元
場所概略東北自動車道の白石ICより国道4号線を南下し、国道113号線を西へ行く。途中、小原トンネルというトンネルが出てくるが、それをくぐらずにわき道のほうへ入る。すると、小原温泉に着く。そこから小原温泉遊歩道を歩く。吊り橋を渡りすぐ右の道を行き、けものみちを歩く。約15分くらいで左側に小さな浴槽が見える。
駐車場旅館かつらやの駐車場を利用できる。50台くらい停められる。無料。
営業時間24時間 年中無休
料金\0
風呂数混浴露天風呂1
脱衣所なし
泉質単純温泉
湯色無色透明
問合せ先0224-26-2191
入湯日2001/7/6
感想人が2人しか入れないほどの小さな浴槽だった。すごい場所にあるなと思った。遊歩道は途中、草だらけの場所や土砂で埋まっていたりして整備されていなかった。浴槽の下のほうが緑色だったが、入ると砂が埋まっていたらしく灰色に変わった。かなりの秘湯だ。
評価5

 小原温泉は、私が「一人旅 −北へ−」編で46番目に行った温泉です。そして、39番目に入った温泉です。
 小原温泉は蔵王山の南東部、宮城県と福島県の県境近くにある白石市に位置しています。
 小原温泉に行くには、東北自動車道の白石ICを降ります。そして、国道4号線を南方面、白石市街へ向かいます。約2km行くと、国道113号線と交差します。右折したいところですが立体交差点になっているので、一度国道4号線の側道に入り、180度転回するような感じで国道113号線に向かいます。それから左折して西方面に行きます。約6kmくらい進むと、小原トンネルというトンネルに差し掛かります。そのトンネルをくぐらずに、そのトンネルの右側にあるわき道に入ります。すると、小原温泉に到着です。また、電車などでも行くことができます。JR東北新幹線の白石蔵王駅から関行きのバスが出ているので、それに乗ってください。約25分くらいで小原温泉バス停に到着するので、そこで下車すれば小原温泉に到着です。
 小原温泉に着くとすぐに駐車場があります。旅館かつらやの駐車場ですが、この駐車場を利用させていただきました。私は駐車場に車を停めて、かもしかの湯へと足を運ばせました。
 駐車場に小原温泉遊歩道という看板があるので、それにしたがって歩きます。歩き始めるとすぐに吊り橋が現れました。その吊り橋を渡って、白石川の対岸に向かいます。上流に向かって歩くと、途中で穴が空いていて、そこから湯気が出ている場所もありました。こんなところからも湯気が出ている! 自然の力には敬意を感じてしまいました。
 遊歩道は、草だらけの場所や土砂崩れのあとのような場所もあり、ちょっと危険な気がしました。私の持っていたガイドブックでは整備されていると書いてあったのですが、日によって違うのかな。そんなことを考えているうちに、眼鏡橋と呼ばれている橋に到着しました(左写真)。あれっ!? 確か、かもしかの湯は眼鏡橋よりも手前にあるんじゃなかったっけ!? と私は思いました。駐車場にあった地図では、眼鏡橋より手前に記されていました。行き過ぎたかな、それともあの湯気が出ていたところがもしかしてかもしかの湯? などと考えてしまいました。でも、とりあえず行き過ぎたから引き返そうと思って後ろを振り向いたとき、そこには水溜りのようなものが・・・。えっ、これがもしかしてかもしかの湯? 私は最初信じられませんでした。ガイドブックをもう一度見て、文章や写真から推測して、ようやくかもしかの湯と判断できました。その水溜りをのぞいてみると、水溜りというような深さではなく、もっと深くえぐれていました。そう、浴槽のような深さに! さらに、手で中の液体をすくってみると、温かい!! このように、私とかもしかの湯との出合いは驚きと戸惑いに満ちたものだったのです。

入浴前のかもしかの湯

 かもしかの湯は人が2人しか入ることができないくらい小さい浴槽でした。浴槽の奥は緑がかっていました。また、浴槽のそばには洞窟のような四角い穴が空いていました。さっそく浴槽に入ろうと思ったのですが、脱衣所がない! 仕方がないので、浴槽の近くで服を脱ぎ、遊歩道に服を置いて入りました。
 足を底に沈めると、足の周りから苔が拡散していくのがわかりました。緑がかっていたのは苔のせいだったのですね。足には砂の感触がありました。どうやら浴槽の底は砂で埋まっているらしく、その上に苔が沈殿されていたみたいです。お湯はちょうどいい温度でした。腰を沈めると目の前には白石川の渓流と同じ高さで入浴することができて、とてもよかったです。入る前に気になっていた四角い洞窟のような穴ですが、入るには小さかったのでやめました。奥がどうなっているかご存知の方は教えてください。
 浴槽から出たあとは、苔がなくなって砂だけが残ったため、浴槽の奥が白くなっていました(下写真)。
 とてもワイルドな場所だなあと思いました。秘湯ファンにはお薦めの場所です。
 このような無料の温泉施設がいつまでもあって欲しい、と思いました。

入浴後のかもしかの湯


地方別一覧表へ   Go Home