小和田駅


俗に言う、日本屈指の秘境駅。「日本の美しい無人駅」の1位に選出されるなど、鉄道ファンの間では絶大な人気を誇る(たぶん)。

青春18きっぷ解禁日の3月1日(土)、片道6時間、電車を乗り継ぎ行ってみた。

小和田駅

小和田駅舎。なかなか良い味出してます (^-^)

三島→浜松→豊橋→小和田。
ここ小和田駅は、周囲に道路がなく、人里からも離れ、飯田線でしかアクセスできない。その特殊性故に国内2位の秘境駅の座についており、当然、一般人は滅多に来ない。ちなみに土合駅は166位。

ただ、小和田駅は、訪れてみるとかなり楽しめる駅でもある

静岡、愛知、長野の3県に跨るそうな

この駅は静岡・愛知・長野の3県の境界に位置するらしい。
三県境界駅というのは珍しい気がする。ま、根本的に珍しい駅ではあるのだが。

ホームには、この三県境界の表示の他に、「恋成就駅 小和田」の碑がある。
皇太子妃の旧姓と同じ駅名であることに由来するらしい。 アレは恋成就と言え(以下自粛

小和田駅:看板 プラットフォームから駅舎入口へ

趣のある駅舎で、歴代の小和田駅思い出ノートもあるので楽しめるのだが、先ずは周囲の散策に。


製茶工場跡


駅から道を下ると、廃屋がある。
いくつか廃墟があるのですが、ここは製茶工場跡だとか。

製茶工場跡内部

左の機械↓は「八木式製茶精揉機」だそうな。

製茶関係の機械:八木式製茶精揉機 これまた機械

この製茶工場跡の傍に、民家っぽい廃屋が。その裏手には、オート三輪の残骸。

廃屋 オート三輪:ミゼットかな?

このあたりは佐久間ダム完成により集落が水没し、孤立したらしい。昭和31年に完成しているから、これらの工場・オート三輪が稼働していたのは、それ以前か。

小和田駅周辺には、今も1軒だけ民家があり、最初、上の廃屋がそれだと思った。通りかかったとき、気配がしましてね。後に、これは廃屋と知るのですが、じゃあ、あの気配は何よ!? ハハハー


高瀬橋 and so on


小和田駅から徒歩で暫く進んだところに高瀬橋という吊橋がある。
完全に崩落して全くもって渡れないのだが、個人的には廃墟だ劣化だといった滅びゆく過程は好きなので見に行った。

所々に設置されている道標に従って、山の中の道を進んでいきます。
まばらに残雪があるものの、散歩するには適度な気温まであがり、木漏れ日の中を歩くのは、なかなか良かったですよ。そして着いた高瀬橋↓

高瀬橋

画像では伝わらないと思うけど、この橋はかなり大きい。在りし日は自動車も通れたんじゃないか?と思うくらい。(^-^;
というか、あのオート三輪とかは、この橋を渡ってきたのだろう。他に道ねぇし。

林道を戻り、時間はあるものの塩沢集落まで行くには時間的に慌ただしいかな?という感じ。とりあえず途中まで歩いてみることに。金網の簡素な道が続きます。そう遠くない場所にオレンジ色の吊橋があり、歩いてみると適度に揺れて良い感じ。ここ以降は少ししか進まなかったが、どうも普通の林道が続くもよう。

金網の通路 オレンジ色の吊橋

再び駅周辺を歩いた後、駅舎へ。駅ノートをバラバラっと見ていた。
外国の人も、気合の入った書き込みしてたわ (^-^;

赤い鉄橋が綺麗 飯田線・飯田行@豊橋

飯田線は多くの区間が山の中を天竜川沿いに進むことから、車窓を眺めていても楽しい。気晴らしに、小和田まで来て、散策してみるのは、けっこうお薦めである。



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