サラ金・利息計算


 

最近はテレビでも消費者金融のCMをよく見かける。武富士、アイフル、プロミス、レイク、etc、あれらは手短に言うといわゆる『サラ金』ですな。あれだけCM流してるってことは、不況にもかかわらず相当儲けておられるようです。

プロミスのCMでは『明日は彼女の誕生日〜、ちょっぴりいいとこ見せなきゃ〜』とか何とか歌っていた気がする。大丈夫なのか??? 気軽に借りてええのんか??? CMの最後に『御利用は計画的に…』とか出てるけど一瞬で消えるしよくわからん、ほとんどサブリミナルである。

そんなわけで『無理して彼女にイイトコ見せた末路』を数学的に算出してみた(簡単)。

 


 

利息の計算方法

[利息] = [利用金額] X ([実質年率]÷[365]) X [利用日数]

 

消費者金融最大手『武富士』のWebSiteを見てみると2001年12月の時点で実質年率27.375%と書いてあった。これで『何万円かりて毎月何万円返済したら返済回数は何回で総額何万円返済することになるか』が計算できる。武富士のWebSiteにはJavaScriptか何かでそのシミュレーションが行えるのだが露骨に『何万円借りたら何万円返済することになるのか』は表示しない。じゃあ、自分で計算しよう!

計算内容は簡単だが手計算はしんどいのでプログラムを組んでPCに計算させるようにした。ちなみに今回作ったWindows用の実行形式プログラム(LHA圧縮:22KB)。簡単のため1年を360日、1ヶ月を30日として計算させてます。

実行結果はこんな感じ↓

借りる金額

毎月返済する金額

返済回数

総返済金額

30万円

1万円

52回

約51万円

50万円

1万2千円

134回

約160万円

50万円

1万円

無限(^^;

無限地獄(^^;

予想通りのんびり返済していると利息が効いてきます。借りた金額の3倍の額を返済するハメになることも。って言うか、50万円借りて毎月1万円返していくと利息の増大分が勝って借金は膨らむばかり、破産します!!!

この場合、上記のプラグラムをコンパイルして実行すると32bitの範囲内で計算が続くので適当に Ctrl + C で止めてあげてくださいね。←と言うのは最初に作ったバージョンで、無限ループになる場合は“返済不可能”と表示させるよにしといた。

『彼女にイイトコ見せて〜』とか歌っている場合じゃないですな、ヘタすりゃ借金王です、利用する場合は本当によく考えて計画を立てましょう(^^;

 

利息もかなり恐いけど、消費者金融で泥沼にハマるのは返済制度による所が大きいカモ。
『リボルビング払い』ってヤツだ。これは毎月決まった額を返済していく方法で、
『臨時収入があったから今月で残りの借金払っちゃえ』というのを許さない、ヒエ〜。
30万円借りて毎月1万円返す契約をすると自動的に総額約50万円を払わざるをえない。
途中、『今月はお金なくて払えない』という場合があると後々効いてくるというワケ…。
毎月決まった額を返済するのって結構厳しいゾ、多分(^^;

 

 


 

武富士、プロミス、アイフル、レイク、等は当然『マトモな消費者金融』である。昔からある『ヤバイ消費者金融』を『トイチ』と言いますにょ。“10日で1割の利息を取る”からトイチなのだ。 実際は3割とるような所も存在するらしいけど、とりあえず『トイチ』で計算してみる。

 トイチで1万円借りて全く返済しなかったら(^^; 

返済金額[万円]=1*(1.1)^(経過日数/10)  より

1年後…約32万円 (AIBOが買える)

2年後…約1051万円 (ポルシェ買えるぞ)

3年後…約3億4080万円 (宝くじ突破)

4年後…約110億4923万円  (^^;;;???

利息で効いてくるのは『指数関数』だからだ。ひとたび勢いづくと手におえない。ナメてかかったら返り討ちにあうのだ。対策としては、最初のうちは増加の度合いも大したこと無いので、この間にガツンと叩きましょう。まあ、それが出来る状況なら消費者金融で借金しないだろうけど…。

工学においてもスケジューリング等が上手く取り扱えるのは『多項式オーダー』の時だけ、『指数オーダー』ではコンピュータに演算を実行させても力技では処理しきれません。

指数関数には気をつけましょう(^^;

 


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