細い円柱形、エンピツみたいなシルエットのセンチネル。よく似たタイプにスエシカという品種がありますが、断然こちらがお勧め。スエシカが少し使い込んだ竹箒を立てたような樹形に対し、センチネルはもっとスリム。成長もゆっくり。
この樹形はスペースをとらないにもかかわらず、存在感が十分あります。枝葉はすべて垂直方向にまっすぐ立ち上がり、私の背を抜く勢い。しかし、あまりにも全体が細いので、この木の背後にわが身を隠すことはできません。
スエシカをスリムに小さくしたのが、センチネル。センチネルをさらにコンパクトにしたのがコンプレッサ。それからセンチネルの黄色版がゴールドコーン。そのような理解をしています。
枝葉が密に重なり、内部の主軸は見えません。新芽が出る季節は新緑が美しく、グリーンのタワーと化します。ちなみにゴールドコーンはライム色のタワーになります。これも美しいです。
樹冠(じゅかん:枝・葉の先端部の全体の輪郭)が、無剪定でも自然にきれいな三角になりますが、成長はとても遅いです。
小さな庭の管理にはちょうどよいサイズで手間いらず。葉もぎっしり詰まって、アウトラインが非常にシンプル。
そのため見た目には存在感よりもむしろ重量感を感じます。
新緑が芽吹くと古い緑との対比が鮮やかで、次々と花開くように新芽が吹きます。
これだけ新しい芽が吹き、葉が開いても、全体として木のシルエットや大きさがそのまま変わらずに見えるのが、面白いところです。
横幅がでないのでスリムな樹形になる。同じニオイヒバのエメラルドよりもまだ成長が緩やか。エメラルドの扁平な葉に対し、これは少しクセというか、ねじれが入っているかのようで、それが遠目から見ると葉と葉の重なり合いの陰影が引き立つ。場所をとらず、成長もスローなのでかなりお勧め。
ゴールドライダーは鉢植えで育てています。太陽の光を良く当てることで、葉色もきれいになりますが、最近は葉の発色も伸びも控えめになってきました。
おそらく、ある程度の背丈になったのに、鉢植えのままだからと思います。木の美しさは地植えすることで、その持ち味を最大限に発揮できると思いますが、
どのくらいの期間にどのくらい成長し、どの程度まで大きくなるかが、わからないので、実のところは地植えは思案中です。
同じ仲間のレイランドヒノキが生垣や目隠し、仕切りの目的に用いられていることが多いのですが、
成長が早い、大きくなる、刈り込まないとうっとしいというイメージがあります。正直これが思案の要因です。
このゴールドライダーは鉢植えで見るかぎりは、それよりももっと成長が緩やかに見えます。実際どのくらい伸びるかは、地植えする場所にもよりますが、
近い将来、自分の目でじっくり確かめるしかないかなと考えています。
エメラルドといっても宝石の名前ではありません。ヒノキの仲間でニオイヒバという種類の木です。美しい緑の色は共通しています。松や杉は針のような葉で針葉樹と呼ばれます。ヒノキも針葉樹ですが、よく観察しますととウロコ状の葉の形をしているのに気づきます。
針葉に対してこれを鱗用といいます。工場や学校の周りによく植えてあるカイヅカイブキの葉も細長くて針葉みたいですが、よく観ますとこれも葉がウロコ状になっていることがわかります。
ニオイヒバというくらいで、とてもよい香りがします。ただし、キンモクセイのように木に近づくだけでは匂いません。葉をちぎって、指で軽く揉むとよく香ります。
トロピカルフルーツのようなとても甘い香りです。
三角の円錐形の樹形に育ちます。下の方の枝が枯れて地面から幹が見えることが少ないので、外国でも日本でもよく生垣に利用されます。
耐陰性にも強いので、建物北側の生垣に活用できます。
地面を這うコニファー。這性タイプでは四方に広がるスピードは一番。
タコの足のように何本にも枝葉が分かれ、ときには重なり、目の詰まったグランドカバーを形成します。
葉は少しトゲトゲしていますが、枝の伸びは、しなやかな感じなので、全体の印象はとてもソフトに見えます。
小さなポット苗を植えれば3年ほどで直径1mくらいの広さになります。さらに成長すれば1株で2,3mくらいの枝張りになります。
たくさん列植すれば、名前のとおり青い太平洋という雰囲気。
だけど、ブルーというよりは実のところ、葉の色はどう見ても緑色です。しかし、太陽の光が当たらないほど青くなります。
これも地面を這うコニファー。ハイビャクシンの仲間ですが、鱗葉タイプではなく針葉が太く短いので、緻密なグランドカバーを作ります。成長もゆっくりで、矮性(大きくならない性質)であるため、狭いところにでも植えられるお勧め品です。
黒い土の上や、石の上にかぶさる緑のじゅうたんは苔のようなたたずまいがあります。
ブルーパシフィックのようなしなやかさは感じられません。盆栽を思わせせるような硬質な枝張りで、それが平面状に少しずつ広がります。四方に間延びするくらい伸びるタイプ(例えばバーハーバー)ではなく、
どことなく上品さがあります。
洋風だけでなく和風の庭にも相性は抜群です。色の派手さはないですが、
日本の気候条件や和風の庭によくあう、このプロカンベンス ナナは
もっといろんなところで利用されていいと思えるコニファーです。