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サルサCD&ラテンCD お勧め定番CDのご案内

2008年版

Salsa & Latin CD

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お勧めビデオ、DVD、ブック
お勧めMerengue、BachataCD
お勧めズーク、カリビアン&ラテンCD
最新の「今週のお勧めサルサCD」
エリア&時代等別 お勧め【定番】Salsa CD


★大学時代、1980年頃からサルサを聴いているSalsa歴二十余年の選 者が、 現在入手できる格安&お買得なものを中心に(そうなんです、Salsa CDの 多くも、最初のプレスで絶盤、次はいつプレスされるかわからないのがほとんどなんです! なので在庫のある内に入手しておかないと涙なんです!)、 新旧やエリアにとらわれず、心に残る&響きわたるCD、しかも、これから何年も聴き継がれるであろう定番CDのみをご紹介しています(ネットで世 界のサルサCDが買えるなんて、信じられないくらい便利になりました!当時は、サルサ& ラテンのレコードを買うのにホント苦労してました。タワーもHMV もなかったので、 ミュージックマガジンやBMRの広告でサルサの新譜の入荷情報を見つけると、渋谷の芽瑠璃堂や新宿の新星堂等に走ってました!)

★(もう20年以上前になりますが、大学時代はラテン同好会「ラテアメ」でサルサバンドにも参加してました(Jazzや  R&Bのバンドもかじりましたが)。 その当事演った、マチートのジョソイラルンバやコルティーホのボラーレ等は今でも忘れられない&大好きな曲です!  20代後半は、週末に、レアグ ルーブやラテンジャズ、ラテンソウル、ハウス等のクラブDJ(もちろん当時はrecord)もやってました。その後、サンバチームでバテリアに加 わったり、サンバを踊ったり、ランバーダを 踊ったり等々を経て、 再びサルサに帰って来ました!)そんな選者が話題の新譜からマストの名盤まで、Salsaを始 めLatinの名曲・名演CD等を ご紹介しています

★(今はSalsaのバンド活動はしてませんが、毎週、下北等でサルサレッスンをしている)選者は、 「禁煙サルサクラブ」のハウスDJを3年余り務めた他、下北や 渋谷、原宿のサルサDJナイトやサルサLiveナイト等で選曲を担当していますが、 その際の音源の多くとしても、以下のサルサCD等を利用しています!!

SalsaやMerengue、 Bachata・・・のCDは、どこでどうやって買えばいいの?

日本国内にいて、安全・確実に安心して 購入できる購入先では、
多分 Amazonがどこよりも安いと思います。
 私もよく利用しています!!
なので、何を買うかか決まっていれば、
あるいは何を買えばいいか等に関して知識や情報さえあれば、
 Amazonが絶対お徳!だと思います。
1500円以上の購入で送料無料!ですの で、1500円になるようにまとめ買いがお勧めです!


首都圏のHMVやTowerRecord等のショップにも、少ないですが、サルサやメレンゲ、バチャータを始めラテンCDが並んでい ます。しかし、J−POPやR&B、ポップス等に比べて超マイナー(売り上げ額が少ない)ラテン関連CDは、並べられている種類が極端に少ないばかりか、 並べられ ているものが必ずしもお勧めのものや時代を超えた定番CDというわけではありません。経営にあまり貢献しないジャンルなので、Salsaを始めラテンに 詳し いバイヤーやスタッフ等を置く余裕がないのが実情のようです。そんな状況のもと、タイトルやジャケットの見た目等でエイヤと買ってしまう「ジャケ買い」の 失敗は、誰もが経験しているんじゃないいでしょうか?

DiskUnionのラテン専門フロアー等の専門ショップは、専門知識をもとに品揃えされている等、上記の一般的なCDショップに比べ 状況は良く、お勧めですが、やはり、棚に並べられる種類は限られますし、経営効率を考えると、在庫の数も種類も絞り込まざるをえません。また値段が張りま す。

以上の様な実情を考えると、「お勧めCDは何か」「今話題になっているSalsa CDは?」「今でも評価されている 定番CDは?」等々の情報を 入手した上で、AmazonやTower、HMV等の大手のネットショップで購入するのが最もお勧めだと思います!(郊外のコストの安いロケーションに流 通センター を持つ等 により)何よりも価格が安い上に、上述のショップに比べ比較にならない程、品揃えが多く、在庫も豊富です。さらに、2000円程度(Amazon: 1500円  Tower:2500円)まとめて購入すれば、送料も無料になります。また、Amazonなら、中古盤を格安に入手することもできちゃうんです

どういう手順で買って行けばいいの?
サルサ入門者の方は、 まず、 様々なアーティストのヒット曲などを集めたコンピレーション盤や「ロマンチッ ク」、「中南米」等のテーマに沿って編集されたコンピレーション盤辺りからお 聴きになられることをお勧めします!

そして、好きなアーティストやジャンルが見つかったら、そのアーティストのベスト盤やヒット曲集、ジャンルに沿って選曲されたコンピレーション盤等に進む のがいい と思います。

この頃になっていれば、もう「初心者」卒業ですので、好きなアーティストの新譜を聴いたり、過去盤を掘り下げたり、好きなジャンルの他のアーティストに進 んだり等々、サルサ&ラテンの海原を、思いに任せて自由に航海して行って下さればと思います

ところで、どんな音楽ジャンルでもそうですが、経済活動(商業)の一環としてCDが売られていますので、やはり、ロックや英米のポップス等のメジャーな ジャ ンルや有名アーティスト、売れ筋、新譜・・・等が優先で、これらから外れたものは、あっという間に市場から姿を消してしまいます。マイナーなジャンルで市 場規模も小さいサルサですから、多くの場合、再発もなく“それっきり”になってしまいます。名盤や定番等のごくごく一部のアルバムが運良く再発されたり、 コンピレーション盤にヒット曲が収録されたとしても、3年や5年、運が悪ければ10年待ちというのもざらです。ですので、心引かれるCDがあったら、店頭 やネット ショップに並んでいるうちに、迷わず買ってしまうのがお勧めです。

万が一、欲しいと思っていたCDが“廃盤”になってしまったら、頭の中の“欲しいCDリスト”にしっかり記憶しておきつつ、暇をみて足繁く、 DiskunionやRecofan等の中古ショップのラテン棚を覗くことだと思います。いつ出会えるのか全く当てのない、ある意味気の遠くなる、 手間と時間のか かる作業ですが、自分の経験からすると、意外に思いは早く通ずるようです

*サルサ入門者の皆さんにお勧めのCD等に「入門おすすめ盤!」 と表示していますので、これも参考にして下さればと思います

*紹介メディアは今後順次充実させて行く予定ですので宜しくお願いします!!

♪08/1/ 5再スタート「せたサルDJナイト@下北・展望ラウンジ」  紹介しているCDからの選曲で存分に踊れます
♪08/8/23(土)PM4:00〜8:30 「サン セットビーチサルサ@江ノ島」¥2000w1d+live+lesson
♪08/5/3(土)PM6-9:30「せ たサルLiveナイト@西新宿」¥1500*飲物持込自由!/ライブ:“NuevoViento”
「MURIWUIサルサナイト」&「世田谷サルサDJナイト」主な選曲ソース CDリスト
入門の皆さん向け“まずは”のお勧めCD

Various artists

様々なアーティスト

入門おすすめ盤!
各地&各年代のサルサ

ダンサンブル:★★
耳馴染み度 :★★
センチメント:★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★

サルサを踊り(聴き)始めた皆さんに、『お勧めサル サCDは』とか『まずは何を買ったらいいの?』等、よく尋ねられますので、現在入手し易い「入門向けお勧めCD」を何枚かピックアップしてみました。「サ ルサってこういう音楽なんだ・・・」とか、「こんな感じの曲もあるんだ・・・」等、サルサという音楽の感触や概観をつかんでいただくのに役立つCD達で す。
まずは、ジャンルやエリアに関係なく幅広く選曲されたCDということで、簡単な日本語解説付が嬉しい「100% Salsa」シリーズから、「100%  Salsa」。メインストリームを中心に ちょっと前の ヒット曲から最近のヒット曲が(レゲトン+サルサ=サルサトンも)収録されています。その続編「100% Salsa 2」も、NYサルサを中心に、比較的新し 目のヒット曲が収録されています。
90年代くらい迄の選曲ですが、是非知って&聴いておきたい、重要曲やヒット曲を手っ取り早く2枚のCDで聴くなら「The greatest salsa ever vol.1」「The greatest salsa ever vol.2」が とっても便利です。
次にサルサのタイプ(ジャンル)やエリア等のテーマに沿って選曲したCDということで、中南米のサルサのホットな拠点の1つコロンビアのサルサの新旧ヒッ ト曲を収録した「100% Salsa Colombia」や、80年代のロマン チックサルサを中心に収録した「100% Salsa 80s」もお勧めです。同様に80年代の ロ マンティックサルサを集めた「The Best 1200 サルサ」(1200円で買えるのが 嬉しい!)、ティンバ(若者を中心に90年代以降のキューバを席巻している新しいサルサ)を中心に収録したそのキューバ編「The Best 1200 キューバ」や、ティンバに限らず、 最近のキューバンサルサ界で活躍中&話題のアーティストのヒットを集めた「サルサ・パラダイス」もお勧めです。
創成期を中心にサルサの重要曲と、その母体となったソンやマンボ、ブーガルーなどの重要曲をピックアップして2枚にまとめた「Latin The Essential Album」「Salsa Heat!」も、それらとサルサとの繋がりやサルサ が生まれてきた背景や歴史を垣間見 る上でお勧めです。もちろん、踊れる曲がほとんどです。
*取り上げているCDがコンピレーションのため、重複曲が避けられないことを予めご理解下さい
*紹介する入門CDは随時増やして行く予定です
日本の歌謡曲&JーPOPのカヴァーサルサ

Orquesta De La Luz

オルケスタ・
デ・ラ・ルス

J-POP&歌謡曲
カヴァーサルサ

ダンサンブル:★★
聴かせ度  :★★
センチメント:★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★

先日、歌謡曲&JPOPのカヴァーサルサとして、デ ル・ソルの森村献がアレンジした「ミ・アモーレ」のサルサヴァージョンが入った中森明菜のセルフカヴァー・ベスト盤「歌姫 ダブル・ディケイド」、SMAPの「ライオンハート」や MISAの「エヴリシング」などのサルサヴァージョンが入ったデラルスのNORAのソロアルバム「CIELO~空へ~」、カルロス菅野らの熱帯JAZZ楽団がバッ クを務めたMISAのMAXIシングル「果てなく続くストーリー」、「私はピアノ」(ササンの原由子)のサ ルサバージョンが入った「デラルス・ベスト」を紹介しましたが、その際うっかり紹介するのを 忘れてしまいましたので、もう1枚。今週紹介するのは“オルケスタ・デラ・ルス”の「!BANZAAAY!」、 本作にはTheBoomの大ヒット曲「島唄」のサルサカバーが収録されて、イベント等で、 今でも問い合わせの多い曲です。もちろんデラルスのことで すから、演奏やアレンジ等もばっちりで、アルバムとしてもお勧めです。
ペルー出身のディアマンテスのアルベルト(城間)の「ハートに火をつけて」には、「素顔のままで」「ワイ ンレッドの心」「君といつまでも」等のサルサカバーが収録されています。
ポッ プスやSoul,R&B等のカヴァーサルサ

India etc.

インディア 他
POPSやSoul,
R&B等の
カヴァーサルサ

ダンサンブル:★★
聴かせ度  :★★
センチメント:★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★

こちらもお問い合わせがとても多いので、思いつく& 覚えている範囲で、バイラブレで聴き応えのある
ものをピックアップしておきたいと思います。上のJPOPカバーでも紹介している、ア ルベルト城間)のハートに火をつけて」には、ビリー・ジョエルのヒット曲「素顔のま まで」やラテンのスタンダード「ベサメムーチョ」のサルサカバーが収録されています。この「Honesty」は、Brenda K. Starrの「Petalos de Fuego」にも収録されていますが、他に も「Temptation」には「Love on a Two Way Street」が、「All Time Greatest Hits」には「 I Still Believe」が収録されています。Orquesta de la Luzの「ARCO IRIS」にはWhitney Houstonの「Saving All My Love For You」が、Indiaの 「SOBRE EL FUEGO」には「Sobre el Fuego」(through the fire)が、Celia Cruzの (遺作でしたよね?)「Regalo del Alma」には「I Will Survive」のカバーが収録されています。Tito Nievesの 「I Like It Like That」はカバー の宝庫で、「I'll Always Love You」や「 It's Too Late」、「Heart of Mine」、「Can You Stop the Rain」、「You Bring Me Joy」他、たくさんのカバーが収録されています。そうそう、「Yesterday」や「Crazy For You」、「Love Is Forever」など、ロマンチック系のカバーサルサばかりを集めた「Best Salsa in English」 なんていう便利なアルバムもお勧めです。一時期、とても問い合わせが多かった「La Pantera Mambo」(「ピンクパンサーのテーマ」のサルサ・カ バー)は、様々なラテン風味のPOPSが収録されたコンピレーション「Latin Garden, Vol. 2」に入っ てます
(*廃盤等でプレミア価格がついているものは除外しました&未だ未だたくさんあります。順次、紹介し て行く予定ですので宜しくお願いします)
1月のお勧めサルサCD

Various Artists
様々なアーティスト

Mambo、
AfroCubanJazz
NYラテン

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
先週は「At The Palladium」シリーズ を、また昨年末から、mamboや、その前後の時代を中心に、NYラテンを収録した好企画盤を紹介して来ましたが、 今週ご紹介するのは「Manteca: The Roots of Afro-Cuban Jazz」。 Mamboやその後のNYラテンの直接的ルーツ、さらにサルサにも繋がる、AfroCubanJazzの代表曲や名演が38曲収録されています。1940 年代頃のNYのHarlemやBronx等のナイトクラブを舞台に、Dizzy GillespieやCharlie Parkerを始めとするBeBopジャズの創始者達と、MachitoやTitoPuente、ChanoPozoを始めとするCubanルーツの ミュージシャン達が、互いに触発し合いながら、時に共演しながら、夜な夜なの演奏活動の中から生み出した音楽です。当時、相当の人気だったそうで、その斬 新でエキゾチックな音を求めて、Harlem以外からも、夜な夜なたくさんの男女が集まったそうです。音源が古いため、決して「いい録音状態」とは言えま せんし、サルサを踊るにも、必ずしも向いているわけではありませんが、とってもホットで味があり、また、今と違い一発録りなので、ライブの様なヴィヴィッ ド感や緊張感に溢れています。そして“エキゾチック”という言葉がぴったりの、他の音楽にはない魅力がありますので、MamboやNYラテンが好きな皆さ んは、是非、一度、聴いてみて下さればと思います。同じ頃の、もう少しMambo寄りの選曲で、41曲収録で1000円ちょっとの、とってもお得な企画盤「Latin Lounge: 41 Hot Latin Hits」 も同様にお勧めです


試聴はこちら
Various Artists
様々なアーティスト

Mambo、Pachanga
Chachacha

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
先週は「Mambo at the Palladium, Vol. 1」(試聴はこちら ) をご紹介しましたが、実は同シリーズで他にもNYラテンの様々のジャンルの好企画盤が出されています。「Rumba at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )、 「Charanga at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )、 「Pachanga at the Palladium, Vol. 1 」、「Bailando at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )、 「Cha Cha Cha at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら ) が、現在も販売されていて、やはりTito PuenteやTito Rodriguez、Machito、Ray Barretto、Joe Cuba等々、第二次大戦後から70年代のサルサ初期の頃までの名曲や隠れた名演が並んでいます。どれも味わい深く、また、他の盤ではなかなか聴けない様 な 初めて耳にする“穴曲”も収録されていて、mamboや初期のサルサが好きな皆さんには是非お勧めしたいシリーズです(どれも、ジャケットも秀逸ですよ ね!)。サルサを踊る皆さんには、まずは、「Rumba at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )、 「Charanga at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )、 「Bailando at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )辺 りからが、お勧めです


試聴はこちら
Various Artists
様々なアーティスト

Mambo、LatinJazz

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
「年末年始にはマンボがぴったり!」ということで、 今週もMambo関連の1枚。ご紹介する の は「Mambo at the Palladium, Vol. 1」(試聴はこちら )。  Tito Puente、Tito RodriguezそしてMachito のMambo御三家の超ヒット曲から、Mongo SantamariaやJoe Cuba、Louie RamirezといったNYラテン〜サルサの大御所のヒット曲や「こんな曲もあったんだ!」という名曲まで(Richie Ray&Bobby Cruzの「Mambo Jazz」は始めて聴いたんですが、結構イケますね!)、様々な時代のmamboの佳曲が並びます。どの曲もダンサンブルなのはもちろん、とっても 味わい深く、踊りも自ずと味わい深い(サボール!)ものになるんじゃないかと思います。


HMVはこちら
Dorance Lorza
and
Sexteto Cafe

ドランセ・ロルサ・イ・
セクステート・カフェ

Mambo、LatinJazz

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
「年末年始にはマンボがぴったり!」ということで、 今週ご紹介する の はDorance Lorza and Sexteto Cafe。コロンビア人のビブラフォン奏者Dorance Lorzaが率いるグループだそうです(UK盤なので、日頃イギリスで活動してるんでしょうか?)ビブラフォンを前面に、ホーンを含まない編成で、主にマ ンボやラテンジャズを演奏して来た彼らのベ スト盤「10 Years of Salsa」 です。今から数年前に、04年発売のマンボ(のスタンダードの)カバー主体のアルバム「Salsa Pa' Ti」 が日本でもヒットしてましたが、そこからも「Mango Mangue」や「El Negro Bembon」などのスタンダード、Arsenio RodriguezやLuis Ramirezといった今は亡き大御所の佳曲のカバーなどが収録されています。演奏がとても上手くリズムが安定してして、それ故でしょうか、派手なこと は、ほとんどしていないんですが、どれも、とってもダンサンブルで、味のある曲に仕上がっています。都会的な洗練や軽妙な楽しさ、粋なクールさ等の Mamboならではの魅力も、しっかり味わえます。(このベスト盤に入っていないのは3曲だけなんですが、それらも、なかなか味わいがありますので)気に 入った方は、上 述 の04年盤「 Salsa Pa' Ti」HMVはこちら) も是非どうぞ
12月のお勧めサルサCD


* 試聴はこちら
Tito Rodriguez
ティト・ロドリゲス

Mambo、Chachacha

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
今週もMamboつながりということで、ご紹介する の はTitoPuenteとTito Rodriguez。Mamboと言えば真っ先にあがる2人です。清々しい新年を迎えるに当たっても、Mamboはぴったりじゃないかと思います。ただ、 昨年末(このページの下のほう)で既に紹介済みですので、新たなお勧め盤も加えつつ復習してみたいと思います。まずTitoPuenteですが、これから 聴く 方には、「Lo Mejor de Lo Mejor 」(試聴はこちら) からがお勧めです。初期の50 年代の脂の乗切っ た演奏で、Dance ManiaやHong Kong Mambo、Mambo Gozan、3-D Mambo等の大ヒット曲を始め2枚に計40曲が収録されています。100枚以上のオリジナル盤を世に送り出していますので、それぞれの時代のお勧め盤が 他にもた く さんありますが、もう1枚と言えば、後期の(西海岸の軽めのLatinJazzのメッカ)Concordレーベル時代のベスト盤から、ダンサー向けに編集 された「Oye Como Va: The Dance Collection 」(試聴はこちら) がお勧めです。次に Tito Rodriguezですが、これから聴かれる方向けにまず1枚と言われれば、やはり、昨年もご紹介した「The Best of Tito Rodriguez & His Orchestra, Vol. 1 」 がお勧めです。This Is MamboやSabroso Mambo、Asi, Asi 等の大ヒット&重要曲が、現在容易に入手できるどのベスト盤よりも、たくさん網羅されています。さらに聴き進めたいと言う方には、mamboがたくさん収 録された脂の乗切った50年代初期のアルバム「Mambo Gee Gee (1950-1951) 」と「Mambo Mona (1949-1950) 」、もう少し時代が進んで50年代末に発売された「Mambo Madness 」(タイトルとジャケットに魅かれますね!/試聴はこちら) 辺りがお勧めです
Mongo Santamaria
モンゴ・サンタマリア

Mambo、Latin Jazz
NYサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、LatinJazzや MamboつながりということでMongo Santamariaのベスト盤「Greatest Hits」。以前にもお得なベスト盤「Mongo Santamaria's Greatest Hits」(試聴はこちら) を紹介しましたが、60年代のポップスカヴァーなどが多かったので、今回は、もっとmambo やcha cha cha、パチャンガ等が主体のベスト盤です。1920年代にCubaで生まれ、50年代からNYで活動を開始、Perez Pradoの楽団を経て自己の バンドを結成、63年の(Herbie Hancockの)「Water Melonman」のカバーの大ヒット以降、03年に亡くなるまで、ずっとNYラテンの一翼を担って来ました。50年代〜60年代半ば頃までは、 Mamboやchachacha、Pachanga、AfroCuban等を録音、60年代後半〜70年代は(Fania傘下のVayaレーベルに も何枚かのLPを吹き 込んでいますが)LatinSoulやLatinFunk、LatinRockと言ったジャンルを多く録音、80年代以降は、(晩年の TitoPuenteらも多くの録音を残 した)西海岸のConcordレーベルで、軽快ななラテン・ジャズを主体に録音していました(Concordレーベルでの録音は、まずはベストの「Mongo Santamaria/Afro Blue」 がお勧め)。 そんなMongoの初期・50 年〜60年代前半の録音からヒッ ト曲や重要曲が選曲されています。より幅広く、Mongoの作品を聴いてみたいという方には、2枚組30曲収録の「Mongo Santamaria/Skin On Skin」 がお勧めです

Various Artists
様々なアーティスト

試 聴はこちら
Mambo、
NYラテン他

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
先週のFrankie Moralesの「Mambo of the times」つながりということで、50〜60年代のmamboを始めNYラテン の名曲や名演をオリジナルで30曲収録したお得盤の紹介です。「ラテン・グルーヴ・マンボ」を始め、以前にも「mamboって一体どんな音楽なの?」という入門者向けに、お 勧めCDを何枚かご紹介したことがありますが、今回の「MASTERCUTS:LATIN」(試聴はこちら)も、(日本でも流行ったペレス・プラードのポップスに近いマン ボだけでなく)50〜60年代にマンハッタンのボールルームやナイトクラブでマンボ・ダンサー達が踊っていたmamboを始め、チャランガやブーガルーな ど、サルサに直結するNYラテンの名曲・名演が、大御所を始め名だたるアーティストのオリジナル演奏で収められています。確かに、今のサルサに比べれば録 音状態はよくありませんし、アレンジ手法を駆使する等“ヒットの法則”に沿った、耳障りのいい仕上げにはなっていませんが、今の音に負けず劣らずの“熱 さ”や“粋”、何とも言い尽くし難い“味”に溢れています。(一部、重複曲がありますが)「Nu-Yorican Soul」(試聴はこちら) も同様にお勧めです
Frankie Morales
フランキー・モラレス

Mambo、
NYサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、Frankie Moralesの「Mambo of the times」 2000年頃に東京でも、タイトル曲の「Mambo of the times」が大ヒットしていました。そのCDが、ようやくHMVでも買えるようになりました。歌うのはFrankie Morales。サルサの楽団でのバックコーラスから、Bad Street Boysでのボーカル、MamboKingこと御大TitoPuente楽団でのボーカルを経て、自己のバンドで吹き込んだのがこの「Mambo of the times」 上述の様に、Joe Cubaが大ヒットさせたノ ベルティ・ソング風の微笑ましく愛嬌のあるマンボのスタンダード 「Mambo of the times」(TitoPuenteの録音も 有名)を、今風の感覚で見事に調理して、我々に届けてくれました。このタイトル 曲だけでなく、他のトラック も、ホーンアレンジがスリリングでカッコよく、もちろん、Frankieのボーカルもバックに負けることなく力強く伸びと艶があり、全体としてのバラン スも上手くとれていて、洗練された完成度の高い1枚に仕上っています。

「Pura Salsa」
シ リーズ
Various Artists
様々なアーティスト

入門お勧め盤!

試聴はこちら
ロマンチック・サルサ
ニューヨリカンのサルサ
NYサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
先週ご紹介した、RMMレーベルの20周年記念CD 「RMM 20th Anniversary Collection」は、10種類のCDに、Tito PuenteやCelia Cruz、Oscar D'leonと言った大御所からIndiaやTito Nieves、Tony Vega、Jose Alberto "El Canario"、Johnny Rivera、Michael Stuart等中堅所まで、RMMの看板スター達のヒット曲が10曲ずつ収録されています。現在耳にするサルサのスタイルが形作られる上で、RMMレーベ ルの活動が大きかったですし、今でもラテンバーやイベント等でよく耳にするヒット曲がたくさん入っていますので、サルサの入門盤としても、とってもお勧め シリーズですが、もし、これらのアルバムを聴く機会があって、「このアーティストいいな!」「このアーティストの曲をもっと聴いてみたい」・・・等々の アーティストが見つかったら、是非、「Pura Salsa」シリーズ(アーティストの顔写真のアップがジャケットになっているのが目印!)に、聴 き進んでみて下さればと思います。上述のRMMレーベルで活躍したアーティスト毎に、(RMM時代の)ヒット曲や重要曲が収録されています。
*このシリーズも、超有名曲や大ヒット曲ばかりが収録されていますので、サルサのベスト盤やコンピレーション盤、企画盤等を既にたくさんお持ちの方は、曲 の重複に 十分ご注意下さい
11月のお勧めサルサCD

Various Artists
様々なアーティスト

入門お勧め盤!

試聴はこちら
ロマンチック・サルサ
ニューヨリカンのサルサ
NYサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
90年代に(NYの)ロマンチック・サルサの全盛に 合わせて隆盛を極めたRMMレーベルが、今年で20周年と言うことで、この春に10枚の記念CD「RMM 20th Anniversary Collection」が発売されました。IndiaやTito Nieves、Tony Vega、Jose Alberto "El Canario"、Johnny Rivera、Michael Stuart等のRMMの隆盛とともに表舞台に躍り出たアーティストや、RMM以前から活躍していたTito PuenteやCelia Cruz、Oscar D'leonと言った大御所のヒット曲が10曲ずつ各アルバムに収録されています。90年代のロマンチックサルサの全盛から既に20年近くが経っています が、楽曲のテイストや、新人発掘から始まって、作品(CD)の制作から世に送り出すまでの手法等、基本的に、ロマンチックサルサの隆盛の過程で確立された 路線が現在でも踏襲されていますので、現在のシーンを含め、90年代以降、どういったアーティストが活躍してきたのかや、どんな曲がヒットしたのか等、現 在主流となっているタイプのサルサの入門には打ってつけのシリーズです。もちろん、ラテンバー等で今でもよく流れるヒット曲もたくさん収録されています。 で、購入手順ですが、やはりVol.1から買い進んで行くのが無難じゃないかと思います。ちなみに「RMM 20th Anniversary Collection, Vol. 8」は、 ポップスやR&Bなどのヒット曲のカバーサルサが収録されています。
*このシリーズは、超有名曲や大ヒット曲ばかりが収録されていますので、サルサのベスト盤やコンピレーション盤、企画盤等を既にたくさんお持ちの方は、曲 の重複に 十分ご注意下さい

Willie Colon

ウィリー・コロン

試聴はこちら
クリスマスカバーSalsa
NY Salsa

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
昨年のX’masシーズン前に、サルサのクリスマ ス・アルバムの定番ということで、NYの“Barrio”の雰囲気たっぷりの「Asalto Navideno」を紹介しましたが、実は、このアルバムには続編の 「Asalto Navideno 2」もあって、こちらも、前作と甲乙つけ難い味わい深い1枚でお勧めです。 73年の発売で、「Asalto Navideno」同様、NYの下町の(貧しいながらも)アットホームで温かい雰囲気に満ちて いて、サルサ創成当時のFaniaレーベルならではの音に仕上がっています。また、ヒット・アルバムを飛ばしまくったコンビならではのリラックス感に、 Yomo Toroのクアトロがいい感じに利いていて、和やかで楽しい雰囲気をさらに盛り上げてくれています。今聴いても、味わい深さは感じれども、古くささとは無 縁な感じです。曲目も、前作同様、ラテン諸国ではお馴染みのクリスマスナンバーが並んでいます。1、2とも持っていない方には、1、2がセットになって、 さらにボーナストラックも加えられて、値段もお得な「Asalto Navideno 1&2」がお勧めです




Various Artists
様々なアーティスト

試聴はこちら

メレンゲヒット曲集

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
「サルサの重要アーティスト」は、今週もお休みをい ただきまして、今週紹介するのは「30 Merengues Pegaditos: Lo Nuevo y lo Mejor 2008」。最近のヒット曲を中心に30曲入って、何と1500 円前後と言う、とってもお得な「30  Pegaditos」シリーズ。既にサルサ版の「30 Salsas Pegaditas: Lo Nuevo y lo Mejor 2008」や「30 Salsas Pegaditas: Lo Nuevo y lo Mejor 2007」、バチャー タ版の「30 Bachatas Pegaditas: Lo Nuevo y lo Mejor 2008」や「30 Bachatas Pegaditas Lo Nuevo y Lo Mejor 2007」は紹介し ましたが、やはりメレンゲ盤もありました。もちろん30曲入りで1500円ちょっとという、とってもお得な1枚です。Johnny Ventura大御所から、OlagaTanon、MillyQuezada、SergioVargas、GrupoManiaといった中堅どころ、そし てKaris等の若手まで、ここ数年のヒット曲を中心に30曲が収録されています。最近のメレンゲヒットをということでしたら、「30 Merengues Pegaditos: Lo Nuevo y lo Mejor 2007」も同 様にお勧めです


   
 
Gilberto Santa Rosa /
El Gran Combo

ヒルベルト・サンタロサ
エル・グラン・コンボ

試聴はこちら

プエルトリコのサル サ
クリスマスのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
そろそろ意識する季節がやってきました。未だ少し早 い気もしますが、12月に間に合わせるには、今から手配をということで、クリスマスシーズン向けお勧めCDの今年第一弾です。これまでも毎年、シー ズン前に、クリスマスのお勧めCDを紹介して来ましたが、今年まずお勧めするのは「Asi Es Nuestra Navidad」。プエルトリコを代表する楽団El Gran Comboと、やはりプエルトリコ生まれで、Tommy OlivenciaWillie Rosarioの楽団を経て、今や中堅実力派として不動の地位を確立したGilberto Santa Rosaの0年発売の共演作品です。クリスマスに合わせたライブコンサートの模様を録音したライブ盤の様で、寛いだ雰囲気、聴衆とのやりとりや一体感な ど、ライブならではの魅力もしっかり詰まっています。もちろん、収録されているのは、「Arbolito」や「Asalto Navideno」、「Lamento Jibaro」など、プエルトリコならではのクリスマス・ソングのオンパレードです。もともと2枚組20曲収録のCDの様ですが、左で紹介しているのは、 11曲に絞り込んで収録したCDです。11曲から漏れてしまった演奏にも、いい曲が何曲かありますので、余裕がありましたら是非、20曲収録のオリジナル 盤「Gilberto Santa Rosa / El Gran Combo/Asi Es Nuestra Navidad」 の方を聴いて下さればと思います
10月のお勧めサルサCD

David Cedeno
ダヴィド・セデーノ


NYサル サ
ロマンチックサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
また面白いCDを見つけましたので、今週も「サルサ の重要アーティスト」は一休みということで、今週紹介するのはDavid Cedeno楽団の「From Jersey With Love」 ニュージャージー出身のトランペット奏者、兼アレンジャーのDavid Cedenoが率いる楽団の91年発売のアルバムのリイシューです。アレンジにはSergio George、コーラスにはTito NievesとJose Albertoが加わっているとなると、そうですね、典型的なNY系ロマンチックサルサのアルバムに仕上がっています。ロマンチックサルサの絢爛期とも 言っていい90年代は、TitoNievesの「I Like It Like That」を始め、ポップスやソウル、R&B等をカバーした楽曲が、様々な アーティストによって、たくさん吹き込まれましたが、そんなアルバム群の1枚に位置づけられると思います。ただ、当時のビッグネーム達の録音と比べると、 正直、スケールが小さく、ソツなく無難にまとまってはいますが、際立った個性やインパクトには欠ける印象です。でも、どこかで聴いたことのあるポップスや R&B等のカバーが多いのが(ほとんどなのが)何より嬉しいです。仲でも、Carole Kingの「Will You Love Me Tomorrow」や様々なアーティストがカバーしているDooWopの 名曲「So Much In Love」(オリジナルはTymesなんでしょうか?)が特に印象的です。余談ですが、Davidoは、ジェニファーロペスとマークア ンソニーの主演で話題となった映画「EL Cantante」にも、トランペット奏者として出演しているそうです

Papo Lucca
パポ・ルーカ

Sonora Poncena
ソノーラ・ポンセーニャ

試聴はこちら

プエルトリコのサル サ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週紹介するのは「Sonora Poncena」 El Gran ComboやWillie Rosario楽団等と並んで、真にPuerto Ricoを代表するサルサの重要楽団の一つです。1954年に、Puerto RicoのPonceでEnrique “Quique” Lucca Caraballoにより設立されました。Cellia Cruzが出たCubaの楽団Sonora Matanceraへの憧れから、管楽器はトランペット(3管ないしは4管程度)のみのSonora編成にこだわり、楽団のホームタウンのPonceから とって、楽団名を決めたそうです。50年代に、46年生まれの息子の“Papo” Luccaが加わり、60年代に楽団とともにNYに渡り、Papo Luccaは、音楽学校に通いピアノの技術を磨いたそうです。1968年に父のQuiqueが楽団の音楽監督として退き、Papo Luccaがリーダーとなり、1969年にFania傘下のIncaレーベルで初録音を行い、以後、30枚以上のアルバムを制作、数々のヒットを生み出 し、1980年頃までにはSalsaを代表する楽団としての地位を不動のものにしました。一聴すれば明らかな様に、Papo Luccaスタイルは、Sonmontunoを始めCubaの伝統的音楽とJazzの融合を目指しているそうですが、Puerto Ricoを代表する楽団だけあって、(あからさまではないものの、多少抑制された)“哀愁”が、かえって、Papoのとてもリリカルなピアノとともに、 しっかりと心に響いて来る印象です。80年代以降も活動をコンスタントに続け、99年にIsmael MirandaやAndy Montanezらを迎えてSanJuanで行った45周年ライブの模様を録音した「45 Aniversario」や04年に行われた50周年記念ライブを収めた「50 Aniversario En Vivo」、04年には最新作「Back to the Road」を発表しています。でまずはCDですが、70年代のヒット曲や重要曲を集めたベスト盤「La Herencia」がお勧めです

Puerto Rican Power

プエルトリカン・パワー

試聴はこちら
プエルトリコのサル サ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週紹介するのは「Puerto Rican Power」 正直なところ、これまで紹介してきたアーティスト達とは“格”が違いますが、Salsa Hits等の定番シリーズの常連で、今なおコンスタントにヒット曲を送り出し続ける、実質「サルサの重要アーティス トと言っていいでしょう。トランペット奏者のLuisito Ayalaによって楽団が編成されたのは1978年と古く、最初の頃は、Puerto Ricoを訪れるFaniaレーベル所属のアーティストの伴奏もしていたそうです。83年にはTito Rojasがボーカルとして参加、80年代の終わりにソロに転向するまで、楽団で活動をともにしたそうです。楽団の名前が示す通り、活動にも、 Puerto Ricoへのこだわりが強く感じられ、特に90年代までの作品は、“哀愁”で泣かせる曲が印象的ですが、2000年にSonyレーベルに移籍してからは、 さらに、都会的な洗練やコミカルなユーモアも交えたカジュアルさも加わって、「今の感覚」をしっかり押さえた、バランスのとれた完成度の高い作品を世に送 り出しています。“プエルトリコの王道”的な曲は、「哀愁」な曲は期待通りに泣かせてくれ、陽気なコミカルな曲は、ノリノリな気分にさせてくれ、踊って良 し・聴いて良しの曲が並びます。で、お勧め盤ですが、90年代のヒット曲を集めたベスト盤「Los Exitos de la PRP, Vol. 2」(試聴はこちら)、 Sonyレーベルに移籍後の3枚からヒット曲 をピックアップしたベスト盤「Exitos y Mas」(試聴はこちら) が、まずはお勧めですが、01年の「Wild Wild Salsa 」(試聴はこちら) も、上述のベストには収録されていない、いい曲が入っているので、お勧 めです

Various Artists

様々なアーティスト

入門お勧め盤

試聴はこちら
バチャータ
ヒット曲集

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
「サルサの重要アー ティス ト」は、また一休みということで、今週ご紹介するのは「30 Bachatas Pegaditas」。以前紹介しました「30 salsas pegaditas 2008」や「30 salsas pegaditas 2007」同様、バチャータのヒット曲が30曲入った、とってもお 得なベスト盤です。このCDも定番シリーズということで毎年発売されていて、最新盤の「30 Bachatas Pegaditas: Lo Nuevo y lo Mejor 2008」や「30 Bachatas Pegaditas: 30 Bachatas Pegaditas Lo Nuevo y Lo Mejor 2007」も、バチャータのヒット曲が30曲も入って千円台で購入できるので、とってもお勧めなんですが、「どれから?」 と言われれば、Aventuraの「Cuando Volveras」や「Obsesion」、Aventura&Elvis Martinezの「Directo Al Corazon」(サルサのスタンダードのカバーですね!)、Juan Manuel の「Chiquitita」(ABBAのヒット曲のカバー)等が入っているので、今回紹介の「30 Bachatas Pegaditas」(04年発売)からというのも、いいんじゃないかと思います

Various Artists

様々なアーティスト

入門お勧め盤

試聴はこちら
創成期のサルサ、
NYサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
面白いCDを見つけましたので「サルサの重要アー ティス ト」は一休ということで、今週ご紹介するのは「On One, Vol. 1」。何とWest Coast Salsa Conglessを主催しているAlbert Torres氏が、再発が活発に勧められ、今、再び脚光を浴びているFaniaレーベルから、サルサを踊る人達のために選曲・編集したCDとのこと。その 第一弾がこの「On One, Vol. 1」で、60年代後半から70年代の初めを中心に、Faniaの名曲やヒット曲か ら「隠れた名曲」的な佳曲まで、踊るにはもちろん、聴いていてもとっても楽しいCDを編集してくれました。「on 1」で踊るのに、ぴったりの曲ということでのタイトルだそうですが、同時に、「On Two, Vol. 2」(試聴はこちら) も発売され、やはりsalsa創成期のFaniaの佳曲が集められていますの で、是非、2枚を聴き&踊り比べて下さればと思います。「確かにこれはon1向きだな」あるいは「確かにon2向きだな」というのが大方ですが、「どっち かというと、これはon2じゃないかな?」というのが何曲かというのが率直な感想です。さて、あなたはいかがですか?
9月のお勧めサルサCD

Roberto Roena

ロベルト・ロエーナ

*試聴はこちらから
創成期のサルサ、
NYサルサ他

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
しばらく、お休みしていた「サルサの重要アーティス ト」に戻って、今週はRoberto Roena。1940年にPuerto Ricoで生まれたRoenaは、ミュージック・キャリアをダンサーとして始めたそうです。やがて、Puerto Ricoを代表するバンド・リーダーであり奇才でもあるRafael Cortijoのバンド「Cortijo y Su Combo」に、コーラス兼ダンサーとして加わった彼は、Cortijoに才能を見出され、57年から62年の間、ボンゴ奏者としてCortijoのバン ドで演奏を続けます。その後Mario Ortizのバンドを経て、62年の5月に(Cortijoが投獄されている間にに分かれてできた)El Gran Comboに移りました。69年までGran Comboに在籍しましたが、その間の66年に、自己のバンドMegatonesを率いて“Se Pone Bueno”でレコードデビューを果たします(ちなみに、コーラスにはAndy Montanezも参加していたそうです)。69年にかの「Apollo Sound」を編成し、Fania Recordsの子会社Fania Internationalと契約し、スマッシュヒットとなった「Tu Loco Loco, Y Yo Tranquilo 」を含む「Roberto Roena y su Apollo Sound」を録音しました。Bobby ValentínやPapo Lucca、Luis ‘Perico'Ortiz、Humberto Ramírez等のPuerto Ricoを代表するアレンジャー達のサポートを得ながら、名盤「El Progreso」を始め同レーベルから数々の作品を世に送り出す中で、Roena y Su Apollo Soundは当時の最も進歩的で創造的、そして洗練されたサルサ楽団としての地位を確立しま す。一方、Roenaは70年代の初めにFania All Starsにも参加し、映画“Our Latin Thing”やcheetaでのライブ等にも登場しました。80年代入りFaniaレーベルと契約し、82年までに「Looking Out for "Numero Uno" 」(Adalberto Alvarezの曲を3曲カバー)や「Super Apollo 」(Adalberto Santiagoが参加)等の作品をリリースします。90年代に入っても「Regreso」や「Pueblo Pide Que Toquen」を始め、メロディアスでセンティメントに溢れてていながら抑 制も利いた完成度の高い作品をコンスタントにリリースし、95年には、Apollo Soundの結成25周年を記念したPuerto Ricoでのライブ演奏を記録した「En Vivo Desde Bellas Artes」をリリース、最近では06年に「Sr. Bongo」を世に送り出しています。でお勧めですが、70年代のヒット曲や重要曲を収録した「Greatest Hits」と「La Herencia」が甲乙つけ難いのですが、個人的には後者の「La Herencia」が好きです

Dante Vargas
And The Cat Band

ダンテヴァルガス
アンド
ザ・キャットバンド
コロンビアサルサ、
マンボ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
「サルサの重要アーティスト」は一休みということ で、今週はDante Vargas And The Cat Band。コロンンビアの名門バンドGrupo nicheFrukoのバンドの他、Tito Nieves等の大物やFrankie Negron等の中堅どころのレコーディングにも参加してきた、ペルー出身のトランペット奏者Dante Vargasが結成したコロンビアを拠点に活動する新生バンド。そんな彼らの1stアルバムが東京でも、とっても売れているそうです。コロンビアでは、と てもリ ズミカルな(スタッカートが利いている)サルサを演奏するバンドが、もともと多かったという印象ですが、ここ10年位は、ブーガルー・テイストやマンボ・ テイストの強い演奏をするバンドがとても目立っていましたよね。Sonora Carruselesを始め、ディエゴ・ガレ関連のバンドや、先日来日したLa-33なんかですね。そんな中にあってCat Bandは、今、最も勢いのあるバンドの一つと言っていいでしょう。全編、60年代頃の Mamboテイストのノリノリの演奏が並びますが、決して単なる焼き直しではなく、コロンビアならではのノリやスピード感、俗っぽさ・・・が、「ちょっと やり過ぎ?」な位に際立っています。余談ですが、どこか、SwingJazzとRockabillyを融合したBrian Setzer Orchestrarに通じるものを感じたりもします

Wayne Gorbea's
salsa picante

ウェイン・ゴルベアズ・
サルサ・ピカンテ

*試聴はこちらから
NYサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週は、やはり「サルサの重要アーティスト」でもあ るWayne Gorbea's salsa picante。80年代からNYのBronxで活躍するゴーイング・マイ・ウェイ的な個性派中堅バンド。2000年をちょっと過ぎた頃に、東京でも 「Yo-Yo」(オリジナルは「Saboreando Salsa Dur en el Bronx」に収録)が大ヒットしてました。ブロン クス生まれでブロンクス育ちのWayne Gorbea(リーダー兼ピアノ)、Rick Davies(音楽監督&trombone)、Frank Otero(メインボーカル)等々のベテランミュージシャンからなり、Bronxで70年前後に生まれた当時のSalsaの音、あるいは、それ以前から面 々と受け継がれて来たAfro-Cuban musicの伝統を大切にした音作りへのこだわりが、彼らのサウンドを、他のグループ等の音とは一線を画した、とても際立ったものにしています。といって も、決して化石になることなく、時代の空気もしっかり踏まえながら、魅力的な作品をコンスタントに世に送り出し続けています。上述の「Saboreando Salsa Dur en el Bronx」や「Salsa Picante Cogele El Gusto」、「Fiesta En El Bronx」等、現在容易に入手できるCDもいずれもお勧めなんですが、まずはや はりベスト盤からからということで、当初から06年の最新作「Prakatun Cogele El Gusto」までの作品からピックアップした「Introducing Wayne Gorbea's Salsa Picante」がお勧めです

New Swing Sextet

ニュー・スウィング
・セクステット 
NYサルサ
NYラテン

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週は、やはり「サルサの重要アーティスト」でもあ るNew Swing Sextet。ブガールーが大流行していた1960年代のNYで、それまでにNYのbarioやharlemで培われて来たたキューバ音楽の伝統や黒人音 楽の伝統 の上に立ちながら、それらを融合して、都会的なクールさと洗練を備えた、とてもグルーヴィーなダンス音楽を演奏して、大人気を博しました。80年頃に、深 夜のFM番組で河村要助さんが選曲を担当した深夜のFM番組(確か、ブーガルーの特集だったかな? 当時、東京のクラブで は、ラテンソウルやラテンファンク、ラテンジャズなんかが、流行りつつある状況でした)で、彼らの「Monkey See Monkey Do」(チャチャチャ)を聴いてブットンで、どうしても手に入れたくなり、都内のレコード屋を何店も探しまわって、ようやくコンピレーション盤で見つけ ることができ、即買いしたなんて経験がありました。
そんなNew Swing Sextetですが、70年代に解散してしまい、ずっと彼らの音を聞くことができませんでしたが、最近、再結成されたそうで、この7月に「Back on the Street」がリリースされ、NYでは、既に「Che Che」や「El Bongo」等がヒットしているそうです。そんな彼らですが、やはりヒットを飛ばしまくった&“泣く子も踊らせた”(?)60年代のアンソロジーというこ とで、まずは是非「Monkey See Monkey Do」から聴いて下さればと思います。代表曲のタイトル曲を始め、(John Coltraneのカバーで有名な)スタンダード「My Favourite Things」も入っています
8月のお勧めサルサCD

La-33

ラ・トレインタ・
イ・トレス
コロンビアサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週も「サルサの重要アーティスト」は一休みと言う ことで、来日公演で再び話題になっているLa-33。南米コロンビアの首都ボゴダを拠点に2001年から11人の大所帯のバンドで活動を開始、04年にイ ンディーズレーベルからCDデビュー、その間、ライブで演奏していた「La Pantera Mambo(ピンクパンサーのテーマ)」が話題を呼び、南米のみならずヨーロッパでも大ヒット、東京でも、1年位前からよく聴かれる様になり、この8月の 来日公演に合わせて、再度、ラテンバーなどで、よく流れていました。ここしばらくのコロンビアのバンドの傾向として、60年代のNYでヒットしたブーガ ルーのテイストを大きく取り入れた音や、土着の大衆音楽クンビアとのミクスチャー等を試みた音が多い中にあって、オーソドックスで都会的な音作りが逆に印 象的だったりもしますが、NYのクラシックサルサ等と比べ、よりおおらかで、イケイケ的な感じやオチャラケた感じ、猥雑な感じが漂うのが、やはりコロンビ アらしくてイイナという気にさせられます。上述の「La Pantera Mambo」を始め、とにかく理屈抜きに楽しく踊れますので、未だ聴いていない人も、ライブの余韻に浸りたい人も、持っていない人は是非どうぞ!

Gloria Estefan

グロリア・エステファン

*試聴はこちらから
Son、
Sonmontuno他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
(先日のイベントでお問合わいただきましたので、昨 夏に続き再度、ご紹介させていただきました)
キューバからの亡命後、マイアミを拠点に活動を続け るラテンポップス界のディーバ“グロリア・エステファン”の07年夏発売の4枚目のスペイン語アルバム。「Mi tierra」「Abriendo puertas」「Alma Caribena」同様、本作も母国 キューバへの思いを込めて作られています(タイトルの「90 Millas」ってMiamiから約90マイルのCubaのことですよね?)今回はボレーロやバラードが減り、SonやSonMontunoが中心に なっています。毎回ゲストが豪華なのですが、今回も、Johnny PachecoCachaoChocolateEdwin BonillaPapo LuccaIndiaJose FelicianoSantanaShiela E等、ラテン界のDivaならではの超豪華なメンバーが顔を揃え ています。本作も完成度の高い演奏と洗練されたアレンジで、ソンのリズムをベースに、美しく心地よいキューバ音楽を聴かせてくれます! 賑やかな盛夏はも ちろん、過ぎ行く夏への名残がつのって行くこれからの季節にもぴったりです。

Proyecto Uno
プロジェクト・ウノ

Ilegales
イレガレス

ベスト盤
入門おすすめ盤!

*試聴はこちらから
メレンゲ
メレンハウス

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
(“ロマンチック特集”等々をしている間に、最近発 売されたもので、是非お勧めしないといけない盤が、かなりたまってしまいましたので)「サルサの重要アーティスト」は、引き続き一休みと いうことで、今週紹介するのは「2 Grandes Voces de La Fiesta」。90年代から「メレンハウス」(メレンゲとハ ウスミュージックのミクスチャー)の第一人者&リーダーとして活躍を続ける人気グループProyecto Uno(プロジェクト・ウノ)とIlegales(イレガレス)の2大巨頭のカップリング・ベスト盤。(ちなみに、Fulanitoも忘れてはならないメレンハウスノのリーダー的存在)ラテンバー等で誰もが一度は耳にしたこ とのある&今でもよく流れる「Tiburon」、「Esta Pegao」(Proyecto Uno)、「Enamorao」「Morena」(Ilegales)等のとってもポップで(お馬鹿さ&)楽しさあふれるヒット曲がたっぷり8曲ずつ計 16曲並んでいます。フロアーが盛り上がること間違いなしの便利な1枚です

various artists
様々なアーティスト

入門お勧め盤

*試聴はこちらから
各地のサルサ
最近のヒット曲

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
「サルサの重要アーティスト」は、引き続き一休みと いうことで、今週紹介するのは「30 salsas pegaditas 2008」。 先週の「Los Mejores de La Salsa 2008」や「Salsahits」等と並んで、最近発売される様になったヒット曲集シリーズですが、他のシリーズと大きく 違うのは、新旧のヒット曲がたっぷり30曲収められているということ。ただ、全曲がオリジナルということではなく、旧ヒット曲(ほとんどがサルサの定番 曲)は、(あくまで推測ですが)多分、このCDへの収録を主目的に編成された楽団が演奏しています。でも、(活動歴が長い有名グループではなくても)演奏 やアレンジはソツなくこなされてますので、有名曲のカバーバージョンの感覚で聴くことができます。最近のヒットとしては、VictorManuelleの 「Nunca Habia Llorado Asi」やOscarDeLeonとGilbertoSantaRosaが共演した「Me Fallaste」、ElGranComboの「Arroz Con Habichuela」、PuertoRicanPowerの「Juguete de Nadie」、N'Klabeの「Ella Volvio」、NG2の「Como Amigo No」等が、旧ヒットのカバーとしては、AndyMontanezの「Casi Te Envidio」やWillieColonの「Murga de Panama」、Frankie Ruizの「Bailando」、DLGの「Quiero a Morir」(オリジナルを収録)、CeliaCruzの「Cucala」、DavidPabonの「Aquel Viejo Motel」等が収録されています
7月のお勧めサルサCD

various artists
様々なアーティスト

入門お勧め盤

*試聴はこちらから
各地のサルサ
最近のヒット曲

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
「サルサの重要アーティスト」は一休みということ で、今週紹介するはの「Los Mejores de La Salsa 2008」。「Salsahits」と並ぶ、最近のヒット曲を集めた定番シリーズ。今年は「Salsahits」でなく 「Los Mejores de La Salsa」にしてみました。少し値段が安いからなんですが、毎年の「Salsahits」同様、El Gran Combo、Tito Rojas、Gilberto Santa Rosa、Victor Manuelle、Frukoといった大物から若手のNG2やN'Klabeまで、耳馴染みのよいメロディーに洗練されたアレンジ、完成度の高いバックの 演奏、そして情感豊かに歌う上手い歌手・・・といった、ヒット性十分の印象深い曲がたくさん収録されています。もちろん、既に、ヒットしている曲やラテン バー等でよく耳にする曲も収録されています。こういった定番シリーズで、最近&最新のsalsaを押さえつつ、これまでのたくさんのアーティスト達が、し のぎを削りつつ蓄積・醸成してきた鉱脈を堀り進むが、salsaの楽しい聴き方&踊り方の一つとしてお勧めです。昨年リリースの「Mejores de La Salsa 2007」も「Los Mejores de La Salsa 2008」同様、お勧めです

Bobby Valentin
ボビー・バレンティン


*試聴はこちらから
プエルトリカンのサルサ
NYサルサ、
創成期のサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
ほとんど脈略もなく思いつくままにといった感じです が、今週紹介するのはBobby Valentinです。1941年のプエルトリコ生まれで、“El Rey del Bajo” (The King of the Bass)であると同時に、バンドリーダーでありアレンジャーであり、そしてFaniaの立役者の一人です。と言っても、ベース奏者やアレンジャーとい う、演奏の“大黒柱”の様な存在なんだけど、表舞台にはなかなか出て来ない、どちらかと言うと地味な存在なため、まだ学生だった80年代に中古レコード屋 で 買った「Live at the Cheetah, Vol. 1」「Live at the Cheetah, Vol. 2」にも、彼がしっかり参加している(しかも、ベース やアレンジャーという重要な役割)のを知ったのは、ずっと後になってからでした。
小さい頃からギターやサックス、トランペット等の楽器を演奏していた彼は、56年に16才で家族とともにNYに渡り、(同郷の)Willie Rosario、Joe Quijano、Charlie Palmieri、Tito Rodriguez等のバンドで演奏した後、65年に自己の楽団を編成し「Ritmo Pa Goza」でレコードデビュー、何枚かのレコードを出した後、66年にFaniaレコードと契約、74年までの間に「El Mensajero」「Bad Breath」「Young Man with a Horn」「Se la Comio」「Algo Nuevo」「Soy Boricua」「In Motion」「Rey del Bajo」の9枚のアルバムを録音しました(最初の数枚では、トランペットを吹いていまし た。個人的には、これらの中ではFaniaでの最 後の録音「Rey del Bajo」が完成度が一番高いと思います)。この間(愛嬌と哀愁を帯びたハスキーボイスで、ひしゃげた様に歌うスタイルが印象的な)にMarvin Santiagoがリードボーカルに加わったりしています。そして75年には、自己のレーベル 「Bronco」を設立、プエルトリコで最も古い刑務所「El Oso Blanco」でのライブの模様を録音した「Va a la Carcel Vol 1」「Va a la Carcel Vol 2」をリリース、76年にリリースされた「Afuera」から、 Johnny Vazquezが参加したものの(彼は90年代までValentinと活動をともにします)、Marvin Santiagoは、バンドを抜け(麻薬問題で一時活動を休止した後)、70年代の終わり頃から、THレーベルでソロ活動に専念することになります。 Bobbyは、その後も、自己のBroncoレーベルで、コンスタントにアルバム制作を続けますが(流通経路等のせいなんでしょうが、それにしても BroncoのCDは現在値段が高い!)、やはり、ピークは、Faniaレーベルでの録音や80年代前半頃(ちょうど、ロマンチック・サルサが主流となっ て行く以前)までの様な印象です。で最近では、2000年リリースの「La Gran Reunion」が、彼らしい音作りと、Johnny Vazquezを始め、それまで彼のバンドでリードを務めたことのある6人のボーカリストが一同に会したことで評判となりました。(ちょっと高くて手が出 ませんが)07年リリースの最新盤「Evolution」も、Bobbyならではの音作りの完成度の高いCDに仕上がっています。
で、まずはのCDです が、Faniaでの録音からヒット&重要曲を集めた「La Herencia」が、現在、容易に入手できるCD(ベスト盤)の中では、お 得&お勧めです

Willie Rosario
ウィリー・ロサリオ
プエルトリカンのサルサ
ロマンチックサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
まさに思いつくままにと言う感じですが、夏が近づく と思い出す楽団と言うことで、今週紹介するのはWillie Rosarioです。学生時代にサルサのレコードを買う様になった80年代の始め頃にヒットしていた「The Portrait of a Salsa Man」や「The Salsa Machine」を、今はなき渋谷の芽瑠璃堂で買って聴いたのが出会いです(ちなみにそ の頃は、THレーベルが全盛といった感じで、Oscar D'Leonを始め今では大御所と言われるアーティストが、ヒット作を飛ばしまくってました。)で、バイトで稼いだなけなしのお金で聴いたサウンドは、 (今も、彼の楽団のスタイルになっている)バリトンサックスが常にリフを繰り返していて、それまで聴いていた70年代のFainiaレーベルから出ていた レコードに比べ、随分のどかで素朴、ちょっと夏っぽいなと感じたのを覚えています。そんな出会いだったので、彼のことを、生まれも育ちも根っからのプエル トリカンなんだろうなと勝手に思っていました。後に「Touch of Boogaloo」で、彼の楽団が60年代にNYで大流行したブーガルー(「 Babalu's Boogaloo」等)を演奏したいるのを聴いた時も、「あ〜、ミュージシャンを始め人の行き来が盛んだから、同じ頃プエルトリコでもブーガルーが流行っ たんだな」位に思ってました。ところが、生まれは確かにPuerto Ricoなんですが(1930年生まれ)、音楽活動を始めたのも、その活動の前半も、16才に家族とともに移り住んだNYのManhattanだったとい うことを、ある時知って、成る程な!と思ったものです。NYに引っ越すとともにバンドを組んで彼はcongaを担当したそうですが、Palladiumで のTito Puenteのパフォーマンスを見て、timbalesへの転向を決意したそうです。様々なアーティストや楽団での仕事を経て、59年に自己の楽団を持つ に至り、62年にNYラテンやSalsaの歴史を語る上で外せないAlegre Recordと契約、Salsaが生まれる母体となった60年代の伝説的なDscarga(「The Best of The Alegre All Stars」等に収録)にも参加したそうです。60 年代後半のboogalooの流行の折には、Atlantic Recordの子会社Atcoで2枚のboogalooアルバムを制作、この際に、現在まで続く上述の「4本のtrumpetにバリトンサックス」を加え たバンドスタイルを確立したそうです。Faniaの最重要人物の1人で、彼の友人でもあったBobby Valentinの勧めで、Faniaの子会社Inca Recordと契約、69年に出した「El Bravo de Siempre」(「これぞNYラテンの極致の1枚!」と言える名盤)から「La Cuesta de La Fama」がヒットし、彼の名が世に知れ渡るようになたそうです。71年には同レーベルから「Mas Ritmo」をリリース、このアルバムには、若き日のGilberto Santa Rosa とTony Vegaも参加していたそうです。72年にはPuerto Ricoに移り、大ヒット曲「Last Tango in Paris」や「Arrepentios Pecadores」等を含む「Infinito」をリリースします。78年に上述のTHレコードに移籍、85年までの間に、7枚のアルバム を制作しました。80年には、活動20周年を記念して、それまでのヒット曲を新たに録音した「El De a 20 de Willie」がリーリースされ、再びTony Vegaが参加しました。81年にリリースされた「The Portrait Of A Salsa Man」にはGilberto Santa Rosaも参加しました。86年にはBobby ValentinのレーベルBroncoに移籍、「Nuevos Horizontes」、「Afincando」、「A Man Of Music」、「The Salsa Legend」とリリース、89年の「Unique」では、80年代後半から主流となってきた「salsa romantica」スタイルを試みました。最近では99年には、Gilberto Santa RosaやTony Vega、Papo Lucca and Bobby Valentinらの参加を得て、従来からの彼のスタイル「harder, driving style」に仕上げた「Back to the Future」をリリース、「Apartamento」が大ヒットしました。06年 には「La Banda Que Deleita」がリメイク盤としてリリースされています。で、まずはのCDです が、上述のヒット曲「Arrepentios Pecadores」が入っていないのが玉に傷なんですが(「Back To The Future」には再録が入っています)、「The Greatest Salsa Ever」が、現在、容易に入手できるCD(ベスト盤)の中では、お 得&お勧めです

Andy Montanez
アンディ・モンタネス

*試聴はこちらから
プエルトリカンのサルサ
ロマンチックサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
今週は、Reggaetonアーティストらとの共演 アルバム「Salsaton」のヒットの記憶が新しい歌手Andy Montanezです。今や“Godfather”と言われる程の押しに押されぬ大御所です。やはりプエルトリコ出身で生まれは1942年。ボレロ歌手と し て歌い始めた後、62年にプエルトリコを代表する楽団El Gran Comboの歌手となり、ここでの活躍で一躍有名となり、76年までの15年間の在籍期間中に27枚のLPの制作に参加、"Un verano en N.Y."、"Julia"、"Vagabundo"、"El Swing"等々、数々のヒットを生み出しました。77年に、当時ベネズエラを拠点に活動していたDimension Latina(先日紹介のOscar D'Leonらが設立)に参加、自己の楽団を持つため独立する80年まで活動をともにしました。独立以降も、アルバムの制作はもとより、プエルトリコを始 め各地の音楽フェスティバルに定期的に出演する等、精力的に活動を続け、ヒット曲もコンスタントに世に送り出しています。上述の06年のアルバム「Salsaton」にはDaddy YankeeやCheka、N' Klabeらが参加する等、最近では、Reggaeton等の異分野や、若手のアーティストとの共演も精力的に行っています。ちなみに、彼の2人の息子も 80年代にサルサ歌手としてデビューしているそうです。
で、まずはのCDですが、一部の代表曲がメドレーになってしまっている等、必ずしもベストではないのですが、「Grandes Exitos」が、現在、容易に入手できるCD(ベスト盤)の中ではお勧めです

Ray Barretto
レイ・バレット

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創成期のサルサ
NYサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
(これまで、しっかりと取り上げていない)「サルサ の重要アーティスト」その2の今週は、Ray Barretto。「LatinJazzのゴッドファザー」と呼ばれる等、後期や晩年はLatinJazzでの活動のほうが目立ちましたが、Salsaの 創成以前から活躍し、「この人がいなければSalsaは生まれなかった(あるいは違うものになっていたかも)」と言える重要人物の1人です。プエルトリコ から移住した両親のもと、1929年にNYのBrooklynで生まれたそうです。小さい頃から周囲に流れていたJazzの音に包まれて 育ち、40年代にキューバの打楽器奏者Chano PozoとJazzトランぺッターDizzyGillespieが大ヒットさせたAroCubanJazzの名曲「Manteca」を耳にし、「自分が演 るのはこれだ!」と感じたそうです。49年に(兵役を退役後ヨーロッパから)NYに帰ったBarrettoは、打楽器の演奏法を身につけ、いくつかのバン ドに加わった後、やがてJoseCurbeloの楽団を経て、57年にTitoPuenteの楽団に加わり、そこで4年を過ごし、NYラテン&Mambo の名盤「Dance Mania」の制作にも参加しました。Tito Puenteの楽団を脱退後は、NYで最も求められるパーカッショニストの1人となり、Charlie ParkerやDizzy Gillespie、Art BlakeyやMax Roach等、JazzJGiantsと言われる様々なアーティストと共演しました。60年代にCharangaスタイルがNYで大流 行する中、Riverside Recordの依頼で彼はチャランガ楽団を編成し、62年録音のアルバム「Charanga Moderna」から「El Watusi」がヒットBillboardのTop20にチャートインし、同アルバムはゴールドディスクを受賞しました。67年にFaniaレーベルと契 約し、それまでのチャランガ編成を転換、金管のフロントとバイオリンを外してJazzやR&Bテイストの強い「Acid」を録音、これにより彼はNYラテン界で揺ぎない地位を獲得しました。Faniaレーベル在籍した 75年までの間に、この他に8枚のアルバムを制作し、「Que Viva La Musica」(「Que Viva La Musica」は代表曲の1つ)や「Indestructible」、「Carnaval」、「Barretto」(彼の代表曲「Guarare」や「Ban Ban Quere」を含む重要盤の1枚です)等がヒットしました。この間72年に、66年からずっと歌って来たAdalberto Santiagoを始め、バンドのメンバーの大部分が、「Tipica 73」の結成のために脱退してしまうという事件も起こっています。76年から78年まではAtlantic Recordと契約し、「La Cuna」や、彼の代表盤の1つ「Tomorrow」(NYBeacon Theatreでのライブ盤)を含む3枚のアルバムを制作ました。この後、手の怪我でしばらくアルバム制作から離れることになりましたが、79年に再び Faniaに戻り、AdalbertoSantiagoと改めて組み「Rican/Struction」を、80年には「Giant Force」(Fuerza Gigante (Giant Force)は代表曲の1つ)を、82年には「Rhythm of Life」をリリース、女王Celia Cruzと組んで88年に世に送り出した「Ritmo En El Corazon」が90年にグラミーを受賞しました。しかし、89年の「Irresistible」を最後に、FaniaとともにNYラテン界を離れ、91年にConcord Picanteレーベルに移籍、以降はJazz畑での活動が中心となり、Eddie Gomezらと組んだ「New World Spirit」等での活動を続ける中、06年2月17日に心臓麻痺のため、惜しまれつつこの世を去りました。
で、まずはのCDですが、「The Essential Ray Barretto」が彼の代表曲やヒット曲を、(現在、入手し易いCD の中では)最も網羅できているんじゃないかと思いますのでお勧めです。60年代のチャランガ編成の頃の代表曲を集めた「Descarga Criolla」も、とってもホットでお勧めです
6月のお勧めサルサCD

Oscar D'Leon
オスカル・デ・レオン

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メインストリームのサルサ
ベネズエラ人
アーティストのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
2月から続けて来た「このアーティストはロマンチッ ク系だ!」ですが、ひとまず一段落にして、しばらくは、サルサにとって重要なアーティストでありながら、このコーナーで、今まで、あまり取り上げてこな かったアーティストを、思いつくままに紹介して行きたいと思います。で、まず最初はOscar D'Leon。「泣く子も黙る」と言った感じで、サルサが生まれた頃からすっと活躍している大御所です。1943年ベネズエラのカラカス生まれだそうで、 海を越えて流れて来るCubaのSonやSonMontuno等に憧れて、昼は自動車整備士をしながら(一説にはタクシー運転手もしていたという噂 も)、夜はコントラバスも弾く歌手として地元の楽団で歌っていたそうです。72年にパーカッショニストのJose Rodríguezらとともに、サルサの歴史に残る楽団「La Dimension Latina」を設立、誰でも一度は聴いたことがあるんじゃないかという程のヒット曲「Lloraras」を飛ばす等、スター街道を歩き始めます。76 年には「La Salsa Mayor」を、78年には「La Critica」という、いずれもサルサの歴史に残る楽団を編成し、活躍を続けました。上述の様に、OscarがCubaのSoneroへの憧れや敬意が 活動のベースにあることや、その歌唱力の高さから、いつの頃からか「El Sonero」や「El Sonero del Mundo」等と呼ばれる様になりました。その後も、THレーベルやロマンチックサルサの温床RMMレーベル等で活躍を続け、様々なアーティストと交流し ながら、色々なタイプのたくさんのサルサヒットを生み出し、今なおコンスタントにアルバムを世に送り出しています。最近は、メキシコ音楽にこだ わった作品作りもしているようです。でお勧め盤ですが、初期から最近まで、手っ取り早く全体像をということでしたら「Exitos Eternos」からが価格も1000円程度でお勧めです。幅広くじっくり聴きたいということ でしたら20曲入りで千円台後半の「The Greatest Salsa Ever」が、初期(THレーベルの)のヒット曲や代表曲をじっくり 聴きたいと言うことでしたら、「Verdadero Leon」がお勧めです

NG2
エネヘ・ドス

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ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
終盤に差 しかかってもなかなか終わらない「この人はロマンチック系だ!」ですが、 今週はNG2。プエルトリカンのNorberto VelezとGerardo Rivasの2人のシンガーによって結成されたDuoで、Rivasは、 El Gran Comboのシンガーの1人、Jerry Rivasの息子だそうです。2人ともVictor Manuelleの楽団の一員として歌っていて、そのVictor Manuelleの支援を受けながらソロデビューを果たしたそうです。デビューは04年の「Comienzos」(Victor Manuelleもゲストで参加)。06年に2ndの「Al fin」を、そしてこの08年には3rdの「Con Todas Las de Ganar」を発表しています。でお勧め盤ですが、いずれもコーラスワー クが美しく、アレンジなんかもツボを得ていて完成度が高い作品なのですが、やはり、一途に大切に大切に歌っているスタンスが、趣きや味わい深さにつながっ ている1stの「Comienzos」に軍配を上げたいと思います。最近の作品の中では、聴く程に魅力を増して来る、稀に見る いい1枚だと思います

Kevin Ceballo
ケヴィン・セバージョ

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ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
そろそろ終盤に差 しかかってきました「この人はロマンチック系だ!」ですが、 今週はKevin Ceballo。1977年にプエルトリカンの両親のもとマンハッタンで生まれた彼は、ゴスペル等を経て、90年代の終わり頃、Isidro Infanteに見出され、Infanteの楽団で歌った後、マークアンソニーやインディアらに続く、RMMレーベルの看板歌手(タレント?)の一人とし て、2000年に「Mi Primer Amor」でデビューを果たします。その後03年に2nd「Yo Soy Ese Hombre 」を、そして07年には3rdの「Renacer」を出し、2ndからは「Amame o Dejame」と「Tu Volveras」が定番シリーズの「ano de exitos salsa」に、そして最新作の3rdからは「El Milagro De Tu Amor」が、やはり定番シリーズの「Salsahits 2008」に収録される等、現在の若手を代表する1人として活躍を続けています。で、ま ずはですが、2ndも最新作の3枚目も甲乙つけ難いのですが、情感やセンティメントが濃厚で、よりロマンチックに溢れているということで、最新作の 「Renacer」からがお勧めです
5月のお勧めサルサCD

N'Klabe
エヌクラベ

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ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
そろそろ終盤に差 しかかってきました「この人はロマンチック系だ!」ですが、 今週はN' Klabe 03年に Puerto Ricoの若者3人で結成、翌04年に1st「Salsa Contra Viento y Marea」でデビュー、2ndの「I Love Salsa! 」から、タイトル曲の「I Love Salsa!」が大々ヒット、一躍スターの座に踊り出、以降、若手を代表する実力派グループの1つとして活躍を続ける彼ら。04、05、06、07とコン スタントにアルバムを発表して来ていますが、(未だ聴いていない人は)まずは、大ヒット作の「I Love Salsa! 」からがお勧めです。このアルバムには、オリジナルと、Ismael MirandaやCheo Feliciano、Victor Manuelle、Rey Ruiz、Brenda K. Starrらの豪華ゲストらとのデュエットで再録したスペシャルエディッションとがありますが、やはり、上で紹介している「特別版」が買い!でしょう。で 次の1枚ですが、3作目の「A Punto a Estrallar」も、バックの演奏の完成度も高く、3人のボーカル&コーラスワーク も美しく、また収録曲もメロディーがキャッチーな曲が多く変化に富んでいて捨て難いのですが、さらに、センティメントやサボールに磨きがかかった4作目の 「La Nueva Escuela」がお勧めです

Brenda K. Starr
ブレンダ・ケー・スター

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ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
“2月、3月だけでなく、いつでも大活躍&盛り上が ること間違いなし、大好きな人のとっても多い”「ロマンチックサルサ」ということでお送りして来ました「この人はロマンチック系だ!」、そろそろ終盤に差 しかかってきましたが、 今週はBrenda K. Starr 先週のIndiaとともに、人気&実力を2分するBrendaですが、彼女もやはりプエルトリコ系。87年に「BRENDA K.STARR 」でメジャーデビュー。80年代後半には、Mariah Careyがブレンダのバックで歌っていたことでも有名です。最初はPops歌手としての側面が大きかった彼女ですが、90年代以降、ルーツを生かし、サ ルサやバラード等をスペイン語で歌う様になり、人気が急上昇、多くのヒット曲をSalsaやLatin Tropicalチャートに送り出して来ました。そんな彼女ですが、やはりまずはベスト盤からということで「All Time Greatest Hits」。上述の「Brenda K. Starr」から、メジャーでの5作目となる2000年発売の「Petalos de Fuego」(ベスト盤に収録されていない「Honesty」のサルサカバーが収録さ れていて、このアルバムもお勧めです)までの5枚から、今でもラテンバーやイベント等でよく耳にするヒット曲13曲が収録されています。2002年発売の 「Temptation」も、大ヒット曲「Por Ese Hombre」(Tito NievesとVictor Manuelleも参加)や「Love on a Two Way Street 」等が入っていてお勧めです(いずれも過去に紹介済のアルバムですので、お気を付け下さい)

India
インディア

ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
引き続き、「この人はロマンチック系だ!」ですが、 今週はIndia 女王Celia Cruz亡き後、新たな女王と呼ばれているIndiaですが、女王に相応しく(?)、大御所で奇才のEddiePalmieriのプロデュースで、ハード なNYサルサの1st「Liego La India」を出した後、2作目「Dicen Que Soy」以降は、一転、ロマンチック路線に大きく転換しています。 MarcAnthonyとのデュエット曲「Vivir Lo Nuestro」(「Dicen Que Soy」)にオリジナル収録)が大ヒットする等、Marc Anthonyと並んでRMMを代表する看板スターの1人となった彼女、上述の1st、2ndを含め(3rd「Sobre el fuego」には「Through the fire」なんかのカバーが入っています)、どのアルバムもお勧めですが、まずはやはりベスト盤ということで、16曲入りで1500円強でまんべんなく網 羅された「La Historia... Mis Exitos」も捨て難いのですが、MarcAnthonyとの デュット「Vivir lo Nuestro」が入っているということで「Grandes Exitos」がお勧めです


Tony Vega
トニー・ベガ


Tito Nieves
ティト・ニエヴェス

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Domingo Quinones
ドミンゴ・キニョーネス

ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
先週のGilberto Santa Rosaがいた80年代前半にWillie Rosarioの楽団で名を上げたのがTony Vega。50年代の終わりにプエルトリコで生まれた彼は、家族とともに10代の時にNYに移り住み、ハイスクール卒業後すぐにサルサバンド(La Selecta)に加わり、歌い始めました。そこで歌っている所をWillie Rosarioに見出されたそうです。Louie Ramirezや Eddie Palmieriのバンドで歌った後、80年代に自己のバンドを編成し、Tito Puenteの100枚目の記念アルバム「The Mambo King」で歌ったりしました。ハリとツヤのある美しい声が特徴の彼ですが、やはりロマ ンチックサルサの隆盛に合わせて全盛を迎えたRMMレーベルでの活躍が印象的なアーティストの1人です。まずはやはりベスト盤ということで「Pura Salsa」からがお勧めです。
彼と同じ頃、やはりRMMレーベルで大活躍したのがTito Nieves。50年代の終わり頃にプエルトリコで生まれ、70年代にでサルサ歌手としてのキャリアをスタートしました。77年に多くの人の知る名門 Conjunto Clasicoに加わり、実力とともに名を上げました。80年代の中頃、独立し、その頃から絶頂を極めて行くロマンチックサルサを代表する歌手として、や はりRMMレーベルでの活躍が印象的です。まずはベスト盤と言うことで、「Lo Mejor de Tito Nieves」からがお勧めです。ロマンチックサルサが隆盛を極める過程 で、SoulやR&B、Popsなどのカバー・サルサを英語で歌うことが流行しましたが、そんなカバーサルサの第一人者である彼の英語のヒット曲 「I'll Always Love You」や「Heart of Mine」等が集められた「I Like It Like That」も併せてお勧めです。
やはり同じ頃、RMMレーベルで活躍したのがDomingo Quinones。60年代の前半にNew Jerseyで生まれた後、プエルトリコに両親とともに移り住みましたが、10代の半ばにNYに戻り、20の頃にサルサ歌手としての経歴をスタートしまし た。Conjunto ClásicoやLuis "Perico" Ortizのバンド、Louie RamirezやRoberto Roenaのバンドを経て、90年頃RMMに移籍、自分名義のアルバムの制作を開始し、数多くのヒットを飛ばしました。やはりツヤやハリのある声が魅力の アーティストで、俳優としての顔も持つそうですが、やはりベストからということで、まずは「Pura Salsa」がお勧めです。
TitoNievesの紹介でふれたSoulやPopsをカバーした英語で歌われたサルサですが、上述のTitoNievesやDomingo Quinones、Tony Vega他のヒットを集めた「Best Salsa in English」もお勧めです
4月のお勧めサルサCD

Gilberto Santa Rosa
ヒルベルト・
サンタ・ロサ

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ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週も“この人はロマンチック系だ!” の続きですが、今週まずは今やサルサ界の大御所の1人Gilberto Santa Rosa。60年代の初めにプエルトリコで生まれ、10代の70年代中頃にはサルサ歌手として歌い始めました。80年代には、Tommy OlivenciaやWillie Rosario、El Gran Comboと言ったプエルトリコを代表する楽団と共演し名を挙げ、80年代の後半には自己のバンドを持つに至り、80年代後半から90年代にかけて、ロマ ンチックサルサや歌謡サルサが人気を博すのに合わせ、サルサ界を代表するカンタンテとしての地位を確立しました。以降も現在まで1年おき位に完成度の高い 作品を世に送り続けています。全てがロマンチック系の曲と言う訳ではないですが、ジーンと来る様な心に響く作品が印象的な歌手の一人です。で、まずはの1 枚ですが、やは りベスト盤の「Perdoname Exitos」辺りからがお勧めです。

DLG
ディー エル ジー

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Son By Four
ソン バイ フォー

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ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
引き続き“この人はロマンチック系だ!” 今週はまずはDLG  以前紹介したMarcAnthonyと並んで、歌謡サルサ以降の「プロデューサー主義」(この方法って、サルサに限らず、ほとんどのジャンルの音楽産業 で今も主流のようですね)で最も成功したアーティスト(グ ループ)の1つと言っていいでしょう。やはりSergioGeorgeの手により76年に華々しくデビュー、一気に(アイドル的)スターの座を手にしま した。SergioGeorgeの手がけた多くのアーティストに共通しますが、彼らも、R&BやHipHop等の要素や味付け を加えることで当時の“今風”の音作りを実現し、視覚的な効果も存分に活用しながら、90年代後半に大人気を集めました。(創成の頃のサルサに比べると) 「 サルサテイストのR&B」や「ラテン風ブラコン」と言った方が当っているような気もします(Backstreet BoysやBoyz II Menなんかと立ち位置が近かったんじゃないかと思います)。サルサ作品は3枚で解散してしまったんですが、何故かベスト盤は何種類も出ています。その 中で、「20 Exitos Originales」が収録曲数や値段の観点からお勧めです。ただ、2nd収録の佳曲 「Ya」がいずれのベスト にも収録されていないので、彼らの音が気に入った方は、是非、2ndの「Swing on」も聴いてみて下さればと思います。解散後、ボーカルのメインを取っていたHuey Dunbarがソロでその後も活動を続けていますが、初アルバムの「Yo si me enamore」から「Con Cada Beso」が大ヒットし、2000年をちょっと過ぎた頃、日本でもラテンバーでかかりまくってました。
同じ頃(98年)デビューし、一時DLGと人気を2分していたプエルトリコ出身の若者4人のグループSon by Fourも同様にお勧めです。2000年頃、日本のラテンバーでも「Puro Dolor」がかかりまくってました。やはりベスト盤の「Lo Esencial」からがお勧めです

Michael Stuart
マイケル・スチュアート


Frankie Negron
フランキー・ネグロン

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ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
引き続き“この人はロマンチック系だ!” 今週はまずはMichael Stuart  70年代にNYで生まれ、子供の頃にプエルトリコに移り住んだそうで、96年に、やはり先述のSergioGeorgeのプロデュースで「Cuentos de la Vecindad」でRMMレーベルからデビューした典型的な歌謡系サルサアー ティストの1人。彼も、時代の感覚をつかんだ洗練されたアレンジやソツない演奏をバックに、澄んだ歌声でポップでメロディアスな曲を歌い、デビュー当初か ら大変な人気を集めました(確か1stアルバムはゴルドディスク受賞だったと思います)。そんな彼ですがまずはやはりベスト盤からということでRMMレー ベルの代表曲を集めた「Pura Salsa」がお手頃価格でお勧め です。
今週のもう一人はFrankie Negron 上で取り上げたMichael Stuartと同じ頃に、やはりSergio Georgeの手でRMMレーベルからデビューし、(アイドル的な)大人気を集めました。少し哀愁を帯びたハスキーな声で情感を込めて歌うスタイルが、ま さに“歌謡系サルサ”といった感じです。Comerte a BesosやEnamorado de Ti、 Por Tu Placer等が日本でも2000年を少し過ぎた頃に大ヒットしましたが、それらがしっかり網羅されたベスト盤「Siempre Frankie」がお勧めです(Frankie Negronのベスト盤は既に紹介済みですのでお気を付け下さい)

Marc Anthony
マーク・アンソニー

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ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
既に4月に入っていますが、まだまだ紹介したいアー ティストがいますので、もうしばらく“この人はロマンチック系だ!”で行きたいと思います。 今週はまずはMarc Anthony  90年代の“歌謡サルサ”の時代以降、Sergio Georgeを筆頭に、(商業的)ヒットを生み出すのに長けたプロデューサーのもと、歌が上手くルックスもいい若手が、ポップでメロディアスな曲、ソツな くこなすミュージシャンと時代の感覚にマッチした洗練されたアレンジ、そして集中的プロモーションを与えられ、次々と(アイドル)スターの座へと送り出さ れて行きましたが、マー ク・アンソニーは、D.L.G.らと並び最も成功したアーティストの1人かもしれません。93年に最初のサルサアルバムを出して以降、10枚程度のオリジ ナルアルバム(うち半分今日がサルサ)を出していますが、やはりまずはベスト盤から聴き始め、気に入られた場合は、オリジナルアルバムに聴き進んでいただ くのが無難でしょう。99年以降の作品から選曲したのが 「SIGO SIENDO YO」、そしてそれ以前の作品からピックアップしたのが「Desde un Principio」 No Me Ames(Jennifer Lopezとのデュエット)やNadie Como Ella、Vivir lo Nuestro(Indiaとのデュエット)等の代表曲がしっかり入っています(2枚とも既に紹介済みですのでお気を付け下さい)

Rey Ruiz
レイ・ルイス

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Luis Enrique
ルイス・エンリケ

*試聴はこちらから
ロマンチックサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
“この人はロマンチック系だ!” 今週はまずはRey Ruiz  この人も艶やかで伸びのある声の持ち主で歌の上手い人です。CubaのHabanaの生まれの亡命キューバ人だそうですが、多くのプエルトリカン同様、 NYを拠点に音楽活動を行っていたそうです。他のロマンチック(歌謡サルサ)系アーティスト同様、90年代に活躍し、年に1枚くらいのペースでCDを出し 続けていましたが、まずはや はりベスト盤からということで 「Tesoros de Coleccion」は、最近07年の発売で、No Me AcostumbroやPianoを始め、ヒット曲がしっかり網羅された30曲入りで手頃な1300円ちょっととお勧めです。
で私の中では似た様な印象なんですが、ニカラグアのシンガー・ソングライターLuis Enriqueも、声に艶があり表現力も豊かで、とてもいい歌手です。サルサばかりでなく、むしろラテンポップス界で一時世界的な人気を集めていました。 まずは、やはりサルサのヒット曲を集めたベスト盤「Tesoros de Coleccion」が、07年発売で30曲入り、1300円ちょっとの手軽な価格で お勧めです。
3月のお勧めサルサCD
Johnny Rivera

Johnny Rivera
ジョニー・リベラ


Ray De La Paz
レイ・デ・ラ・パス

*試聴はこちらから
ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
“この人はロマンチック系だ!” 今週はまずはJohnny Rivera  先週のJerryRiveraとRiveraつながりって感じでしょうか 実は今週のJohnnyRiveraの方が活動歴はずっと長く80年代には既 に名門Conjunto Clasicoや名グループGrupo Fascinacionで歌手として活躍していましたが、最も彼を印象づけているのは、90年代のRMMレーベルでの活躍の一環として世に送り出した、名 盤「Combinacion Perfecta」に収録された、RaySepulvedaとのデュエット曲「No Vale La Pena」でしょう。とにかく切なく胸にヒシヒシト響いて来ます。90年代を中心に作品を連発しましたが、まずはや はりベスト盤からということで 「Serie 32」は現在も入手し易く、上述のNo Vale la PenaやNecesito Una Amigaを始め、ヒット曲がしっかり網羅された32曲入りでお勧めです。
No Vale La Penaを一緒に歌ったRaySepulvedaも、特に目立つ訳ではないのですが、包容力や温かみを感じさせる歌の上手い歌手でお勧めなんですが、現 在、作品が入手しにくい様ですので、再発等の際に、改めて紹介したいと思います。で私の中では似た様なポジションなんですが、Ray De La Pazも、声に艶があり表現力も豊かで、とてもいい歌手なんですが、やはり現在入手できるのが一部に限られるのがとても残念です。そんな中にあって、つい 2、3年前に再発された、Faniaの立役者の一人Louie Ramirezと組んだ1枚「Otra Noche Caliente」は、NY系のロマンチックサルサの極致の1枚と言える様な、演奏の 質やアレンジ、ボーカルの表現力、そしてそれらのアンサンブルの良さ等、素晴らしいアルバムですので、未だの方は是非、聴いてみて下さい

Jerry Rivera

ジェリー・リベラ
ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
“この人はロマンチック系だ!” 今週はJerry Rivera 1990年代の歌謡サルサ&サルサ・ロマンチカ全盛の波に乗ってアイドル的な大人気を博しました( 以降も、「ルックスのいい新人歌手を見つけ出し、プロの作曲家に曲を依頼、一流のバックミュージシャンに演奏させヒットを生み出す」という商業主義的手法 により、Marc Anthonyや DLGを始めたくさんのアイドル的アーティストが生み出されて行きました )。アイドルとして大人気となったサルサ・アーティストの先駆けと言ってもいいかも知れません。90年代前半を中心にヒット作を連発しましたが、まずはや はりベスト盤からでしょう。 「No Me Olvidaras」は現在も入手し易く、Amores Como el NuestroやNada Sin Tiを始め、ヒット曲がしっかり網羅された20曲入りでお勧めです。彼の歌声が気に入られた方は、Frankie Ruizのヒット曲を彼なりのスタイルでカバーした「Tributo a Frankie Ruiz」や大ヒットアルバム「Cuenta Conmigo」辺りからがお勧めです

Victor Manuelle

ヴィクトル・マヌエル
ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
引き続き“この人はロマンチック系だ!” というアーティストを、思つくままに順次紹介して行きたいと思います。今週 はVictor Manuelle NYで生まれたプエルトリカンで、1980年代の終わりに10代後半でデビューし、以降はロマンチックサルサ、あるいは歌謡サルサを代 表するアーティストの1人として、90年代後半からヒット曲をたくさん世に送り出して来ました。80年代後半以降は概してロマンチックサルサが主流になっ ていますが、哀愁を強く帯びたメロウでポップなメロディに、激情とも言える位に感情を強く込めて歌うスタイルは、まさに“ラテン歌謡の美学”とでも言え、 現在 のロマンチック系アーティストを代表する1人だと思います。そんな彼ですから、既に多くのアルバムを出していますが、まずはやはりベスト盤からでしょう。 「Exitos de Victor Manuelle」は現在も入手し易く、Apiadate de MiやHe Tratado、Volverasを始め、ヒット曲がしっかり網羅された14曲入りでお勧めです。ヒット曲中心の演目で(何とCeliaCruzのLa Vida Es Un Carnavalも演っている)しかもライブの醍醐味が味わえて、GilbertoSantaRosaがゲストで歌っている「Desde el Carnegie Hall」もお勧めです。さらにオリジナル盤に聴き進む場合は「Ironias」や「Travesia」辺りからがお勧めです

Frankie Ruiz

フランキー・ルイス
ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
引き続き“この人はロマンチック系だ!” というアーティストを、思つくままに順次紹介して行きたいと思います。今週 はFrankie Ruiz 1950年代の後半にNewJersey州で生まれ、10才になる前から既に歌っていたそうです。70年代の初めにはレコード録音を果たし、そ の後、母親とともに移住したプエルトリコでOrquesta la Solucionに参加、「Rueda」などのヒットを飛ばしました。80年代前半 にはプエルトリコの名門楽団の1つTommy Olivencia楽団で歌い、「Viajera」等のヒットを飛ばしました。その後ソロに戻り、順調にアルバム制作を続け、1986年には Billboardのラテン部門で最優秀アルバム賞を受賞、続く90年代もコンスタントにアルバムを出し続け、ヒットを連発、(彼の歌声からも伝わってく るように)気さくで人なつこい性格も手伝って、人気も絶頂に達したものの、若い頃からの麻薬とアルコール漬けの生活のため、98年のマディソンスクエアー ガーデンでのライブ直後の8月9日、肝硬変のため、40才の若さでこの世を去りました。死後も今なお根強い人気をほこる彼ですが、まずお勧めするのが「Leyenda」。 しっかり聴ける25曲入りで、しかも彼の重要曲が大方網羅されています。もし、 もっと手頃で手っ取り早くと言うのでしたら「Exitos Eternos」が、14曲入りで1000円ちょっとから購入できるのでお勧めです。上述の ヒット曲「Viajera」は、とてお味のあるいい曲なんですが、残念ながらいずれのベスト盤にも入っていません(Tommy Olivenciaのベスト盤にも、Frankie Ruizのボーカルでは入っていません)。で探してみたのですが、人気の入門シリーズ「100%SALSA 80's」に入っていましたので、彼の歌声を気に入った方、こちらも是非聴いてみて下さ い
2月のお勧めサルサCD

Lalo Rodriguez

ラロ・ロドリゲス
ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
引き続き“ロマンチック月間”ということで、以降し ばらく、あくまで独断ですが、“このアーティストはロマンチック系だ!”というアーティストを、思つくままに順次紹介して行きたいと思います。今週は Lalo Rodriguez デビュー後の遍歴を語れる程、私に知識はありませんが、Eddie Palmieriの70年代の名盤として名高い「The Sun of Latin Music」で既に歌っていたことは有名です。またこれも名盤として名高 いMachitoの70年代後半の名盤「Fire Works」でも歌っていたのも有名です。で私が次に彼の名を耳にしたのは、確か90年頃だったと 思うのですが「Un Nuevo Despertar」からの大ヒット曲「Ven Devorame Otra Vez」でした。当時は、“堅気から、いきなり軟弱路線?”というかの様な、その変容ぶりに驚いたものでした。以降、自分の中で、ロマンチック系アーティ ストのレッテルがすっかり定着しましたが、おそらく、そういった評価が一般的ではないかと思います。でお勧め盤ですが、オロジナル盤は、廃盤等で入手しに くいですし、あってもプレミア価格がついてしまっていたりするので、やはりベスト盤からがお勧めです。で、何枚かあるベスト盤からお勧めするのが「Oro Salsero: 20 Exitos」 20曲入りで、しかも彼の重要曲が大方網羅されています。 もっと手頃で手っ取り早く聴きたいと言う方には「Pura Salsa」が、14曲入りで1000円程度から購入できるのでお勧めです

Adolescent's
 Orquesta


アドレセンツ・
オルケスタ
ロマンチックサルサ
中南米のサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
「“ロマンチックな雰囲気を盛り上げてくれる”サル サ」の第四弾ということで、今回はAdolescent's Orquestaのベスト盤「VIP」から。南米ベネズエラを代表するグループで、2000年前後に、日本を含め大ヒットし、Anhelo 等のヒット曲がラテンバーでかかりまくっていました。アイドルグループの様な甘いボーカルに、バックの演奏が、大げさ過ぎお言うか、しつこい位に劇的で、 「ここまでのはなかなかないな」と言った感じの、とっても特徴的なサウンドです。否応無しに入り込める&胸キュンな気分になること間違いなしです。もちろ ん、AnheloやPersona Idealを始め、彼らのヒット曲がほとんど入っています。次は、南米つながりということで、何かもう1枚と思ったのですが、残念ながら「この1枚!」と いうのが考えつきませんでしたので(後日、思い浮かんだら改めて紹介させていただきます)ロマンチックばかりということではないんですが、「外れなし!」 と言うことで「Discos Fuentes Salsa All Stars, Vol. 3」 コロンビアを代表する Fuentesレーベルの、そのまた代表的アーティストのヒット曲を紹介する「有り難い」シリーズの03年発売の第三弾で、LosTitanesの DirectoAllCorazonやChristianValenciaのQueSeVayaなどのかなり胸キュンなサルサが何曲も入っています。05 年発売の「Vol. 5」も、未だAmazonに在庫があるようですが、このシリーズは、(Fuentesuレーベル所 属アーティストのヒット曲が手っ取り早く聴ける)とっても便利&お勧めで盤すので、「Vol.3」 を気に入られた方は、是非、聴き進んで下さればと思います。*今回のCDも既に紹介済みだったと思いますの で、ご自分のコレクションにないか、購入前に今一度ご確認下さればと思います

Johnny Ray

ジョニー・レイ
ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
「“ロマンチックな雰囲気を盛り上げてくれる”サル サ」の第三弾ということで、今回はJohnny Rayのベスト盤「Exitos Eternos」から。レーベルは違いますが、先週紹介しました「Combinacion Perfecta」同様、ロマンチックサルサ全盛の90年代を代表するアーティスト のベスト盤です。MascaradaやMargarita、Bandoleraなど、彼を代表するヒット曲、そして、中南米等のどちらかと言うとフォロモ ン濃厚で直情的なものに比べ、都会的に洗練され、秘めるかの様に少し抑制のきいた(ゆえに、逆に聴く人の心に無防備&ストレートに入って来る様な)ロマン チックサルサの名曲が詰まっています。
次は「Combinacion Perfecta」同様、RMMレーベルを代表する企画盤の1つ「Best Salsa in English」 Tito Nievesの歌う.I'll Always Love You、Cheo FelicianoのYesterday、Domingo QuinonesのDay Tripper、Tony VegaのLove Is Forever、Ray De La PazのBetcha By Gollyなど、恋がらみのポップスやロックのスタンダードの大御所によるサルサカバーが並びます。2枚とも、この時期大活躍&素敵な夜の雰囲気を「これ でもか!」という感じで盛り上げてくれること間違いなしのCDです。*いずれも既にご紹介済みだったと思いますので、ご自分のコレクションにないか、購入 前に今一度ご確認下さればと思います
Various Artists

様々なアーティスト
ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
「“ロマンチックな雰囲気を盛り上げてくれる”サル サ」の第二弾ということで、今回は「Puerto Rican Day Parade 2005 Allstars」(もしかしたら、ご紹介済み かもしれませんので、ご自分の“コレクション”の中に既にないか、購入前に、今一度ご確認下さればと思います)もともとセンチメントやサボールに溢れた “胸キュン”サウンドが特徴の“島のサルサ”(プエルトリコ・サルサ)ですが、そんな中でも、特にロマンチック気分をもり立ててくれる曲がたくさん入った CDに仕上がっています。最近のサルサで、プエルトリコらしいサルサを・・・という意図で選曲したら、結果として、ロマンチック感溢れる作品になったのか なという感じです。 Tito NievesやGilberto Santa Rosa、Frankie Negron、Victor Manuelle等の現在のサルサを代表するニューヨリカン(NYのプエルトリカン)アーティストのセンティメント溢れるヒット曲の数々が収録されていま す。
今週併せてご紹介するのは、既にご紹介済ですが、ロマンチックサルサの定番的名盤「Combinacion Perfecta」 80年代後半から始まった“ロマンチックサルサ”がサルサの主 流となっていく動きと、その中心的レーベルの1つであったRMMレーベルの1つの頂点、あるいは“行き着いた先”とも言えるCDです。もし未だ聴いてない 方は、ロマンチックサルサが好きか嫌いかに関わらず、是非とも1度は聴いておいて欲しい完成度の高い1枚です。OscarやCelia、India、 ReyDeLaPaz、RaySepulveda、MarcAnthony・・・といった超大物が、夢のデュエットを繰り広げていまます

Various Artists

様々なアーティスト
ロマンチックサルサ
ニューヨリカンのサルサ
中南米のサルサ、他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
「“新年を迎えるのに打ってつけ”CD」と言うこと で、ここ1ヶ月ほど、明るくハッピーで威勢のいい・・・なサルサを中心に紹介して来ましたが、今週末からいよいよバレンタインの2月ということで、ご多分 にもれず「ロマンチックな雰囲気を盛り上げてくれる」サルサを、しばらく紹介して行きたいと思います。まずは、やはり定番シリーズの「Salsa de Amor」でしょう。大上段に振りかざしたタイトル通り、JerryRiveraの Amores Como el NuestroやEddieSantiagoのLluvia、LaloRodriguezのVen Devorame Otra Vez、ReyRuizのNo Me Acostumbro、Adolescent's OrquestaのPersona Ideal 、GilbertoSantaRosaのPerdoname等の「ロマンチックといったらこれでしょう」という感じでまず頭に浮かぶ曲の数々が並びます。 80年代後半から90年代(ある意味、今に至るまで)を席巻したロマンチックサルサは、一般受けがとてもいいので、是非とも揃えておきたい1枚です。気に 入られた方は、Eddie SantiagoのQue locura enamorarme de tiやSexappealのAmor,Amor、Johnny RiveraのPor eso esta conmigo、Orqeusta GuayacanのTe amo , te extrano等が入った続編の「Salsa de Amor, Vol. 2」もお勧めです。私は未だ聴いていませんが、この1月に続々編の「Salsa de Amor, Vol. 3」も2枚組30曲入りで発売された様です
1月のお勧めサルサCD

Tito Puente

ティト・プエンテ
マンボ、チャチャチャ
ブーガルー、ボレーロ他

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
「“新年を迎えるのに打ってつけ”CD」のラストと いうことで、今週はTitoの異色の作品の紹介です。60年代初め頃までのMambo時代、そして80年代の中頃から90年代の中頃 までConcordレーベルでのLatinJazz時代の狭間にあって、ある意味異色で異端、その分とっても創造的でわくわくする作品が生み出されたのが 60年代後半から70年代にかけてのTicoやFania等のレーベル時代です。MamboやChaChaCha、Boleroと言った、それまでの (NYラテン)の音だけでは飽き足らず、新鮮で刺激的な音を求める時代の要請からでしょうか、新しい音を生み出そうとアーティスト達が日々試行錯誤する中 から生まれてきた作品の数々です。Salsaも、このムーブメントの中から生まれて来た音楽の1つと言ってもいいと思います。まず紹介したいのが「El Rey」 MamboやBoleroと言ったそれまでの音も入っていますが、サイケなジャケットが象徴 するように、Boogalooを始め、LatinSoulやLatinFunkと言える様な、それまでのNYラテンになかった、斬新で実験的な作品が詰 まっています。サルサを素直に踊れる曲は数曲ですが、「この時代にこんな音があったんだ!」という感じで、Boogalooを始め、LatinSoulや LatinFunkと言う様な刺激的な音が並びます。次に紹介するのが「Tito Puente and His Concert Orchestra」 Mamboなどの50年代の曲が新しいアレンジで収録されている他、 「El Rey」同様、様々なジャンルの音が融合された斬新で実験的な音が並びます。最後が「Para Los Rumberos」 Mambo時代のヒット曲のタイトルが示す様に、かつてのヒット曲の 新アレンジでの演奏が多く、アルバムを通して、とてもホット(熱い)印象です。サルサを聴く人にも素直に聴け、踊れる曲も多いです

Tito Puente

ティト・プエンテ
マンボ、チャチャチャ
ボレーロ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
「“新年を迎えるのに打ってつけ”CD・ TitoPuente編 その3」ということで、今週はConcordレーベル以降、Titoの晩年の作品の紹介です。80年代の中頃から90年代の中頃 までConcordレーベルでたくさんのアルバムを出し続けていましたが、その合間をぬってと言うか、並行して、IndiaやCount Basie楽団と共演した「Jazzin'」(ダンスにはあまり向いていません)を始め様々な企画アルバムも制作していた様です。その中 で特に印象に残るのが「MamboBirdland」 50年代のMambo&彼の全盛期のヒット曲を、大人数の楽団編成のバンドで 再現しています。ライブハウスでの演奏をライブ録音していますので、スタジオ録音に比べれば、多少、荒さを感じる所もありますが、ライブならではの醍醐味 や楽しさが詰まっていてお勧めです。もちろん踊れます!次に印象に残っているのが「Obra Maestra」 Titoと並ぶ大御所で奇才のEddie Palmieriと共演した、「彼らならではの」という言葉がピッタリの2人の個性が光る&濃厚に詰まった作品です。Oscar D'Leonを始め、ボーカルには豪華ゲスト陣も参加しています。彼の100枚目のオリジナルアルバム「The Mambo King: His 100th Album」も、サルサ寄りの作品で、演奏の質、アレ ンジやアンサンブルの完成度が高く、Titoならではの大人の作品に仕上がっていてお勧めです

Tito Puente

ティト・プエンテ
マンボ、チャチャチャ
ボレーロ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
「“新年を迎えるのに打ってつけ”CD・ TitoPuente編 その2」ということで、今週は40年代後半から60年代前半位までのMambo時代のお勧め盤です。MamboKingと言う言 葉が代名詞に使われている様に、Mmbo時代がTitoが最も活躍した時代と言うことができますが、作品もRCAレーベルを中心に、たくさん残されていま す。現在も、数多くの名盤(学生時代に外盤屋で名盤の誉れ高い「Dance Mania」のレコードを見つけた時は、即買い&急いで家に帰って針を落としたものです)やその 時代のベスト盤が何枚も発売されていますが、代表曲をしっかり網羅していて、収録曲数も多く、しかも格安ということで、この時代の作品の数々の入門には「King of Kings: The Very Best of Tito Puente」がピカイチでお 勧めでしょう。Titoのこの時代も、聴き応え十分ですので、気に入った方は、羅針盤として活用して、彼のMambo時代をじっくりと味わって行って下さ い

Tito Puente

ティト・プエンテ
マンボ、チャチャチャ
ボレーロ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
“新年を迎えるのに打ってつけ”のCDの3回目とい うことで、今週はTitoPuenteを紹介したいと思います。既にお話ししましたようにTito RodriguezやMachitoらと1950年代から60年代初めにかけて、三つどもえで“マンボ戦争”を繰り広げた一人です。確か、プエルトリコ生 まれで、若い頃はダンサーを目指していたものの、足のケガのためダンスを諦め、ティンバレスやビブラフォン等のパーカッションに転向したという話を何かで 読んだことがあります。活躍の期間も長く、企画盤やベスト盤等を除いたオリジナルの作品だけでも100枚以上の作品があるそうですので、その中から1枚と 言うのは到底至難の業ですので、活躍の時代に分けながら紹介して行きたいと思います。50年代から60年代にかけてのマンボ時代、60年代後半から70年 代初めのTicoレーベルの時代、70年代から死の直前までのConcordレーベルでのラテンジャズの時代、それと並行して吹き込んだサルサ作品という 感じで大きく分けることが出来ますが、今週はまずは、Concord時代のラテンジャズ作品からお勧め盤を紹介します。Concordレーベルだけでも多 分、数十枚の作品があり、収録曲はラテンジャズやマンボ、ラテンジャズ等ですが、(サルサ)を踊るのに好適なものやノリノリのもの、聴いていてリズミカル で とても心地いいものの、踊ると言うよりは、しっかり聴きたいものと、多様で変化に富んでいます。名盤と言われtいるものもたくさんありますし、べスト盤も 何種類も出ていますが、“我々踊る者”にとってはということで、まずは「Oye Como Va: The Dance Collection」というベスト盤をピックアップしてみました。タイトル通り、ベスト盤の中でも、素直にサルサを踊れる曲が比較的多く収録されていま す。もちろん、ソロを始め演奏の質の高さやアレンジやアンサンブルの完成度の高さも両立していて、いずれも洗練されたゴージャスでお洒落なサウンドに仕上 がっています。やはりConcord時代のベスト盤「Party with Puente!」や「Instant Party」、2枚組全24曲収録の「The Best of the Concord Years」もお勧めです
12月のお勧めサルサCD

Machito

マチート
マンボ、チャチャチャ
ボレーロ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
“新年を迎えるのに打ってつけ”のCDの2回目とい うことで、今週はMachitoを紹介したいと思います。先週のTito Rodriguez同様、1950年代から60年代初めにかけて、TitoPuenteらと三つどもえで“マンボ戦争”を繰り広げた一人です。確か、 キューバで活躍した後、1940年代にNYに活躍の場を移し、チャーリーパーカーやディジー・ガレスピーなどのJazz界の大物達とも活動をともにし、 AfroCubanJazzの大流行を生み出し、その後もJazz界との交流も続けながら、NYラテンという、やがてサルサにつながる一つの潮流を作り上 げた重要人物の一人です。やはり、40年代から50年代にかけて全盛だったビックバンド ジャズスタイルやの伝統を受け継ぎ、演奏もアレンジもとても高度で洗練されていて、今聴いても、とても新鮮で、ゴージャズで華やかです。もちろん、ラ テンならではのサボールもしっかり利いています。左で紹介しているのは、「Machitoは初めて」という方向けの22曲入りベスト盤ですが、 MamboInnやZambia等の代表曲やヒット曲を20曲を収録したベスト盤「Mambo Mucho Mambo」も甲乙着け難いです。脂の乗切った50年代初めの録音で、しかも代表曲 を収めたライブ盤「Carambola」もお勧めです

Tito Rodriguez

ティト・ロドリゲス
マンボ、チャチャチャ
ボレーロ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
クリスマス直前ですが、これからの注文ではほとんど の場合、クリスマス後になってしまいますので、しばらくは、“新年を迎えるのに打ってつけ”のCDを紹介したいと思います。まずご紹介するのは“マンボ・ キング”の一人Tito Rodriguez 1950年代から60年代初めにかけて、MachitoやTitoPuenteと三つどもえで“マンボ戦争”を繰り広げ、人気を競い 合いました。自らの楽団を率いながら、(NY)ラテン界の“Nat King Cole”と例えられる甘くスムースな歌声で世を魅了しました。バックは基本的にビックバンド編成。40年代から50年代にかけて全盛だったビックバンド ジャズの伝統を受け継ぎ、演奏もアレンジもとても高度で洗練されていて、今聴いても、とても新鮮で、ゴージャズで華やかな気分に包まれます。もちろん、ラ テンならではのサボールもしっかり利いています。左で紹介しているのは、「Tito Rodriguezは初めて」という方向けの16曲入りベスト盤ですが、もっと「手っ取り早く」という方には10曲入りの「10 de Coleccion」もお勧めです。「すっかり気に入った」「もっと聴いてみたい」という方には ベスト盤の「Vol. 2」や「Vol.3」、さらにオリジナル盤の「Mambo Gee Gee」「Mambo Madness」辺りがお勧めです

Various Artists

様々なアーティスト
クリスマス・カバー・
サルサ
ロマンチックSalsa他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
今週中に注文すればギリギリに間に合うかもというこ とで、X’masシーズンお勧めCDの最終回「その4」です。クリスマス・スタンダードを素直にカバーしたDe La Luzの「サルサ・クリスマス」を最初の回で紹介しましたが、05年発売のOrquesta Tabaco y Ron Chino Espinozaの「Ponle Salsa a Tu Navidad」も同様の路線で、日本人でもよく知っているクリスマス・ スタンダードばかりが並んでいます。しかも、Orquesta Tabaco y Ronの演奏ということで、作品の仕上がりも高く、西海岸らしく陽気で勢いがあって、パーティーなどが盛り上がること間違いなしです。ただ残念なのは、 Amazonでは、プレミアム価格がついてしまっていますので、このページの一番下辺りにあるHMVの検索ボックスで、アルバムタイトル又はアーティスト 名をコピー等で入力されて検索下さればと思います。
もう1枚は、お勧めサルサ・コンピレーション「ウィ・ラブ・サルサ」シリーズの「Vol.2」。クリスマス・アルバムではありませんが、今では入手が難しくなった、Pete Rodriguezが歌う「Last Christmas」(人気高し!)やTito Allenの歌う「Feliz Navidad!」、Maricel Rojasの歌う「Navidad Es Amor」を聴くことができます。録音はおそらく90年前後、80年代から90年代のNYを舞台としたロマンチック・サルサの流れの基礎を作った1人 Luis“Perico”Ortizのプロデュースで洗練された作品に仕上がっています。アルバム全体の印象では、“プエルトリコ系(ニューヨリカン)の ロマンチック・サルサ”の印象が強いですが、Machito楽団をバックに歌うLalo RodriguezやCharlie Palmieriの演奏が入っている等様々なアーティストの楽曲が収録されていて、サルサ入門CDとしてもお勧めです

Various Artists

様々なアーティスト
 Salsa、Merengue他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
X’masシーズンに打ってつけ&必携CD「その 3」ということで、今回は、Salsaが生まれた“Barrio”に、少しだけ足を踏み入れてみたいと思います。まずはWillie Colonと Hector Lavoeがコンビを組んだ「Asalto Navideno」。NYのバリオでまさにサルサが生まれた頃の1970年の作品で、 salsa創成当時のFaniaレーベルならではの音感や、2大個性派アーティストの名コンビ(このコンビでヒット・アルバムを飛ばしまくりました)だか らこその息の合った味のあるアルバムに仕上がっています。Yomo Toroのクアトロもいい感じに利いていて雰囲気を盛り上げてくれています。どれも味わい深く印象的な曲ばかりですので、今聴いても、古くささは全く感じ ないと言ってもいいくらいです。同様に、一連のFaniaレーベルのリイシューの一環で再発された「Feliz Navidad」もお勧めです。WillieColonが抜け、代わりにDaniel Santosが加わっていますが、やはり初期のFaniaならではのテイストの味のある作品です。
NYを離れ、プエルトリコならではのクリスマスを味わうには、まずは、大御所Gilberto Santaが名門楽団El Gran Comboをバックにクリスマスソングを歌う「Asi Es Nuestra Navidad」でしょう。このコンビなら間違いはありえませんし、サルサ中 心ですので、とっても有り難いアルバムです。さらに深く足を踏み入れたいのでしたら、(Cortijo楽団で長らく歌っていた)Ismael Riveraの「Feliz Navidad」。サルサとはちょっと違って、PRの大衆音楽のボンバやプレーナが中心ですが、 この人ならではの歌声がとても味わい深いです。忘れる訳にはいかないCubaですが、古くからのクリスマスの雰囲気を味わうには(やはりサルサとは違っ て、パチャンガやチャチャチャが中心ですが)、Celia CruzがSonora Matancera楽団をバックにクリスマスソングを歌う「Feliz Navidad: Christmas in Cuba」や、Cappottin楽団や Miguelito Cuni楽団等の演奏するクリスマスソングを集めた企画盤「Navidad en Cuba」もお勧めです。
最新の「今週のお勧めサルサCD」
2007年の「今週のお勧めサルサCD」
2006年の「今週のお勧めサルサCD」
2005年の「今週のお勧めサルサCD」
エリア&時代等別『定番』お勧めサルサCD
お勧めビデオ、DVD、ブック
お勧めメレンゲ、バチャータCD
お勧めズーク&ラテンCD

* 作成途中のため紹介しているCD等が少なくて申し訳ありません。
 今後順次充実させて行く予定ですので、どうぞ宜しくお願いします


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