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お勧めMerengue、BachataCD
お勧めズーク、カリビアン&ラテンCD
エリア&時代等別 お勧め【定番】Salsa CD


★大学時代、1980年頃からサルサを聴いているSalsa歴二十余年の選 者が、 現在入手できる格安&お買得なものを中心に(そうなんです、Salsa CDの 多くも、最初のプレスで絶盤、次はいつプレスされるかわからないのがほとんどなんです! なので在庫のある内に入手しておかないと涙なんです!)、 新旧やエリアにとらわれず、心に残る&響きわたるCD、しかも、これから何年も聴き継がれるであろう定番CDのみをご紹介しています(ネットで世 界のサルサCDが買えるなんて、信じられないくらい便利になりました!当時は、サルサ& ラテンのレコードを買うのにホント苦労してました。タワーもHMV もなかったので、 ミュージックマガジンやBMRの広告でサルサの新譜の入荷情報を見つけると、渋谷の芽瑠璃堂や新宿の新星堂等に走ってました!)

★(もう20年以上前になりますが、大学時代はラテン同好会「ラテアメ」でサルサバンドにも参加してました(Jazzや  R&Bのバンドもかじりましたが)。 その当事演った、マチートのジョソイラルンバやコルティーホのボラーレ等は今でも忘れられない&大好きな曲です!  20代後半は、週末に、レアグ ルーブやラテンジャズ、ラテンソウル、ハウス等のクラブDJ(もちろん当時はrecord)もやってました。その後、サンバチームでバテリアに加 わったり、サンバを踊ったり、ランバーダを 踊ったり等々を経て、 再びサルサに帰って来ました!)そんな選者が話題の新譜からマストの名盤まで、Salsaを始 めLatinの名曲・名演CD等を ご紹介しています

★(今はSalsaのバンド活動はしてませんが、毎週、下北等でサルサレッスンをしている)選者は、 「禁煙サルサクラブ」のハウスDJを3年余り務めた他、下北や 渋谷、原宿のサルサDJナイトやサルサLiveナイト等で選曲を担当していますが、 その際の音源の多くとしても、以下のサルサCD等を利用しています!!

SalsaやMerengue、 Bachata・・・のCDは、どこでどうやって買えばいいの?

日本国内にいて、安全・確実に安心して 購入できる購入先では、
多分 Amazonがどこよりも安いと思います。
 私もよく利用しています!!
なので、何を買うかか決まっていれば、
あるいは何を買えばいいか等に関して知識や情報さえあれば、
 Amazonが絶対お徳!だと思います。
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首都圏のHMVやTowerRecord等のショップにも、少ないですが、サルサやメレンゲ、バチャータを始めラテンCDが並んでい ます。しかし、J−POPやR&B、ポップス等に比べて超マイナー(売り上げ額が少ない)ラテン関連CDは、並べられている種類が極端に少ないばかりか、 並べられ ているものが必ずしもお勧めのものや時代を超えた定番CDというわけではありません。経営にあまり貢献しないジャンルなので、Salsaを始めラテンに 詳し いバイヤーやスタッフ等を置く余裕がないのが実情のようです。そんな状況のもと、タイトルやジャケットの見た目等でエイヤと買ってしまう「ジャケ買い」の 失敗は、誰もが経験しているんじゃないいでしょうか?

DiskUnionのラテン専門フロアー等の専門ショップは、専門知識をもとに品揃えされている等、上記の一般的なCDショップに比べ 状況は良く、お勧めですが、やはり、棚に並べられる種類は限られますし、経営効率を考えると、在庫の数も種類も絞り込まざるをえません。また値段が張りま す。

以上の様な実情を考えると、「お勧めCDは何か」「今話題になっているSalsa CDは?」「今でも評価されている 定番CDは?」等々の情報を 入手した上で、AmazonやTower、HMV等の大手のネットショップで購入するのが最もお勧めだと思います!(郊外のコストの安いロケーションに流 通センター を持つ等 により)何よりも価格が安い上に、上述のショップに比べ比較にならない程、品揃えが多く、在庫も豊富です。さらに、2000円程度(Amazon: 1500円  Tower:2500円)まとめて購入すれば、送料も無料になります。また、Amazonなら、中古盤を格安に入手することもできちゃうんです

どういう手順で買って行けばいいの?
サルサ入門者の方は、 まず、 様々なアーティストのヒット曲などを集めたコンピレーション盤や「ロマンチッ ク」、「中南米」等のテーマに沿って編集されたコンピレーション盤辺りからお 聴きになられることをお勧めします!

そして、好きなアーティストやジャンルが見つかったら、そのアーティストのベスト盤やヒット曲集、ジャンルに沿って選曲されたコンピレーション盤等に進む のがいい と思います。

この頃になっていれば、もう「初心者」卒業ですので、好きなアーティストの新譜を聴いたり、過去盤を掘り下げたり、好きなジャンルの他のアーティストに進 んだり等々、サルサ&ラテンの海原を、思いに任せて自由に航海して行って下さればと思います

ところで、どんな音楽ジャンルでもそうですが、経済活動(商業)の一環としてCDが売られていますので、やはり、ロックや英米のポップス等のメジャーな ジャ ンルや有名アーティスト、売れ筋、新譜・・・等が優先で、これらから外れたものは、あっという間に市場から姿を消してしまいます。マイナーなジャンルで市 場規模も小さいサルサですから、多くの場合、再発もなく“それっきり”になってしまいます。名盤や定番等のごくごく一部のアルバムが運良く再発されたり、 コンピレーション盤にヒット曲が収録されたとしても、3年や5年、運が悪ければ10年待ちというのもざらです。ですので、心引かれるCDがあったら、店頭 やネット ショップに並んでいるうちに、迷わず買ってしまうのがお勧めです。

万が一、欲しいと思っていたCDが“廃盤”になってしまったら、頭の中の“欲しいCDリスト”にしっかり記憶しておきつつ、暇をみて足繁く、 DiskunionやRecofan等の中古ショップのラテン棚を覗くことだと思います。いつ出会えるのか全く当てのない、ある意味気の遠くなる作業です が、自分の経験からすると、意外に早く思いは通ずるようです

*サルサ入門者の皆さんにお勧めのCDに「入門おすすめ盤!」 と表示してますので、これも参考にして下さればと思います

*紹介メディアは今後順次充実させて行く予定ですので宜しくお願いします!!

♪08/1/ 5再スタート「せたサルDJナイト@下北・展望ラウンジ」  紹介しているCDからの選曲で存分に踊れます
♪09/8/09(日)PM5:00〜8:30 「サン セットビーチサルサ@江ノ島」¥2000w1d+サルサLive
♪08/5/3(土)PM6-9:30「せ たサルLiveナイト@西新宿」¥1500*飲物持込自由!/ライブ:“NuevoViento”
「MURIWUIサルサナイト」&「世田谷サルサDJナイト」主な選曲ソース CDリスト
<09年1月6日 更新  毎 週 更新中!>
入門の皆さん向け“まずは”のお勧めCD

Various artists

様々なアー ティスト

入門 おすすめ盤!
各地&各年代のサルサ

ダンサンブル:★★
耳馴染み度 :★★
センチメント:★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★

サルサを踊り(聴き)始めた皆さんに、 『お勧めサル サCDは』とか『まずは何を買ったらいいの?』等、よく尋ねられますので、現在入手し易い「入門向けお勧めCD」を何枚かピックアップしてみました。「サ ルサってこういう音楽なんだ・・・」とか、「こんな感じの曲もあるんだ・・・」等、サルサという音楽の感触や概観をつかんでいただくのに役立つCD達で す。
まずは、ジャンルやエリアに関係なく幅広く選曲されたCDということで、簡単な日本語解説付が嬉しい「100% Salsa」シリーズから、「100%  Salsa」。メインストリームを中心に ちょっと前の ヒット曲から最近のヒット曲が(レゲトン+サルサ=サルサトンも)収録されています。その続編「100% Salsa 2」も、NYサルサを中心に、比較的新し 目のヒット曲が収録されています。
日本語の解説等は不要、輸入盤でOKということであれば、「Greatest Salsa Ever, Vol. 1-3」もお勧 めです。 Celia Cruzを始め、Hector Lavoe、Ismael Miranda、Oscar D'LeonやWillie Rosario、Tommy Olivencia、Ruben Blades、Willie Colon、Andy Montanez・・・等々、サルサの大御所&立役者、人気アーティスト等のヒット曲や重要曲が90年代頃迄に発表された作品からピックアップされていま す。「サルサの歴代のヒット曲集」という主旨の企画盤は多いですが、それらの中でも「的を得ている」度が高い印象です。ただ、3枚組・43曲入りのため 2500円を越えてしまうので、「ちょっと敷居が・・・」という方は、3枚がバラで出されていますので、まずは「 Vol. 1」を買っ てみて、気に入ったら、「 Vol. 2」(試 聴はこちら)、 「 Vol. 3」と買い 進んでいかれるのがいいと思います。 同様に「Las No. 1 de la Salsa」シリー ズも、選曲がツボを得ていてお勧めです。「Vol.1」、「Vol. 2」、「Vol. 3」と、こ れまで3枚 が発売されていますので、こちらも、いずれかを買ってみて、気に入ったら買い進んで行くと言うのがお勧めです。
最近のサルサの感じやヒット曲を、ということであれば、 「40 Salsas Poderosas」が2枚 組40曲入りで1000円ちょっとと、とてもお徳です。Oscar D'LeonやEl Gran Combo等の大御所やGilberto Santa Rosa、Victor Manuelleといった中堅、そしてNG 2やN'Klabe等の若手の4、5年前位までのヒット曲が収録されています。
次にサルサのタイプ(ジャンル)やエリア等のテーマに沿って選曲したCDということで、中南米のサルサのホットな拠点の1つコロンビアのサルサの新旧ヒッ ト曲を収録した「100% Salsa Colombia」(日本語の解説等が不 要でしたら「Los Grandes Hits de la Salsa が、Colombiaを代表するアーティストのヒット27曲が入って千円程度とお得!)や、80年代のロマン チックサルサを中心に収録した「100% Salsa 80s」もお勧めです。同様に80年代の ロ マンティックサルサを集めた「The Best 1200 サルサ」(1200円で買えるのが 嬉しい!)、ティンバ(若者を中心に90年代以降のキューバを席巻している新しいサルサ)を中心に収録したそのキューバ編「The Best 1200 キューバ」や、ティンバに限らず、 最近のキューバンサルサ界で活躍中&話題のアーティストのヒットを集めた「サルサ・パラダイス」もお勧めです。 (1、2枚のCDで全容を知るなんて、そもそも無理なことですが)もっと幅広くCubaの音楽を知りたい(聴きたい)ということでしたら、「Beginner's Guide to Cuba」や 「Bar Cuba」が、 30曲入りで1500円程度でお得です。
創成期を中心にサルサの重要曲と、その母体となったソンやマンボ、ブーガルーなどの重要曲をピックアップして2枚にまとめた「Latin The Essential Album」「Salsa Heat!」も、それらとサルサとの繋がりやサルサ が生まれてきた背景や歴史を垣間見 る上で、お勧めです。もちろん、踊れる曲がほとんどです。
*取り上げているCDがコンピレーションのため、重複曲が避けられないことを予めご理解下さい
*紹介する入門CDは随時増やして行く予定です
日本の歌謡曲&JーPOPのカヴァーサルサ

Orquesta De La Luz

オルケスタ・
デ・ラ・ルス

J-POP&歌謡曲
カヴァーサルサ

ダンサンブル:★★
聴かせ度  :★★
センチメント:★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★

先日、歌謡曲&JPOPのカヴァーサル サとして、デ ル・ソルの森村献がアレンジした「ミ・アモーレ」のサルサヴァージョンが入った中森明菜のセルフカヴァー・ベスト盤「歌姫 ダブル・ディケイド」、SMAPの「ライオンハート」や MISAの「エヴリシング」などのサルサヴァージョンが入ったデラルスのNORAのソロアルバム「CIELO~空へ~」、カルロス菅野らの熱帯JAZZ楽団がバッ クを務めたMISAのMAXIシングル「果てなく続くストーリー」、「私はピアノ」(ササンの原由子)のサ ルサバージョンが入った「デラルス・ベスト」を紹介しましたが、その際うっかり紹介するのを 忘れてしまいましたので、もう1枚。今週紹介するのは“オルケスタ・デラ・ルス”の「BANZAAAY!」、 本作にはTheBoomの大ヒット曲「島唄」のサルサカバーが収録されて、イベント等で、 今でも問い合わせの多い曲です。もちろんデラルスのことで すから、演奏やアレンジ等もばっちりで、アルバムとしてもお勧めです。
ペルー出身のディアマンテスのアルベルト(城間)の「ハートに火をつけて」には、「素顔のままで」「ワイ ンレッドの心」「君といつまでも」等のサルサカバーが収録されています。
ポッ プスやSoul,R&B等のカヴァーサルサ

India etc.

インディア 他
POPSやSoul,
R&B等の
カヴァーサルサ

ダンサンブル:★★
聴かせ度  :★★
センチメント:★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★

こちらもお問い合わせがとても多いの で、思いつく& 覚えている範囲で、バイラブレで聴き応えのある
ものをピックアップしておきたいと思います。上のJPOPカバーでも紹介している、ア ルベルト城間)のハートに火をつけて」には、ビリー・ジョエルのヒット曲「素顔のま まで」やラテンのスタンダード「ベサメムーチョ」のサルサカバーが収録されています。この「Honesty」は、Brenda K. Starrの「Petalos de Fuego」にも収録されていますが、他に も「Temptation」には「Love on a Two Way Street」が、「All Time Greatest Hits」には「 I Still Believe」が収録されています。Orquesta de la Luzの「ARCO IRIS」にはWhitney Houstonの「Saving All My Love For You」が、Indiaの 「SOBRE EL FUEGO」には「Sobre el Fuego」(through the fire)が、Celia Cruzの (遺作でしたよね?)「Regalo del Alma」には「I Will Survive」のカバーが収録されています。Tito Nievesの 「I Like It Like That」はカバー の宝庫で、「I'll Always Love You」や「 It's Too Late」、「Heart of Mine」、「Can You Stop the Rain」、「You Bring Me Joy」他、たくさんのカバーが収録されています。そうそう、「Yesterday」や「Crazy For You」、「Love Is Forever」など、ロマンチック系のカバーサルサばかりを集めた「Best Salsa in English」 なんていう便利なアルバムもお勧めです。一時期、とても問い合わせが多かった「La Pantera Mambo」(「ピンクパンサーのテーマ」のサルサ・カ バー)は、様々なラテン風味のPOPSが収録されたコンピレーション「Latin Garden, Vol. 2」に入っ てます
(*廃盤等でプレミア価格がついているものは除外しました&未だ未だたくさんあります。順次、紹介し て行く予定ですので宜しくお願いします)
今週のお勧めサルサCD

Various Artists

様々なアーティスト
Ny Salsa
PuertoRicoのSalsa等

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
引き続き“ライブなサルサCD”を思い つくままにご紹介して行きたいと思います。 ということで今週ご紹介するのは「Salsa Legends Live」。 表記がないので、ライブの日時や会場等の詳細はわからないんですが、音の感じ等からして、多分、90年代じゃないかと思います。 Ray Barretto楽団をバックにTito Alllenが歌う「Indestructible」に始まって、Andy Montanezの歌う「En Nueva York」、Tommy Olivencia楽団をバックにSammy Gonzalezが歌う「Trucutu」、Tipica '73をバックにJose Alberto "El Canario"が歌う「Baila Que Baila」や「Manono」、Ray Barretto楽団をバックにRay de la Pazが歌う「Fuerza Gigante」、 Tipica '73をバックにAzuquitaが歌う「Tumba, Tumbador」等のサルサのスタンダードが並びます。 どこかで聴いたことのある曲のオンパレードで、しかも、どれもライブの熱い演奏で、ノリノリでハッピーな気分にさせられます
*以前取り上げたことのあるCDですので、重複買いにご注意下さい
12月のお勧めサルサCD
< Ray Barretto

レイ・バレット
Charanga
Pachaanga等

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
年末年始ということで、ここ何週間か は、“ライブなサルサCD”を思いつくままにご紹介して行きたいと思います。 まず今週ご紹介するのはRay Barretto楽団の「Tomorrow: Barretto Live」。 76年3月、NYのBeacon Theaterでのライブの模様が収められています。 (既にTipica'73が結成されていて、それまでのメンバーが、ごっそり抜けているので、最も脂が乗り切っていたとは言えないですが、その次位に)脂 の乗っていたBarretto楽団をバックに、Adalberto Santiago、Tito Allen、Tito Gomez、Ruben Blades、Tito Gomez等の若き勇者達が次々に登場して喉を競い合います。 また、普通のスタジオ録音のCDと違い、1曲が10分にも及ぶ様な曲も、いくつもあって、その分、BarrettoやゲストのTito Puente、そしてBarretto楽団のメンバーの熱いソロや、ソロとバックの絡みの妙味等たっぷり味わえます。 「Ban Ban Quere」「Guarare」「Que Viva La Musica」等、Barrettoの代表曲が並びますが、サルサだけでなく、当時流行していたラテン・ファンクなんかも取り上げられていますし、上述の 様に1曲が長いので、一般的なサルサパーティー等向けではないかもしれませんが、熱いソロと途切れぬグルーブ等で、ノリノリ気分に浸れます
*以前取り上げたことのあるCDですので、重複買いにご注意下さい
orquesta broadway Orquesta Broadway

オルケスタ・
ブロードウェイ
Charanga
Pachaanga等

ダンサンブル:★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのはOrquesta Broadwayのベスト盤「La Charanga Que Mata-A La Cabeza en Los 40」「La Charanga Que Mata」。 聴いた感じから、ベスト盤と言っても、オリジナル盤からヒット曲や代表曲をピックアップしたものではなく、ヒット曲や代表曲を再録している印象です。廃盤 で彼らの作品の多くにプレミアがついてしまっている昨今ですので、彼らのヒット曲等が手軽に聴けるのであれば、細かいことは抜きにできますよね。ですの で、必ずしも、ベストの演奏というものばかりではありませんが、彼らの音世界への入門盤としてはお勧めです。 Cuba生まれのEddy、Rudy、KelvinらのZervigon兄弟により60年代にNYのManhattanで結成された老舗チャランガ・バン ドで、サルサ誕生前夜の60年代のNYで、チャランガやパチャンガの大流行を生み出した立役者の1人として大活躍した他、その後もNYのラテン・シーンを リードし続けて来ています。 チャランガ編成と言うことで、バイオリンやフルートが前面に出ているんは、もちろん、他のホーンセクション等々のアンサンブルも美しく、熱くもあり甘美で もありと、様々なテイストの曲で楽しませてくれ、年末年始のこの時期にもぴったりの1枚です。


Polo Montanez

ポロ・モンタネス
Puerto Ricoの
サルサ

ダンサンブル:★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのはPolo Montanezの「Monton de Estrellas」。何年か前に紹介したことがありますが、先日のLiveナイトの関係でお問い合わせをいただきましたので、再度登場です。2000年 発売の1st「Guajiro Natural」 からの大ヒット曲で、たくさんのアーティストもカバーしています。でもやっぱり、Polo Montanez自身の歌声がピカイチだと思います。 55年CubaのSierra del Rosario生まれで、1stのタイトル通り、農民の子として生まれました。仕事をしながら歌い始め、94年にはバンドを結成、リゾート地等で歌ってい ました。99年にヨーロッパのレーベル「Lusafrica」と契約、2000年に上述の1st「Guajiro Natural」 を02年に2nd「Guitarra Mia」 を出すものの、その年の11月に、CubaのSan Cristobal近くで交通事故に遭い、6日後の11月26日に亡くなりました。 彼の歌声は、とても澄んでいいて、どこか哀愁を秘めているのですが、同時に素朴な力強さや明るさに満ちていて、いつ聴いてもとても心洗われます。 上述の「Monton de Estrellas」は、彼のベスト盤「Memoria」や、「Lo Esencial de la Salsa」、「Cuba Caliente!」 等、何枚かの企画盤にも収録されていますが、是非、 オリジナル盤の「Guajiro Natural」 で聴いて欲しいと思います。Polo Montanezの魅力が詰まっていますので、通しで聴いて欲しい1枚です。ただ、残念ながら、価格の高いUK盤しか手に入りませんので、待てる方は、他 のアーティス トのカバーを聴きながら、廉価なUS盤の再発を気長に待っていただくのがいいんじゃないかと思います。 Hansel(「Ayer Y Hoy」)や Victor Romero(「Son Sin Fronteras 」)、La Salsa(「Las Que Pegaron de La Salsa」) 等のアーティストがカバーしていますが、今では大御所の1人と言ってもいいGilberto Santa Rosaもカバーしていて、しかもベスト盤に収録されている(しかも1000円程度とお得です)ので、 まずは「El Caballero de la Salsa」 からが、お勧めです。他にも使える曲がたくさん入ってます

El Gran Combo

エル・グラン・コンボ
Puerto Ricoの
サルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
「もう我慢できない!」ということで、 今週ご紹介するのはEl Gran Combo! 1962年から活動する、「泣く子も黙る」と言った感じのPuerto Ricoを代表する楽団です。手頃な値段のベスト盤が出回っておらず、ずっと紹介するのを見合わせてたんですが、「いつまでも紹介しない訳には行かな い・・・」と言うことで、今回、思い切って取り上げることにしました。 最近では、「Rafael Cortijoの楽団のメンバーだったRafael Ithierが、Cortijo楽団のメンバーとともに62年に結成した」と説明されていることが多いですが、以前は、「リーダーのCortijoが麻薬 所持かなんかで投獄されてしまって、残されたメンバーで結成した」というのが通説でした。ということで、El Gran Combo初期の曲には、Cortijo楽団と雰囲気がそっくりの曲が結構あったりもします。 結成直後から、今では大御所の1人Andy Montanezが、77年にDimension Latinaに加わる折まで、ずっとEl Gran Comboで歌っていましたし、ボンゴ奏者のRoberto Roenaも、自己のバンドApollo Sound結成のため69年にバンドを去るまで、結成当初から在籍していました。 これまでに50枚以上のアルバムを世に送り出していますし、最近でも、「Salsahitsシリーズ」に収録 される様なヒット曲をコンスタントに出しています。 活動期間が長いので、色々なタイプやテイストの曲がありますが、Puerto Ricoということで、やはり哀愁が利いていたり郷愁を誘う曲が多いのと、カリブの陽気な明るさを感じさせる作品が多い印象です。 で、まずはのお勧め盤ですが、やはりベスト盤からがいいと思います。「35th Anniversary」 や「25th Anniversary 1962-1987」も悪く はないんですが、曲のタイプや発売時期など幅広く網羅しているのと、「El Gran Comboと言えばこの曲!」という代表曲をしっかり収録している「30 Aniversario」 がお勧めです(少し、値段が張ってしまいますが、2枚組で32曲入りですので)。最近、往年のオリジナル盤の再発も進んでいますので、もし彼らの音が気に 入ったら、廃盤になってしまわない内に是非、買い進んで下さればと思います

Various Artists

様々なアーティスト
ポップスカバー
サルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは「RMM Tropical Tribute to the Beatles」。 以前にも取り上げたことがあるんですが、今年もJohn Lennonの命日(確か12/8でしたよね)が近づいて来ましたので(ちなみにOttis Reddingの命日12/10でしたよね)。 Tony Vega の歌う「Hey Jude」、Tito Nievesの「Let It Be」、Guiankoの「Can't Buy Me Love」、Johnny Riveraの「Hard Day's Night」、Celia Cruzの「Obladi Oblada 、Ray Sepúlvedaの「Fool on the Hill 」、 Manny Manuel の「I Want to Hold Your Hand」(メレンゲ)、Domingo Quiñonesの「Day Tripper 」、Oscar D'Leónの「Lady Madonna 」、Jesus Enriquez, , Miles Peñaの「With a Little Help from My Friends」、Cheo Felicianoの「Yesterday」、José Alberto"Canario"の「And I Love Her」、オールメンバーにTito Puenteのティンバレスが加わった「Come Together」と並びます。全てと言うわけではないですが、大御所がたくさん顔を揃えていますので、味わいがある等いい演奏も結構入っています。この 盤は07年の発売(DVDもついてます)ですが、オリジナルは97年頃の発売です。07年発売の「Salsa Tribute to the Beatles」なんて のもあって、La Lupeの歌う「Yesterday」やRichie Ray & Bobby Cruzの「Let It Be」、Orquesta Harlowの「Me and My Monkey」等が入っているのが新鮮なんですが、サルサは数曲だけで、ほとんどがBoogalooやChacahachaですし、プレミア価格もついて しまっていますので、マニアの方以外にはお勧めではありません。
11月のお勧めサルサCD

Various Artists

様々なアーティスト
クリスマス・カバー・
サルサ
バチャータ、
メレンゲ

ダンサンブル:★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週も引き続き、クリスマス関連なんで すが、先週、先々週とサルサを紹介して来ましたので、今日はバチャータとメレンゲを。まずは08年発売の「Navidad a Ritmo de Bachata」。ベス トな1枚かどうかはわかりませんが、Aventuraの「Burrito Sabanero」やElvis Martinezの「Triste Navidad」、Ander & Carlos Carrascoで「Blanca Navidad」や「Arbolito de Navidad」、「Feliz Navidad」など、そしてFrank Reyesの「Navidad」、El Gringo De La Bachataで「Oh Navidad」などバチャータ・バージョンでクリマス・ナンバーが並びます。10曲入りですが、千円を割っているので、値段的にもお勧めです。 素直に、メレンゲ・アーティストの演奏するクリスマス・ナンバーをということでしたら、08年発売の「Merenboom Navideno, Vol. 4」がお勧 めです。Kinito MendezやLost Toros Bandらのノリノリ&ゴキゲンなメレンゲ・ナンバーが並びます。 タイトルを見る限り、どの曲もクリスマス絡みなんですが、オリジナルが多いのか、日本人には、あんまり馴染みのない曲が多いのが難点です。 先週ご紹介しました「Navidad Bailable」も、お 勧めです。 Willie ColonやSonora Ponceña、Cheo Feliciano、Tito Rojas、Puerto Rican Powerなどのサルサ・ナンバーとともに、 Johnny Ventura & Kinito Mendez、Banda Chula、Los Toros Band、La Makina、Banda Gorda、Los Sabrosos Del Merengueのメレンゲ・ナンバーが並びます。ところで 「先週のお勧め」の捕捉になりますが、Faniaの音やクラシックサルサ好きの皆さんには、 「Rumbón Navideño」 もお勧めです。先週ご紹介した「Navidad en el Barrio」 同様、 Willie ColónやHector Lavoe、Sonora Ponceña、Ismael Rivera、D. Santos、Santitos Colón、Mon Rivera、Impacto Crea等の渋く聴き応えのあるナンバーが並びます。 *既に紹介したことのあるCDも取り上げていますので、お気を付け下さい




Various Artists

様々なアーティスト
クリスマス・カバー・
サルサ
ロマンチックSalsa他

ダンサンブル:★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週も引き続き、クリスマス関連ものと いうことで、まずは03年発売の「Navidad Caribena」。 Sonyレーベルからの発売ということで、Celia CruzやGilberto Santa Rosa、Tony Vega、Luis Enrique、India、Victor Manuelle、Rey Ruiz、Son by 4、DLG、メレンゲ界からはElvis Crespo、Milly Quezada等々、豪華アーティスト陣が、ソロやドゥエット、輪唱等、「夢の競演」と言った感じで、クリスマスナンバーを歌っています。サルサ主体にメ レンゲやレゲトンも入っていますが、全体的に華やかでゴージャスです。これより少し遡って、同様に「豪華アーティスト夢の競演」と言った路線で、Sony レーベルから90年代に出されていたVol.1とVol.2をセットにしたのが「Tarjeta de Navidad」。 サルサとメレンゲが半々位で、やはりゴージャスで洗練された雰囲気に仕上がっています。このシリーズの続編「Tarjeta de Navidad, Vol. 3」も06 年に発売されています。雰囲気がガラリと変わりますが、07年の企画盤「Navidad Bailable」は、 Willie ColonやBobby Cruz、Sonora Poncena、Cheo Felicianoといった王道の渋いクラシック的作品から、Sexappeal 、La Makina、Banda Gorda、Los Toros Band、Yoskar Saranteと言ったメレンゲやバチャータの若手まで、意外な取り合わせで、様々なアーティストの新旧多様なテイストの曲が並びますが、どの曲も味が あって、全体として違和 感がなく、印象的な1枚にまとまっていてお勧めです。一気にサルサ創成期の70年代に遡って、古くからFaniaレーベルのクリスマス絡みの名盤とされて 来たアルバムの数々からを中心に、16曲収録しているのが07年発売の「Navidad en el Barrio」。 Willie ColonやHector Lavoe、Ismael Rivera、Hector Lavoe、Sonora Poncena、Bobby Cruz等々の名曲が並びます。Faniaの音や渋いクラシックサルサ好きの皆さんには絶対お勧めですが、廃盤でプレミアがついてしまったのが残念です。 これらの音が気に入ったら、選曲の音源となったアルバム、Willie Colon とHector Lavoeのコンビ時代の「Asalto Navideno, Vols. 1-2 」やHector Lavo、Yomo Toro、Daniel Santosらが組んだ「Feliz Navidad」等の、 Faniaのクリスマス定番&名盤に聴き進まれるのがお勧めです。もっとディープ&本場プエルトリコのクリスマス気分に浸りたい皆 さんには、Andy MontanezやCheo Feliciano等以外はローカルなアーティストが連なる「Navidad a lo Boricua」 がお勧めです。陽気で賑やかなサルサや哀愁がギンギンに利いたサルサから、ボンバやプレーナまで半々位で入っています。 本場プエルトリコのクリスマス気分にもっともっと浸りたいという皆さんには、「Clasicos de Puerto Rico, Vol. 6: 20 Canciones Navidad 」がお勧めです。Cortijo楽団の臭いを濃厚に残したEl Gran Comboの演奏やRichie Rey y Bobby Cruzの渋いサルサから、ローカルアーティストの陽気なプレーナまで、季節が全く逆の夏のカリブの島のクリスマスに、ひとっ飛びです。 *既に紹介したことのあるCDも取り上げていますので、お気を付け下さい

Various Artists

様々なアーティスト
クリスマス・カバー・
サルサ
ロマンチックSalsa他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
「この時期に注文すれば、ちょうどシー ズン真っ盛り かな」ということで、今年も、クリスマスのCDを紹介したいと思います。その一弾ということで、今週は以前から「定番」と言われているCDを紹介したいと 思います。まずはやはりDe La Luzの「サルサ・クリスマス」。 特にこれといった特徴はないですが、クリスマス・スタンダードを素直にカバーしていますので、わかりやすくて、誰でも楽しめますので、最初の1枚にお勧め です。
廃盤なのかプレミアム価格がついてしまっていますが、05年発売のOrquesta Tabaco y Ronの「Ponle Salsa a Tu Navidad」も同様 の路線で、日本人でもよく知っているクリスマス・ スタンダードばかりが並んでいます。作品の仕上がりも高く、西海岸らしい乾いた空気感と陽気な勢いに満ちていて、パーティーなどが盛り上がること間違いな しです。
プエルトリコならではのクリスマスを味わうには、まずは「Asi Es Nuestra Navidad」でしょ う。大御所Gilberto Santaが名門楽団El Gran Comboをバックにクリスマスソングを歌う豪華な1枚です。日本人にはあまり馴染みのない曲もありますが、プエルトリコやラテン諸国では定番のクリスマ ス・ソングが並びます。このコンビなら間違いはありえません。
 少し時代を遡りますが、多分80年代のリリースでしょうか、「しわがれ声」でシャクリ上げる様に歌うスタイルが個性的なTito Rojas の「Navidad con Tito Rojas」も、定 番として定着しています。オリジナル曲が多いですが、少し哀愁を帯びたクアトロギターが利いていて、プエルトリコ風のクリスマス気分に包まれます。
こちらも廃盤なのか、プレミアム価格がついてしまっていますが、多分90年代発売のDomingo Quinonesの「La Verdadera Navidad」も、同 様の路線でお勧めです。RMMレーベルですので、さらにロマンチックな気分が加わった感じです。次週は、さらに一歩踏み込んで、個性的、あるいは通好みの クリスマス絡みのCDをご紹介する予定です。
*既に紹介したことのあるCDも取り上げていますので、お気を付け下さい

Jerry Rivera
ジェリー・リヴェラ

入門お勧め盤
ニューヨリカンの
サルサ
ロマンチック・サルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、20曲入りで 900円ちょっと と言うJerry Riveraのお得なベスト盤「20 Exitos Originales」。最 近、ダンスフロアーで耳にすることがあって、「ああ、そう言えば、この曲、すごく流行ったなー」という感じで、耳に残りましたので。やはり以前にも紹介し たことがあるんですが、おそらく、その時紹介したベスト盤等は廃盤やリンク切れになっているとも思いますので。 73年にPuerto Rico東岸のHumacaoで、母が歌手、父がギタリストという音楽一家の一員として生まれました。13、4歳の頃には、父との共演でステージで歌って いたそうで、89年にCBSレコードから「Empezando A Vivir」でデビューを果たします。デビュー後すぐに「サルサの赤ちゃん」(El Bebe de la Salsa)として知られる様になり、その後も毎年の様にアルバムをリリース、ヒットも順調に生み出しています。 Puerto Ricoやアメリカのみならず、ラテンアメリカ諸国でも人気が高いアイドル的存在ですが、もちろん歌唱力は高いです。 一本調子にも聞こえるカン高い声で、聴き方によっては何となく「舌足らず」にも聞こえるスタイルが、彼を印象づけ、存在を際立たせていますが、そう言った 面で好き嫌いが分かれるのかなとも思います。総じて、90年代以降主流となっているロマンチック系の歌謡曲サルサで、今でも、フロアーで、よく耳にしま す。アレンジ等、商品としての完成度が高く、長く躍っている人なら、「ああ、聴いたことある!」という曲が、たくさん入っています。もちろん、大ヒット曲 の「Me Estoy Enamorando」や「Vuela Muy Alto」、「Cara de Nino」等も入ってます
10月のお勧めサルサCD

Adolescent's Orquesta
アドレセンツ・
オルケスタ

入門お勧め盤
中南米のサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、ベネズエラの超人 気グループ Adolescent's Orquestaのベスト盤「La Historia: Los Exitos 」。以前にも紹介したことがありますが、その時取り上げたベスト盤やオリジナル盤も、全て廃盤になってしまったようなので、再度、取り上げたいと思いま す。「これでもか!」と言う位の大袈裟なドラマティックなアレンジと、くどい位のセンチメントや“切なさ”が利いたサウンドで、唯一無二の存在です。好き 嫌いが分かれるのかなとも思いますが、今でも様々なダンスフロアーで、ちょくちょく耳にしますし、問い合わせ等もコンスタントにいただきますので、相変わ らず人気が高い様です。完成度が高い曲が多く、長く躍っている人なら、「ああ、聴いたことある!」という曲が、たくさん入っていますので、 Adolescent'sのCDを未だお持ちでない方は、是非、入手しておいて損はない1枚です。もちろん、大ヒット曲の「Persona Ideal」や「Anhelos」、「Ponte Pila」等も入ってます

Various Artits
様々なアーティスト

入門お勧め盤
サルサヒット曲集

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
この春ご紹介しました、お得な40曲入 りの企画盤「40 Salsas Poderosas」 の最新盤が、最近9月の下旬に出されました。ということで、今回ご紹介するのは「40 Salsas Poderosas Mas」。 昨年盤同様、Oscar D'LeonやEl Gran Combo等の大御所やGilberto Santa Rosa、Rey Ruizといった中堅どころ、そしてNG2等の若手まで、最近のヒット曲とヒット曲のカバー中心の編集になっています。最近のサルサの傾向を知るのに打っ てつけの、とってもお得な1枚(2枚組ですけど)です。
*重複曲は少ないですが、30曲入りのお得な企画盤「30 Salsas Pegaditas」シリー ズと、収録曲の傾向が似ていますので、既にお持ちの方は、お気を付け下さい

Ruben Blades
ルベン・ブラデス
NYサルサ、
ラテン・ポップス、
World Music他

ダンサンブル:★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週紹介するのはRuben Blades。歌手であり、吟遊詩人的あるいは社会派ソングライターであるととともに、弁護士や俳優でもある多才なアーティストです。 以前にも何回か紹介しことがありますが、その際は、70年代のFaniaでの作品や80年代の作品が中心でしたので、今回は、その後の90年代の 作品群からのお勧め盤です。 1948年7月にパナマで生まれた彼は、パナマの「Universidad Nacional」で政治学と法律の学位を取得後、パナマ銀行で法律関係の仕事をしながら法科学生を続けましたが、74年の卒業と同時に、Miamiを経 てNew Yorkに移り住みました。Faniaレコードの郵便室で仕事をしながら曲を書き始め、間もなく、Ray BarrettoやLarry Harlowのもとで働く機会を得、その後は、Willie Colonと組んで数枚のアルバムを制作した他、Fania All Stars等の録音にも参加しました。この間、「Pablo Pueblo」、「Juan Pachanga」、「Paula C」等のヒット曲を生み出し、Héctor Lavoeが歌った「El Cantante」は大ヒット、Lavoeの代表的ヒットにもなりました。またヒット曲「Siembra」を含む78年の名盤「Siembra」は、 2500万枚を売る大ヒットとなりました。84年にElektraレコードと契約、自らのバンド「Seis Del Solar ( 又はSon Del Solar)」を編成、 それまで以上に彼らしさを打ち出しながら名盤「Buscando America」等の ヒットアルバムが生まれました。88年の「Nothing But the Truth」では、 StingやElvis Costello、Lou Reedらとも共演しています。 一方、82年には、歌手から転じボクシングの世界チャンピオンとなったSalvador Sánchezの生涯を描いた「The Last Fight」で映画出演を果たし、NYでのヒットを目指すサルサ歌手を描いた映画、85年の「Crossover dreams [DVD] 」では主役を演じています(その他、「Predator 2 [DVD]」 や「Mo' Better Blues [DVD]」、 「Once Upon a Time in Mexico [DVD]」 等にも出演)。 90年代以降は、さにらオリジナリティを打ち出しながら音楽の幅を広げ、99年のアルバム「Tiempos」 では、コスタリカのバンドEditus やSexteto de Jazz Latinoとも共演、汎ラテンアメリカ色を一層打ち出し、02年の「Mundo」では、 上述のEditusの外、バグパイプ奏者のEric Riglerと共演、サルサやラテンの枠にとらわれないアルバム作りをしています。 また85年にはハーバード大学で法律の修士課程を修了、94年には故郷パナマで大統領選に出馬、20%近い得票を得たものの落選しています(近年で は、パナマの観光大臣を務めたりもしています)。 で、お勧めですが、70年代のFaniaでの作品であれば、ヒット曲を幅広く網羅した「A Poeta del Pueblo」が、 80年時代の作品であれば、ベスト盤の「Greatest Hits」や集大 成的ライブアルバム「Rubén Blades y Son del Solar...Live! 」、そして84年の名盤「Buscando America」辺りが お勧めです。 そして90年代以降ですが、10年間の作品からピックアップした03年発売のベスト盤「Una Década」から聴 き始めて、気に入ったら「Amor y Control」 や「Rosa de los Vientos 」、「Caminando」辺りに 聴き進んで行くのが、お勧めです

Willie Rosario
ウィリー・ロサリオ
PuertoRicoの
サルサ、
NYラテン他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
そもうすっかり「秋の夜長に LatinJazz を・・・」という気分の季節なんですが、引き続き「夏の終わりの郷愁や人恋しさ、名残り惜しさ、もの寂 しさを誘 う“センチ”な・・・」ということで、今週はPuertoRicoの大御所Willie Rosario。 昨年08年7月に紹介してますので、ProfileやDiscographyは、そちらを参考にしていただくということにして、もし未だ彼の作品を聴いた ことがないという 方には、10曲入りで600円程のベスト盤「Serie Cinco Estrellas de Oro」がお勧 めです。センチメントが利いた、プエルトリコらしいサルサも、何曲か入っています。他のベスト盤もあるのですが、廃盤でプレミアが付いてし まっていますし、本当は14曲収録された「Pura Salsa」が、お 勧めなんですが、以前は1000円ちょっとで買えたのが、何故か今は2500円以上していますので。 「El Bravo de Siempre」、 「Infinito」(どち らも名盤と言われています!)等、60年代の終わりか ら70年代にFania傘下のIncaレーベルで吹き込んだ作品からの ベスト盤「Historia de la Salsa」や「Historia de la Salsa」 も再発されていますが、これも、センチメントやサボールが利いている上に、80年代のTHレーベルの音よりも尖っていて、お勧めです(前者がハード系中 心で、後者がロマンチック系中心といった印象です)。 そして、81年の「The Portrait of a Salsa Man」や82 年の「Atizame el Fogon」、 83年の「The Salsa Machine」、84 年の「Nuevos Horizontes」等、 80年代の作品には、ベスト盤から惜しくも漏れた名曲・名演が2、3曲位ずつ入っています。センチメントやサボールが利いていて、プエルトリコらし く、どこか、ほんわかした感があって、80年代らしくロマンチックも、まぶされています。 で、多くのアルバムに、若き日のTony VegaやGilberto Santa Rosaがボーカルで参加しています。そうそう、Brasilのポップス(ボサノヴァやMPB)のスタンダードをサルサでカバーするのが、お好きな様です ね。 99年の「Back to the Future」 は、最近の録音で、Gilberto SantarrosaやTony Vegaが歌っていて、「El Apartamento」や「Arrepentios Pecadores」(70年代のオリジナルの再録)等のヒット曲も入っていて、サルサ入門者にも、お勧めです
9月のお勧めサルサCD

Victor Hugo
ヴィクトル・ウーゴ
イギリスのサルサ、
南米・ベネズエラ
のサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
そろそろ、「秋の夜長に LatinJazz を・・・」という気分にもなる季節ですが、引き続き「夏の終わりの郷愁や名残り惜しさ、もの寂 しさを誘 う“センチ”な・・・」ということで、今週はVictor Hugo。とても情感のこもった歌声を聞かせる歌手で、声に艶や伸びがあり、どこかOscar D'Leonを連想させる所がありますが、Oscaのそれよりも、もっと情感がひしひしと伝わって来る感じです。 VenezuelaのCaracasの生まれで、大学卒業後、イギリスのLondonに渡ったそうです。映画制作の勉強を続けたものの、政変で奨学金を受 けられなくなり、音楽活動に専念したそうです。因みに、彼の母は女優であり、Venezuelaの民間伝承音楽の歌手だったそうです。その後も Londonを拠点に音楽活動を続け、 Celia CruzやGrupo Niche、Jose Alberto El Canario、Junior Gonzalez、 Luis Felipe Gonzalez、Tito Nieves、Charlie Palmieri、Oscar D'Leon等、サルサの著名なミュージシャンとも共演を行い、これまで10枚の彼名義のアルバムを出していますが、特に最近のものがお勧めです。 08年の「!Salsa Perfecta! (Dancer's Dream)」、 07年の「Salsa Que Pasa」、同じ く07年の「Salsa Power」、 04年の「Salsa Pa'america- Salsa Americana」、03 年の「El Niche Soy Yo」は、い ずれも完成度が高く、郷愁やセンチメントとともに躍動感に溢れたアルバムで、お勧めですが、より情感深く心に響いて来るという点では「El Niche Soy Yo」 や「Salsa Que Pasa」、まず はお勧めです

Roberto Roena
ロベルト・ロエーナ
NYサルサ、
創成期のサルサ

ダンサンブル:★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
引き続き「夏の終わりの郷愁や名残り惜 しさ、もの寂 しさを誘 う“センチ”な・・・」ということで、今週はRoberto Roena。サルサの重要人物の1人でもあります。いわゆるロマンチックサルサの“おセンチ”とは異なりますが、彼の70年代の作品には、抑制された郷愁 が利 いた演奏が多く、郷愁だけでなくサボールも利いたカッコイイ演奏の宝庫と言ってもいい程です。1940年1月Puerto RicoのMayaguez生まれ。最初はダンサーとして、音楽人生をスタートしたそうです。「Cortijo y Su Combo」でダンサー兼コーラスとして働いている際に、リーダーのCortijoからパーカッションのレッスンを受け、57年〜62年までの間、 bongo奏者としてCortijoのバンドで働きます。その後、Mario Ortizのバンドで働いた後、62年の5月に、ピアニストのRafael Ithierを始めCortijoのバンドを離れたメンバーらによって結成されたEl Gran Comboに加わりました。66年、Alegreレコードに「Megatones」として初吹き込みを行いますが、Andy Montanezもボーカリストとして加わっていたそうです。69年にEl Gran Comboを離れ、「Apollo Sound」を結成し、Fania傘下のFania Internationalと契約、「Apollo」シリー ズを吹き込みます。この「Apollo Sound」には、サルサのスタンダードとなるような作品をたくさん書いた、Catalino Curet Alonsoが音楽監督として参加していました。Bobby ValentinやPapo Lucca,、 Luis ‘Perico’ Ortiz、Humberto Ramirezらの助け(アレンジ等)を受けながら、進歩的で実験的な洗練された演奏を、78年の「El Progreso」を始め、70年代に数多く世に送り出し続けました。Roenaは、並行してFania All Starsのメンバーとしても活動を行いました。80年代に入ると、CubaのAdalberto Alvarezのペンによる曲を含む81年の「Looking Out For ‘Numero Uno’」や、Adalberto Santiagoと組んだ「Super Apollo 47:50」 等4枚のアルバムを80年から82年の間にFaniaレーベルから出します。85年に はApollo Soundのメンバーとともに「Afuera y Contento 」を、94年には「Pueblo Pide Que Toquen」 を、95年には「En Vivo Desde Bellas Artes」 を。97年には「Roberto Roena y Su Apollo Sound: Mi Música 1997」をリ リースしています。どのアルバムも出来が良く、平均点以上のもがほとんどですが、未だRoenaの音を聴いたことのない人は、やはり、ベスト盤の 「Greatest Hits」や「La Herencia」 辺りから、既にベスト盤等をお持ちの方は、是非、「Apollo」シリー ズを聴いて下さればと思います。おそらく収録曲数の制限から、ベスト盤から止むなく漏れた様な、郷愁や哀愁に溢れた、研ぎすまされたカッコ 良さのある曲がたくさん入っています。特に「Roberto Roena y su Apollo Sound, Vol. 6」 がお勧めです

Various Artists
様々なアーティスト

入門お勧め盤
Bachata

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
「夏の終わりの郷愁や名残り惜しさ、も の寂しさを誘 う“センチ”な・・・」と思っていたら、「そう言えばバチャータって、ほとんどの曲がセンチメントずくめ」なことを思い出しました。ということで今週は、 最近のヒット曲を集めたバチャータの企画盤を紹介したいと思います。ここ1、2年のヒット曲をということであれば「BachataHits」シリー ズ(Bachata Hits 2009 )や「30 Bachatas Pegaditas」シリー ズ等を毎年買い進めて行くのが常道ですが、「ここ数年のヒット曲を一気に聴きたい」ということでしたら、以下の様なCDがお勧めです。まずは2枚のCDに 計40曲が収録された「40 Bachatas Poderosas」、 次はやはり2枚のCDに計30曲が収録された「30 Numero 1 en Bacha 」、やはり2枚のCDに計30曲が収録された「Bachata de Amor, Vol. 3」と「Bachata de Amor, Vol. 4」、 収録曲数は12曲と多くありませんが、絞り込んだ感のある「Bachata #1's」と「Artistas Bachata #1's, Vol. 2」、 同様に「Bachatas Classics Simply the Best」も、お 勧めです。色々挙げましたが、どれが一番と聴かれれも困ってしまうのが正直な所です。どれも甲乙つけ難いので、好みや選曲の趣旨、曲数等で「エイヤ!」と 選ぶしかないのかなと思います

Eddie Palmieri

エディ・パルミエリ
NYサルサ、
創成期のサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
今週は、これまでの流れに戻って「この 季節にふさわ しいアーティスト」ということで、夏の終わりの郷愁や名残惜しさ、もの寂しさを誘う“センチ”なサルサをと思ったんですが、今年も間もなく、Eddie Palmieriが来日、それも、彼の60年代のバンド「La Perfecta」と銘打っての来日ということで、とても期待させられます(あくまで予感に過ぎないんですが・・・)。今年の3月にも「サルサを代表する アーティスト紹介」の一環で紹介しているんですが(ですので、このページの下のほうも参考にして下さればと思います)、今回は、“この秋の来日予習”の視 点から再度紹介したいと 思います。 1936年12月のNYはサウス・ブロンクス生まれで、両親はイタリア系プエルトリコ人だそうです。8歳から始めたピアノは、兄のCharlie Palmieriと競う様にメキメキと腕を上げ。15歳には地元ブロンクスの仲間と共に自らのバンドを結成、19歳でプロ のピアニストととして、ラテンの楽団に加入、20歳の頃には、ヴィセンティコ・ヴァルディスやティト・ロドリゲス等の当時のNYの名門バンドでピアノを弾 いていたそうです。Tito odriguezの楽団を離れると、トロンボーン奏者のホセ・ロ ドリゲスとバリー・ロジャースと共に、自己のバンド“La Perfecta”を結成し、TicoやAlegreレーベルに10枚のアルバムを吹き込みました。このバンドのトロンボーン2本を前面に押し出した“ト ロ ンバンガ”スタイルは、当時Jazz界で活躍していたJ.J.ジョンソンとカイ・ウィンディングのコンビにヒントを得たそうで、後にウィリー・コローンを 始めとする後身に引き継がれていったそうです。70年代に入ると最も脂が乗り切った時期を迎え、「The Sun of Latin Music」でラテ ン部門でグラミー賞を受賞しています。
上述の様に、今回は「La Perfecta」と銘打っての来日、さらにボーカルにHerman Oliveraが参加(ちなみに、トロンボーンには、あのJimmy Boschも 参加!)ということで、「La Perfecta」として活動していた60年代、次いで「Eddie Palmieri & his orchestra」大ヒット曲「Vamonos Pa'l Monte」を世に 送り出した70年頃、さらに、ブレーク前のLalo Rodriguesを擁して「The Sun of Latin Music」でグラ ミー賞を受賞した70年初め頃までの作品が中心に取り上げられるのかなというのが想像に難くありません。ということで、来日予習用のお勧め盤ですが、ベ スト盤の「The Sun of Latin Music」(ちな みに上述の74年のオリジナル盤「The Sun of Latin Music」も名盤 です)が、まずはお勧めです。「La Perfecta」での演奏を始め、TicoやAlegreレーベルに残された60年代のヒット曲や代表曲を中心に、最も脂の乗切った70年代前半頃まで のヒット 曲が収録されています。もし既に何かベスト盤をお持ちでしたら、60年代のヒット曲や代表曲を集めた「Sugar Daddy」がお勧 めです

Celina Gonzalez

セリーナ・ゴンザレス
Son、 SonMotuno他

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
今週は、これまでの流れに戻って「この 季節にふさわ しいアーティスト」。でご紹介するのはCubaの女性歌手Celina Gonzale。Cubaを代表する女性歌手、あるいは女王の1人と言っていいでしょう。本当は「これから夏本番!」という時期に取り上げたかったんです が、今になってしまいました。「いいモノ」は、きっといつ聴いてもイイはずですので。1929年にCubaのMatanzas地方 (アフリカ系住民の民間伝承文化の中心地の1つ)で生まれた彼女は、16才の時、Santiago de Cubで、後に音楽的パートナーであり、夫となるReutilio Dominguezに出会います。48年から作曲家兼、歌手のNico Saquitoと活動をともにし、ラジオやフィルム、テレビ等への出演を通じて有名になり、Cubaの最も偉大なアーティストの1人Beny MoreとNYで共演したこともありました。64年に、夫のReutilioとのデュオをやめ、ソロに転向、以降も活動を続けますが、最近は、息子の LazarやConjunto Campo Alegreと活動をともしているそうです。
彼女の歌や曲の多くは、sonやguarachaを中心に、Cubaの田舎のテイストのものが多く、それは、Nico Saquitoとの活動によるところが大きいと言われています。素朴で明るく、力強い歌声の陰に、貧しい生活を強いられていた農民の悲哀が込められている ことが、彼女の演奏 を魅力的なものにしているのかも知れません。夫のReutilioとの共作である「Yo soy el punto cubano」や「Santa Barbara」は、世界的に知られたヒット曲ですが、後者の「Santa Barbara」は、サルサの女王・故Celia Cruzがヒットさせたヴァージョンで、吹き込んだそうです。ちなみに、そのCeliaは、1925年CubaのHavanaで生まれで、Sonora Matanceraの一員としてアメリカで巡業中に、Castro政権の勃興を嫌い、アメリカに亡命しています。
で、CDですが、詳細はわからないんですが、おそらく、往年のヒット曲や代表曲などを再録したと思われる「Que Viva Chango!」 から が、お勧めです。どこかで聴いたことのある、Afro Cuban系のスタンダードがたくさん入っています
8月のお勧めサルサCD

Irakere

イラケレ
AfroCuban、
Latin Jazz、Latin Funk他

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
今週も、「この季節にふさわしいアー ティスト」をと 思ったのですが、ネットサーフィンしていて、たまたま、長らく手に入り難かったイラケレの名ライブのを録音したCDを見つけましたので、紹介したいと思い ます。「ビール片手に!」というのにも合いそうなので、この時期にも悪くないとは思います。「熱いライブで暑さを吹き飛ばせ!」っていう感じかもしれま せん。そのアルバムですが「1978 World Tour」。 以前にも、「Bacalao Con Pan」や「The Best of Irakere」等(2 枚ともお勧めです!)のベスト盤にも、ライブ録音が何曲か収録されていたんですが、断片的で したし、ライブ盤も、現在、入手し難かったりしますので、最も脂が乗っていた頃のライブをまとめて聴ける CDは嬉しい限りです。Irakereですが、リーダー兼ピアニストのChucho Valdesが、73年にCubaで結成したバンドで、トランペットのArturo SandovalやサックスのPaquito D'Rivera、パーカッション兼ボーカルのOscar Valdesらがオリジナルメンバーとして加わっていました。後にNG La Bandaを結成するフルートのJose Luis Cortesや、アメリカに亡命して活躍することになる、トランペットのArturo Sandovalらも、一時バンドに加わっていました。バンドの結成直後の70年代後半には、「超絶技巧バンド!」と言う異名をとりつつ世界を沸かせ、日 本でも「Cubaからトンでもないバンドが来る!」と評 判にりました。正直な所、この70年代頃の勢いはありませんが、現在でも水準の高い活動 を続けていて、リーダーのChucho Valdesは、ほぼ毎年のように来日公演を行っています(確か、この秋にも来日の予定だったと思います)。様々なテイプやテイストの演奏を行っています が、一言で言ってしまえば、「Afro Cuban Jazz Funk」と言った所です。Rumba等のAfro Cubanミュージックを、Jazzの技法や手法を使って演奏しているという感じで、とてもホットでグルーヴィー(ノリノリ)です。どちらかと言えば、サ ルサを躍るのに向いている曲は少数ですが、サルサのルーツやその周辺には、こんな音楽もあったんだという感じで、是非、聴いておいて欲しいグループの1つ です

Joe Arroyo

ジョー・
アロージョ
コロンビアのサルサ

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
今週 ご紹介するのはJoe Arroyo。FrukoやGrupo Niche や The Latin Brothers等と並ぶ、コロンビアを代表するサルサアーティストの1人です。以前にもご紹介したことがありますが、やはり夏のこの時期には欠かせない アー ティストの1人ということで、改めて取り上げたいと思います。55年11月1日、コロンビアのCartagena生まれだそうで、10才の時には、地元の ホール で歌っていたそうです。 余談ですが、彼の父には、異なる女性との間に40人の子供がいたことが、彼を紹介する文章にはよく取り上げられています。 彼のヒット曲には、女性差別の問題等、社会的メッセージを込めた曲も、いくつかあるようですが、貧困や格差を始めコロンビア社会の抱える様々な問題ととも に、そんなことも背景としてあるのかもしれません。 71年に、今もコロンビアを代表するサルサ楽団の1つ"Fruko y sus Tesos"のベーシスト兼歌手Ernesto Estradaに見出され、やはりコロンビアを代表するレコード・レーベルFuentes.と契約、自己のバンド"La Verdad"を率いるようになる81年までの10年間、Frukoのバンドで歌っていたそうです。 コロンビアの大衆音楽であるクンビアやバジェナートはもとより、カリブのコンパ(ハイチ)、 ズーク(マルチニーク)等々、周辺の様々な音楽をミックスしたスタイルが彼の特徴で、そんなスタイルにより、コロンビアを代表するサルサ歌手としての独自 の地位を得ました。 声が高めで、ちょっとシワガレた感じがするものの、艶や伸びもある声質や歌い方に特徴があり、一度聴いたら覚えてしまう様な印象的な歌手です。弾む様にリ ズミカルな(リズムが利いている)曲が多く、Jazzのテイストが香る都会的なものから、Cumbiaを始めコロンビアの土着の音楽や Zoukを始めカリブ海周辺の音楽とミクスチャーされたサルサまで曲調は多彩ですが、どちらかというと土臭いサルサが、より彼らしいなという印象です(土 臭さくいんですが、決して野暮だったりダサくはなく、あくまで洗練されています)。そ ういう所が、夏のこの時期にぴったりと感じさせる由縁かもしれません。 で、お勧め盤ですが、代表曲「Rebelion」、「La Noche」、「Por Ti No Morire」、「Pa'l Bailador」、「En Barranquilla Me Quedo」、「Suave Bruta」等の代表曲を、ほとんど網羅している点で「32 Canonazos」がお勧 めなのですが、(廃盤なのか)プレミア価格がついてしまっていますので、次善の策として代表曲を網羅しつつ12曲に絞り込んだ「Grandes Exitos」や、 曲数で選ぶのでしたら、30曲入って何と約1000円の「Gold」 が、お勧めです。

Gloria Estefan

グロリア・
エステファン
マイアミのサルサ
ソン・モントゥーノ他

ダンサンブル:★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週 ご紹介するのはGloria Estefan。以前にもご紹介したことがありますが、夏のこの時期には欠かせないアーティストということで、改めて取り上げたいと思います。57年 9月1日キューバのHavana生まれだそうで、60年に家族とともにマイアミに移住。移民であるために生活が苦しかったため、奨学金を得てマイアミ大学 に入学したそうです。ちなみに当時のMiamiには、カ ストロによる革命政権から逃れた、医師、弁護士、実業家等のキューバの従来の支配階級・裕福な階層の人々の多くが移住し、その中には、自由な演奏活動がで きなくなることを怖れて亡命したミュージシャンも数多くいました。キューバ系移民は、その才能と人脈、財力 を活かしマイアミの支配階級となり、現在でも街の人口の半分がキューバ系という特異な状況を呈しているそうです。また、 マイアミでは最近までずっと、Cubaのミュージシャンや親キューバ、もしくは一度でもキューバを 訪問したことがあるミュージシャンは、演奏が禁じられていたそうです。75年に、後に夫となるエミリオ・エステファンが率いるバンド「マイアミ・ラテン・ ボーイズ」に参加、78年9月にエミリオと結婚しています(エミリオは、やはり後に大成功するキューバ系ミュージシャン、 ウィ リー・チリーノとともに10代の頃からバンド活動をしていたそうです)。バンドは「マイアミ・サウンド・マシーン」と改名、85年の「Primitive Love」からの「Conga」を始 め、80年代後半に数々の世界的ヒットを飛ばしました。しかし、90年3月、(確か、ツアーの移動で)乗車中のバスに トラックが追突、脊髄に重傷を負い、一時は「再起不能」と言われたものの、1年間のリハビリの末に復帰、96年のアトランタオリンピックの閉会式で 「Reach」 を大観衆の前で歌ったのを目にした皆さんも多いのでは。 「Conga」以降、 サルサというよりは英語による「ラテン風ポップス」、「ラテン風ディスコ」を中心にしていましたが、90年のヒット・シングル 「Oye Mi Canto(私の歌 を聴いて)」からは再びラテン色を前面に出すようになります。そして、93年、彼女の代表作の1枚となる「Mi Tierra」を発 表。このアルバムでは、 初めて全編スペイン語で歌い、曲も、ソンモントゥーノ等の本格的なCuba音楽でした。アルバムジャケットに用いられた、革命以前のノスタルジックなナイ トクラブを彷彿とさせる写真には、 故郷Cubaへの思いとともに、カストロ以降のキューバ社会への強い政治的メッセージも込められているそうです。95年には、再び全編スペイン語のアルバ ム「Abriendo Puertas (扉を開けて)」をリリース、コロンビアバジェナートやクンビア、ドミニカのメレンゲ、キューバのソンなど、幅広いラテン音楽を取り 上げ、文字通り、ラテンアメリカに「開かれた」内容となっています。以降、スペイン語のアルバムは、2000年に「Alma Caribena」 を、04年に「Amor y Suerte: Exitos Romanticos」(ロマ ンチックなバラードを中心に集めたベスト盤)を、07年に「90 Millas」 (CubaはMiamiから約90マイルなんですよね)とリリースしています。背景を書いて来ると、「重々しい」サウンドの様に思われてしまうかもしれ ませんが、世界的ポップスターの一人の作品ですので、どれも洗練されていて聴きやすく、アレンジや曲調、曲のジャンル等も変化に富んでいて、さらに情感豊 かで、盛夏の今の時期や、何かと郷愁そそられる晩夏にかけては欠かせないアーティストの1人です

Africando

アフリカンド
NYサルサ
アフリカのサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週 ご紹介するのはAfricandoの「Baloba」。以前 にも取り上げたことがあるんですが、最近また、このCDに収録されている“超”人気曲の 「Aicha」のお尋ねをいただきましたので。オリジナルは北アフリカのアラブ系大衆音楽「ライ」の人気アーティスト「Cheb Khaled」のヒッ ト曲で、これをAfricandoがサルサでカバーしています。ある程度の期間サルサを躍っている人であれば、どこかで一度は耳にして いると思います。メロディーガ美しく、優しさに溢れた感じの曲で、男女問わず人気です。で、そのAfricandoなんですが、90年に、当時 FaniaAllStarsのプロデューサーをしていたCote d'Ivoire人のIbrahim Syllaと、マリ人のアレンジャーBoncana Maigaにより、セネガルのミュージシャン(例えば「Star Band」のPape Seck、「Youssou N'Dour」の Nicholas Menheim、「Orchestre Baobab」の Medoune Diallo等)とNYで活躍していたミュージシャン(例えば「Orquesta Broadway」の Ronnie Baro等)により結成されました。オーソドックスなNYサルサやNYのCubanルーツ音楽を、Africanミュージシャンが、それもAfricaの 言 葉で演っている所が魅力になっています(呪文のようにも聴こえますが、とても癒されます!)。93年に1stの「Trovador 1」を、 94年に「Africando, Vol. 2: Tierra Tradicional」 をリリース、いずれも世界的なヒットとなりました。96年には「Gombo Salsa」 を、98年に、今週ご紹介している「Baloba」をリ リース、2000年の5枚目のアルバム「Mandali」の制作 の際には、Tabu Ley RochereauやSalif Keita、Sekouba Bambino、Thione Seck等の、当時、アフリカを中心に活躍していたミュージシャンが大挙招かれ、バンドの名前も「Africando All Stars」に改められ、ラテンのクラシックを、スペイン語やアフリカのwolof語で歌うとともに、アフリカン・ポップスをラテンのリズムで演奏して、 世界的なヒットとなりました。翌01年にライブ盤の「Live! 」をリリース、03年の「Martina」 のリリースの際に、バンドの名前が「Africando」に戻されたものの、この作品にも、Senegalの人気シンガー Ismael Lo等のゲストが参加、アルバムに彩りを添えています。06年には、最新盤「Ketukuba」がリ リースされています。「Aicha」だけでなくEdith Piafのシャンソンのヒット「Vie en Rose」 のサルサ・カバーの入った「Baloba」ととも に、「Mopao」や「Sey」、「Betece」、「Scandalo」等が大ヒットした「Mandali」 もお勧めです
7月のお勧めサルサCD

Ricardo Ray
y
Bobby Cruz

リッカルド・レイ
ボビー・クルース
NYサルサ
NYラテン、Jalajala,
Boogaloo他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
引き続きディープと言えばディープなん ですが、今週 ご紹介するのは、お尋ねを受けました関係で「Ricardo Ray y Bobby Cruz」。サルサ界屈指のピアニストの1人・Ricardo "Richie" Rayは、45年2月にプエルトリカンの両親のもと、Brooklynで生まれました。ご多分にもれず、彼も幼少の頃からピアノを習い始め、生涯続く音楽 的パートナーである歌手のBobby Cruz との出会いは早く、彼が12才だった57年に、Bobbyのバンドでベースを弾いた時だそ うです。その後もJuilliard音楽院などで勉強を進め、63年に自己のバンドを率います。そして翌64年にBobby Cruzが、このバンドに加わり、長年にわたるコンビが始まります。Bobbyzは1937年2月のPuerto Rico生まれ、子供の頃に両親とともにNYに引っ越して来ていました。バンドは64年にFonsecaレコードと契約、「Ricardo Ray Arrives/Comejen」 をリリース、「Mambo Jazz」、「Comejen」、「Viva Richie Ray」等のヒットが出ました。66年にAlegreレーベルに移籍、70年までの間に、「Jala Jala y Boogaloo」、「Jala Jala y Boogaloo, Vol. 2」、 「Let's Get Down to the Real Nitty Gritty」、「Aguzate」始め9 枚のアルバムをリリース、ブーガルーの大流行に合わせて、「Richies Jala Jala」、「Mr. Trumpet Man」、「Aguzate」、「A Mi Manera」(Frank Sinatraの 「My Way」のカバー)等のヒットが生まれました。68年のアルバム「Los Durisimos」から、アルバムの名義に「Richie Ray and Bobby Cruz」を冠するようになりました。70年にFania傘下のVayaレコードと契約、71年に「El Bestial Sonido de Richie Ray y Bobby Cruz」をリ リース、「Guaguanco Triste」、「Fire And Rain」(James Taylorのヒット曲のカバー)、そして彼らの最も知られたヒット曲「Sonido Bestia」(ショパンの「エチュード・ハ短調Op.10-12『革命』」のフ レーズがピアノソロで使われていることで人気)等のヒットが生まれました。し かし、この時期、成功に伴う精神的重荷等により、Richieは酒とドラッグに溺れる様になり、中毒に苦しめられた末、74年の夏、彼は福音派のキリスト 教に改宗し、最初、拒否していたBobbyもこれに続きました。この後も76年の「Reconstruccion」、77 年の「Viven」、80年の 「De Nuevo 'Los Durísimos' Again」、82年の「Back to Back」、そし て87年の「Inconfundibles」とリリースを続け、このVayaでの最後のアルバムで、サルサからの引退を宣言しました。 以後、彼らはキリスト教のメッセージを伝える「Christian Salsa」を演奏したり、20以上もの教会を設立したりしながら活動を続けるものの、やがてBobbyは音楽界から引退、Richieも音楽活動を続け ながら牧師となりました。10年以上のブランクの後、91年のSan JuanとNYでのコンサートのために再結成を果たし、99年のBayamonでの「Un Sonido Bestial」コン サートでは、宗教的な歌とともに、彼らの初期のヒット曲が演奏され、その模様がUniversalレコードからリリースとなりまし た。その後も演奏活動を続け、04年には40周年ライブの模様を記録した「40 Aniversario en Vivo 」を、05年にはDiego Galenoのディレクションで「Que Vuelva La Musica」を、06年にはSan JuanのCentro de Bellas Artesでのライブを記録した「A lifetime of hits」をリリースしています。で、お勧めのCDですが、脂の乗切った時期は過ぎていますが、04年の「40 Aniversario en Vivo」 は、3枚のCDに収められた計30曲近い演目が、彼らのそれまでの音楽&活動遍歴のかなりの部分を網羅&垣間見せてくれて、是非、聴いて欲しいんです が、値段が張りますので、次善の策として99年の「Un Sonido Bestial」 も、彼らの幅のかなりの部分を網羅していてお勧めです。もっと凝縮してということであれば、このCDから8曲をピックアップして1枚のCDに収 めた「Pura Salsa Live」がお勧 めです。脂の乗り切った時期のということであれば、Alegreレーベル時代の「Jala Jala y Boogaloo」や Vaya時代の「El Bestial Sonido de Richie Ray y Bobby Cruz」が、名 盤としての評価が定着しています。ベスト盤でしたら「La Herencia」が、現 在確実に入手可能です

Conjunto Libre

コンフント・リブレ
NYサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
ここのところ、NYサルサの中でも特に コアだったり ディープだったり、マニアックだったり、個性が際立っていたり・・・と、アクの強いアーティストを取り上げていますが、その流れで、今週ご紹介するのは 「Conjunto Libre」。惜しくもこの(09年)3月に、リーダーのManny Oquendoが亡くなったそうですが、いつの頃からか「Manny Oquendo & Libre」と呼ばれてました。70年代の初め頃に、Eddie Palmieriのバンドで活動を共にしていた、ティンバレスを始めとするパーカッションのManny Oquendotoとベース奏者のAndy Gonzalezが、74年に結成しました。Manny OquendoはNYのBronxで、小さな頃から、すぐ近くのレコード店から流れて来る、MachitoやJose Fajardo、Orquesta Aragon等のCubanルーツのNYラテンを聴きながら育ったそうです。60年代にChano PozoやJose Curbelo、Tito PuenteやTito Rodriguezのバンドを経て、当時、上り調子だった、Eddie PalmieriのConjunto「La Perfecta」に63 年に加わりました。バイオリンとベースを習っていたAndy Gonzalezは、13才の頃までには、兄でトランペット奏者のJerry Gonzalezとクインテットを組み、プロとして演奏していました。67年にMonguito Santamariaの録音に加わり、Ray BarrettoやDizzy Gillespieのバンドで働いた後、71年にEddie Palmieriのバンドに加わりました。Eddieのバンドを通じて知り合った二人は、当時、高まっていた「Viva Puerto Rico Libre」等の運動に因み、バンドに「Libre」という名前を付けました。 バンドの創立時には、Andyの兄のJerry GonzalezやAlfredo de la Fe、Barry Rogers、Jimmy Bosch、Oscar Hernandezらが、メンバーやゲストとして参加してました。76年に1stの「Con Salsa, Con Ritmo」を、 79年に「Los Lideres de la Salsa」と「Con Salsa, Con Ritmo Vol. 2 」、81年に「Incredible」、83 年に「Ritmo, Sonido, Y Estilo」、 94年に「Mejor Que Nunca (Better Than Ever)」 (Marvin Gayの「I want you」のカバーが入ってます)、96年に「On the Move! (¡Muevete!)」、 99年に「Ahora」と 「Libre」、「Tiene Calidad, Vol. 2 」、2000年に「Los New Yorkinos」 と「Manny Oquendo y su Conjunto Libre」と、80年代のブランクを除いてコンスタントにアルバムを発表してきました。どのアルバムも評価が高く、お勧めなん ですが、私としては、決して派手ではなく、過度な演出等もなくシンプルなんですが、その分、一音、一音とても大事にしていて、リズムも一糸乱れ ぬが如くタイトでタタミみ掛ける様なグルーブ感に満ちている、初期から80年頃までの「Con Salsa, Con Ritmo」や「Incredible」、「Ritmo, Sonido, Y Estilo」(廃盤 でプレミア価格がついてしまってますが・・・)、最近ですと「Ahora」辺り が、お気に入りです。芸人や職人っぽい気質に溢れている感じがいいんですかね?

Tipica '73

ティピカ・
セテンタ・ イ・トレス
NYサルサ、
チャランガ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、先週の予告通り “Tipica'73" 彼らも、以前から紹介しようと思ってたんですが、やはり廃盤が多くて、出ていてもプレミアム価格がついていたりして、ずっと紹介できずにいました。状況は 相変わらずな んですが、同じくエイヤという感じで。 72年に、Ray Barrettoのバンドのメンバーを中心に、Johnny Rodriguez(リーダー兼コンガ)、Adalberto Santiago(ボーカル)、Sonny Bravo(ピアノ)らによって結成、翌73年にFania傘下のIncaレーベルから、「現在の典型的なラテン音楽」という意味合いのタイトルの 「Tipica '73」を発表。端正でクールな都会のサルサを聴かせてくれます。75年には「La Candela (1975) 」(Los Van Vanのヒット曲「Candela」をカバー)を、76年には「RumbaCaliente」を発表、このアルバムからバイオリンのAlfredo De La Feが参加、ボーカルはTito Allenが担当、Louie Ramirezのプロデュースにより、"Pare Cochero"や"Guaguanco de los Violentos"等がヒット。77年には「The Two Sides of Tipica」を発表(ボーカルはTito Allenに代わってAzuquitaが担当) 、78年には「Salsa Encendida」を発表、途中からボーカルとしてJose Albertoが加入、79年には問題作「Tipica 73 En Cuba Intercambio Cultural」(ずっと日本で手に入らなかったLPを学生の時に行ったParisのFunacで見つけた時は感動しました! ジャケットは、オカマの バンドにも見えますが・・・)をFaniaレーベルから発表、Johnny  Rodríguezが、かねてからの願いであり準備を進めて来た、HavanaでのCubanミュージッシャン達との共演を実現、アルバムも成功を収める ものの、キューバとの政治的緊張関係の下、バンドはアメリカでの演奏の機会を極端に失うことになりました。80年には
「Charangueando con la Tipica '73 」を発表、再度、自分達の原点を確認するかの如く、“A Donde Vas”“Cachita”“Chanchullo”等のラテンスタンダードを、コテコテのチャランガスタイル(もとは楽団編成のことを指しましたが、後 に、バイオリンやフルートが前面に出たサウンドスタイルを指すように変わったそうです)で聴かせています。もともとCubaで大流行し、NYでも流行った チャ ランガですが、彼らの音は、あくまで大都会・NYのそれと言った感じです。81年には彼らのラストとなる「Into the Eighties」を発表、Yomo Toro、Mario Bauza 、Rafel Cortijo、Kako等の豪華ゲストの参加を得てラストを締めくくりました。解散後、95年と99年に、歴代のメンバーが集まりリユニオン・コン サートを開いており、99年 の模様が「Tipica 73 Live」に収録されています。で、まずはの1枚ですが、ベスト盤が廃盤ですので、「Charangueando Con La Tipica 73」が、彼 らのサウンドの1つの到達点としてお勧めです。個人的には「Tipica 73 En Cuba Intercambio Cultural」(長いこと入手できなかったのを、学生の時に遊びに行ったパリのFunacで見つけた時は感涙ものでした。 オカマのバンドの様なレコードジャケットが少し恥ずかしかったですが・・・)のサウンドがとても刺激的&印象的で大好きなんですが廃盤ですので、(現在、 容易に入手できるCDの中 では)次は、1stの「Tipica 73」、ラス トの「Into the 80's」、又は リユニオン・ライブの「Tipica 73 Live」辺りで しょうか

Alfredo De La Fe

アルフレド・
デ・ラ・フェ
NYサルサ、
チャランガ、
Cuban、
中南米のサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは“Alfredo De La Fe”。 以前から紹介しようと思っていたんですが、廃盤が多くて、出ていてもプレミアム価格がついていたりして、ずっと紹介できずにいました。状況は相変わらずな んですが、最近、お問合わせをいただきましたので、エイヤという感じで。 1954年2月にキューバで生まれた彼は、10代になる頃からクラシック・バイオリンを習い始め、64年には奨学金でポーランドのワルシャワでの Conservatoryに出場、65年にはカーネギーホールで、メトロポリタンオペラOrchestraとチャイコフスキーとメンデルスゾーンを共演し ました。やはり奨学金によりジュリアード音楽院で勉強を進め、66年に12才で、伝説のチャランガ楽団JoseFajardoOrchestra加わりま した。72年にはEddie Palmieriの楽団に加入、76年には一時的に、サンフランシスコでSantanaのバンドに加わった後、ニューヨークに戻り、77年に Tipica'73に加わりました。79年には、デビューソロアルバム「Alfredo」(廃盤 で、しっかりプレミア価格がついてますが、この4月に「日本盤・アルフレード(紙ジャケット仕様)」が出された様です)をリリースしました。 その後もTitoPuenteを始め、サルサやラテン、ジャズ等の分野のアーティストとの共演や世界ツアー等を行いながら、81年には「Para africa con amor」と、第二のソロアルバム「Alfredo De La Fe y la charanga 1980」を、82年には「Triunfo」をリ リース。83年には活動拠点をコロンビアに移しフィリップスと契約、「Alfredo De La Fe Vallenato」、「Bailando en el tropico」、「El Nueva York de Colombia」等をリリース、90年にはFuentesレーベルに移籍し、「Salsa」、「Los violines de Alfredo De La Fe」をリリース、91年には「Salsa y Charanga」を、93年には「Con toda la salsa Alfredo De La Fe」と、代表曲「Historia de dos salseros」を含む「Excelente Amante」を、 97年にソニーレーベルに移籍、2000年には「Latitudes」を Ryko Latinoレーベルからリリースと、現在に至るまで、コンスタントにアルバム制作やサルサを始め様々なジャンルのアーティストとの共演、各地 でのフェス出演等の活動を精力的に続けています。で、お勧めCDですが、 ベスト盤はもちろん、オリジナル盤もほとんど手に入らない状況ですので、「どうしても今すぐ」という方以外は、正直な所、もう少し様子を見る(再発の機会 を待つ)のがいいと思います。「多少金額が張っても今すぐ」とうことであれば、Fuentes時代のベスト盤「Salsa Passionや上述の 「Latitudes」が、ま ずはお勧 めです。De La Feが70年代に在籍、彼のバイオリンが印象的な役割を果たしていた“Tipica'73”(こちらも廃盤が多く、入手できるCDは限られているんです が)のお勧めCDを、近い内に紹介したいと思っています

Various Artists
様々なアーティスト
Mambo、
NY Salsa他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
ここ数週間、NYサルサやNYラテン絡 みのCDをご 紹介して来ましたが、1枚忘れていました。ということで今週ご紹介するのは「Rough Guide to Salsa Dura NYC」。タイ トルが示す通りに、やはり、マンボ系やNYサルサの“隠れた名曲”、あるいは“通好みの渋くてイイ曲”的な選曲になっています。誰もが知っている様な大御 所はEddie Palmieriくらいで、他は、Wayne GorbeaやJimmy Delgado、Chino Nunez、Chico Alvarez、George Delgado、Ricky Gonzalez、Joe Quijano等、職人的と言える様な個性やこだわりの強いアーティスト達の隠れた名曲が選曲されています。中でも、名盤として名高いものの(弱小レーベ ルゆえでしょ うか?)発売後すぐに廃盤になってしまい、今では入手が難しいEstrellas de Coboの「Heavy Duty」から、「Don Ramon」が収録されてるのも嬉しい限りです(ちなみに、CoboレーベルのCDは、今ではほとんど廃盤で入手がとても難しいですが、Cuba音楽の伝 統を大切にした通好みの渋くて味わい深い作品が多いです)
6月のお勧めサルサCD

Various Artists
様々なアーティスト
Boogaloo、
Latin Soul、
Latin Funk他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
サルサを踊れる曲は少ないので(チャ チャチャが踊れ る曲は結構、多いんですが・・・)、サルサを踊る皆さんの中では少数派なのかなと思いますが、先週の最後にご紹介したBoogalooのお勧め盤「The Rough Guide to Boogaloo」 を気に入られた方は、是非、Faniaの再発の一環で発売されている 「El barrio」 シリーズや「The Bad Boogaloo: The Nu Yorican Sounds 1966-1970」、「Signature Fania Boogaloo」 に聴き進んで下さればと思います。 説明的に書けば「1960年代の後半に、R&BやSoul、Funk等のBlack Musicと、それまでのNYラテンの融合で生まれた混血音楽」って感じになりますが、サルサが生まれる直前に、BarrioとHarlemの狭間で一瞬 の間だけ煌めきを放ち散っていった、刹那で俗世であればこそ美しく妖しい徒花の数々を、是非、堪能下さればと思います。私の場合は「El barrio」シリー ズの「El Barrio: Latin Disco - Dancefloor Grooves with a Latin Touch」の (Salsoulレーベルの作品群に通ずる様な)妖艶な美しさや都会的な危ない美しさに改めてヤラレちゃいました

Various Artists
様々なアーティスト
Mambo、
Latin Jazz
NYサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
以前にも「Mambo at the Palladium, Vol. 1 」や「Hot Nights at the Palladium」 等のMamboの名曲や代表曲を集めた企画盤を紹介しましたが、未だ入手していない皆さんに朗報です。現在容易に手に入るCDの中では最強!と言っても いいんじゃないかと思うMamboの企画盤を見つけました。 Noro Morales、Bobby Capo、Desi Arnaz、Machito、Tito Puente、Tito Rodriguez、Joe Cuba、Daniel Santos、Charlie Palmieri、Ismael Rivera等々、 50年前後を中心に「これが本物のMambo!」と言うMamboの名曲や代表曲がオリジナル録音で、3枚のCDに計48曲収録されています。しかも値段 は2千円弱と、とってもお手頃です。この「Mad About Mambo」 と、 以前ご紹介しましたAfro Cuban Jazzの名曲や初期Mamboの代表曲が2枚のCDに計38曲詰まった「Manteca: The Roots of Afro-Cuban Jazz」、 そして「at the Palladium」シリーズの中から、上述の「Mambo at the Palladium, Vol. 1」、 NYで60年代の前半に流行した、フルートやバイオリンの音が利いたcharanga編成の演奏を集めた「Charanga at the Palladium, Vol. 1」、60 年代の後半に流行した「Pachanga at the Palladium, Vol. 1」、 Cuban Rumba調のMamboや初期サルサを集めた「Rumba at the Palladium, Vol. 1」、 グァグァンコ調のMamboや初期サルサを集めた「Bailando at the Palladium, Vol. 1」、 さらに、先々週ご紹介しました「N.Y.C.Salsa」シリー ズまでをセットで聞けば、(いくら活字で読んでも、何のことやら?って感じの)40年代のAfro Cuban Jazzから70年頃のNYサルサに至る、NYラテンの変遷が、手っ取り早く体感(?)できます 。そうそう、(サルサを踊れる曲は少ないですが)60年代後半に大流行したBoogalooでしたら、幅広く網羅している「The Rough Guide to Boogaloo」辺りか らがお勧めです

Various Artists
様々なアーティスト
NYサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、先週お伝えしまし たように、 70年代のNYサルサや、キューバンルーツの伝統にこだわったプエルトリカン・サルサを中心に“隠れた名曲”を集めた企画盤「Hits Salsa, Vol. 1」。 Fania All-Stars、Tito Puente、Celia Cruz、Ray Barretto、Johnny Pacheco、Larry Harlow、Louie Ramirez、Eddie Palmieri、Héctor Lavoe、La Sonora Poncena、Tipica '73、Tommy Olivencia・・・等の大御所から、The Lebron Brothers、immy Sabater、Tito Allen等の通好みのアーティストまで、渋〜くて味わい深い佳曲が14曲収められています。このCDを気に入った方は、是非、同シリーズの「Vol. 2」 (Tipica '73、Ray Barretto、Eddie Palmieri、Justo Betancourt、Pedro Conga等を収録)、「Vol. 3」(Louie Ramirez、Azuquita、Julio Castro、Sociedad 76等を収録)、「Vol. 4」 (Fania All-Stars、Tommy Olivenciaの「42nd St. Mambo」、Roberto Roena等を収録)と、聴 き進んでみて下さればと思います。

Various Artists
様々なアーティスト
創成期のサルサ
NYサルサ

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、先日の Willie ColonやRuben Bladesつながりということで、Faniaレーベルを中心に、70年代頃のNYサルサの中から、“誰もが知っているうな有名曲”ではないけれど、選り すぐりのいい曲、言わば“隠れた名曲”と言える様な佳曲を集めた企画盤「N.Y.C. Salsa」。 Fania All-Stars、Tito Puente、Celia Cruz、Ray Barretto、Johnny Pacheco、Larry Harlow、Louie Ramirez、Eddie Palmieri、Héctor Lavoe、La Sonora Poncena、Tipica '73、Tommy Olivencia・・・等の大御所から、Jimmy Sabater、Impacto Crea、Julio Castro等の通好みのアーティストまで、渋〜くて味わい深い佳曲が2枚のCDに計30曲収められています。70年頃にサルサという音楽が生まれ、数多 のミュージシャン達が、Nuyoricanである自分達自信の音楽、それまでになかった独自の音楽を生み出さそうと、そして、一旗揚げようと、夜な夜な、 しのぎを削りながら生み出した、とっても刺激的な音楽が詰まっています。このCDを気に入った方は、是非、同シリーズの「Vol. 2」、「Vol. 3」と、聴 き進んでみて下さればと思います。次週も、似た路線の別シリーズの企画盤をご紹介する予定です
5月のお勧めサルサCD

Ruben Blades
ルベン・ブラデス

入門お勧め盤
創成期のサルサ
NYサルサ

ダンサンブル:★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、先日の Willie Colonつながりということで、Ruben Bladesのベスト盤「The Very Best of Ruben Blades」。 Rubenは、確か「サルサの重要人物」の1人と言うことで、以前紹介したことがありましたが、リンク切れもあるかと思いますので、再度紹介したいと思い ます。 確か、中米のパナマ生まれだったと思います。パナマの大統領選にも出馬して話題になったこともありました。(名前を忘れちゃいましたが)有名大学を出て、 法律家としての資格も持っているということで、サルサ界切ってのインテリなんて言われていたこともあります。また、俳優でもあり、確か、アントニオ・バン デラス主演のゾロを始め、大ヒットした映画にも結構、出演したりしています。ラテン映画を観たら、出演者のクレジットに注意してみるのも面白いかも知れま せん。 ちゃんと調べ直した訳ではないですが、70年代始め頃にRay Barettoのバンド(「Tomorrow: Barretto Live」等で Rubenも参加)で、メジャーデビューを果たしたんじゃないかと思います。その後、Willie Colonと組んで、いくつものヒットを飛ばし、80年代は、自己のバンドSon del Solarで活躍(「Rubén Blades y Son del Solar...Live!」 は80年代のサルサの名盤の1枚です)、最近では、Spanish Harlem Orchestraの「Across 110th Street」なんか でも、健在ぶりを見せてくれています。 上述の「The Very Best of Ruben Blades」です が、「Pedro Navaja」「Juan Pachanga」「Siembra」を始め、サルサの定番曲と言える様なRubenのヒット曲が、2枚のCDに計25曲収録されていて、しかも 1500円強と、とってもお勧めです。ちょっと値段が張りますが、Faniaレーベルから出されているベスト盤「A Poeta del Pueblo」 も、2枚のCDに計27曲収録されていてお勧めです

Various Artists
様々なアーティスト

入門お勧め盤
サルサ・ヒット曲集
ロマンチック・サルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、ここ5、6年位の ヒット曲を集 めたコンピレーション盤「30 Numero 1 Salsa」。 (自分が踊る様になって以降の)折々のヒット曲を聞き返してみると、「やっぱりツボを押さえて、よく出来ているな・・・」と改めて感服したり、流行った当 時のダンスシーンが思い起こされたりと意外に感慨深かったりすることがありますが、そんな、最近のヒット曲を手っ取り早く&お得に聴くのにお勧めな1枚で す。折々のヒット曲を聴くには、毎年発売される、サルサのヒット曲を集めた定番シリーズ「Salsahits」や「Salsa en La Calle」、「Los Mejores de la Salsa」等々を 買うのが一般的ですが、こういったヒット曲集数年分から、さらにピックアップして1枚にまとめたようなお得で便利なCDです。2枚のCDに、 Gilberto Santa Rosa、Puerto Rican Power、Rey Ruiz、NG2、N'Klabe等々、中堅所から若手の様々なアーティストの最近のヒット曲が計30曲収録されています。(*上述のサルサの定番ヒット 曲集を始め、最近のヒット曲を集めたCDを、既に何枚かお持ちの方は、曲の重複にご注意下さい)
ルイシートカリオン Luisito Carrion
ルイシート・カリオン
プエルトリコの
サルサ、
ロマンチック
サルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、Luisito Carrionの08年のライブ盤「Clasicos En Vivo」。 ハリと艶のある低めの声質と豊かで安定感のある声量で聴く人を魅了するルイシート。2000年頃に日本でも大ヒットした「Sin Tu amor」や「Para Ser Real」を含む「Luisito Carrion」が、ま ずはお勧めなんですが、廃盤でプレミア価格がついてしまっているので、冒頭で紹介しました08年発売のライブ盤「Clasicos En Vivo」 からが宜しいんじゃないかと思います。ライブでは、 上述の「Luisito Carrion」を含 む、それまでの3枚のアルバムの中からピックアップされた楽曲が演奏され、その中から9曲が収録されています。現在のプエルトリカン・サルサを代表する歌 手の1人であるルイシートですが、そんな彼のハリと艶のある表情豊かなボー カルの魅力と、プエルトリコのサルサらしい、ロマンチックなセンティメントがたっぷりつまった1枚です。この春に出された最新作「De La Calle」も、決 して派手さはないですが、ルイシートのボーカルの魅力とプエルトリカン・サルサらしい情感に溢れた作品に仕上がっています

Willie Colon
ウィリー・コロン
NYサルサ
創成記のサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、Willie Colonの79年のアルバム「Solo」。ネッ トサーフィンしていて、今から20年以上前に、よく聴いたレコードがCDになっているのを見つけました。昨年秋に新譜「El Malo, Vol. 2: Prisioneros del Mambo」が発売 された他、Fania作品の再発の一環で、Willie Colonのアルバムもたくさん復刻されていますが、オーケストレーション・アレンジにより、とても印象的で存在が際 立った1枚です。バイオリンを始めとした弦楽パートのバックがつけられていて、それによりアルバム全体が、とても叙情的で表情豊かな仕上がりになっていま すが、特に「Sin Poderte Hablar」や「Senora」「Julia」等が、美しく印象深いです。名盤や名作と言われる作品の数々を世に送り出してきバンドリーダー&トロン ボーン奏者Willie Colon、時代背景もあると思いますが、デビュー当初から初期の頃は、「ゴロツキ」や「下町のワル」といったイメージで売り出していましたが、そんな彼 の もう一方の側面である、叙情的でセンティメンタルな面を前面に押し出した1枚じゃないかと思います。Willie Colonは、サルサの最重要人物の1人でもありますが、そんな彼の作品を体系的に聴いたことがない皆さんには、以前にも紹介したことがありますが、ベス ト盤の「Best」が、 「Gran Varon」や「Ah-Ah/O-No」「Usted Abuso」「Calle Luna, Calle Sol」「Murga」「Gitana」等の名曲や重要曲をしっかり押さえていてお勧めなんですが、廃盤のためプレミア価格がついてしまっていますの で、次善の1枚と言うことで、「Greatest Hits」 (試聴はこちら) や「Best of Willie Colon」、「The Player」(試聴はこちら) 辺りか らがお勧めです。「オーケストレーション」が気に入られた方は、やはりサルサの最重要人物の1人で、Willie Colonとのコンビで名を上げたHector Lavoeのベスト盤「Greatest Hits」(試聴はこちら) や「El Cantante」にも、 弦楽パートのバックがつけられた名曲がたくさん収録されていて、お勧めです(コンビを組んでいた関係で、Willie Colonのベスト盤と重複曲がありますので、お気を付け下さい)
4月のお勧めサルサCD

Various
様々なアーティスト

入門お勧め盤
サルサヒット曲集

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、最近サルサを聞き 始めた皆さん 向けのお得なお勧め盤です。以前にも何度か「入門お勧め盤」をご紹介してきましたが、Amaznのサイトを色々と検索していて、「これはツボを押さえてい る!」と目につきましたので再度。まず1枚目は「Greatest Salsa Ever, Vol. 1-3」。 Celia Cruzを始め、Hector Lavoe、Ismael Miranda、Oscar D'LeonやWillie Rosario、Tommy Olivencia、Ruben Blades、Willie Colon、Andy Montanez・・・等々、サルサの大御所&立役者、人気アーティスト等のヒット曲や重要曲が90年代頃迄に発表された作品からピックアップされていま す。「サルサの歴代のヒット曲集」という主旨の企画盤は多いですが、それらの中でも「的を得ている」度が高い印象です。ただ、3枚組・43曲入りのため 2500円を越えてしまうので、「ちょっと敷居が・・・」という方は、3枚が「Vol. 1」「 Vol. 2」 (試 聴はこちら)、 「Vol. 3」それぞ れバラでも発売されていますので、まずは「Vol. 1」 を買っ てみて、気に入ったら買い進んでいかれるのがいいと思います。同様に「Las No. 1 de la Salsa 」シリーズも、選曲がツボを得ていてお勧めです。「Vol.1」、「Vol. 2」、「Vol. 3」と、こ れまで3枚 が発売されていますので、こちらも、いずれかを買ってみて、気に入ったら買い進んで行くと言うのがお勧めです(*いずれもサルサの定番曲を収録しており、 既にサル サCDを、たくさんお持ちの場合には重複してしまいますので、お勧めではありません)


試 聴はこちら
Brenda K. Starr
ブレンダ・ケー・スター
ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
今週はBrenda K Starrの「Petalos de Fuego」(試 聴はこちら)。 先日、お尋ねいただきましたので紹介させていただきます。Indiaと並ぶ現在のサルサの歌姫の1人です。今でも「Sola」や「Hombre Mio, Hombre Ajeno」、「Herida」、「I Still Believe」等が、ダンスフロアーででよくかかっています。05年の「Atrevete a Olvidarme」以来、 作品はありませんが(近いうち、きっと新作を届けてくれるんじゃないかと思います)、Indiaと並び、現在でも最も人気の高 い女性サルサ歌手の1人です。で、「Petalos de Fuego」を取り 上げた理由ですが、Billy Joel の大ヒット曲「Honesty」のサルサカバーが入っているからです。この曲も、上述の彼女のヒット曲と並んで、今でもよく耳にする人気の1曲です。残念 ながら、この「Honesty」は入っていないんですが、上述のヒット曲も網羅されているベスト盤「All Time Greatest Hits」や、 Tito NievesとVictor Manuelleも参加したヒット曲「Por ese hombre」、ポップスのサルサカバー「Love on a Two Way Street」が入ったヒット盤「Temptation」 もお勧めです

Various Artits
様々なアーティスト

入門お勧め盤
サルサヒット曲集

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
ヒットサルサの定番シリーズの1つ「SalsaHits」の最新 盤「Salsahits 2009 」は、昨年11月に発売になっていましたが、同様のサルサのヒット曲シリーズ「Los Mejores de la Salsa」の最新 盤「Los Mejores de la Salsa 2009 」も、先月3月末に日本でも発売になりました。これらに遅れて、毎年5月末頃に、最近定番になりつつあるサルサヒットシリーズ「30 Salsas Pegaditas: Lo Nuevo y lo Mejor」(試聴はこちら) の最新盤が発売されるんですが、私の場合、大抵、これらの1、2枚を買って、ここ1、2年の傾向や流行(とは言っても、ここ10年以上ずっ と「ロマンチックサルサ」が主流で、それ程の変化はないんですが・・・)、ヒット曲なんかを把握するようにしています(大抵の皆さんが、そんな感じなんだ とは思います が・・・)。「30 Salsas Pegadita」が発売される5月末には未だ時間がありますので、取りあえず、どちらかを入手しておきたい所ですが、重複曲はNG2の「Ella Menea」、Willy Chirinoの「Pa Lante」、Charlie Cruzの「Tu Me Confundes」の3曲だけですので、余裕がある方は2枚とも、どちらか1枚という方には、収録アーティストが多く、収録曲も多彩な「Salsahits 2009」がお勧 めです。「30 Salsas Pegadita」の最新盤が発売されましたら、またご紹介したいと思っています 。ところで、やはりメジャーなサルサのヒット曲シリーズ「Ano de Exitos Salsa」 は廃盤になってしまったんでしょうか?

Various Artits
様々なアーティスト

入門お勧め盤
サルサヒット曲集

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
昨年、“最近のヒット曲や往年のヒット 曲のカバーが 30曲入った、とってもお得な”企画盤(シリーズ)として「30 Salsas Pegaditas: Lo Nuevo y lo Mejor 2008」(試聴はこちら) をご紹介したんですが、実は、もっとお得な40曲入りの企画盤があったんですね! ということで今週ご紹介するのは「40 Salsas Poderosas」。上述 の「30 Salsas Pegaditas: Lo Nuevo y lo Mejor 2008」(試聴はこちら) 同様の路線で、Oscar D'LeonやEl Gran Combo等の大御所やGilberto Santa Rosa、Victor Manuelleといった中堅、そしてNG 2やN' Klabe等の若手の4、5年前位までのヒット曲を中心に収録しています。なお、「30 Salsas Pegaditas: Lo Nuevo y lo Mejor 2008」(試聴はこちら) と数曲重複曲がありますので、お気を付け下さい

Christian Castro
クリスチャン・カストロ
メレンゲ
ラテンポップス他

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、メレンゲのコンピ レーションア ルバムの人気シリーズ「Merengue Hits」の02年盤です。メキシコのポップス歌手Christian Castroのヒット曲「Azul」のメレンゲ・カバーが入ってるんですが、先日リクエストを受けましたので取り上げました。発売当時はも ちろん、今でも時折ダンスフロアーで耳にする、美しいメロディーが印象的な佳曲です。これからも名曲、あるいは定番の1つとして残っていくんじゃないか と思います(と言いつつ、メレンゲの定番を集めたコンピレーションには、あんまり収録されてないんですが・・・)。この「Azul」ですが、実はバチャー タでもカバーされてますので、バチャータ版が聴きたい方は「Los Mejores de la Bachata 2002」がお勧 めです。また「Azul」のポップスバージョンを聴 きたい方はChristian Castroのベスト盤の「Nunca Voy a Olvidarte... los Exitos」 (試聴はこちら) が、お勧めです
3月のお勧めサルサCD

   Eddie Palmieri
エディーパルミエリ
ニューヨークサルサ
ラテンジャズ、
ラテンソウル他

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
先週ご紹介しましたEddie Palmieriですが、彼の音楽世界が気に入ったという方は、先週の「猪突猛進 」に も何曲か入っていますが、Eddieの音楽活動が最も刺激的でクリエイティブだったと言われている70年代前半、プエルトリコ大学でのライブ(71年)を 記録した「University Of Puerto Rico」 や、72年のシンシン刑務所でのライブ「Recorded Live at Sing Sing」(試 聴はこちら) も是非、聞いてみて下さればと思います。いずれも、SoulやFunk、Rock等々を融合させながら、この時代ならではの唯一無二の熱くうねる様なグ ルーヴィーな音世界が繰り広げられています。兄のCharlieもオルガンで参加、熱くうなる様なアドリブを繰り広げています
   Eddie Palmieri
エディーパルミエリ
ニューヨークサルサ
パチャンガ、
ラテンジャズ他

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
今週は、先々週紹介しました Charlie Palmieriつながりということで弟のEddie Palmieri。1936年ブロンクス生まれということで、兄Charlieの10歳年下ということになります。8才頃からピアノを始め、15才で自己 のバンドを結成、20才で、TitoRodriguezのバンドでNYのラテンシーンにデビューしたそうです。61年に自己のバンド 「(Conjunto) La Perfecta」をトロンボーンのBarry RogersやボーカルのIsmael Quintanaらと結成、当時流行していた(バイオリンやフルートの入った)チャランガ編成のバンドにトランペットやトロンボーンを加えることで、 「トロンバンガ」という新たなスタイルを作り出し、Willie Colonらに受け継がれて行きました。JazzのThelonious MonkやMcCoy Tyner等の影響も受けながら自己のピアノスタイルを確立し、68年までの間に「La Perfecta」「Azucar Pa' Ti (Sugar for You)」(試 聴はこちら) 「Mozambique」始め 10枚のアルバムを発表しました。71年には、兄のCarlieとともに 「Vamonos Pa'l Monte」(試 聴はこちら) を、74年には「The Sun of Latin Music」や「Unfinished Masterpiece」 等、70年代は、Jazzや(ブラックミュージックの)SoulやFunk等との実験的融合を試みた問題作・名盤を次々と世 に送り出しました。80年代にはCheo FelicianoやTony Vegaら等と作品づくりを行い、90年代にはFania All-StarsやTico All-Starsらとともに公演活動を行う傍ら、92年の「Llegó la India Via Eddie Palmieri」で、サ ルサの歌姫Indiaを世に送り出したりもしました。2000年に一旦は引退宣言をしたものの、Tito Puenteとの共演「Obra Maestra (Masterpiece)」 (試 聴はこちら) で音楽活動を再開、その後は「Perfecta II」を結 成、03年に「Ritmo Caliente」を発 表、現在は、トランペット奏者のrBrian Lynchらとともに、ラテンジャズの分野で音楽活動を続け、来日も何度か行っています。で、お勧め盤ですが、解説の付いた日本盤であり、現在もダンスフ ロアーでよく流れる「Puerto Rico」等の重要曲が収められているので、まずはベスト盤の「猪突猛進」か らがお勧めです。もう少し広めに聞きたいという方には「The Sun of Latin Music」が、 ギュっと凝縮して聞きたいと言う方には、最も脂の乗切った70年代前半のベスト盤「Gold 1973-1976」(名作 と言われている「Sentido」・ 「The Sun of Latin Music」・ 「Unfinished Masterpiece」 から選曲)辺りからがお勧めです

   Alegre All Stars
アレグレ・
オールスターズ

The Cesta All-Stars
セスタ・オールスターズ
ニューヨークサルサ
マンボ、ディスカルガ

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
今週は、先週紹介しました Charlie Palmieriつながりというか、もう一つの側面ということで、彼が中心の1人を果たしていたグループのいくつかを紹介したいと思います。最初は Alegre All Stars。60年代から70年代初めにかけて活動していたグループで、Alegreレーベル所属のオールスターバンドと言った感じのグループです。演っ ているのは、お洒落で粋、軽妙かつ軽快なマンボやラテンジャズ、ディスカルガ(ジャム・セッションのラテン版で、このディスカルガを通じて、サルサが形作 られて行ったとされています)で、Charlie以外にフルートの Johny Pacheco、ヴィブラフォンのLouie Ramirez、ティンバレスのKako、ベースのBobby Rodriguez等々の大御所が参加しています。いずれもベスト盤ですが、「The Best of The Alegre All Stars」 や「Te Invita」(試聴はこちら) がお勧めです。次に紹介するのはThe Cesta All-Stars。実は実質は上で紹介したAlegre All Starsと言うことで(レーベルが変わった関係で、名前を変えて活動を続けたんでしょうか?)「The Cesta All-Stars, Vol. 1」 がお勧めです

   Charlie Palmieri

チャーリー・パルミエリ

ニューヨークサルサ
マンボ、パチャンガ、
ブーガルー

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
先週予告しましたが、早速今週は Charlie Palmieriを紹介したいと思います。サルサの最重要人物の1人です。Puerto RicoのPonceからNYのSouth Bronxに移住した両親のもと、1926年に生まれました。幼少の頃からピアノに親しみ、7才の時に、Juilliard音楽院でピアノのレッスンを受 けたそうです。14才の頃には当時5才の弟Eddieとともに、多くのピアノのコンテストで賞を獲得し、この頃には、将来、ミュージッシャンになることを 決めていたそうです。43年に未だ16才で高校生だった時にプロデビューを果たし、高校を卒業した46年には、様々なバンドで演奏を始めたそうです。47 年には、Tito Puenteに才能を見出され、彼のバンドで53年まで演奏していたそうです。以降も50年代を通じて、Pupi Campoを始め様々なバンドで演奏し、Palladum Ballroomで演奏するため、自身のバンドも、いくつか組んだそうです。60年代に入って「Charanga La Duboney」を結成、Monte Carlo Ballroomで演奏している時に、Johnny Pachecoと出会い、即、彼のバンドに雇いました。Pachecoのフルートとバイオリンとの混成スタイルが、後にNYでのCharangaの大流行 につながりました。United Artists Recordに次いでAlegre Recordと契約し、「Como Bailan La Pachanga」を始め、2枚のヒットを出しました。Charangaの人気が衰え、新しいブーガルーが流行り始めると、フルートとバイオリンをトラン ペットとトロンボーンに置き換え、バンド名も「La Duboney」に改め、65年、67年と録音し、68年には「Latin Bugalu」(試聴はこちら)をリ リースしました。70年代に入ると、楽器をオルガンに切り替え、自己のバンドや、弟Eddieを始め、様々なアーティストと共演しまし た。80年代に入りPuerto Ricoに移り住み、NYとの間を行き来していましたが、ある時。その途中で心臓発作に教われました。その時は、すぐに回復し、音楽活動に戻りましたが、 88年9月12日に再度、心臓発作を起こし、BronxのJacobi病院で、惜しまれつつこの世を去ったそうで す。で、お勧め盤ですが、AlegreとFania時代のベスト盤「La Herencia」もある のですが、個人的には、もっといい曲があるという印象ですので、73年リリースの「El Gigante del Teclado」 (試聴はこちら) と「Vuelve el Gigante」、74 年リリースの「ElectroDuro」、75 年リリースの「Adelante Gigante」と「Impulsos」等の名 盤とされてきた作品や、 後期の名盤とされている「Heavyweight」(試聴はこちら) 辺りか ら、お聞きになるのがお勧めです
2月のお勧めサルサCD

*試聴はこちら
   Charlie Palmieri &
Menique

チャーリー・パルミエリ

メニーケ

ニューヨークサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
“奇才”と言っていいでしょう! 出生 は1930年 代のパナマということになっているMeniqueの新譜「Salsa Y Bembe」 が最近出されましたが、実は、70年代の後半に、やはり奇才のCharlie Palmieri(こちらも、やはり奇才のEddie Palmieriの兄)と共演したアルバム「Con Salsa y Sabor」(試聴はこちら) が、Faniaのリイシューの一環で再発されましたので、今週は、これをご紹介したいと思います。Tito PuenteやWillie Rosarioの楽団等でも歌っていたことのあるMeniqueですが、その風貌の如く、野卑と言ってもいい程の荒々しくワイルドな歌唱スタイルで異彩を 放つ存在です。対するCarlieも、大胆でワイルドな側面を持ちつつも、それと同じ位、とても繊細さを感じさせる演奏スタイルで、サルサ&NY Latin界の唯一無二の存在でした。そんな二人の共演ですので、“ほとばしる感情のぶつかり合い・・・”“果たして折り合いが付くのか?”と思いきや、 予想にに反して、計算尽くされたかの様な、とても完成度の高い作品に仕上がっています。異彩を放つ二人なればこそ、ハードなドライブ感や各楽器の音のせめ ぎ合いから来る熱い緊張感を始め、Faniaならではの魅力が一層際立った作品に仕上がったという感じです。Faniaの名盤の1枚と言ってもいいでしょ う。そう言えば、Salsaを語る上で最も重要な1人、今は亡き大御所Charlie Palmieriは、未だちゃんと紹介してませんでしたので、近い内に是非、取り上げたいと思います
  Latin Giants Of Jazz

ラテン・ジャイアンツ
オブ・ジャズ

ニューヨークサルサ、
マンボ、ラテンジャズ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
また素晴らしい新譜が発売されましたの で、お正月か らやっているMambo繋がりと言うことで、今週紹介するのはLatin Giants Of Jazzの最新盤「Ven Baila Conmigo」。 Tito Puente楽団出身のホセ・マデーラを中心に、以前ご紹介したAlegre All Starsを(「Te Invita」や「The Best of The Alegre All Stars 」 がお勧 め )始め、60年代から数々のセッションや録音に参加して来たパーカッショニスト・ジョニー・ロドリゲス、さらにTito Puente楽団でプレーしていた精鋭達が結成したユニットが「 Latin Giants Of Jazz」。04年発売の1st「Play The Music Of The Palladium」 (ボーカルはRay De La Paz)や07年の2nd「Trip To Mamboland」 (ボーカルは最新作同様、Frankie Vazquez)も、もちろん、MachitoやPuente、Rodriguezらがしのぎを削った50年代から60年代にかけてのエキサイティングで ゴージャスな、めくるめくMamboの世界を、見事に、現在に再現していますが、最新作「Ven Baila Conmigo」は中でもピカイチのできに仕上がっています。 Latin Giants Of Jazzで踊れば、60年代のNYのManhattanのナイトクラブの怪しくてアブナイ、それでいて、限りなく美しく甘く、きらびやかな、刹那な夜が甦 ること間違いなしです!

  Frankie Ruiz
フランキー・ルイス

ニューヨリカンのサルサ

ダンサンブル:★★
センチメント:★★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
先日何人かの方からお尋ねいただきまし た関係で、今 週ご紹介するのはFrankie Ruiz のベスト盤。1950年代の後半にNewJersey州で生まれ、70年代の初めにはレコード録音を果たし、その後、母親とともに移住したプエルトリコで Orquesta la Solucionに参加、「Rueda」などのヒットを飛ばしました。80年代前半にはプエルトリコの名門楽団の1つTommy Olivencia楽団で歌い、「Viajera」等のヒットを飛ばし、その後もソロで順調にアルバム制作を続け、1986年には Billboardのラテン部門で最優秀アルバム賞を受賞、続く90年代もヒットを連発、気さくで人なつこい性格も手伝って、人気も絶頂に達したものの、 若い頃からの麻薬とアルコール漬けの生活のため、98年に、マディソン・スクエアー・ガーデンでのライブ直後の8月9日、肝硬変のため40才の若さでこの 世を去りました。死後の今なお根強い人気をほこる彼ですが、まず彼の代表曲をということでしたら「Éxitos Eternos 」がお勧めなんですが、実は、お問い合わせいただいたRolling Stonesの「Satisfaction」をカバーしたサルサは入っていないんですよね。で、Stonesの「Satisfaction」のカバーが 入ったベスト盤は「Leyenda」。2千 円近く少し値段がはりますが、2枚組で25曲入り、彼の重要曲が大方網羅されています。Frankie Ruizの「Satisfaction」の他、Lalo Rodriguezの「Ven Devorame Otra Vez」、Johnny Rayの「Bandolera」等、サルサの大ヒット曲15曲を収録した、とってもお得(何と690円!)な企画盤「Salsa」もお勧 めです
オルランド・マリン   Orlando Marin
オルランド・マリン

Mambo、Disdarga他

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
先日ご紹介した「Mambo at the Palladium, Vol. 1」(試聴はこちら) と、同シリーズの「Rumba at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )、 「Charanga at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )、 「Pachanga at the Palladium, Vol. 1 」、「Bailando at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )、 「Cha Cha Cha at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )の 最新盤「Hot Nights at the Palladium」が、08 年に発売されています。「Mambo at the Palladium, Vol. 1」同様、 40年代後半から60年代頃までの、Tito PuenteやTito Rodriguez、Machito、Ray Barrettoa等々大御所の名曲から隠れた名演が並んでいますので、「Mambo at the Palladium, Vol. 1」を気に 入った方は、こちらも併せて聴いてみて下さればと思います(何故か1曲Tito Rodriguezの「Chen Chere En Guma」が重複していますのでお気を付け下さい)。で、今週ご紹介するのは、Orlando Marinのベスト盤「Best Of Orlando Marin And His Orchestra」。 知る人ぞ知る隠れた“マエストロ”と言ったアーティストで、伝説のセッション・バンドAlegre All Stars(「Te Invita」や「The Best of The Alegre All Stars 」 がお勧 め )やThe Cesta All-Stars (「The Cesta All-Stars, Vol. 1 」がお勧め)にも参加する程の実力アーティスト(ティンバレス奏者&バンドリーダー)で、どの曲もグルーヴィー、そして味のあるマンボやディスカルガが並 びます。これまで は、企画盤等に数曲収録されていただけで、まとめて聴く機会がありませんでしたので、今回のベスト盤と言う形での再発は嬉しい限りです
1月のお勧めサルサCD

Various Artists
様々なアーティスト

Mambo、
AfroCubanJazz
NYラテン

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
先週は「At The Palladium」シリーズ を、また昨年末から、mamboや、その前後の時代を中心に、NYラテンを収録した好企画盤を紹介して来ましたが、 今週ご紹介するのは「Manteca: The Roots of Afro-Cuban Jazz」。 Mamboやその後のNYラテンの直接的ルーツ、さらにサルサにも繋がる、AfroCubanJazzの代表曲や名演が38曲収録されています。1940 年代頃のNYのHarlemやBronx等のナイトクラブを舞台に、Dizzy GillespieやCharlie Parkerを始めとするBeBopジャズの創始者達と、MachitoやTitoPuente、ChanoPozoを始めとするCubanルーツの ミュージシャン達が、互いに触発し合いながら、時に共演しながら、夜な夜なの演奏活動の中から生み出した音楽です。当時、相当の人気だったそうで、その斬 新でエキゾチックな音を求めて、Harlem以外からも、夜な夜なたくさんの男女が集まったそうです。音源が古いため、決して「いい録音状態」とは言えま せんし、サルサを踊るにも、必ずしも向いているわけではありませんが、とってもホットで味があり、また、今と違い一発録りなので、ライブの様なヴィヴィッ ド感や緊張感に溢れています。そして“エキゾチック”という言葉がぴったりの、他の音楽にはない魅力がありますので、MamboやNYラテンが好きな皆さ んは、是非、一度、聴いてみて下さればと思います。同じ頃の、もう少しMambo寄りの選曲で、41曲収録で1000円ちょっとの、とってもお得な企画盤「Latin Lounge: 41 Hot Latin Hits」 も同様にお勧めです


試聴はこちら
Various Artists
様々なアーティスト

Mambo、Pachanga
Chachacha

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
先週は「Mambo at the Palladium, Vol. 1」(試聴はこちら ) をご紹介しましたが、実は同シリーズで他にもNYラテンの様々のジャンルの好企画盤が出されています。「Rumba at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )、 「Charanga at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )、 「Pachanga at the Palladium, Vol. 1 」、「Bailando at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )、 「Cha Cha Cha at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら ) が、現在も販売されていて、やはりTito PuenteやTito Rodriguez、Machito、Ray Barretto、Joe Cuba等々、第二次大戦後から70年代のサルサ初期の頃までの名曲や隠れた名演が並んでいます。どれも味わい深く、また、他の盤ではなかなか聴けない様 な 初めて耳にする“穴曲”も収録されていて、mamboや初期のサルサが好きな皆さんには是非お勧めしたいシリーズです(どれも、ジャケットも秀逸ですよ ね!)。サルサを踊る皆さんには、まずは、「Rumba at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )、 「Charanga at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )、 「Bailando at the Palladium, Vol. 1 」(試聴はこちら )辺 りからが、お勧めです


試聴はこちら
Various Artists
様々なアーティスト

Mambo、LatinJazz

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
「年末年始にはマンボがぴったり!」と いうことで、 今週もMambo関連の1枚。ご紹介する の は「Mambo at the Palladium, Vol. 1」(試聴はこちら )。  Tito Puente、Tito RodriguezそしてMachito のMambo御三家の超ヒット曲から、Mongo SantamariaやJoe Cuba、Louie RamirezといったNYラテン〜サルサの大御所のヒット曲や「こんな曲もあったんだ!」という名曲まで(Richie Ray&Bobby Cruzの「Mambo Jazz」は始めて聴いたんですが、結構イケますね!)、様々な時代のmamboの佳曲が並びます。どの曲もダンサンブルなのはもちろん、とっても 味わい深く、踊りも自ずと味わい深い(サボール!)ものになるんじゃないかと思います。


HMVはこちら
Dorance Lorza
and
Sexteto Cafe

ドランセ・ロルサ・イ・
セクステート・カフェ

Mambo、LatinJazz

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
「年末年始にはマンボがぴったり!」と いうことで、 今週ご紹介する の はDorance Lorza and Sexteto Cafe。コロンビア人のビブラフォン奏者Dorance Lorzaが率いるグループだそうです(UK盤なので、日頃イギリスで活動してるんでしょうか?)ビブラフォンを前面に、ホーンを含まない編成で、主にマ ンボやラテンジャズを演奏して来た彼らのベ スト盤「10 Years of Salsa」 です。今から数年前に、04年発売のマンボ(のスタンダードの)カバー主体のアルバム「Salsa Pa' Ti」 が日本でもヒットしてましたが、そこからも「Mango Mangue」や「El Negro Bembon」などのスタンダード、Arsenio RodriguezやLuis Ramirezといった今は亡き大御所の佳曲のカバーなどが収録されています。演奏がとても上手くリズムが安定してして、それ故でしょうか、派手なこと は、ほとんどしていないんですが、どれも、とってもダンサンブルで、味のある曲に仕上がっています。都会的な洗練や軽妙な楽しさ、粋なクールさ等の Mamboならではの魅力も、しっかり味わえます。(このベスト盤に入っていないのは3曲だけなんですが、それらも、なかなか味わいがありますので)気に 入った方は、上 述 の04年盤「 Salsa Pa' Ti」HMVはこちら) も是非どうぞ
12月のお勧めサルサCD


* 試聴はこちら
Tito Rodriguez
ティト・ロドリゲス

Mambo、Chachacha

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
今週もMamboつながりということ で、ご紹介する の はTitoPuenteとTito Rodriguez。Mamboと言えば真っ先にあがる2人です。清々しい新年を迎えるに当たっても、Mamboはぴったりじゃないかと思います。ただ、 昨年末(このページの下のほう)で既に紹介済みですので、新たなお勧め盤も加えつつ復習してみたいと思います。まずTitoPuenteですが、これから 聴く 方には、「Lo Mejor de Lo Mejor 」(試聴はこちら) からがお勧めです。初期の50 年代の脂の乗切っ た演奏で、Dance ManiaやHong Kong Mambo、Mambo Gozan、3-D Mambo等の大ヒット曲を始め2枚に計40曲が収録されています。100枚以上のオリジナル盤を世に送り出していますので、それぞれの時代のお勧め盤が 他にもた く さんありますが、もう1枚と言えば、後期の(西海岸の軽めのLatinJazzのメッカ)Concordレーベル時代のベスト盤から、ダンサー向けに編集 された「Oye Como Va: The Dance Collection 」(試聴はこちら) がお勧めです。次に Tito Rodriguezですが、これから聴かれる方向けにまず1枚と言われれば、やはり、昨年もご紹介した「The Best of Tito Rodriguez & His Orchestra, Vol. 1 」 がお勧めです。This Is MamboやSabroso Mambo、Asi, Asi 等の大ヒット&重要曲が、現在容易に入手できるどのベスト盤よりも、たくさん網羅されています。さらに聴き進めたいと言う方には、mamboがたくさん収 録された脂の乗切った50年代初期のアルバム「Mambo Gee Gee (1950-1951) 」と「Mambo Mona (1949-1950) 」、もう少し時代が進んで50年代末に発売された「Mambo Madness 」(タイトルとジャケットに魅かれますね!/試聴はこちら) 辺りがお勧めです
Mongo Santamaria
モンゴ・サンタマリア

Mambo、Latin Jazz
NYサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、 LatinJazzや MamboつながりということでMongo Santamariaのベスト盤「Greatest Hits」。以前にもお得なベスト盤「Mongo Santamaria's Greatest Hits」(試聴はこちら) を紹介しましたが、60年代のポップスカヴァーなどが多かったので、今回は、もっとmambo やcha cha cha、パチャンガ等が主体のベスト盤です。1920年代にCubaで生まれ、50年代からNYで活動を開始、Perez Pradoの楽団を経て自己の バンドを結成、63年の(Herbie Hancockの)「Water Melonman」のカバーの大ヒット以降、03年に亡くなるまで、ずっとNYラテンの一翼を担って来ました。50年代〜60年代半ば頃までは、 Mamboやchachacha、Pachanga、AfroCuban等を録音、60年代後半〜70年代は(Fania傘下のVayaレーベルに も何枚かのLPを吹き 込んでいますが)LatinSoulやLatinFunk、LatinRockと言ったジャンルを多く録音、80年代以降は、(晩年の TitoPuenteらも多くの録音を残 した)西海岸のConcordレーベルで、軽快ななラテン・ジャズを主体に録音していました(Concordレーベルでの録音は、まずはベストの「Mongo Santamaria/Afro Blue」 がお勧め)。 そんなMongoの初期・50 年〜60年代前半の録音からヒッ ト曲や重要曲が選曲されています。より幅広く、Mongoの作品を聴いてみたいという方には、2枚組30曲収録の「Mongo Santamaria/Skin On Skin」 がお勧めです

Various Artists
様々なアーティスト

試 聴はこちら
Mambo、
NYラテン他

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
先週のFrankie Moralesの「Mambo of the times」つながりということで、50〜60年代のmamboを始めNYラテン の名曲や名演をオリジナルで30曲収録したお得盤の紹介です。「ラテン・グルーヴ・マンボ」を始め、以前にも「mamboって一体どんな音楽なの?」という入門者向けに、お 勧めCDを何枚かご紹介したことがありますが、今回の「MASTERCUTS:LATIN」(試聴はこちら)も、(日本でも流行ったペレス・プラードのポップスに近いマン ボだけでなく)50〜60年代にマンハッタンのボールルームやナイトクラブでマンボ・ダンサー達が踊っていたmamboを始め、チャランガやブーガルーな ど、サルサに直結するNYラテンの名曲・名演が、大御所を始め名だたるアーティストのオリジナル演奏で収められています。確かに、今のサルサに比べれば録 音状態はよくありませんし、アレンジ手法を駆使する等“ヒットの法則”に沿った、耳障りのいい仕上げにはなっていませんが、今の音に負けず劣らずの“熱 さ”や“粋”、何とも言い尽くし難い“味”に溢れています。(一部、重複曲がありますが)「Nu-Yorican Soul」(試聴はこちら) も同様にお勧めです
Frankie Morales
フランキー・モラレス

Mambo、
NYサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
今週ご紹介するのは、Frankie Moralesの「Mambo of the times」 2000年頃に東京でも、タイトル曲の「Mambo of the times」が大ヒットしていました。そのCDが、ようやくHMVでも買えるようになりました。歌うのはFrankie Morales。サルサの楽団でのバックコーラスから、Bad Street Boysでのボーカル、MamboKingこと御大TitoPuente楽団でのボーカルを経て、自己のバンドで吹き込んだのがこの「Mambo of the times」 上述の様に、Joe Cubaが大ヒットさせたノ ベルティ・ソング風の微笑ましく愛嬌のあるマンボのスタンダード 「Mambo of the times」(TitoPuenteの録音も 有名)を、今風の感覚で見事に調理して、我々に届けてくれました。このタイトル 曲だけでなく、他のトラック も、ホーンアレンジがスリリングでカッコよく、もちろん、Frankieのボーカルもバックに負けることなく力強く伸びと艶があり、全体としてのバラン スも上手くとれていて、洗練された完成度の高い1枚に仕上っています。

「Pura Salsa」
シ リーズ
Various Artists
様々なアーティスト

入門お勧め盤!

試聴はこちら
ロマンチック・サルサ
ニューヨリカンのサルサ
NYサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
先週ご紹介した、RMMレーベルの20 周年記念CD 「RMM 20th Anniversary Collection」は、10種類のCDに、Tito PuenteやCelia Cruz、Oscar D'leonと言った大御所からIndiaやTito Nieves、Tony Vega、Jose Alberto "El Canario"、Johnny Rivera、Michael Stuart等中堅所まで、RMMの看板スター達のヒット曲が10曲ずつ収録されています。現在耳にするサルサのスタイルが形作られる上で、RMMレーベ ルの活動が大きかったですし、今でもラテンバーやイベント等でよく耳にするヒット曲がたくさん入っていますので、サルサの入門盤としても、とってもお勧め シリーズですが、もし、これらのアルバムを聴く機会があって、「このアーティストいいな!」「このアーティストの曲をもっと聴いてみたい」・・・等々の アーティストが見つかったら、是非、「Pura Salsa」シリーズ(アーティストの顔写真のアップがジャケットになっているのが目印!)に、聴 き進んでみて下さればと思います。上述のRMMレーベルで活躍したアーティスト毎に、(RMM時代の)ヒット曲や重要曲が収録されています。
*このシリーズも、超有名曲や大ヒット曲ばかりが収録されていますので、サルサのベスト盤やコンピレーション盤、企画盤等を既にたくさんお持ちの方は、曲 の重複に 十分ご注意下さい
11月のお勧めサルサCD

Various Artists
様々なアーティスト

入門お勧め盤!

試聴はこちら
ロマンチック・サルサ
ニューヨリカンのサルサ
NYサルサ他

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★★
サボール  :★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
90年代に(NYの)ロマンチック・サ ルサの全盛に 合わせて隆盛を極めたRMMレーベルが、今年で20周年と言うことで、この春に10枚の記念CD「RMM 20th Anniversary Collection」が発売されました。IndiaやTito Nieves、Tony Vega、Jose Alberto "El Canario"、Johnny Rivera、Michael Stuart等のRMMの隆盛とともに表舞台に躍り出たアーティストや、RMM以前から活躍していたTito PuenteやCelia Cruz、Oscar D'leonと言った大御所のヒット曲が10曲ずつ各アルバムに収録されています。90年代のロマンチックサルサの全盛から既に20年近くが経っています が、楽曲のテイストや、新人発掘から始まって、作品(CD)の制作から世に送り出すまでの手法等、基本的に、ロマンチックサルサの隆盛の過程で確立された 路線が現在でも踏襲されていますので、現在のシーンを含め、90年代以降、どういったアーティストが活躍してきたのかや、どんな曲がヒットしたのか等、現 在主流となっているタイプのサルサの入門には打ってつけのシリーズです。もちろん、ラテンバー等で今でもよく流れるヒット曲もたくさん収録されています。 で、購入手順ですが、やはりVol.1から買い進んで行くのが無難じゃないかと思います。ちなみに「RMM 20th Anniversary Collection, Vol. 8」は、 ポップスやR&Bなどのヒット曲のカバーサルサが収録されています。
*このシリーズは、超有名曲や大ヒット曲ばかりが収録されていますので、サルサのベスト盤やコンピレーション盤、企画盤等を既にたくさんお持ちの方は、曲 の重複に 十分ご注意下さい

Willie Colon

ウィリー・コロン

試聴はこちら
クリスマスカバーSalsa
NY Salsa

ダンサンブル:★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★

お勧め度 ★★★★
昨年のX’masシーズン前に、サルサ のクリスマ ス・アルバムの定番ということで、NYの“Barrio”の雰囲気たっぷりの「Asalto Navideno」を紹介しましたが、実は、このアルバムには続編の 「Asalto Navideno 2」もあって、こちらも、前作と甲乙つけ難い味わい深い1枚でお勧めです。 73年の発売で、「Asalto Navideno」同様、NYの下町の(貧しいながらも)アットホームで温かい雰囲気に満ちて いて、サルサ創成当時のFaniaレーベルならではの音に仕上がっています。また、ヒット・アルバムを飛ばしまくったコンビならではのリラックス感に、 Yomo Toroのクアトロがいい感じに利いていて、和やかで楽しい雰囲気をさらに盛り上げてくれています。今聴いても、味わい深さは感じれども、古くささとは無 縁な感じです。曲目も、前作同様、ラテン諸国ではお馴染みのクリスマスナンバーが並んでいます。1、2とも持っていない方には、1、2がセットになって、 さらにボーナストラックも加えられて、値段もお得な「Asalto Navideno 1&2」がお勧めです




Various Artists
様々なアーティスト

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メレン ゲヒット曲集

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★
カリエンテ :★★★

お勧め度 ★★★★
「サルサの重要アーティスト」は、今週 もお休みをい ただきまして、今週紹介するのは「30 Merengues Pegaditos: Lo Nuevo y lo Mejor 2008」。最近のヒット曲を中心に30曲入って、何と1500 円前後と言う、とってもお得な「30  Pegaditos」シリーズ。既にサルサ版の「30 Salsas Pegaditas: Lo Nuevo y lo Mejor 2008」や「30 Salsas Pegaditas: Lo Nuevo y lo Mejor 2007」、バチャー タ版の「30 Bachatas Pegaditas: Lo Nuevo y lo Mejor 2008」や「30 Bachatas Pegaditas Lo Nuevo y Lo Mejor 2007」は紹介し ましたが、やはりメレンゲ盤もありました。もちろん30曲入りで1500円ちょっとという、とってもお得な1枚です。Johnny Ventura大御所から、OlagaTanon、MillyQuezada、SergioVargas、GrupoManiaといった中堅どころ、そし てKaris等の若手まで、ここ数年のヒット曲を中心に30曲が収録されています。最近のメレンゲヒットをということでしたら、「30 Merengues Pegaditos: Lo Nuevo y lo Mejor 2007」も同 様にお勧めです


   
 
Gilberto Santa Rosa /
El Gran Combo

ヒルベルト・
サンタロサ
エル・グラン・コンボ

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プエル トリコのサル サ
クリスマスのサルサ

ダンサンブル:★★★
センチメント:★★
サボール  :★★★
カリエンテ :★★

お勧め度 ★★★★
そろそろ意識する季節がやってきまし た。未だ少し早 い気もしますが、12月に間に合わせるには、今から手配をということで、クリスマスシーズン向けお勧めCDの今年第一弾です。これまでも毎年、シー ズン前に、クリスマスのお勧めCDを紹介して来ましたが、今年まずお勧めするのは「Asi Es Nuestra Navidad」。プエルトリコを代表する楽団El Gran Comboと、やはりプエルトリコ生まれで、Tommy OlivenciaWillie Rosarioの楽団を経て、今や中堅実力派として不動の地位を確立したGilberto Santa Rosaの0年発売の共演作品です。クリスマスに合わせたライブコンサートの模様を録音したライブ盤の様で、寛いだ雰囲気、聴衆とのやりとりや一体感な ど、ライブならではの魅力もしっかり詰まっています。もちろん、収録されているのは、「Arbolito」や「Asalto Navideno」、「Lamento Jibaro」など、プエルトリコならではのクリスマス・ソングのオンパレードです。もともと2枚組20曲収録のCDの様ですが、左で紹介しているのは、 11曲に絞り込んで収録したCDです。11曲から漏れてしまった演奏にも、いい曲が何曲かありますので、余裕がありましたら是非、20曲収録のオリジナル 盤「Gilberto Santa Rosa / El Gran Combo/Asi Es Nuestra Navidad」 の方を聴いて下さればと思います


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2008年の「今週のお勧めサルサCD」
2007年の「今週のお勧めサルサCD」
2006年の「今週のお勧めサルサCD」
2005年の「今週のお勧めサルサCD」
エリア&時代等別『定番』お勧めサルサCD
お勧めビデオ、DVD、ブック
お勧めメレンゲ、バチャータCD
お勧めズーク&ラテンCD

* 作成途中のため紹介しているCD等が少なくて申し訳ありません。
 今後順次充実させて行く予定ですので、どうぞ宜しくお願いします


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