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四万十川ウルトラマラソン
2004.10.17 Team怪速亭@ダブル
「四万十川ウルトラマラソン」この大会は、北海道のサロマ湖ウルトラマラソンと並んで、国内でも有名なウルトラ100Kmマラソン大会で、参加希望者が多く抽選に当たらなければ走ることができない。昨年も申し込みをしたが、残念ながら抽選に外れ走ることができなかった。
そして今回、当選したことによりやっとこの四万十を走ることができた。当選してから参加料を振り込み申込みは済ませたが、高知県の中村市までどうして行こうかと思案していたところ、ちょうど青馬会の濱ちゃんから「一緒に行かないか」とのありがたいお誘いがあった。さっそく濱ちゃんのお世話になることにしたが、2泊3日の行き帰りやホテルなど何から何まで濱ちゃんに甘えてしまうことになった。
☆大会前日
午前8時30分、緑PAで青馬会四万十ツアーに合流して、一路高知県中村市をめざした。青馬会ツアーは車3台に分乗した総勢18名で、初めてお会いする方もいたが、そこはランナー同士で気軽に話をすることができた。私の乗せてもらった濱ちゃん号には、濱ちゃん、チータさん、タラさん、こがみちゃん、hirokun、ポカリさんと顔見知りばかりで和気藹々と話が弾み、遠い中村市までの車中がほんとうに短く感じた。途中の須崎市「道の駅」で昼食となり、美味しいカツオのたたきを食べさせてもらった。

吉野川SA 須崎市の「道の駅」
受付場所の安並運動公園に行くと、、もも組やめっちゃええチームの人、すた子さんや宮本さんの徳島組、中谷さんなど、たくさんのラン仲間と会うことができた。さっそく受付を済まし「2080」のナンバーカードや参加賞のTシャツなどをもらった。
前夜祭は、天神橋商店街のアーケードの下で行われ、飲み放題のビールや食べ放題の料理などが並んでいたが、さすがにカツオのたたきは見ている間になくなり、ここでは食べることができなかった。ビールをもっと飲みたかったが、明日のレースがあるので缶ビール1本と生ビール2杯を飲んだだけで自重した。ホテルは宿毛市のビジネスホテルで夕食がなかったが、前夜祭の食べ物で十分過ぎるくらいだった。前夜祭でもラン仲間がたくさんいて、ここが遠い中村市へ来ているとは思えないくらいだった。ラン仲間とワイワイガヤガヤ、商店街をウロウロと楽しかった。

前夜祭の商店街で
宿毛市までは30分くらいで行けるが、途中のコンビニで明日の朝食のパンなどを買ってからホテルへ入った。ホテル「あさひ」の217号室はシングルといえども部屋は広く、思っていた以上に快適なホテルだった。Tシャツにゼッケンを付けたり、明日の着替えなどを用意してから、モーニングコールとケイタイのアラームを3時にセットし、10時ごろベッドに入って何となくテレビを見ていたが、いつの間にか眠ってしまった。
☆レース当日
朝は、モーニングコールが鳴る前の2時半に目が覚めた。ちょっと早いと思ったが、昨晩コンビニで買ってきたパンやおにぎりの朝食を食べ、心配だったトイレも済ますことができた。前夜祭でビールを自重したこともあって、お腹も快調で二日酔いも全くなかった。
今回のレースには大きな目標があるため、この1週間前くらいからちょっと緊張していたので、この日はもっと緊張すると思っていたが、それほどでもなく自分でも意外なほどリラックスしていた。
大きな目標というのはゴールタイムで「サブ8.5」を狙っていた。8時間30分のこのことは誰にも知らせず、自分自身の秘めた目標とした。「サブ8.5」を達成するためには、エイドでの給水や給食を含めて1Kmを5分06秒のペースで走る必要がある。
予定では60Kmまでを5時間で走り、その後の40Kmはできるだけ落ち込みを少なく粘ることであるが、それにしても8時間30分はちょっと厳しいかも知れない。スタートしてから、とにかく行けるところまでがんばってみようと思っていた。3週間前に走った村岡では、目標だった9時間30分に届かず悔しい思いをしていたので、この四万十では必ず目標タイムで走りたかった。
レーススタイルはいつもと一緒で、部屋を出る前に上は怪速亭Tシャツ、下はハーフタイツに着替え、その上にウインドブレーカー着て、怪速亭のオレンジ帽子を被った。シューズはサロマを履いてすべて準備は整った。今回はウエストポーチもしないため、大切なお守りも持っていかないことにした。また62Km地点の着替えができるエイドのカヌ―館に預ける袋も用意しなかった。心配だった胃薬と痛み止めだけは、小さなナイロン袋に入れてゼッケンの裏に安全ピンで留めた。不安のある膝のテーピングも、今回はしなかった。
ゴール地点行きの袋には、着替えの下着とタオルなどを入れただけの身軽な格好で、出発時間の10分前に1階ロビーに下りて行った。出発時間は3時30分だったが、その時はまた寝ていたというちょっとしたお笑いの人もいたが、大した遅れもなく全員無事にホテルから選手駐車場に向けて出発した。遅刻というハプニングのおかげで、みんながリラックスできたとの話もありました。
外は真っ暗だったが、空には星がきれいに見えていた。駐車場からは循環バスでスタート地点の蕨岡中学校へ行ったが、真っ暗な中で夜間照明に浮び上がった蕨岡中学校が見えてきた。

シャトルバスを待つ
☆スタート前
バスを降りて蕨岡中学校グランドに向かって歩いて行くと、道端にはかがり火が焚かれ、和太鼓で歓迎してくれた。グランドには、すでに多くのランナーが集まってきており、それぞれがこれから始まる100Kmマラソンへの準備をしていた。
5時から開会式が行われていたが、念のためにトイレに並んで用を済ませた。仲間と写真を撮ってもらったりしゃべったりしていると、スタート前も緊張することなく過ごせるのがありがたい。ゴール行きのトラックに荷物を預けてスタートラインに行ったが、すでに多くの人が並んでいた。タラさんと2人で、悪いと思いながら歩道から前の方へ行き、先頭から5〜6列目に入れてもらった。付近にはランパパさんやNAMIさんの顔が見え、先頭の列にはスポックさんやうえちゃんなどの姿も見えたが、青馬会ツアーのみんなはどこへ並んだのか、その人達の顔は見えなかった。タラさんやランパパさんとしゃべっているとスタート時間が迫ってきた。

スタート前 スタートラインに並んだランパパさんと
☆スタート
「1分前」「30秒前」「10秒前」とアナウンスがあり、5時30分に号砲が鳴り、ランナーは先頭から順に動き出した。タラさんに「先に行くよ」と告げて走り出したが、スタートラインは5秒後くらいに通過できたと思う。周りは真っ暗だったが、照明ライトや車の明かりで不自由なく走ることができた。また少し寒いかなと思っていたが、走り出すと暑くもなく寒くもない走りやすい気温だった。
最初の予定どおり1Km5分程度のペースで走っていると、まもなくスポックさんやミムリン、亀さんなどに追いつき声をかけた。2Kmくらいのところで、上田さんとSHOさんが並んで走っていたが、道路の反対側だったのでそのまま追い抜かせてもらった。そのうち周りのランナーの姿がだんだんと少なくなってきて走りやすくなってきた。
2Kmを過ぎ、体も温まってきて体も軽くなってきたので少しペースを上げた。コースはほぼ平坦で走りやすかった。沿道には早朝にもかかわらず、たくさんの人が応援に出てくれていたので、その人たちに「おはようございます」と、あいさつをしながら走った。Aoyagiさんが追いついてきたので声をかけると「練習不足なので前半だけですよ」と、いいながら先に行ってしまい、そのうち見えなくなってしまった。
☆5Km 24分14秒
スタートからの5Kmまでのタイムは、ほぼ予定どおり通過できた。コース幅が狭くなり徐々に山間部に入っていったが、それにつれてコースは緩やかに上っている。それは上りを感じさせないくらいであり、そのままペースを変えずに走った。夜が明けて周囲も明るくなってくると、正面には今から上っていくと思われる山々が見えてきた。前方にピンク帽子が見えて、まもなくめっちゃのうえちゃんに追いついた。今回うえちゃんは「サブ9」を狙っているらしく、力強い走りをしていたが先に行かせてもらった。民家もなくなり、コースは山の中へ入って行った。
☆10Km 47分58秒/23分44秒
ペースはちょっと速いかなと思ったが、これから上り坂がきつくなると聞いていたので、上りが苦手な自分としては自然にペースが落ちると思い、ここは落とさずそのままのペースを守って走った。谷川沿いのあまり景色の変わらないコースを3人グループで淡々と走ったが、前方のランナーの姿は全く見えなくなってしまった。沿道の所々にスタッフはいるが、そのほかの人は全くいなくなってしまった。
☆15Km 1時間12分25秒/24分27秒
16Kmの表示を過ぎると、上り坂がきつくなってきた。走れる坂道という程度であるが、相変わらず上りが弱いので、今まで一緒に走ってきた2人とは徐々に離され、そのうちに見えなくなってしまった。前方の山の上の方にガードレールが見えるので、おそらくあの上まで上っていくのだろうと思いながら走る。21Kmまで上りが続いていると聞いていたので、何とか我慢して走るが、次から次へと後ろから追いついて来たランナーに追い越されていく。その中にUMMLのバンダナを首に巻いた青ちゃんというランナーに追いつかれ、少し話をしたがまもなく青ちゃんも先に行ってしまった。右へ左へのカーブを何回も曲がって徐々に高度を上げて行くが、なかなか峠の頂上に着かない。まだまだゴールまで先が長いので、無理をせずにゆっくり上っていった。
☆20Km 1時間40分36秒/28分11秒
上りのペースが遅く、この5Kmは30分くらいかかったと思っていたが、思ったより落ち込まずに済み、やれやれである。上りの残りはアト1Kmと、気持ちを切り替えて走ったが、やっぱりペースが上がらない。やっと21Km表示を過ぎて、まもなく峠の頂上へ着いた。
ゴールまでにアト2ヵ所上りがあるが、それは大したことはないと聞いているので、これで苦手な大きな上りは終わったと思うと嬉しくなった。峠を過ぎると得意な下りなので、一気にペースを上げて下った。できるだけ膝に負担をかけないように歩幅を小さくしてピッチを上げて走った。先ほど抜かれた青ちゃんやほかのランナーも次々に追い抜くことができた。そして全く一人旅になってしまい、すばらしい渓谷を見ながら気持ちよく下って行った。
☆25Km 2時間03分40秒/23分04秒
ちょっとペースが速いかなと思ったが、遅くするとブレーキをかけるようになり、足に負担がかかるような気がしたので、そのままのスピードで走った。何回もカーブを曲がり、無理をせずに楽なペースで下っていった。
☆30Km 2時間25分58秒/22分18秒
下っていくにしたがって、谷川の幅も徐々に広くなっていき、澄み切った水の量も多くなってきた。四万十川が近いのか、目の前に雲海が広がってきた。そして谷川の流れが穏やかになってきたと思ったら、右手の木々の間から夢にも見た四万十川が見えてきた。上から見る水の流れも澄み切っており、確かに清流である。コースは下りからほぼ平坦になったが、川の流れに沿って走るため、わずかながら下っているので走りやすい。山の中ではいなかったが、このあたりまで来ると沿道の所々に声援を送ってくれる人がくれていた。長い坂を下り終えて、心配だった膝も今のところはなんともない。Aoyagiさんは、このあたりで追い抜いたかな?

32Km過ぎの四万十川 Sataさん、うずらさんが応援してくれました
☆35Km 2時間48分06秒/22分08秒
時計を確認したら少しオーバーペースになっていたので、ややペースを落として走った。36Kmを過ぎた昭和大橋のエイドの横で、何とSataさんとうずらさんが応援してくれた。Sataさんは「ダブルさん、ええペースやよ!」と声をかけてくれたが、思いがけなかったことだったので、ほんとうに嬉しかった。ここまでのエイドでもバナナを中心に梅干やパンなどをもらって食べた。橋を渡ったところには多くの人がいて大きな声で応援してくれた。四万十川を左に見て、広い国道を少しペースを落として走った。トンネルの中に入ると、ひんやりとして気持ちがよかったが、それもすぐに終わってしまった。次の小野大橋を渡って、コースは再び四万十川の左岸に戻った。広い国道を走るより狭い道路を走るほうが、コースに変化があって走りやすい感じがする。
☆40Km 3時間12分32秒/24分26秒
40Kmの通過は予定の3時間20分よりやや早いが、ここまではほぼ予定どおり走ることができている。対岸には60Kmのスタート地点があると思ったが、川側にも木が生えており見えなかった。前後にランナーの姿はほとんど見えないが、このあたりからペースの落ちた人を時々追い抜くことができた。エイドでもほとんどの所が1人で、滞在する時間は少なくてもそれなりに対話を楽しむことができた。道路の右側に42.195Kmの表示があった。
☆42.195Km 3時間23分40秒
60Kmの部との合流地点があったが、まだスタートをしていないために、コースは閑散としていた。60Kmのトップランナーには、終盤のどこかで追い抜かれると思うが、できるだけゴールに近いところで追い抜かれたいし、できるだけ粘って追い抜かれる人数を少なくしたいと思った。相変わらず右側に美しい四万十の流れを見ながら走った。
☆45Km 3時間37分15秒/24分43秒
峠を下り始めたころから、いつもの足の裏の痛みを感じていた。痛いながらも、これまで何とか我慢して走っていたが、だんだんと辛くなってきたので胃薬と共に痛み止めを飲んだ。
☆50Km 4時間00分49秒/23分34秒
ここでコースの半分が過ぎた。下りでペースが上がったためか、前半の50Kmの通過が予定より10分早かった。これからの後半は、できるだけ落ち込みを少なくして粘るだけである。
いよいよこの四万十川で有名な沈下橋の一つである、半家沈下橋に到着した。貸切状態で渡って行くと、橋の上から見る四万十の水は透明で底の石まではっきり見える。飛び込んで水遊びをしたいような気持ちになるが、マラソン中なのでしかたなく走り過ぎた。そして対岸で折り返し再び戻ってくると次に苦手な上りが待っていた。上りといっても1Kmくらいなのでペースを落としてゆっくり上った。ゆっくり上ったために頂上までは思ったより楽だった。下りに入っても無理はせずにゆっくり下った。

半家沈下橋 50Km過ぎの四万十川
☆55Km 4時間26分15秒/25分26秒
日陰を走っている時は暑さを感じないが、日向に出ると少し暑さを感じるようになってきたため、エイドでは給水を多く取るように注意した。このあたりのコースの状況はあまり覚えていない。
☆60Km 4時間51分22秒/25分07秒
順調に60Km地点まで走れた。60Kmを5時間はクリアできたので、残りの40Kmを大きなアクシデントさえ起こらなければ「サブ9」は間違いないと、この時点で確信した。しかし大きな目標である「サブ8.5」となれば、この先もあまりペースを落とすことなく走る必要があり、とにかく何が何でも粘ることである。
カヌー館が近づいてきた。ここでは着替えなどの荷物を置くことができ、手前でナンバーを連絡してくれて、預けていた荷物を出してくれる。でも今回は、何も預けていなかったのでナンバーと名前だけを呼ばれた。ここでもSataさんが笑顔で声援を送ってくれた。エイドでおにぎりや味噌汁、みかん、パンなどで腹ごしらえをして、スタッフの声援を受けながらゴールへ向かって出発した。

カヌー館エイドへ到着 カヌー館エイドを出発
☆65Km 5時間17分53秒/26分31秒
さすがにこのあたりまで来ると、ちょっと疲れが出てきたのかペースが落ちてきたのがよくわかる。気温も上がってきて、暑さも感じるようになってきた。このあたりでも、ほとんどが単独走でたまにペースの落ちた人を追い抜くことがあっても、追い抜かれることはなかった。二つ目の沈下橋、岩間沈下橋を貸切状態で渡る。相変わらず川の水は澄み切っていた。川遊びをしていた家族連れが、声援を送ってくれたので手を振って答えた。この橋は往復せずに対岸へ渡ってそのまま右岸を走った。製材所の横を通ると、何ともいえない材木のよい香りがしていた。

岩間沈下橋
☆70Km 5時間44分05秒/26分12秒
斜張橋の芽生大橋を渡って、再び左岸に戻ったところのエイドでバナナやパンをもらって食べた。あと残りが30Km、水分も十分とって気分も新たに出発したが、徐々にペースが落ちているのがわかる。沿道に誰もいないところでは「くそ〜、負けへんで〜!」とか「よっしゃ〜、がんばれ〜!」「○○、見とけ〜!」など、声を出して自分を叱咤しながら走った。この声を出すのは、その後ゴール近くまで続いた。

芽生大橋 エイドで
☆75Km 6時間11分09秒/27分04秒
ペースが落ちても後続に追い抜かれることはなかったが、このままずるずるとペースが落ちれば目標の8時間30分が危なくなってくる。ここで踏ん張らなくては村岡の二の舞になると、歩幅を小さくしてピッチを上げて走った。そして1Kmごとのタイムをチェックするため、キロ表示と時計を見ながら走った。そして78Km地点を過ぎると中村市に入った。
☆80Km 6時間38分28秒/27分19秒
あと20Kmを1時間50分、ということは10Kmを55分、5Kmを27分30秒、1Kmを5分30秒で走れば目標達成である。回転の悪い頭と両手の指で、何とかタイムを計算する。しかし目標達成には今のペースを守っていかなければならないし、エイドの時間もできるだけ短くしなければならないと思った。このあたりから四万十川沿いとも別れて道路が広くなり、日陰が全くなくなってきた。日陰がなくなると、益々暑さが増して疲れを感じてくるし、汗も流れ出てくる。相変わらず足が重たく、疲れもピークになってきたようでペースが上がらない。

80km付近の四万十川
☆85Km 7時間06分02秒/27分34秒
このあたりだったと思うが、自転車に乗ったスタッフの人から「年代別の2位ですよ。3位とは10分以上開いているが、最後までががんばって!」と声をかけてもらった。思わず「間違いない?」と問い返した。どうやら間違いないらしい。それと先頭から20番目前後を走っているらしいこともわかった。このことを聞くと僅かながら元気が出てきて、少し復活したようだった。道路が狭くなると再び四万十川沿いに出てきて、日陰も多くなった。
☆90Km 7時間30分51秒/24分49秒
あと10Kmを59分で走れば8時間30分を切れることになり、この時点で目標であった8時間30分を切ってゴールできることを確信した。でも気を抜くことができない。カーブの多い川沿いのコースを、沿道の応援やスタッフにお礼を言いながら慎重に走った。目標の達成を確信してほっとしためか、ここに来てまたペースが落ち始めた。
☆95Km 7時間57分38秒/26分47秒
疲れかガス欠かはわからないが、急に足が動かなくなってしまった。ペースが急に落ちたので、途中で追い抜いていた3人に次々と追い抜かれてしまった。追い抜かれた後も、その人たちには全くついていけなかった。しかし1Kmごとに見るタイムが6分を越えていなかったので、8時間30分は大丈夫と安心して走った。
そして中村市街地に入り、沿道の応援も多くなってきたが、一向にペースが上がらない。最後の上りで60Kmの部の先頭ランナーにも、あっさり追い抜かれてしまい、すぐに見えなくなってしまった。沿道からはいっぱい声援を送ってくれるが、足がよれよれで自分は走っているつもりでも歩くくらい速さである。下りになってやっと走るスピードに戻り、沿道の多くの声援や紙吹雪に迎えられたあと、中村高校の門を入った。
☆100Km 8時間26分09秒/28分31秒
マイクで名前を呼ばれ、そして感激のガッツポーズでのゴールイン!夢にまでも見た「サブ8.5」を達成した瞬間である。目標達成でほんとうに嬉しかったが、不思議と涙は出なかった。

8時間26分09秒、ガッツポーズでゴールイン
ゴール後は興奮していたのか意外と疲れは感じなかった。すぐに体育館で荷物を受取り、水道で頭と顔を洗い、濡れタオルで体を拭いて着替えた。それから次々にゴールしてくるみんなを出迎えた。
タラさんが膝と肘から血を流しながらゴールした。途中で転んだらしいが、怪我をしながらも堂々と女子総合7位に入った。それにしても彼女は強い。自分の「サブ8.5」の結果を知らせると、自分のことのように泣いて喜んでくれた。その後、次々と帰ってくるランナーを迎えていたが、そのころから腹痛が始まり、何回もトイレを行ったり来たりしているうちにも多くのランナーがゴールした。

「サブ9」でゴールした、うえちゃんと 速報の記録表を持って
記録の速報が張り出され、男子総合20位、一般の部11位、年代別2位であることがわかった。年代別の表彰があるらしい。こうした大きな大会で表彰してもらうのは、ほんとうに嬉しい。ポカリさんやすた子さんも女子の部で入賞された。おめでとうございます。こがみちゃんも「サブ12」という見事な走りでゴールした。制限時間は午後7時30分なのでまだまだゴールしてくるランナーがいたが、後夜祭が始まる時間になったので、みんなとその会場のホテルへ行った。
後夜祭は料理もすばらしく、飲み放題、食べ放題だった。目標を達成した満足感もあっこともあり、仲間のみんなと飲んで食べてしゃべって、時間一杯ほんとうに楽しませてもらった。もちろん年代別2位の賞状と小さなカップもいただいたが、ラン仲間のみんなからも祝福してもらった。
ホテルへ帰ってお風呂へ入った後、マラソンの余韻に浸りながらベッドで横になっていると、疲れと酔いでいつのまにか眠ってしまった。


楽しかった後夜祭 いっぱい飲んで食べました
☆翌日
ホテルでの目覚めはさわやかだった。ホテルから散歩に出ると、ジェイさんときっしゃんに会い、オッサン3人で宿毛の朝の海岸を楽しんだ。そしてホテルで朝ご飯を食べたが、ランナーはほんとによく食べる。ご飯のお代わりを4〜5杯した人もいたようです。
朝食後、一昨日来た道を須崎「道の駅」、吉野川PAと寄って、無事に緑PAまで帰ってきた。お名残り惜しかったが、ここでみんんなと手を振ってお別れした。
今回の2泊3日の四万十川行きには、濱ちゃんには何から何までお世話になり、ほんとうにありがとうございました。おかげでマラソンの大きな目標も達成できたし、楽しい時間もいっぱいいただきました。会計を担当してくれたジェイさんはじめ、同行していただいたみなさん、一緒に走ったランナーのみなさん、沿道で声援を送ってくれたみなさん、掲示板などいろいろなところで応援してくれたみなさんなど、ほんとうにありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
自分にとっては、一生強く思い出に残る「四万十川ウルトラマラソン」になりました

帰りの出発前、ホテル「あさひ」前で 年代別第2位の賞状とカップ、完走メダル、四万十の石
写真はたくさんの方からいただきました。お礼申し上げます。
