CITROEN GS 1220 Club
1975年。当時としては、画期的安全性とユニークな性能を備えた大変マニアックな自動車です。私も10年間乗り続けて、今はマニアの方に引き取ってもらいましたが、その間数え上げればきりがないエピソードがあります。
また、いつか皆様にはこのマニアックな自動車についてお話したいと考えています。
<安全性>
この車の安全性については、現在では当たり前になっている機能ががこの時代に備わっているから驚きです。
エンジンは水平対向4気筒でコンパクトかつ静粛、振動はV8エンジン並です。このエンジンを前輪とフロントグリルとの間の低い位置に置き、低重心で駆動軸の接地性を高め、操縦の安定を図っています。
今では常識となってしまっているモノコックシャシーを採用、しかも衝突時には前部が破損しキャビンを守るクラッシャブルボディーを採用しています。また、衝突時にエンジンが後退する危険防止の為にエンジンルーム内にスペアタイヤを格納し、万一に備えています。
面積が広いウインドは、どの方向に対しても死角をつくりません。また、カーブドガラスの採用により、室内が広くなっています。
ウオッシャー付きのワイパーは、1本のワイドゴムで広範囲に作動します。
ステアリング軸はジョイントを採用しショックを吸収します。ステアリングホイールは、一本スポークで直進時八時の位置にスポークが来るようになっていて、万一の時はスポークのバネの力で運転者が外へ飛び出すのを防止し、しかも車室中央に跳ねるように設計されています。これは、まさしくエアバッグの考え方ですが、安全理論はエアバッグを越えているかもしれません。
スイードメーターは、当時としてはユニークなデジタル表示(と言っても中で数字がグルグル回る)で、レンズが付いていて見やすい。そして、ライティングコントローラーがついているので、夜も眩しくない。マニュアルミッション車は、ギヤの使用範囲を色分けで示していて便利?
三点式シートベルトを採用。この頃の日本車は一部を除いて装備されていない。
このほか集中式警告ランプやヘッドレスト、熱線入りリヤーガラスや大型テールランプと当時としては斬新なスタイルは空力特性世界一であった。
ハイドロニューマチックサスペンションについては、他のページで詳しく書きます。
<データ>
寸 法: ボデー:全長4,120 全巾:1,610 全高1,350
車 室:長さ1,740 巾1,260 高さ1,140
重量 895kg ホイール・ベース 2,550mm 定員5名
エ ン ジ ン: 水平対向空冷4気筒 OHC
1,222cc
圧縮比 8.2:1
最大出力 SAE65.5BHP/6,000rpm
最高巡航速度 150km/h
サスペンション: シトロエン ハイドロニューマチック
四輪独立懸架 ハイトコレクター
ブ レ ー キ:二系統四輪ディスクブレーキ
ステアリング :ラックアンドピニオン
シトロエンについての質問にお答えします。
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