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宮城県立塩釜高校
「塩高祭」 

クラス制作ガンダムシリーズ

〜 2001年 制作風景 〜


 

宮城県立塩釜高校の生徒が、文化祭「塩高祭」のために、Tenkai を使用したガンダムのモデル制作を行っています。今回は、担当の小川進先生からご報告いただいた制作風景をご紹介します。

作成中のモデルは右の写真の通り。高校生の身長をも上回ってしまう大きさにびっくり。

さらにこれを、1クラス1つずつ作成しているのだそうで、3学年21クラスで全21体作成中だというから、まさに驚きです!

モデリングは3年の美術部員が六角大王で行い、それを Tenkai を使って展開図にしたそうです。

目標は「人の身長より大きいこと」「支えがなくとも直立でき安定性があること」の2点だったので、ガンダムの「ガチャコン」ベースにすることに決定。曲面を含む機種は作成が難しいとの判断から、最終的に1年生は「ジム」、2年生は「百式」、3年生は「ガンダムマーク2」をそれぞれ作成することに決めたそうです。

お教えいただいたこれまでの流れは次の通りです。


六角大王 と Tenkai との出会い
3月にインターネット上で六角大王と Tenkai を見つけ、さっそくダウンロード。例年、文化祭ではダンボール工作を行っていて、手間のわりに完成度が低いことが悩みの種だったので、Tenkai を使うことで問題が解決すると感じる。

モデリングの開始
5月末に、ガンダムのモデリングを開始。男子校のためカンダム好きな学生は多く、参考モデルは容易に集まった。どの機種を制作するかの選択する上で、ジオン軍のザクは人気が高かったが、頭部が曲面のために断念。6月中旬の生徒会研修(クラス委員と生徒会役員)で、ペーパークラフトを制作し、一般生徒の反応を見たところ、台紙がほしいという者が多数表れるほど好評。この時点で、文化祭のクラス制作のテーマとすることが決定(写真は美術部員の庄司修一君)。


型紙の作成
タンボールに拡大した場合、強度が不足すると思われる箇所がかなりあったため、再度六角大王でモデルを分割して、各部が独立した箱になるように修正。Tenkai で展開図作成後、展開図を Illustrator に読み込み、細部を修正して印刷。模造紙大のコピー機で2畳程度の大きさまで拡大。これが型紙となる。

型紙からダンボールモデルの作成

次の手順で型紙からダンボールモデルを作成

1. 型紙をタンボール紙の上に置き、千枚通しで穴開ける。
2. 穴をつないで、型を描く。
3. カッターナイフて切り出す。
4. ヘラで折り目をつける。
5. グルーガン(熱結着剤)て組み立てる。
6. 各部を合体させ、筐体が完成。


7月末現在、筐体の組み立てはほぼ完成していて、今後は色塗りと装備品の作成を行っていく予定だそうです。

完成がとても楽しみですね。

文化祭が終わった後、作品はどうするのですか?という質問に対しては「市内の小中学校に寄贈予定です」とのこと。もの作りの輪が広まっていくといいですね。

※追記 Tenkai のサポート終了後は「ペパクラデザイナー」を使用しているとのことです。


◆ 文化祭情報 ◆

宮城県立塩釜高校「塩高祭」 

モデル製作や文化祭に関するお問い合わせは担当の小川進先生(ogwssm2005*yahoo.co.jp (*に@を入れて送信していださい)) まで 

 


 三谷純  jun_m@sannet.ne.jp