今週の「吠えるっ!」


原爆は天罰?天災?おいおい!大丈夫か!?

 広島市にオープンした平和祈念館である。建設理念の説明文に「誤った国策により犠牲となった多くの人々に思いを致し」と、初めて 国の戦争責任を認めた、と話題になっている。
 おいおい!大丈夫か!? なんか、原爆を天罰や天災かなんかと勘違いしているんじゃないか?
原爆は、旧約聖書の「ソドムとゴモラを滅ぼした天の火」のように「世界の悪人、日本人」に下された審判ではない。 アメリカが、ソ連への恫喝として日本に投下したものだ。
「誤った国策」とある。確かに国策を誤ったかもしれない。しかし、それと原爆を落とされることはまったく別問題だ。 日本にはいまだに「日本=軍部=悪」vs「アメリカ=民主主義の使者=善」なんていうアメリカの勝手な言い分を本気で 信じてるやつがいるのだろう。しかもいわゆる「職業市民」やそのシンパだけじゃなくて、国の中枢にだ!
 だいたい、あの当時、日本を「やるしかない」状況に追い込んだのはアメリカではなかったか。
中国というマーケットがほしくて、邪魔者の日本を叩き潰した。そして、ソ連が脅威とみるや、もう息も絶え絶えな 日本に対して、ソ連への恫喝のために原爆を投下して20万人の人を虐殺した。非があるとすれば使用したアメリカのほうである。
 どうせ書くなら「アメリカの世界戦略の犠牲となった多くの人々に思いを致し」と書くべきだ。
 祈念館をつくった連中はなにを考えているのだろう。アメリカの抗議がそんなに怖いのだろうか。
抗議が怖いならはじめからこんな変なものをつくるな!
原爆の悲惨さを伝えるのに、使った国に遠慮してどうする? これが、「平和主義を世界に発信する国」の することだろうか?
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