清水寺界隈は一年坂、二年坂、三寧坂、茶わん坂、五条坂・・・坂の名がつくこの通りは京の坂道と呼ばれる。残暑が蒸し暑い九月下旬、私は”写団くろねこ”メンバーとカメラ片手にこの付近一帯をぶらり歩いたのだった。千本格子、連子格子に檜皮葺といった日本的で落ち着いた佇まいが日頃の煩わしさを忘れさせて疲れた心を癒してくれる。この坂道は修学旅行の中学生、外国人観光客、若いカップルや熟年夫婦が多彩な人間模様を描きながら通りを行き交う。 土産物屋を物珍しそうにのぞき、通りの佇まいを眺め、右に左に振り向きながら道行く人々。そこには通勤途上の通い慣れた道を歩く人々にはない人間模様が見られる。そんな街の表情をレンズをとおしてスポットを当て、散歩を楽しんだ。名付けて”ぶらり京都撮りある記”としておこう。
三寧坂付近
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| 三寧坂 この付近は舞妓さん(素人)が現れるところ。観光客相手に舞子の着付けをするスタジオがある。カメラに気安く応じてくださることが多い。 |
清水坂 三寧坂を東に折れ、清水寺へ上がる坂道は清水坂と呼ばれ、京の土産物屋がずらり両脇に並ぶ。 |
清水坂付近
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| 清水坂 京人形を売るお店の前で誰かを待つ若い女性。その向こうで興味深げに店先で覗き込む観光客 |
清水坂 托鉢(たくはつ)の修行をする僧侶。禅宗では厳重な規律を定め、修行の一環とする。 |
清水寺
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| 清水寺 本堂から京都市街が一望できる。ここからは本堂よりも舞台の向こうに広がる眺望が気になる。 |
清水の舞台 修学旅行の女子中学生。最近は小グループに分かれて観光するようだ。 |
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| 音羽の滝 清水の舞台から長い石段を下りると音羽の滝に出る。 |
音羽の滝 三本の清水が流れ出しており、これを勺で受けて喉を潤すにも長い行列が並ぶ。 |
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| 土産物の並ぶ通り 京漬け物、清水焼、京土産の並ぶ通りを歩く観光客。楽しげな表情が溢れる。 |
竹細工の店 京の竹細工のお店。プラスチック製品が氾濫する昨今、竹製品は温もりを感じる。 |
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| 三面大黒天 | |
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| 聖護院八ツ橋 | ねねの道 くろちく |
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| 舞子はんー1 | 舞子はんー2 | 舞子はんー3 | 舞子はんー4 |
清水・東山
清水・東山一帯は有名な寺院が軒を連ね、知恩院、永観堂、南禅寺、銀閣寺などを哲学の道が結んでいる。その哲学の道は春になると桜がトンネルのように延々と覆い尽くし、秋は寺院の紅葉が艶やかに周囲を彩って、京都ならでは風景ができあがる。その時期は観光客も驚くほど多いが、師走になると観光客もまばらになり、寺院の境内では落ち葉を焼く煙が漂って、古刹らしい落ち着いた雰囲気を取り戻す。師走も押し詰まってくると何処の寺院も迎春準備の飾り付けでひと味違った趣がでる。私はこの時期にもこの界隈を度々訪れる。知恩院の男坂、南禅寺の山門、哲学の道と疎水、永観堂の椿など私の好きな被写体である。身体が冷え込んでくると南禅寺の参道脇にある御茶屋に這入って名物の湯豆腐で温まるのもよい。
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| 清水寺 寝殿造りの舞台をもつ本堂。広い境内は春は桜、秋はもみじが美しい。 |
南禅寺山門 南禅寺(禅宗)の山門は高さもあり、眺めがよい。石川五右衛門がここに逃げ上がったときに絶景かなと感嘆したと言われる |
哲学の道と疎水 哲学の道は若王子神社から銀閣寺までのおよそ2kmの散歩道である。桜のトンネルはみごとである。 |
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| 円山公園しだれ桜 日本最初の公園。祇園しだれ桜は円山公園の象徴的な存在である。 |
知恩院山門と男坂 知恩院は浄土宗の総本山。圧倒されそうな山門と段差の高い石段は男坂と呼ぶにふさわしい。 |
南禅寺山門 南禅寺は境内も広く桜やモミジが多い。山門をシルエットに桜と新芽を入れてみた。 |
社団「くろねこ」のメンバーと京の坂道を撮りある記した。土曜日とあって観光客も多く、有名な社寺仏閣は人がいっぱい。こんな日は町の表情を撮り歩くのが一番いい。別にインターネットに載せるような写真ではないけれど、見てくれる人が京都の場所や見たものを思い出すような写真であれば・・・もともとそんな気持ちで撮ったのだから。 話は違うけれど「サライ」っていう雑誌はそんな思い出を掘り起こしてくれそうな写真がいっぱい載っている。私が好きな雑誌である。
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| 竜安寺石庭 庭内は一木一草もない枯山水の代表的庭園。石庭に対峙して禅の境地に入る観光客の姿があった。 |
知恩院のしだれ桜 知恩院裏門のしだれ桜 |
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| 三寧坂 風情のある石段登りきると清水寺への参道(茶碗坂)に出る。 |
三寧坂 清水寺から参道を右に出ると三年坂。数寄屋風の町家が両側に並び、観光客がそぞろ歩く |
知恩院本堂(御影堂) 1639年、徳川三代将軍家光によって建立された。 |












