|
エモテータのコントローラゴムベルト交換方法 |
|
アンテナを回転させるのにローテーターと云う機器を使用しますが、私は株式会社エモテーターの物を使用しています。 |
![]() |
105TSのコントロラー部。 購入して20年近くになりますが、ゴムベルトが経年劣化で切れた以外故障も無く、よく働いてくれています。 |
![]() |
切れたゴムベルト。 新品時は綺麗な生ゴム色でしたが、切れた時には黒褐色でした。
|
![]() |
今回は純正の補修部品は使わず、株式会社森清化工のOリングを代用品として使う事にしました。 材質はNBR(ニトリルゴム)と云う合成ゴムで、耐油、耐摩耗、耐老化性に優れ、用途として、ガスケット、印刷ローラー、オイルシール、パッキン、耐油ホース等に使用され、コントローラーのゴムベルトとして使用するのには最適ではないかと思います。 色は黒色です。 価格は1本200円、送料は300円になりますが、まとめ買いですと(10本以上)単価が大きく下がるようです。 |
![]() |
それではゴムベルトの交換作業を始めます。 本体を裏返しにし、ゴム足(赤丸印)を4本、プラスドライバーで外します。 |
![]() |
ゴム足を外した後、廣面の上部に付いているタッピングネジを外します。 この時、裏蓋も外しておきます。 順序はどちらを先に行っても構いません。 |
![]() |
ケースを後方に引くようにして外します。 左の画像はケースを外した状態です。 上部の板状の物を取り除きます。 |
![]() |
モーター下にあるギヤーのピンを木片などを当てて、ピンが抜け落ちない所まで押し込みます。 ギヤーケースは4本のビスで止められていますので、左側の2本を緩め、右側の2本を取り外します。 注意する事は、左側のビスは緩めるだけで取り外してはいけません。 外してしまいますと、元に戻す時に大変苦労する事になります。 |
![]() |
上からOリング(矢印の物)を入れ、ギヤーケースを浮かせるとピンが外れ、Oリングを通す位の隙間が出来ますので、ゼムクリップで押しながら通した後、樹脂製のプーリーの溝にはめ込みます。 |
![]() |
横から見た画像です。 |
![]() |
プーリーに仮止めした後、ピンを元の穴に納め、各ギヤーが元通りの位置に収まっているか確認をして、4本のビスでケースを固定します。 この作業で指針の付いているギヤーを廻さないで下さい。 廻してしまいますと分解前の位置とずれてしまいますので、組み直した後、電源を入れレバーを左右に動かしても元の位置が検出出来ませんので、ローテーターが動きませんし、指針も回りません。 ケースを固定した後、ゼムクリップを伸ばし、先を90度に曲げて画像のようにOリングを引っ張り上げて、モーターのプーリーに取り付けます。 |
![]() |
モーターとギヤーのプーリーとが上から見たときにズレが無いか確認をします。ズレがあると回転途中で外れてしまいます。これでベルト交換の作業は終了です。 逆の手順で本体ケースを取り付け、ローテーターに接続して正常に動作するか確認して、全ての作業は終了です。 これで余程の過酷な条件で使用しない限り、10年程はゴムベルトを交換しなくて済むと思います。
|