
→ 世界一斉,統一行動の、ゴミ「調査」です。
今までの清掃活動と最も大きく異なる点は、「データをとる」ということです。単に清掃をしておしまい... ではなく、ゴミを分析することで元からの改善を目指そうというものです。
大きな特長は、以下の3つ
海は世界中につながっており、一つの国で海へ発生したゴミは海を漂って離散し、国境を越えた海洋汚染や海洋生物への被害につながります。特に近年、プラスチック系の腐食しないゴミが増加し、これにより発生する問題がクローズアップされつつあります。
提唱は米国Ocean Conservancy (旧CMC:Center for Marine Conservation)です。世界中のデータは最後にはOCに集められ、ここで集計されます。
現在日本国内では毎年2回、各地のキャプテンにより実施されています。春はアースデイにちなんで4月下旬に、日本独自のクリーンアップ・キャンペーンとして実施されています。秋は国際キャンペーンとして9月下旬に、世界統一行動としてゴミ調査を行います。
調査結果はクリーンアップ全国事務局が集計し、OCへ報告するとともにリポートを作成、関係各位へ配布します。全国事務局の主な仕事は、以下の通りです。
日本国内の取りまとめは全国事務局が行いますが、特に関西地区での活動を目的としてクリーンアップ関西事務局が設立されています。詳細は別ページをご覧下さい。
ビーチクリーンアップは誰でも参加出来るのが特長ですが、「初めてでどうやっていいかわからない」とか、「参加だけなら出来るけど準備までは出来ない」という方のために、以下のオープン会場が設定されています。こちらへは当日直接参加頂けるようになっています。
| 会場 | 主催者 | 年間開催予定 |
|---|---|---|
| 鵠沼海岸(神奈川県藤沢市) | クリーンアップ全国事務局 | 4月(もしくは6月)・9月 |
| 須磨海岸(兵庫県神戸市) | クリーンアップ関西事務局 | 4月・9月 |
2.キャンペーンの経過年表
| 年度 | 出来事 |
|---|---|
| 1986 | 米国で海岸クリーンアップ開始 |
| 1987 | [SPI(米国のプラスチック工業協会)がプラスチックの海洋漂流・漂着ゴミについて、調査検討開始] |
| 1989 | クリーンアップにカナダとメキシコが参加 オーストラリアでも「クリーンアップ オーストラリア」の活動が開始 |
| 1990 | CMCがInternational Coastal Cleanup(国際ビーチクリーンアップ)キャンペーンとして呼びかけ開始、5ヶ国108,749名(日本800名)が参加 |
| 1991 | 国際ビーチクリーンアップキャンペーン13ヶ国145,950名(日本6,600名)が参加 [SPIが「ペレット逸損防止マニュアル」を制定、CMCと共にペレット一掃作戦開始] |
| 1992 | 国際ビーチクリーンアップキャンペーン33ヶ国160,560名(日本7,000名)が参加 オーストラリアのキャンペーンは実施時期を秋に変更し、UNEPの協力を得てCUW(クリーンアップ・ザ・ワールド)として拡大。 日本からもJEANがコーディネーターとして参加、連携スタート。 |
| 1993 | 国際ビーチクリーンアップキャンペーン39ヶ国222,116名(日本8,507名)が参加 |
| 1994 | 国際ビーチクリーンアップキャンペーン61ヶ国215,468名(日本7,165名)が参加 |
| 1995 | 国際ビーチクリーンアップキャンペーン64ヶ国214,773名(日本8,981名)が参加 水中クリーンアップのデータを取り始める、33ヶ国が参加 |
| 1996 | 国際ビーチクリーンアップキャンペーン75ヶ国277,710名(日本7,811名)が参加 水中クリーンアップ54ヶ国16,251名が参加 |
| 1997 | 国際ビーチクリーンアップキャンペーン75ヶ国342,026名(日本10,583名)が参加 水中クリーンアップ51ヶ国18,408名が参加 |
| 1998 | 国際ビーチクリーンアップキャンペーン74ヶ国509,004名(日本9,148名)が参加 水中クリーンアップ52ヶ国21,214名が参加 |
| 1999 | 国際ビーチクリーンアップキャンペーン77ヶ国774,215名(日本5,265名)が参加 水中クリーンアップ66ヶ国11,142名が参加 |
| 時期 | 出来事 | |
|---|---|---|
| 1990年 | 6月 | CMCより国際キャンペーンへの参加要項の手紙が届く |
| 9月 | 日本での最初の国際ビーチクリーンアップ、80会場800人参加 | |
| 1991年 | 1月 | クリーンアップ全国事務局発足 |
| 4月 | 初の春のクリーンアップ「ハッピーアースデイ」実施、80会場3,800人 | |
| CMCよりキャシー・オハラとジル・コウフマンを招き、数箇所でミニシンポジウム開催 | ||
| 国内でレジンペレット初確認 | ||
| 9月 | 環境庁・水産庁より後援名義の承認を得る | |
| 第2回国際キャンペーン、180会場6,600人 | ||
| レジンペレット調査呼びかけ開始(レジンペレット探偵団) 小笠原・兵庫・鳥取・徳島・高知・宮崎・鹿児島で確認 |
||
| カキの養殖用パイプ初確認(愛媛/松山・大分・宮崎) | ||
| 1992年 | アースイヤー公式イベントとして環境庁より認定される | |
| 沖縄インターナショナルクリーンビーチクラブが沖縄のコーディネータとして活動開始 | ||
| 3月 | 琵琶湖でレジンペレット初確認、国内排出を裏付ける | |
| 4月 | 厚生省・海上保安庁からも後援名義の使用承認を得る | |
| 春のキャンペーン、221会場5,180人 | ||
| 後援省庁等の職員たちとの「霞ヶ関クリーンアップ」を開始 | ||
| 6月 | プラスチック業界がレジンペレット流出防止対策のため「海洋漂着物委員会」を発足 | |
| 9月 | 第3回国際キャンペーン、109会場7,000名 | |
| 1993年 | TV番組「ビッグモーニング」(TBS)でクリーンアップキャンペーンが全国に大きく紹介される | |
| 4月 | 春のキャンペーン、90会場5,000名 | |
| 5月 | プラスチック関連諸団体が「樹脂ペレット漏出防止マニュアル」発行、監修通産省 | |
| 9月 | 第4回国際キャンペーン、128会場8,500名 | |
| 1994年 | 4月 | 春のキャンペーン、94会場6,739名、 環境庁長官(広中和歌子氏)がキャンペーンに参加(神奈川県鵠沼海岸) |
| 7月 | 第1回全国キャプテン会議開催(神奈川県藤沢市)、約40名が参加 | |
| 9月 | 第5回国際キャンペーン、199会場9,240名 | |
| 11月 | 第1回専門会議開催「漂流・漂着プラスチックの問題」 | |
| 1995年 | 3月 | 第2回専門会議開催「海岸におけるタバコのフィルター散乱の問題の現状と課題」 |
| 4月 | 春のキャンペーン、63会場6,451名 | |
| 8月 | 第3回専門会議開催「レジンペレットの出来るまでと漏出防止対策の見学」 | |
| 第1回全国コーディネーター会議開催(宮城県)、約30名が参加 | ||
| 9月 | 第6回国際キャンペーン、199会場12,174名 台風の影響で中止となった会場が多かった |
|
| 11月 | 第4回専門会議開催「漂流・漂着プラスチックの現状把握にむけて」 | |
| CMC主催の国際コーディネーター会議(ワシントン)に参加 | ||
| 1996年 | 1月 | 第5回専門会議開催『広島名産の漂着ごみ「発泡スチロール片」と「かき養殖用パイプ」について』 |
| 2月 | 第6回専門会議開催「中間とりまとめ」 | |
| 4月 | 春のキャンペーン、77会場2,512名 | |
| 9月 | 第7回国際キャンペーン、219会場7,165名 | |
| 10月 | 第7回専門会議「プラスチックへの理解を深める・その2」 | |
| 11月 | 第1回朝日海への貢献賞ボランティア準賞受賞 | |
| 第8回専門会議開催「国境を越えて漂着する海洋ゴミについて現状把握と意見交換」 | ||
| 1997年 | 1〜5月 | 日本海での重油流出事故に対し、情報発信・被災地支援の募金、回収ボランティアのコーディネートなどを行う |
| 2月 | 第9回専門会議開催「中間とりまとめ」 | |
| 4月 | 春のキャンペーン、84会場5,437名 | |
| 5月 | 第10回専門会議開催「プラスチックの処理についてと'97廃棄物処理見学」 | |
| 9月 | 重油災害への支援活動に対し、環境庁長官より感謝状を受ける | |
| 第8回国際キャンペーン、181会場10,583名 | ||
| 10〜11月 | 国立医薬品食品衛生研究所化学物質情報部に協力してレジンペレットの調査開始 | |
| クリーンアップ・ザ・ワールドのアジア太平洋地域会議に参加(於フィリピン) | ||
| 1998年 | 4月 | 98東京アウトドアズ・フェスティバルに出展 |
| 春のキャンペーン、67会場2,649名 | ||
| アースディ特別イベント「こころの中の羅針盤」開催 | ||
| 7月 | 海のリレーシンポジウム「われらをめぐる海 - 美しい海を21世紀へ」 | |
| 8月 | クリーンアップキャンペーン展開催(於 地球環境パートナーシッププラザ) | |
| 9月 | 第9回国際キャンペーン、246会場15,259名、ベアフットコンサート鵠沼開催 | |
| 1999年 | 2月 | 環境事業団の「環境保全活動促進ネットワーク」の集いで活動内容を発表 |
| 3月 | 東京アウトドアズ・フェスティバルに出展 | |
| 4月 | 春のキャンペーン、67会場4,312名 | |
| 9月 | 第10回国際キャンペーン 103会場4,653名 | |
| 米国のCMCを訪問し、情報交換と交流を図る | ||
| 10月 | 「全国なぎさシンポジウムinとやま」で活動内容を発表 | |
| 11月 | 「第3回海岸シンポジウム」で活動内容を発表 | |
| 12月 | オーストラリアのCUWを訪問し交流を図る | |
| 2000年 | 2月 | 国立医薬品食品衛生研究所 化学物質情報部によるレジンペレット調査(中国・上海)に参加 |
| 3月 | 東京アウトドアズフェスティバルに出展 | |
| 4〜6月 | 春のキャンペーン、71会場5,754名 | |
| 4月 | 海に捧げるファミリーコンサート共催 | |
| 5月 | 日本環境災害情報センター(JEDIC)に理事団体として参加 | |
| 6月 | エコライフフェアに出展 | |
| 8〜9月 | 環境パートナーシッププラザで「漂着物のトランクミュージアム」を展示 以後全国を巡回 漂着ゴミをテーマにした講演会を同時開催 |
|
| 8月 | 参議院の国土環境委員会で海岸のゴミに関する質問が行われ、これを契機に国が対策に向けて動き出す | |
| 9月 | 第11回国際海岸クリーンアップキャンペーン、166会場14,097名 | |
| 国土庁主催「沿岸域管理のためのシンポジウム」で活動内容を発表 | ||
| 日本プラスチック工業連盟の環境委員会で、プラスチックによる海洋汚染の現状とJEANの活動について発表 | ||
| 10〜12月 | 環境コミュニケーション展2000 に出展 | |
| 11月 | 「海の博物館」の漂着物フォーラムでトランクミュージアムについて発表 | |
