パソコン引っ越し(2) 引っ越しとトラブル

引っ越し開始

ようやく仕切り直して、ソフトウェアの引っ越しを始める。(既に済んだものは青字、このテキストを書いている時点でまだ移していないものは赤字

新しくインストールするもの(別ライセンスを使うもの)

  1. Adobe Acrobat Standard 8(この際8を新しくインストール。毎日使うものだし)
  2. Microsoft Office (前述)
  3. Google Desktop
  4. かんざし(後述)
  5. DDWIN (後述)
  6. avast Antivir (軽いと評判のAVGだが、毎日決まった時間にComplete Testをして下さる。それが一時間近くかかるようになった。常駐保護もしているのだし、毎日ハードディスクを一時間もうぃんうぃん回されるのもなぁ、とおもってちょっと変更。)

引っ越しするもの

  1. CD革命 virtualとそのコンテナファイル (Perseus, Oxford English Dictionary2, Oxford Classical Dictionary, その他古典関係のデータベースでHD上にコピーして使うことが許されているもの。TLGは絶対に駄目ぇ〜ということなので、それを除く)
  2. ギリシア語テキストデータベースTLG関係のソフト (TLG WorkPlace10.0, Diogenes, Antaquarium2.0)
  3. 古典関係データベースソフト(Perseus, DCB, LIDOS-GNOMON, Oxford Classical Dictionary (アップグレードもしないと使えない))
  4. 古典関係辞書ソフト(Libronix Digital Library (Liddell-Scott-Jones というギリシア語辞典)。
  5. 近代語辞書ソフト (Jamming, Oxford English Dictionary, Robert Electoronique (初版), Abby Lingvo 12, Context6.0 (どちらもロシア語辞書ソフト)、Lingvo , Freedictionary.comなどの現代ギリシア語、イタリア語辞書ソフト。Jamming用に入れているのは、英和三種、英々一種、独和二種、仏和、人名二種、独独、独英、英独、国語二種、羅英、ロジェのシソーラス。EPWINGと昔の電子ブック用CDとJamming用ユーザ辞書とランダムハウス英和。
  6. Digital Bibliothek とそのデータベース(希独辞典、古典辞典、ブルクハルトなんかの古代史文献、ニーチェ全集
  7. スキャナやプリンタ用のドライバ(もとのCDのよりはどうせヴァージョンも上がっているだろうし、最初からダウンロードするつもり)
  8. PDF関係ソフト(やさしくPDFへ文字入力)
  9. 携帯用ドライバ(京セラのPHS用のドライバがダウンロードできるようになっていた。いままではCDをなくしたらもらいに行って、「次からはなくさないでください」という意味のないお説教を店員に聞かねばならなかったのに。)でもダウンロードまでは面倒だった。
  10. Elecom ホイールユーティリティ(実は汎用ドライバだったりする) Elecomマウスは当然持っています。
  11. 一太郎とATOK(群馬県は事務書類は一太郎を使うことになっているらしい。ATOKは2006。文字配列などを自分用にしている(c-を「きゃ」行に、l-を「ら」行に設定している)ので、設定ファイルも移さねばならなかった。アップグレードすべきかしら)
  12. FirefoxとThunderbird、及びそれらの設定書類
  13. 宛名職人乗換案内。後者は新しい盤が来たら乗換。
  14. ユーティリティ (窓の手すっきりデフラグ, Backupなどのフリーウェア。スパイウェア・アドウェア・ファイアウォール関係
  15. Adobe Golive, FFTP, (GoliveのFTPの使い方を知らないので、慣れたやり方で)
  16. VPN Client (Ciscoの)。いまはほとんどダウンロードできない。うーむ。) 昔使ったインストーラのバックアップがあったのでそのままインストール。設定未了。
  17. ヴァルヘルIPコンフィグ(ネット設定の切り替えに。プリインストールされている「ネットセレクター」は使い方が良く分からないし、常に通知領域にいるのが嫌なのでとりあえず使わないようにした)

当分前のハードで使うもの、あるいはこの際止めるもの

  1. Adobe Acrobat Standard 7(後述)
  2. Abbey FineReader 8 (OCRソフト、後述)
  3. Becky! メールソフト。サンダーバードと併用していたが、今回サンダーバードに一本化することにした。最近は、サーバのメールを直接削除するという機能くらいしか使っていなかったし。メールはマックでも受信しているから、一応複数のバックアップがある。
  4. Casio Ex-word用追加辞書をCD-ROMからメモリーカードに移して本体で使うためのソフト。なんて呼ぶのか知らない。これはそのまま放置しておくことにする。メモリーカードに一旦移したなら確か別のカードに移したりとかできない設定になっているので、新しいパソコンで使う用途がない。 最初からそのメモリーカードを買ったと思えば良い。ライセンスの管理が複雑で、別に新しいパソコンに移行する必要を感じない。Ex-wordでは最近は伊和辞典も出て、その分のメモリーカードも買ったが、いずれパソコンでは使えない。最近パソコン用の電子辞書が全くなくなってきた。日本独特の、いやな事態だと思う。ある程度以下の値段にしておけば、そんなにコピーして使うことはないと思うのだけれど。

いろいろトラブル

FineReader

ABBEY FINEREADERは、スキャナと連動してOCRを作ってくれ、日本語を除く大抵の言語に対応している便利なソフトなのだが、HardWare 認証がかかっていて、その外し方が分からない。アンインストールするときにハードウェア認証も外してくれると良いのだけれど、そうでないととても困る。また、スキャン→OCRは結構時間がかかる(ADF付きスキャナなので、他の作業をしていても構わないのだが)、旧パソコンが動く間はそれをOCR専用機として使うことにする。これで例えば学生さんにバイトでコピーとスキャンとOCRを頼むことが出来る、ということで納得しておく。FINEREADERの良いところは、見開き書類を自動で二ページに分割したPDFを作ってくれるところだ。

Acrobat

一番こたえたのが、Adobe Acrobat Standard 8.1の不具合(少なくともうちの環境では)。

上に書いたように、最近は欧文文献をパソコン上で読むことが多い。論文などは既にPDFの形で配布されているものも結構あるし、書籍でも、読み飛ばして良いもの以外はコピー→PDFにして読んでいくことが多い。ハイライトを付けたりノートを添付したりするのに、Acrobat Standardは必須だ。もとが画像だけのPDFの場合にはAcrobat でもテキスト付きPDFにできるので、それを使っている。

その時に、クリップボードに取り込むと自動で辞書の検索ができるようにしていた。辞書ソフトそのものは前面に出なくても検索はしているので、辞書を脇に置いておけば、読みながら単語調べが一瞬でできる。エレコムのマウスユーティリティで、ホイールクリックをAcrobatに関しては「コピー」に設定しておくと、ダブルクリックしてからホイールクリックで辞書をひいてくれる。辞書も、英和はジーニアス大英和、ランダムハウス、リーダーズ++が入っているのでまあ困ることはない。それでも分からないときにはOEDをひくことにする。良い時代になった。単語力は思いっきり落ちてきているけれど。

ドイツ語の場合、電子辞書の独和はクラウンとアクセスという学習辞典しかないが、Dudenがあるので、それと組み合わせればまあ日常の役には立つ。本当に悩んでしまうときには大きい独和を紙で調べるが、その頻度はとても少なくなってきた。

フランス語の場合も仏和はクラウンしかないが、Robert Electroniqueと組み合わせている。Robert がこの数年エラーで立ち上がらなくなったので、こちらは大きめの仏和に頼ることも多い。今回のパソコン引っ越しの大きな喜びは、Robertが何故か使えるようになっていたことだ。危うく新版を買うところだった。悩んでいて良かった。Robertはインタフェイス部分の特殊文字が文字化けする以外は普通に使える。辞書本文は文字化けなし。インタフェイスの文字化けを直すフリーウェアがマックにはあったが、Windowsはどうなのかなぁ。

さて、今回、一番困ってしまったのが、Acrobatのヴァージョンを上げるにつれて(7.09あたりから頻度が増してきた)、特に8になるとほぼ二回に一回の割合で、「クリップボード取り込みに失敗しました」というエラー表示をJammingが出すようになったことだ。

悲しいさがで、こう言うときにはまず大企業の市販ソフトではなくシェアウェアの方の所為だと思ってしまう(エラー表示を出すのはJammingなのだし)。エラー表示にもかかわらずクリップボードの取り込みはなされているのだが、エラー表示のOKを押さないとJammingの操作ができないのでとても不便だ。

まずJammingをDDWINに替えることを考えた。Jamming ユーザ辞書形式の辞書を幾つか持っているが、それを使うときだけJammingにすればいいや、という考えだ。ところがDDWINでも同じエラー表示が出てしまう。それで、どちらのソフトもAcrobat以外からの取り込みではエラーなんか出やしない。原因はAcrobat の方にあるのだろう。

Acrobatのサポートに相談しようと思っても、Adobeのサポートは原則としてすべて有料だ。それにここまで規模の大きなソフトだと、特定環境(うち)の特定の不具合を「はいはい、直しますよ」と言ってくれるとも思えないし、金を払って情報を提供するだけに終わる可能性が強い。いいよね、こういう商売は。(実は2インシデント(って何?)だけ無料のサポートがあるようなのだが、利用の仕方は良く分からない。)

で、試みたこと

7.0に戻す(アカデミックライセンスなのでアップグレードにせず別ライセンスを買っている)。
いままでは7で使っていて、8ほど頻繁にはこのエラーは出なかった。元に戻せばいいや。でも7.09では結構先ほどのエラーが出るようになる。それに7は一つのアプリウィンドウの中に書類を複数開くというスタイルが不便。大体OCRやファイルサイズの縮小などいろいろと改良されていると思ったから8を買ったのに...と不満が尽きない。7のOCRはかなりちゃちだし、ファイル縮小をかけると見た目にもはっきりと文字が汚くなる。
7と8を共存させる。普段は7を使い、そうい便利機能を利用するときだけ8を使う。ライセンス的には両方あるから問題はないはずだ。
「共存させちゃ駄目」というダイアローグがでる。無視してインストールすると、システムが落ちて「Windowsは深刻なエラーから回復しました」とでる。それも無視して再インストールするとインストールは出来たが、システムに悪影響を与えているのではないかととても不安だ。おまけに、普段使いで、上に書いた、アプリウィンドウの中で複数書類を開くというスタイルを強いられるのはやはり不便だ。それしかなかったときにはあきらめもついていたのだが…
他のAcrobat編集ソフトに替える。
一番利用頻度の高いソフトだけにいざとなれば多少の出費は仕方がないと思い、いろいろ試してみる。JAWSとかPDF Editorとか、Cute PDFとか、どれも私の使いかたに関わるところで不便。

他にどうしようもなければ7.0に戻す(アップグレードはしない)しかないか、というところに落ち着きかけたとき、「かんざし」というソフトを発見。クリップボードを取り込んで、任意の辞書ソフトに単語を送り込んでくれるというソフトだ。つまりJamming やDDWINの「クリップボード検索」を使わず、「かんざし」からそれらのソフトに検索語を送ることが出来る。同時に複数のソフトに検索語を送れるから、JammingとOEDを同時に調べることができるようだ。

結果的には、「かんざし」とDDWINの組み合わせでこれまで通り辞書が使えることを発見した。何故かJammingとの組み合わせだと、ドイツ語特殊文字を普通に戻して検索するという機能が使えなくなってしまうので、ドイツ語・フランス語に関してはDDWINを使うしかない(それで不便はない)。Jamming, DDWIN, OEDなど複数の辞書ソフトを同時に検索させることもできるので、これは随分便利なソフトだ。このあたり、Vistaになるとどうなってしまうのかしら。

DCB

DCB (Database of Classical Bibliography) はもう10年も前のソフト。古典関係の文献のデータベースだ。後にLIDOS-GNOMONという全く同じ目的のより包括的なソフトが出たが、インターフェイスはこちらの方がずっと良い。1974年以前の古い文献も、最近の文献もないというのが大きなマイナス点だけれど。

これが起動しなくなった。いろいろ調べて、コマンドラインで、プリントスプーラーを停止させると起動することを発見。

そのままだとプリンタが使えなくなるので、立ち上がったらプリントスプーラーを開始する。DCB自体はプリントスプーラーと共存できる。

やり方

  1. スタート→ファイル名を指定して実行
  2. cmd とタイプしてリターン(コマンドラインを起動)
  3. net stop spoolerとタイプしてリターン
  4. DCBを起動
  5. net start spoolerとタイプしてリターン
  6. コマンドラインを閉じる

Avast!

よく知られている不具合みたいだが、うちの環境ではほぼ確実にシステム終了時にフリーズする。最初に起きたときはこのソフトの所為だとは知らずに驚いた。またリカバリをしなくてはならなくなったらどうしようと思った。終了するときに常駐保護を自動で切ってくれるAvast f*ck!というプログラムをインストールしてスタートアップ項目に入れておく。AvastからAVGに乗換なおすときにはAvast f*ckもアンインストールしなければ。あまりパソコンを終了せずに(休止を使う)使っているので、ついついこういうことは忘れてしまいがちだ。AVGに戻すことも考えないと。

結論

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