2002年9月の出来事

*9月30日

@空港公団が明日から情報公開を始める
 空港公団は「独立行政法人等情報公開法」に基づいて、明日から情報の公開を始めることになりました。第1ターミナルビルに情報公開窓口を新設し、持参または郵送で受け付けます。公開・非公開の通知は1ヶ月以内に文書で通知されます。手数料は300円で、公開される場合には窓口での閲覧は100枚100円、コピーは1枚20円となります。コピーの場合は郵送も可能です。

@全日空が乗り入れ空港にアルコール感知器設置へ
 昨日明らかになった副操縦士の飲酒事故の対策を検討した全日空は乗り入れしている内外の空港すべてにアルコール感知器を導入すると発表しました。早ければ、10月中旬にも導入されるそうです。

@ロスで日本人観光客のチャーター機が格納庫に突っ込む
 現地時間29日午前9時10分頃、ロサンゼルス郊外のホーソン空港を離陸しようとした小型双発プロペラ機が片側エンジンの推力が上がらず、離陸を中止しようとしてバランスを崩して滑走路脇の格納庫に突っ込みました。同機は日本人観光客19人を乗せてグランドキャニオンに行くところでした。日本人乗客1人がけがを負いました。

@レキオス航空が2005年春にも国際線に進出
 沖縄を本拠地に来年4月に那覇ー羽田線に新規参入を目指しているレキオス航空は2005年春にもアジア向けの国際貨物便を運航する計画を明らかにしました。その様子を見て、国際旅客チャーター便も検討しています。このため、2005年春には3機体制にします。来年4月からの那覇ー羽田線はB−767−300ER型機を使い、250人乗りとしてゆったりとした座席間隔にするそうです。料金は片道22000円〜24000円とする予定です。この料金は大手よりも約3割り安くなります。これらを実現するために、現在6億円の資本金を来年4月には47億円にする目処がついたそうです。


*9月29日

@来月13日に反対派の集会があるので、成田空港は入場制限が行われると思われます。

@成田空港の除氷場3機分のはずが1機分しか使えず
 読売新聞によりますと、現在建設中で12月に完成予定の機体の氷を融かす除氷液を吹きつけるための除氷場が近くを通る誘導路上を通過する航空機の排気のために、3機分の内、2機分が使えないことがわかりました。排気で除氷液が吹き飛ばされたり、台が倒れる危険があるためです。この施設は低毒性の除氷液を回収することができるエコエアポート構想の一つとして計画されました。工事費は1億1000万円だそうです。空港公団では使えない2機分は駐機場として使うことになっています。
【コメント】空港公団が発注する工事にはこのような単純なミスが比較的多いように思われます。新ノイズサプレッサーの時も完成試験で空気が十分入らないことが分かり、ばく大な金をかけて改修工事を行い1年後にようやくフル稼働しました。(2000年2月20日の出来事を参照)どこか、箍が緩んでいるのではないでしょうか。民営化して大丈夫かな?

@全日空のパイロットが飲酒で出発を7時間遅らす
 今月13日、ホーチミンから成田に向かうはずの全日空932便で副操縦士が前夜にジンを飲み、酒気帯びで出発できず酒気が抜けるまで出発を7時間も遅らす事故のあったことがわかりました。乗客には「乗務員の体調不良」と説明していたそうです。

@高知空港着陸直前に乱気流・乗客1人が骨折
 27日午後8時24分頃、羽田発高知行き全日空569便・B-767型機が高知空港への着陸態勢に入ったところ10Km手前で乱気流にあい、乗客の女性がろっ骨をおるけがを負いました。この乗客はシートベルトをしていたそうですが、ひじ掛けでわき腹を打ったそうです。同機は着陸をやり直そうとしましたが、天候が悪く1時間上空で待機した後着陸しました。

@全日空が12月の羽田便を見直し
 
全日空は27日、羽田発着便のダイヤの見直しを発表しました。それによりますと、羽田ー伊丹線を2便増便し羽田ー札幌線と羽田ー広島戦を1便増便します。一方、羽田ー石見線・羽田ー中標津線・羽田ー旭川線を1便減便します。これにより、羽田ー札幌線はエア・ドウとの共同運航を含め1日24便となり日本航空・日本エアシステムと同じになります。また、羽田ー伊丹線も1日10便とほぼ並ぶことになります。

@スカイネットアジアが来年夏に新路線開設へ
 スカイネットアジアは来年の夏に機材を1機増やし、羽田ー宮崎線以外の路線を開設する予定です。このため、国土交通省に提出する事業計画を策定することになりました。このために、12月にも第三者割当増資を実施することにしています。


*9月28日

@所用により、今日の更新ができません。すみません。


*9月27日

@国土交通省が成田の上下一体化の方針固める
 成田空港・関西国際空港・中部国際空港の民営化を検討してきた国土交通省は昨日、3空港を分離して民営化する方針を固めた模様です。これによりますと、成田空港は上下を一体化して株式を国が保有する特殊会社とし、出来るだけ早期に株式を売却して完全な民間会社にし、関西国際空港は上下に分離して滑走路などを建設する下ものは特殊法人として、上ものの空港の運営は民営化する、中部国際空港はそのまま株式会社として存続すると言う方針のようです。

@成田空港南側ゲートが来月16日に開通
 空港公団は昨日、かねてから住民の要望があった空港南側の整備地区にあるゲートを倍増し、空港内の道路を通ってターミナルに直接行ける道路を来月16日に開設すると発表しました。これは、南側ゲートの芝山町千代田交差点の激しい渋滞を緩和させるためのものです。現在はターミナルや成田方面に行くには空港外の片側1車線の道路を通らざるを得ず、朝夕のラッシュ時は大変な混雑でした。このゲートと空港内道路の開通により、この道路が事実上片側2車線化されることになります。また、空港へのアクセス道路として京葉道路・東金道路を通り南から来ることも出来るようになります。

@国土交通省が伊丹空港の役割を見直しへ・環境対策費も減らす
 国土交通大臣は今日の閣議後の記者会見で伊丹空港(大阪空港)の便数を減らして行くことを明らかにしました。これは、関西国際空港の2期工事や神戸空港の完成を見据えての措置としています。交通政策審議会の結論を年内にも得て、2003年度から実施していくことになります。また、これにより、騒音も軽減されることから環境対策地域も縮小し環境対策費も縮小することになるとしています。
【コメント】伊丹空港は市街地のまっただ中にあることから、本来は関西国際空港が出来たときには廃止になることになっていました。かっての大阪空港騒音訴訟は航空機騒音問題では歴史的な裁判でした。しかし、地元の要望から国内線専用空港として残されることになったのです。このため、関西国際空港の発着回数が本来の予定よりもだいぶ減り、関西国際空港会社の経営を圧迫して現在の負債の原因の一つにもなっています。「残してくれ。」と言う地元の要望の裏には周辺対策のために国から支払われる燃料贈与税がなくなってしまうことへの周辺自治体の恐れがあったのではないでしょうか。

@全日空の国内線8月旅客はほぼ前年並に回復
 全日空が昨日発表したグループの8月の旅客輸送実績によりますと、国内線は前年同月比0.1%減(5ヶ月連続)とほぼ前年並の水準まで回復したそうです。また、国際線も同9.0%減(30ヶ月連続)ですが、これも客席数の減と比べると減少幅は小さいとのことです。9月は好調でいまのところ前年同月比9%増になる見込みとのことです。貨物は国内線は8.2%減、国際線は21.0%増となっているそうです。

@日中交渉で増便合意に
 24日から中国・西安で開かれていた日中航空当局間協議で、双方が旅客便をB-747換算で週12便、貨物便で週4便増便することで合意しました。また、双方の国内線でも共同運航を認めることになりました。

@スカイマークが30億円の増資を実施
 スカイマークはコメルツバンクとエイチ・アイ・エスを引き受け手とする30億円の増資を実施したと発表しました。このうち、15億円は資本金に繰り入れ、15億円は新機材導入保証金に充てるとのことです。


*9月26日

@空港公団総裁が上下分離民営化に反対表明へ
 空港公団の黒野総裁は今日の記者会見で、10月11日に開かれる国土交通省の交通政策審議会空港整備部会で国土交通省が提案している成田空港・関西国際空港・中部国際空港の上下分離民営化案に反対する意向を明らかにしました。ただ、成田空港の完全単独民営化案にも問題があるとして千葉県・周辺市町村と調整をして第3案を審議会の場で提案したいとしています。その理由として、「成田空港は周辺対策が大きく、民間企業になっても周辺対策が必要。成田空港のお金が適正に使われているかどうか、周辺地域に納得してもらえるシステムが大事になる。」と述べました。
【コメント】これは空港公団の大きな方針転換になります。前中村総裁は国土交通省の上下分離民営化案を支持していました。これによって、上下分離民営化案は事実上廃案になると思われます。しかし、成田市や千葉県経済界は成田空港単独の完全民営化を主張しています。あと10日あまりで総裁が言うような第3案がまとまるのでしょうか。まだ、国土交通省の事務次官だった頃の官僚的な思考が残っているようにも見えるのですが。

@千葉県経済同友会が単独完全民営化の意見書
 千葉県経済同友会は昨日、成田空港の民営化について単独上下一体民営化が妥当とする意見書を発表しました。この意見書は空港検討分科会が1年間にわたってまとめたものです。この意見書では「国土交通省の上下分離民営化案で下を一体化した場合、他空港建設の負債が長期にわたって転嫁される。また、単独上下分離民営化ではコストの増大と上下の意志決定が遅くなり、経営責任があやふやになる。」としています。同友会では単独上下分離民営化を主張する千葉県に対しても単独上下一体民営化を主張するよう申し入れることにしています。

@改革本部参与会が関空の救済策にならぬよう決議
 政府の特殊法人改革推進本部参与会は昨日、成田空港・関西国際空港・中部国際空港の民営化について、経営難の関西国際空港の救済策にならないように監視していくことを決めました。

@成田空港の8月旅客数が前年比12%増に
 空港公団が今日発表した成田空港の8月の運用実績によりますと、旅客は前年同月比12%増の291万6361人になりました。国際線は同11%増、国内線は同69%増でした。また、離発着回数は同37%増となり、このうち暫定平行滑走路は4179回と初めて4000回を越えました。

@静岡空港建設反対訴訟控訴審で住民側が敗訴
 静岡空港の建設に反対する住民67人が国土交通大臣らを相手取って空港設置許可の取り消しを求めていた裁判の控訴審で、東京高裁は今日、1審の空港設置許可を適法とする判決を支持し、住民の控訴を棄却する判決を言い渡しました。

@全日空が新規参入との競合路線を12月から値上げへ
 全日空は今日、新規参入会社との競合路線になる3路線の運賃を12月1日から値上げすると発表しました。羽田ー福岡線は11月に比べ片道2000円増の2万円に、羽田ー鹿児島線は4000円増の23500円に、羽田ー宮崎線は3500円増の22000円にします。これは、公正取引委員会が今日、「私的独占の恐れがある」と指摘したためです。公正取引委員会は理由として「新規参入との競合路線の割引の規模が大きく、一部路線では運賃水準がコストから見ておかしい。また、新規参入にはないマイレージの優遇も行っている。」としています。このことから「独占禁止法第3条(私的独占の禁止)に抵触する恐れが大きい。」としています。第3条は刑事罰も適用されるため、全日空は急遽値上げをしたものです。日本航空なども追随するものと見られます。

@スカイネットアジアの10月搭乗率が56.6%に
 スカイネットアジアは9月(23日まで)の搭乗率が56.6%になっていると発表しました。これは、8月の85.1%に比べますと30%近く下落していますが、目標とした55.2%は越えています。

@日本航空がボーイング社にジャンボ機2機を発注
 日本航空は今日、ボーイング社にB-747-400型貨物専用機2機を発注したと発表しました。2004年度中に運用開始する予定とのことです。また、国内線用として発注済みのB-747-200型機に代えて、低騒音で環境にも優しいB-777-300型機を2003年度中に2機を前倒しで納入してもらうことにしたことも明らかにしました。


*9月25日

@「イラク攻撃あれば、数社が破綻するだろう」とAMRのCEO
 昨日も書いたアメリカ下院の公聴会が24日に開かれ、アメリカン航空の持ち株会社AMRの最高経営責任者は「アメリカがイラクを攻撃すれば、乗客の減少などで大手航空会社のうち数社が経営破綻におちいるだろう。攻撃を実施するならば、ジェット燃料税の軽減や備蓄の割当などの措置が必要となる。」と述べました。アメリカの大手航空会社6社はすべて赤字になっています。


*9月24日

@アメリカの大手航空会社が政府の支援を要請へ
 アメリカの大手航空会社・アメリカン航空とデルタ航空の最高責任者は下院で開かれる公聴会で、「同時多発テロ後の保険料の高騰と安全保安体策に関する費用は航空会社の責任とは言えない。」として、政府の支援を要請することにしています。このような、政府への支援要請はこの1年間で2回目になります。


*9月23日

@三菱重工業が30席の小型ジェット旅客機を開発へ
 三菱重工業は経済産業省の支援を受けて、きょうごうが少ない30席程度の小型ジェット旅客機を開発することになりました。世界でも30席程度の旅客機はほとんどプロペラ機でジェット機は少ししかありません。三菱重工業では2007年までに試作機を完成させ、アジアと北米を中心に売り込みたいとしています。


*9月22日

@成田空港の夏休み出入国者が過去最高に
 東京税関成田支所が発表したところでは、夏休み期間中(7月13日〜9月11日)までの成田空港の出入国者が過去最高の468万6100名になったそうです。これは前年時に比べて6.9%増となります。とくに、増加の90%(26万1660人)は外国人で、その内の大半はアジアからの旅行者が多かったとのことです。暫定平行滑走路が出来たことによるアジア便の増加が影響しているようです。


*9月21日

@芝山町長が山武郡市一体の合併に不参加を表明
 芝山町の相川町長は昨日、山武郡市9市町村の一体合併について「芝山町は参加しない。」と表明しました。全町会議員の意見を聞いた上での結論としています。また、県への重点支援地域指定の申請も見送ることも明らかにしました。その上で、今後の案として(1)成田市との合併、(2)空港圏としての合併、(3)合併は行わない、の3案を上げました。

@小松飛行場の10・4協定見直しが市議会で了承へ
 小松飛行場の自衛隊機の飛行訓練について大阪防衛施設局が昼休みの飛行を認めるように要請していた問題で、小松市議会の小松飛行場対策特別委員会は昨日、要請を受け入れるとの結論を全会一致で承認しました。これにより、25日の市議会で市議会としても認める結論が出ることになりました。市長は地元の町会長会議と議会の意見を参考にして決めたいとしていましたので、認める回答を出すことがほぼ決まりました。しかし、最初、防衛施設局は「昼休みに入った直後の着陸と1時前の離陸を認めて欲しい。」と言っていましたが、途中で、「昼休みの着陸を認めて欲しい。」と時間の明記を削除しました。そのため、住民からは、「これでは、なし崩し的に昼休み全ての飛行を認めることになる。」と言う心配が出されているため、この取扱が今後の焦点になるものと見られます。

@全日空が回数券の割引率を8%に拡大
 全日空は昨日、当初5%としていた10月1日からの6回回数券の割引率を8%に拡大すると発表しました。これは、日本航空と日本エアシステムがJJ回数券の割引率を当初よりも拡大した事への対抗策とのことです。回数券でも値下げ競争が始まるのでしょうか。


*9月20日

@乗客の危険度をランク付けするシステムが12月から稼働
 アメリカはテロや乗務員への暴力などの危険性をランク付けするシステム・「乗客事前識別コンピューターシステム(CAPPS2)」を12月にも稼働させる準備を進めています。このシステムでは乗客の駐車違反などもチェックされるようで、人権保護団体などは「プライバシーを侵す危険性がある。」と警告しています。また、このコンピューターでは免許証の書き換えやクレジットカードの更新などでどこにいても居場所が自動的にチェック出きるようになっています。

@アフガニスタン警察が対空ミサイルを押収
 アフガニスタン警察が昨日発表したところでは、首都カブールに近いワルダク州でイギリス製の地対空ミサイル「ブローパイプ」を押収したそうです。このミサイルは民間旅客機を撃墜するためにセットされていたそうです。しかし、犯人や動機などについては明らかにしていません。


*9月19日

@日本航空とJASが統合記念株主優待券発行
 日本航空と日本エアシステムは昨日、10月の経営統合を記念する株主優待券を発行すると発表しました。この優待券1枚で国内線は5割引、国際線は1割引になります。どちらにするかは株主が選べます。対象になるのは9月30日段階の株主で、900株〜9999株までは2枚、1万〜9万9999株は3枚となるそうです。なお、通常の株主優待券は毎年5月と11月に発行され、国内線に限り1枚で25%引き、2枚で5割引となります。


*9月18日

@「くうこうだより・2002年秋号」が送られてきました
 今日、空港公団から「くうこうだより・2002年秋号」が送られてきました。1面は黒野新総裁の挨拶です。この中で、黒野総裁は2500m平行滑走路の必要性を強調しましたが、北延ばしについては触れませんでした。また、民営化については「積極的に受け入れ推進していく方針であります。」と述べています。2面は「空の日フェスティバル」・「スイングゲート」などについて、3面は「芝山鉄道の試運転」、4面から9面までは例年行われている空港周辺の小学生を招く「豆記者」のレポートでした。

@公正取引委員会がエアドゥの再生計画を承認
 公正取引委員会は昨日、エアドゥから提出された再生計画案を「独占禁止法に抵触する恐れはない。」と即日承認しました。理由として(1)料金は全日空とは別に独自で決める、(2)予約発券などの業務は全日空が代行するだけである、などを上げています。

@「日本航空システム」のロゴマークは「JAL」に
 日本航空と日本エアシステムは10月の統合で発足する「日本航空システム」のロゴマークを「JAL」にすると発表しました。文字は黒を基調にし、尾翼などのマークは赤い太陽をイメージしたものになるとのことです。これで、日本航空の鶴のマークや日本エアシステムの虹のマークは消えることになります。ただし、一度に消えるわけではなく、順次変更するとのことです。


*9月17日

@国土交通省事務次官が「大手は広い心を」
 国土交通省の青山事務次官は次官会議後の記者会見で、大手の新規参入路線に対する対抗値下げについて「大手航空会社は広い心を持って欲しい。適切な行動を期待したい。」と述べました。これに関連して、国土交通省は3ヶ月毎に発表する航空運賃の届けについて、届け出た日時も公表する事になりました。これにより、日時から大手の対抗値下げがはっきりすることになります。また、羽田空港の搭乗橋を6便分だけ新規参入会社に割り当てることになりました。

@エアドゥが再生計画案を東京地裁に提出
 エアドゥは今日、東京地裁に会社更生法に関する再生計画案を提出しました。これによりますと、40億円の債務は90%を債務免除し、残りの10%は3年間の均等分割で返却するとしています。また、72億円の資本金は100%減資とし、新たに第3者割り当てによる増資を20〜30億円募ります。この内、全日空の出資率は20%以内になる見込みです。また、全日空は今日、2003年2月から札幌ー羽田線でエアドゥと共同運航を始め、エアドゥの座席の半分を買い取ること、10月から機体の整備を受託すること、12月からエアドゥの予約・発券業務を行うことを発表しました。


*9月16日

@定期航空協会が成田単独民営化を求める
 国内の14の航空会社で組織する定期航空協会は明日開かれる国土交通省の交通政策審議会空港整備部会に出席し、成田空港の完全単独民営化を主張することを決めました。理由として、着陸料を引き下げを実現するため関西国際空港とは切り離して民営化することと完全単独民営化の方が株式の上場も早くできる事をあげています。

@藤沢で民家の車庫に金属片が落ちる
 昨日の午後5時頃、神奈川県藤沢市長後の会社員宅車庫の屋根に穴が空き、車庫の中に縦24cm・横19cm・厚さ2mm・重さ200グラムの白い金属片が落ちているのが発見されました。警察では航空機からの落下物と見て材質の特定などを行っています。幸い、けが人は出ませんでした。

@ボーイング社の機械技術者労組がストに入れず
 ボーイング社の機械技術者労組(25000人)は労使交渉の会社側提案に対する投票を行いましたが、反対が62%に達したものの議決には3分の2が必要とされるため、スト権は確立できませんでした。会社側提案は(1)1年目はボーナスを8%上げる、(2)2年目は2%、3年目は2.5%の賃上げを行う、(3)年金基金や医療補助も改善する、と言うものでしたが、組合側が強く要求していた雇用の確保については具体的提案はありませんでした。米同時多発テロ後の航空機需要の落ち込みが影を落としているようです。


*9月15日

@神戸空港建設着工3周年・反対市民が抗議集会
 13日で神戸空港建設が着工されてから満3年になりました。工事は工事費ベースで55%になり、護岸工事がほぼ完成し埋立が行われています。しかし、市の財政の逼迫や国の補助金の減額や需要予測の見直しや大型公共事業への批判など厳しい状況が続いています。この日も建設に反対する市民が集まり抗議集会を開きました。

@ボーイング社の工場でスト
 ボーイング社のフィアデルフィア工場でストライキが行われました。この工場では主に軍のヘリコプターなどを生産しており、未組織の労働者の数が多いことから生産に与える影響は限られているとのことです。なお、ワシントン州やオレゴン州の工場ではスト権確立の3分の2にわずかに足りずにスト突入は出来ませんでした。


*9月14日

@空港圏自治体連絡協が完全分離民営化を要望か?
 小川成田市長は成田空港の民営化について上下分離ではなく、完全単独民営化を要望していくことを表明しましたが、自らが会長を務める、成田空港周辺自治体で作る「空港圏自治体連絡協議会」に対しても、同様な態度で望むようにしたいと連絡を取っています。「空港圏自治体連絡協議会」では昨年12月に「上下分離民営化は認めるが、上物の空港会社は関西国際空港などの救済に当てるのではなく、成田空港単独の民営化にして欲しい。」と要望していますので、これを修正することになります(2001年12月22日の出来事を参照)。しかし、今回の成田市長の連絡に対して、他の自治体からは特段の異論は出ていないそうです。正式には総会で議論されることになるそうです。

@12日にスカイマークの2便が故障で初めての欠航
 12日にスカイマークの宮崎ー羽田線で機体の故障により、1往復・2便が欠航しました。スカイマークの欠航は参入以来初めてになります。機内の発電を制御する部品が故障し交換したそうです。乗客は次の便で目的地に向かいました。

@日航とJASが来年4月からマイレージを一本化
 日本航空と日本エアシステムは10月からの経営統合に対して、来年4月からマイレージも一本化し、「JALマイレージバンク」とすることになりました。なお、経営統合記念として10月〜12月にマイレージを通常の3倍にするサービスを始めるそうです。


*9月13日

@スカイマークが今期の黒字化を断念
 スカイマークは今日、2002年10月期の決算見通しを9億5000万円の赤字になると下方修正しました。当初の見通しでは8000万円の黒字と初めての黒字化を予想していましたが、大手との値下げ競争やワールドカップによる国内旅行の減少などが響いているそうです。


*9月12日

@国土交通省が3空港の上下分離民営化案の再検討へ
 国土交通省は昨日までに、成田空港・中部国際空港・関西国際空港の3空港の民営化について従来提案していた「上下分離民営化」案の再検討にはいることになりました。上下分離民営化案に対しては、「関西国際空港の救済を成田空港の民営化で行わせるものだ。」とか、「関西国際空港の救済よりも成田空港の着陸料の引き下げが先だ。」などの反対論が千葉県・成田空港周辺自治体・中部国際空港会社・近畿経済界・航空会社などから出ていました。国土交通省は「このままでは民営化自体が遅れかねない。」と判断し、成田空港と関西国際空港の2空港で上下分離民営化する案や、条件の整った空港から単独で民営化していく案などが上がっています。その際に、先に民営化した成田空港会社の株を売却して関西国際空港の救済に当てる案などが検討されているようです。

@成田空港入国審査官の通勤手当が過払い
 東京入国管理局の成田空港支局で1992年5月から今年6月までの10年間にわたり、入国審査官の通勤費が過払いになっていることが分かりました。これは、1992年5月から完全週休5日制が実施されたときに、係りのミスで月11回の勤務になったにもかかわらず従前通りの月13回の勤務で通勤手当が支払われていたものです。当局では時効が成立している分を除き約1600万円の返還を審査官に求めています。1人当たりでは最高で数十万円になる人もいるそうです。

@関空の貨物ビルが6cmの浸水
 関西国際空港の全日空輸入貨物ビル地下1階で6月と7月の2回、5〜6cmの深さに水が出ました。空港島の地盤沈下の影響で、開港当初は海面上だった地下1階の床が現在では海面下になっているためと考えられています。

@日本エアシステムがノースウエスト航空との提携解消へ
 ノースウエスト航空と共同運航などの提携をしてきた日本エアシステムは日本航空との経営統合に伴い、外国航空会社との提携も日本航空に合わせることになりました。このため、ノースウエスト航空との提携も解消することになりました。日本航空は世界の大手航空会社の中では唯一世界の航空連合に加盟せず、個別に提携関係を結んでいます。


*9月11日

@成田市長が暫定平行滑走路北延ばしを批判
 成田市の小川市長は一昨日開かれた9月定例市議会の一般質問に答え、用地交渉が解決しない場合、暫定平行滑走路をさらに北に延ばして2500mとする案について、「用地問題のつけを北側住民に回すものだ。」と批判しました。さらに、民営化問題については従来どおり成田空港単独の民営化を強く国に働きかていく考えを明らかにしました。また、議員からの「周辺対策に財源がないのなら、交付金だけでなく、空港関連の固定資産税も繰り入れたらどうか。」との質問に対し、三谷総務部長は「平成13年度決算の周辺対策交付金は6億2千万円だったが、騒音・地域振興には30億円の事業費がかかっている。」と答えました。

@成田空港で「フェーズE」の厳戒態勢
 今日で米同時多発テロから満1年になりますが、成田空港など主要空港では昨日から「フェーズE」の最高度の厳戒態勢が取られています。繁忙期ではないのでそれほど混むわけではありませんが、出発する人は早めに空港に行った方が良いかもしれません。

@全日空の8月ビジネスクラスが増加に・エコノミーは減少
 全日空の会長が明らかにしたところでは、8月の国際線のビジネスクラスが前年同月に比べて増加したそうです。しかし、エコノミークラスは依然として前年同月を下回っています。今後の見通しについては今日が米同時多発テロ1周年に当たり、アメリカのイラク攻撃も予想されるため、回復は遅れるだろう、としています。

@日商岩井がビジネスジェットの運航事業立ち上げ
 日商岩井はグアムのエイシーアイパシフィックと折半で出資をしてビジネスジェット機を運航する新会社「シェアジェット」を9月中にも立ち上げて運航を始めることを明らかにしました。ベッド・シャワー・会議室を備えたB-737-700型改造機をリースして、1時間当たり15000〜20000米ドルで運航する予定です。日本とアメリカ間もノンストップで飛行できます。米同時多発テロ以後、民間機を利用せずにビジネスチャーター機の需要が国により30〜200%も伸びているそうです。


*9月10日

@テロを想定し全機着陸の模擬訓練
 国土交通省は今日、米同時多発テロのようなテロを想定して領空内の全航空機を最寄りの空港に着陸させる模擬訓練を行いました。サンフランシスコ発成田行きの航空機がハイジャックされ、犯人がコックピット内への立ち入りを要求したとの想定です。そして、犯人が取り押さえられ、成田空港に無事着陸するまで領空内を飛ぶ全航空機に最寄りの空港に着陸するよう指示を出し、離陸機は離陸を一切認めない訓練でした。これらの指示を国土交通省内の対策本部から出していました。もちろん、実際の飛行を制限するわけには行きませんので、あくまでも模擬訓練でした。

@全日空が回数券を5%値下げへ
 全日空は国内線の6回回数券を10月から5%値下げすると発表しました。これにより、普通運賃よりも20%安くなります。また、他社便への振り替えも差額を調整することにより可能にします。日本航空と日本エアシステムの回数券は2社の間では振り替え可能ですが、2社以外への振り替えは出来ません。

@スカイネットアジアの社長が対抗値下げを批判
 スカイネットアジア航空の社長は記者会見で宮崎ー羽田線の8月の搭乗率が85%以上と好調だったこと、9月の搭乗率もこの時期としては好調なことを明らかにしました。また、この席で、11月から大手が対抗値下げに踏み切る予定なのに対して、「大手は値下げが『コストに見合った運賃だ。』と言うなら、全路線で値下げをすれば良いではないか。」と大手を批判しました。


*9月9日

@空港公団のページに「平成14年度「空の日」・「空の旬間」成田地区記念事業について」が載っていました。

@米上院がパイロットの短銃持ち込み許可法を可決
 ちょっと、古くなりますが、アメリカ上院は5日、航空機のテロ対策のためにパイロットが短銃を持ち込むことを許可する法案を可決しました。下院は7月に可決しています。最初は持ち込みに反対していたブッシュ政権もパイロットの射撃訓練を条件にこの法案に署名する方針に転換したと言われ、この法案が成立する可能性が高くなったようです。


*9月8日

@エアドゥが100%減資の方向で調整
 経営破綻したエアドゥの再建について関係者の間で調整が続けられていましたが、資本金を100%減額する方向で調整がつくようです。100%減資と言うことは2000万円〜50万円出資した北海道内の地方自治体の出資金が全額戻らないことになり、個人出資者の出資金も全く戻らないことになります。このため、北海道庁は始め全額減資に難色を示しましたが、今後の再建を考えた場合、全額減資した方が再建のための増資が受けやすいとの結論に達したようです。なお、個人出資者の救済策として、株主優待を残す案も検討されているそうです。


*9月7日

「2002年9月3日空港公団要望の報告」を解説と資料のページに載せました。

@芝山鉄道の運賃は190円に決定
 10月27日開業予定の芝山鉄道の運賃が190円になることが確定しました。当初は210円程度を目指しましたが、バスなどの運賃との競合により、190円になりました。また、通学定期の割引率も当初計画よりも上げて75%割引になりました。

@フェデラルエックスプレス機が煙で引き返す
 今日午後5時頃、成田を離陸しフィリピンに向かったフェデラルエックスプレス21便・MD11型機の機長から「コックピット内で煙が発生したので緊急着陸したい。」との連絡が入りました。同機は5時10分に無事着陸しました。エアコンの吹き出し口から一瞬煙が出たそうです。

@ノースウエスト航空貨物機が計器故障で関空に緊急着陸
 昨日の午後10時50分頃、成田空港を離陸直後のアンカレッジ行きノースウエスト航空貨物機の3台ある慣性誘導航法装置の内2台が故障しました。同機は1時間後に関西国際空港に緊急着陸しました。
【コメント】何故、成田空港に緊急着陸しなかったのかな? 部品の在庫の関係かもしれませんね。

@小松の10・4協定見直しに周辺整備協議会がゴーサイン
 大阪防衛施設庁が小松基地の飛行訓練の規制を一部撤回するように申し入れていた(4月26日の出来事を参照)、いわゆる「10・4協定問題」を審議していた周辺の104町内会長で作る「小松飛行場周辺整備協議会」は5日に理事会を開きました。その結果、条件付きながら、「飛行の安全確保の観点から、申し入れを理解せざるを得ない。」と言う結論をまとめました。条件として(1)東向き編隊離陸は従来どおりの飛行形態を順守すること、(2)基地周辺環境整備の一層の推進、(3)民航機運用は飛行の安全・騒音問題を考慮し、周辺の環境対策を含め総合的に配慮する、となっています。見直しに反対した佐美町内会長は「予想されたことだが残念。騒音激甚地区の住民は少数派と言うことか。なし崩し的な適用が行われないように見守りたい。」と述べました。
【コメント】そうなのですね。成田空港周辺でも、騒音地区が市や町の一部である場合には騒音地区以外の住民が多数派になり、市町村全体の利益(交付金が入るとか、補助がもらえるとか)が優先されて、被害に苦しむ人たちの意見が軽視されるケースがあるのです。これは、何とかならないものでしょうか。


*9月6日

@全日空が50周年で運賃10%割引の株主優待券
 全日空は創立50周年記念として、運賃を10%割り引く株主優待券を発行すると発表しました。同社株を1000株〜1999株持っている人には1枚、2000株以上では2枚を発行するそうです。この優待券は国際線でも国内線でも使え、それぞれ1回ずつ計2回使えます。割引航空券でもさらに10%安くなります。往復券だけでなく、乗り継ぎなども含めて1旅程全体の料金が対象になります。国内線では片道の運賃が半額になります。また、グループ全体の運賃が対象になるそうです。

@「アジアでは格安航空会社は出来にくい」とキャセイ航空支社長
 香港のキャセイ航空の日本支社長は都内で記者会見し、「アジアでは欧州のような格安航空会社は育たないだろう。なぜなら、欧州は既存の航空会社の運賃が1〜2時間の飛行でも900米ドルしているが、アジアの運賃はすでに安くなっている。例えば、香港と東京の4時間の運賃でも300〜400米ドルであり、これ以上安くはしにくい。」と述べました。


*9月5日

@成田空港南側の貨物地区造成工事が始まる
 3日の空港公団への要望書提出の際、平和塔に行く途中の日本航空グランドがつぶされて土木工事が始まっていました。空港公団に確認したところ、「南側の貨物地区の工事です。造らせてもらいます。造成工事を始めました。」とのことでした。半年ほど前に確認したところでは「まだ、計画の段階です。」とのことで、地元の住民からも、「これ以上、交通渋滞が激しくなるのはかなわない。」と反対の意見が出ていたのですが、(3月26日の出来事を参照)いつの間にか始まってしまいました。

@低周波の本調査が今日まで実施
 成田空港を離発着する航空機による低周波の影響を調べる調査が今月2日から今日まで行われました。4市町の10戸を対象とした調査です。結果は12月にも発表される予定です。

@成田発のエールフランス機がシベリア上空でエンジン1基停止・飛行続ける
 昨日、成田空港からパリに向かったエールフランスのB-747型機が日本時間の夕方、ロシアのシベリア上空を飛行中にエンジン1基が不調になり、このエンジンを止めて残りの3基のエンジンでパリまで飛行を続けました。B-747型機はエンジン1基が故障しても安全に飛行できるようにはなっています。

@甲府ー成田空港間に19日から高速バス運行
 山梨交通と千葉交通は今月19日から山梨県の竜王駅ー甲府駅ー石和ー勝沼ー成田空港を結ぶ高速バスを運行することになりました。片道4300円で所要時間は3時間55分の予定です。行きは予約が必要で、1ヶ月前から予約できます。「JRの特急を使うよりも約2000円安くなり、乗り換えで重い荷物を運ばなくてすむ。」とPRしています。

@日本エアシステム機が引き返す
 今日午前8時15分頃、日本エアシステムの鹿児島発奄美行き951便・MD81型機が離陸直後に機体後部の異常を知らせるランプが点灯しました。このため、同機は鹿児島空港に引き返しました。調べたところ、機体後部の配管から高温の空気が漏れていました。

@エールフランスのパイロット組合がスト
 エールフランスが明らかにしたところによりますと、同社のパイロット組合が6日〜9日までの4日間ストライキを予定しており、実施されますと運航が乱れる可能性がある、とのことです。


*9月4日

@昨日の暫定平行滑走路視察の写真を資料室に載せました。

@国際線・国内線両用のゲートが25日から使用開始へ
 国際線・国内線の両方を切り替えて使えるゲート「スイングゲート」が第2ターミナル南側に完成し25日から使えるようになります。現在は国内線用のゲートはなく、国内線に乗る人はバスで駐機場まで移動して搭乗していましたが、午後の国際線の少ない時間帯にこのゲートを使い直接搭乗できる場合もあることになります。通路には18カ所のガラス扉があり、国際線・国内線が混同しない構造になっています。

@日本航空とJASが11月の北海道路線に8500円割引運賃
 日本航空と日本エアシステムは11月の羽田と札幌・函館・女満別・旭川・釧路・とかち帯広の6路線の運賃を片道8500円にする割引運賃を発表しました。これは全日空の2人で18000円と言う割引運賃に対抗したものです。設定日は日本航空便が11月12日〜18日、日本エアシステム便が11月8日〜14日と24日〜12月4日となります。前日までに予約する必要があります。

@公取委事務局長が大手の新規参入対抗値下げの調査表明
 公正取引委員会の事務局長は今日の記者会見で、大手が新規参入会社の運賃に対抗して運賃を値下げすることが独占禁止法に違反しないかどうか調査をしていることを明らかにしました。結論は10月中にも出す見込みとのことです。


*9月3日

@今日、成田空港視察と空港公団総裁への要望書を提出してきました。詳しくは後日報告します。

@千葉県が成田空港周辺を「国際空港特区」にと提案
 昨日、千葉県は政府が地域限定で規制を緩和する構造改革特区構想に対して3特区を提案し、その一つとして成田空港周辺地域を「国際空港特区」とする提案しました。具体的には国際物流機能充実や国際教育推進のため、保税地域の要件緩和や通関サービス充実や教育内容の柔軟な設定などをあげています。

@市町村合併に成田市長が慎重姿勢
 今日の千葉日報によりますと、小川成田市長は市町村合併についてインタビューに答え、「現段階では県が提案する『成田・八街・富里・酒々井』案と『成田・富里・栄・下総・神崎・大栄・多古・芝山』案と現状維持の3案で検討している。まだ、対外的な方針は出来ていない。」と述べ慎重な姿勢を示しました。その理由として、成田新高速鉄道への多額の出資金などで地方交付税の交付団体になった場合、「自主独立した、生き生きとした空港政策が出来なくなる。そこに苦悩がある。」と述べたそうです。
【コメント】成田市は成田空港からの固定資産税などで地方交付税の不交付団体になっています。この豊かな財政を背景に周辺市町村では成田市との合併を望む動きが強まっています。しかし、成田市にとっては合併によって周辺市町村に比べてダントツに高い騒音地域に対する独自対策が出来なくなる可能性を心配しているものと考えられます。私達の会ではこのような市町村の財政力による対策の不公平をなくすために、国と空港公団が成田市並の対策を国と空港公団の責任で行うよう以前から要望しています。

@千葉県警が中核派機関紙責任者に参考人出頭要請
 千葉県警は今年4月と8月の放火テロ事件に関して、「中核派革命軍」を称する団体からの犯行声明(革命軍報)を毎回掲載している中核派機関紙「前進」の発行責任者に同派と革命軍との関係や「革命軍報」が届けられた経緯などの事情聞くため参考人として出頭を要請していることを明らかにしました。出頭要請は任意で5月中旬に数回、8月下旬に2回行われたそうですが、「前進」側は「言語道断の言論弾圧」として出頭には応じていないそうです。


*9月2日

@那覇空港で自衛隊機がパンクで立ち往生・50分閉鎖
 今日午後0時32分、那覇空港に着陸した航空自衛隊F4EJ改戦闘機がパンクして誘導路上で動けなくなりました。タイヤの破片が滑走路に散乱したため、滑走路は50分間閉鎖されました。このため、30便の民間機に最大2時間半の遅れが出ました。


*9月1日

@8月のアクセス数は11490回でした。ご愛読感謝いたします。

@経済産業省と民間が国産小型ジェット旅客機を開発へ
 経済産業省は30席〜50席の小型ジェット旅客機の開発に民間と共同して開発することになりました。燃料消費の少ない高性能機を目指します。2003年から5カ年計画で試作機を2機作り、一定の受注が見込めれば2009年にも民間主導で商業生産を始めます。開発費は500億円で官民が折半することになっています。複合機材や主翼設計技術などで機体を軽くし空気抵抗も減らす事により燃費を向上させます。
【コメント】国産の小型ジェット旅客機の開発は昨年から計画されていましたが、(昨年11月24日の出来事を参照)この時は100人乗り程度の機体を考えていたようです。今回はこれを半分以下にした計画ですが、需要の動向や他社の計画を考慮してのことと思われます。しかし、素人考えですが、商業ベースに載せるには競合する先発機との差別化を図らないと太刀打ちできないのではないでしょうか。先発機にまねが出来ない技術を搭載するか、手堅く堅牢で整備のしやすい、かつ、低価格なものを目指すか、ではないでしょうか。とにかく、開発期間が延びないようにしないと、出来上がったときには入り込む隙もない、と言うことになりかねません。このところ、つまらないミスが続いている日本の“ものづくり”を鍛え直す良い機会になると思うのですが。

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