2006年6月の出来事


*6月30日

@旅客・貨物ともに増加・5月運用状況
 成田国際空港株式会社か昨日発表した成田空港の5月空港運用状況によりますと、発着回数は前年同月比で横ばいとなったものの、旅客は同104%、貨物量は同102%と増加しました。旅客は日本人と外国人ともに伸びています。貨物量は輸出が同109%と大きく伸びていますが、輸入は同92%と大きく減っています。なお、発着回数は同100%と横ばいですが、給油量は同97%と減っています。

@南ウイングの供用開始後第1ターミナルの売り上げが倍増
 成田国際空港株式会社は昨日、第1ターミナル南ウイングが供用開始された6月2日から25日までのサービス店舗をのぞく飲食店・物販店の売り上げを発表しました。それによりますと、第1ターミナル全体としては前年同期比で195%の約1億1100万円となりました。この間の旅客は同175%で旅客の伸びよりも売り上げの伸びの方が大きくなりました。全日空などが抜けた第2ターミナルは約1億200万円で同78%と減りましたが、この間の旅客は同71%で、旅客の減少ほどは売り上げは減りませんでした。
【コメント】第1ターミナルの改修工事中は第1ターミナルのテナントは苦しい経営を余儀なくされて来ましたが、これで一息つけるのではないでしょうか。第1ターミナルと第2ターミナルのバランスも良くなったようです。

@水田落下部品はユナイティド航空機から脱落
 ユナイティド航空は26日、先月23日に成田市荒海の水田に落下しているのが見つかった部品について、先月10日に成田空港に到着した同航空機・B-777-200型機の左主翼フラップの補助部品と見られると国土交通省成田空港事務所に届け出ました。

@一坪共有地引渡を命じる判決
 成田国際空港株式会社がB滑走路(横風用滑走路)部分の「一坪共有地」の引渡を求め反対同盟北原派の北原事務局長など延べ13人を相手取って起こした訴訟の判決が28日、千葉地裁でありました。裁判長は判決で「原告が大部分を所有しており、分割しても共有者には利用価値が乏しいと言う特段の事情が認められる。」として、被告に引渡を命じる判決を下しました。被告側は控訴する意向を表明しました。

@実現するか「スモーカーズ便」?
 イギリスの「スモーカーズ・インターナショナル・エアラインズ」は来年3月26日から成田空港とドイツ・デュセルドルフ間を全席喫煙可能便をB-747型機で運航すると計画しているそうです。ファーストクラスが30席、ビジネスクラスが108席でエコノミークラスは設けません。しかし、ドイツ当局の許可を得るためには総額4000万ユーロ(約58億4000万円)の資金確保が必要です。

@管制官の高度指示忘れでTCASが作動・3月29日
 昨日、3月29日午前8時20分頃に大阪湾上空で大阪・八尾空港を離陸した小型機と大阪発高知行きの全日空1603便・DHC8-400型機が接近して衝突防止警報装置(TCAS)が作動して回避していた事が分かりました。原因は関西国際空港にある関空ターミナル管制所の管制官が全日空機に対して高度の指示を忘れていたためとの事です。国土交通省はこの管制官に注意しました。

@神戸空港離陸機でもTCASが作動
 去る5月27日午後1時半頃、神戸空港を東向に離陸し、西にUターンした旅客機が、関西国際空港に着陸するために西から東に向かっていた旅客機と接近し衝突防止警報装置(TCAS)が作動し、上昇を中断していた事が28日に分かりました。原因は神戸空港離陸機に管制官が出した上昇指示のタイミングが早かったためとの事です。
【コメント】神戸空港を作る段階から「大阪湾上の空域が混雑して危険ではないか。」との指摘がありました。前にも書きましたが、神戸空港では大阪湾に面した東側を出来るだけ使わずに着陸も離陸も西側を使っています。しかし、東風が強い場合には東に向かって離陸せざるを得ません。今回明らかになった事例はこのような場合と考えられます。

@鹿児島空港でDHC8型機が立ち往生
 昨日午後4時30分頃、鹿児島空港に着陸した日本エアコミューターのDHC8型機が、着陸直後にステアリングが故障し滑走路上に立ち往生しました。このため、滑走路が11分間閉鎖され、5便に遅れが出ました。

@日本航空機が仙台空港で滑走路上で立ち往生
 詳しい事は分からないのですが、27日に日本航空機が滑走路上で動けなくなり、牽引車で移動するトラブルがあったようです。

@全日空が点検プログラム「LOSA」を導入へ
 全日空は昨日、トラブルの芽がないかどうかを日常運航から点検するプログラム「LOSA」を8月下旬から導入すると発表しました。このプログラムは1990年にアメリカのテキサス大学で開発されたもので、専門の訓練を受けた観察官が同乗して問題点を探るものです。外部の者の目で見ると、内部者では分からない欠陥も見えてくるとの事です。全日空では8月下旬から約250便に観察官が同乗して観察するとの事です。日本で採用するのは初めてとの事です。

@帯広空港で大型牽引車を導入へ・市が半額補助
 16日の出来事で書いた帯広空港のエバー航空チャーター便が休止する問題で帯広市が大型牽引車導入費用の半額約2500万円を補助する方向で検討が進んでいるようです。8月中にも導入する方向で準備に入ります。帯広空港に来る台湾人観光客の内エバー航空によるものは4割もあり、休止が長引くと帯広市観光のダメージになる事を考慮したとのです。

@米軍機訓練移転を小松市が受け入れへ・一部地区は反対
 小松基地へのアメリカ軍機の訓練を移転する問題を協議している「小松飛行場周辺整備協会」は28日の理事会で(1)年4回と言う現在の協定を守る、(2)騒音や治安・安全対策を行う、との条件をつけて受け入れる事を決めました。しかし、牧地区はこの理事会に理事を出席させず、反対を表明しています。


*6月26日

@都合により、3日間更新できません。次の更新は30日の予定です。

@7月第1週にも施設変更許可申請へ
 今日の朝日新聞によりますと、成田国際空港株式会社は騒特法の地域指定の地元の了解が得られなくても、7月第1週にも国土交通省に暫定平行滑走路北延伸に関する施設変更許可申請を行う方針を固めたとの事です。2009年度末までの供用開始を目指すにはこれ以上申請を延ばせない、と判断した模様です。これに対して、国土交通省は公聴会開催などをへて、今秋にも許可を出す予定との事です。


*6月25日

@NW機が貨物室火災警報で成田空港に緊急着陸
 今日午前0時30分頃、関西国際空港発ホノルル行きのノースウエスト航空16便・DC-10型機から「貨物室火災を示す警告灯が点灯したので、成田空港に緊急着陸したい。」と連絡があり、同機は午前3時過ぎに無事着陸しました。着陸後の点検では貨物室に火災発生の形跡はなく、計器の誤動作の可能性が高いとのことです。


*6月24日

@Xバンドレーダーで青森空港の出発経路を変更へ
 国土交通省は米軍が移動式早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」を昨日午前2時半頃、つがる市にある航空自衛隊車力分屯基地へ搬入し、26日から稼働させるのに伴い、青森空港の出発経路を現在よりも内側に小回りさせる事を明らかにしました。レーダー波が航空機の機器に干渉し誤動作する懸念があるため、との事です。
【コメント】このレーダー設置は北朝鮮がテポドン2の発射準備と見られる動きを見せている事に対応したものと見られますが、あくまでも、アメリカ本土防衛のためで日本を守るためではありません。近くで発射されたミサイルを迎撃し、撃ち落とす事は発射から到達までの時間が短く、現在の技術では至難の業です。アメリカ本土ならば、比較的時間の余裕もあり、迎撃ミサイルの配備も十分で確率も高くなるのでしょう。従って、日本にとっては有効な手段は外交交渉と思います。以下は個人的な考えですが、拉致問題の解決を北朝鮮に要求する事は当然です。しかし、同時に過去に日本が朝鮮半島を自国の領土として、強制的に日本語を学校で教え、天皇を崇めさせた事に謝罪をせねばなりません。我々が、朝鮮語を強制的に学ばされ、「金正日を崇拝せよ」と強制されたらどんな気持ちになるでしょうか。アジアの人たちが1000万人以上犠牲になった太平洋戦争のA級戦犯が祀られている靖国神社を、国の代表たる首相が参拝する事にアジアの人々がどれだけ傷つくか考えるべきと思います。

@米司法当局が燃料サーチャージカルテル疑惑で調査
 アメリカ司法当局は22日、航空機の旅客と貨物の運賃に付加されている燃料サーチャージについてカルテルの疑いがあると調査を始めた事を明らかにしました。対象となる航空会社名は明らかにしていません。一方、ブリティシュ・エアウエイズはイギリス公正取引庁とアメリカ司法省から調査を受けている事を明らかにしました。


*6月23日

@日航が今年度中に成田の貨物便を2割増に
 日本航空は新しい貨物専用B-747型機を導入するなど貨物部門の整備を進めていますが、成田空港発着の貨物便を2006年度中に前年比で20%増やす事を明らかにしました。

@IATAの日本発着調整を日航と全日空出身者で行う事に
 国際航空運送協会(IATA)の日本発着調整事務局の体制が変更され、今までは日本航空出身者が成田空港の発着調整を行って来ましたが、今月1日から全日空出身者が1名増員され成田空港・関西国際空港を合わせて日本航空出身者と全日空出身者がそれぞれ1名ずつ計2名でで行う事になりました。

@松島基地騒音区域見直し説明会で住民から強い不満
 21日夜に石巻市で行われた、航空自衛隊松島基地周辺の騒音区域見直しの説明会で、騒音区域の縮小について住民から強い不満が噴出しました。説明会には石巻市の関係地域住民代表約40名が出席しました。防衛施設局側は「飛行隊1個が削減され、20機の訓練機が減少した。また、ジェット機の飛行回数も6割減ったので、区域が小さくなる。」と説明しましたが、新しい騒音区域図は提示しませんでした。これに対し、住民からは「回数は減っても、1機毎の騒音の大きさが問題だ。」、「騒音のひどさをあなた方は知らないのではないか。」などの厳しい意見が噴出しました。結局、説明会を再度開催する事になりました。

@北九州空港の24時間化を正式決定
 国土交通省は昨日、北九州空港の運用時間を現行の21時間から24時間にする事を正式に発表しました。(5月31日の出来事を参照にして下さい。)


*6月22日

@成田空港会社の本社ビルを駐車場に
 成田国際空港株式会社は現在の本社ビルを解体して第1ターミナル用の立体駐車場にする事を検討しています。本社は来年1月に第2ターミナル北ビルにある引っ越す前の全日空事務所に移転する事が決まっています。第1ターミナル南ウイングがオープンしてから第1ターミナル用の駐車場利用台数は約2倍に増えたとの事です。解体は2007年度中に行う事になります。なお、本社ビルが移転すると警備も厳しくなり、本社への出入りもIC認識票がないと出来なくなるとの事でした。

@エミレーツ航空・A380型機のキャンセルは考えず
 エミレーツ航空はエアバス社のA380型機の最大顧客で43機を発注していますが、同社は21日、「A380型機の契約を破棄する考えはない。」との立場を表明したとの事です。


*6月21日

@レイクスポイント高度引下げで確認書を締結
 昨日、南風の場合に成田空港に着陸する航空機が香取市北方のレイクスポイント通過する時の高度を現在の6000フィートから混雑時には一部を4000フィートに引き下げる問題で、国土交通省・千葉県.香取市.成田国際空港株式会社の4者が最終合意文書に調印しました。詳しくは「成田空港への着陸便の飛行高度変更に関する確認書」を読んで下さい。この確認書の第2項にある前後の騒音調査ですが、実施前の調査はすでに5月19日〜25日の1週間・10カ所で行われ現在集計している所との事です。また、この確認書により実際に4000フィートでの飛行を行うのは7月11日からの予定になっているそうです。従って、実施後の騒音調査は7月の中旬以降になる予定との事です。

@「成田空港は日曜と月曜以外余裕はない」IATAに説明
 10日〜15日までカナダのバンクーバーで開かれた国際航空運送協会(IATA)の冬季スケジュール調整会議で国土交通省の航空局は成田空港について「日曜と月曜日以外には余裕がない。」と説明したとの事です。なお、冬季スケジュールは10月28日からになります。

@日本代表帰国には特別ルートを用意・成田空港会社
 ワールドカップの日本代表が成田空港に帰国した際に不測の事態に備えて通常のルートは違う特別ルートを検討している事が明らかになりました。これは、一部のネット掲示板などに代表に対する嫌がらせを予告する書き込みがある事に対応するためとの事です。

@ノースウエスト航空機が緊急着陸
 詳しい事が分からないのですが、昨日、ノースウエスト航空機が油圧系統の故障で成田空港に緊急着陸を行ったとの事です。

@今日のストは全て中止・平常運航
 今日予定されていた国内線のストライキは全て中止され、朝から通常通り運航されました。

@ILFC社CEOがA380型機の一部キャンセルを示唆
 ILFC社のCEOは20日、発注しているA380型機の一部をキャンセルする事を示唆しました。また、発注しているA350型機について「ファンボロー・エア・ショーまでに信頼を回復しなければ、発注は難しくなる。」と述べました。


*6月20日

@成田空港会社が羽田国際線ターミナル会社に9%を出資
 今日設立された羽田空港再拡張に伴う国際線地区旅客ターミナルビル等整備・運営事業を行う「東京国際空港ターミナル株式会社」に成田国際空港株式会社が出資順位4位の9%(約4億円)を出資しました。
【コメント】将来は競争相手になる羽田空港の国際線ターミナルに出資するメリットは何なのでしょうか?

@住民が新石垣空港設置許可の取り消しを求め提訴
 「八重山・白保の海を守る会」は昨日、新石垣空港の設置許可の取り消しを求め東京地裁に提訴しました。「計画は環境への配慮に欠け、環境影響評価法に違反する。」としています。

@日航グループと全日空グループが明日、国内線ストを予定
 日本航空ジャパンの乗員組合など日本航空グループの労組と全日空グループのエアニッポンなどの労組が一時金や安全対策を求めて明日、国内線で24時間ストを計画しています。実施されますと日本航空グループで152便が欠航し14便に遅れが出る見込みとの事です。また、全日空グループでも140便が欠航し47便に遅れが出る見込みとの事です。

@05年度国内線で全日空が首位を奪回
 2005年度の国内線旅客で全日空が日本航空に替わり首位を奪回した事が明らかになりました。全日空が2.2%増の約4547万4000人に対し、日本航空は1.9%減の約4384万8000人となりました。全日空が首位になったのは2002年度以来です。安全トラブルで旅客が日本航空から全日空に流れた事がこの結果をもたらしたようです。

@アモイ航空がB-787型機3機をキャンセル
 中国のアモイ航空は先週、ボーイング社に発注していたB-787型機3機をキャンセルし、B-737型機6機を代わりに発注した事を明らかにしました。

@USエアウエイズがA350型機を事実上キャンセル
 USエアウエイズのCEOは従業員に向けた声明で20機発注していたA350型機について「現時点でA350型機は紙の上にしか存在しない。」として、事実上キャンセルした事を明らかにしました。しかし、一方で、「エアバス社は素晴らしいパートナーであり、新たな検討の結果を待ちたい。」としており、代わりにB-787型機を考えているわけではない事を明らかにしています。


*6月19日

@旅客機にもあるソフトのバグ
 エレベーターのトラブルが連日報道されていますが、現代の旅客機は操縦の多くを多数のコンピュータに依存しています。この旅客機のコンピューターのソフトにも欠陥(バグ)が存在しているそうです。9日付けのウォール・ストリート・ジャーナルによりますと、昨年8月にオーストラリアのパースからクアラルンプールに向かったマレーシア航空のB-777型機がインド洋上空を飛行中に突然3000フィート急上昇し、機長が手動操縦に切り替えて失速を防ぐために機首を下げた所、今度は急降下を始め速度が異常に増大しました。パイロットはエンジンを絞るなどの操作をしとところ、再び急上昇を始めました。乗客はこの間、巨大なジェットコースターに乗った気分だったそうです。最終的には安定を取り戻し、オーストラリアの空港に着陸しました。原因は搭載されていたコンピューターのソフトのバグだったとの事です。この他にも、エンジンに燃料が送られなくなるなどのバグも確認されています。旅客機のソフトは安全に関わるために厳しいチェックを受けているとの事ですが、ソフトは500万ものコードで出来ており、このバグを完全になくす事は事実上不可能との事です。安全のためにコンピューターを利用しているわけですが、逆に、コンピューターが安全を阻害する場合もあると言うのは皮肉です。考えると怖い事ですね。


*6月18日

@地主会が県提示の地価に不満表明・新石垣空港
 昨夜、沖縄県石垣島の白保公民館で開かれた「新空港整備事業用地地主会」で県側から用地買収の地価について説明がありました。県側は「客観的に算定した。」としていますが、地主側の要望とは倍近い開きがあり、地主からは「納得できない。」との意見が相次ぎました。ある地主は「農地として評価されたら、空港建設で周りの地価が上がってしまい、売却代金では代替地として元の半分の土地も買えない。公共用地として評価すべきだ。」と述べました。

@西ナイル熱ウイルスは検出されず・今後は注意
 昨日、鳥取市で開かれた鳥取県衛生環境研究所の業績発表会で、昨年鳥取県内の空港や港湾で採取したコガタアカエイカ・アカイエカ533匹の体内から西ナイル熱ウイルスの検出はなかった事が明らかになりました。しかし、発表した研究員は「感染が米国やロシア極東地域にまで広がっており、交通の発達や地球温暖化が進めば日本への侵入もあり得る。」と注意を即しました。
【コメント】千葉県もこのような調査はやっているのでしょうか。成田空港の周辺地域としては心配です。同じ蚊を媒体とする天狗熱が台湾南部で猛威をふるい、5000人の感染者が出たとの報道があったと記憶しています。

@ノースウエスト航空機が関空に緊急着陸
 今日午前10時25分頃、高知県沖を飛行中の台北発関西国際空港行きのノースウエスト航空70便・B-747型機から「エンジン1基が不調になり、緊急着陸を要請する。」との連絡が入りました。同機は第3エンジンを停止して飛行を続け、11時5分に関西国際空港に無事着陸しました。


*6月17日

@「解説と資料のページ」に『「着陸高度引下げを考える地域連絡会」への香取市長回答書』を載せました。

@香取市議会が高度引下げ確認書案を賛成多数で承認
 香取市議会は昨日、国土交通省がレイクスポイントで着陸機の飛行高度の一部を現行の6000フィートから4000フィートに引き下げたいとしている問題で、県と地元の意向を盛り込んだ確認書の案を賛成多数で承認しました。これによって、今月中に国土交通省・千葉県・香取市・成田国際空港株式会社の4者による確認書への調印が行われるとの事です。確認書の内容は「7日の出来事」で書いてあります。

@キャセイ航空機が関空滑走路上で立ち往生
 昨日午後8時50分頃、香港発関西国際空港行きのキャセイ航空502便・A330-300型機が着陸直後に自立走行が出来なくなり、滑走路上に立ち往生しました。同機は牽引車に引かれて駐機場に移動しました。飛行中に油圧レベルが低下していたとの事で、油圧系統のトラブルと見られています。

@北九州空港の開港後3ヶ月の搭乗率は57.3%
 北九州市は昨日、北九州空港の開港後3ヶ月(3月16日〜6月15日の利用状況を発表しました。それによりますと、国内線の平均搭乗率は57.3%と採算ラインの60%には届きませんでした。東京線の利用客は旧空港当時と比べ3.7倍になりましたが搭乗率は56.9%にとどまりました。

@仏の金融当局がEADS社幹部をインサイダーの疑いで調査へ
 フランスの金融当局は16日、EADS社のフォルジャール共同CEOと3人の子供、そして、EADS社の5人の幹部をインサイダー取引の疑いで調査に入る事を明らかにしました。フォルジャール氏らは今年3月にストックオプションを行使して株を売却し、フォルジャール氏は250万ユーロ(約3億6000万円)の利益を得ていたととの事です。同氏は同日、「社内規定に従い、正しい手続で権利を行使した。」との声明を出しています。

@W杯サポーターの帰国が心配・バリグ航空の危機で
 ブラジルのバリグ航空は深刻な財政難に陥っていますが、燃料の確保もままならず12日には20便が欠航となりました。リース機体のリース料も支払えずに差し押さえを検討している所もあります。現在海外に出ているブラジル人は約16000人ですが、この内約5000人がワールドカップの開かれているドイツに滞在しています。もし、バリグ航空が倒産しますと、帰国する便が運航されない事態も予想されるとの事です。


*6月16日

@東松島市が市独自の騒音調査へ・騒音区域縮小で
 航空自衛隊松島基地周辺の騒音区域を見直し、大幅に縮小する意向を防衛施設庁が示している事について東松島市は対応策をまとめ、昨日、市の「基地対策審議会」に諮問しました。諮問では(1)市独自の騒音測定を実施する、(2)科学的データで測れない恐怖感などに対する被害補償を求める、(3)住民への説明責任を果たすように働きかけを強める、などとなっています。

@エバー航空が帯広空港へのチャーター便を7月から休止へ
 台湾のエバー航空が帯広市に対して現在帯広空港に乗り入れている国際チャーター便を7月以降中止すると通告している事が分かりました。これは、現在国際チャーター便で使用しているB-767型機をより大型のA330型機に変更するのに伴い、帯広空港で航空機を牽引する「トーイング車」ではA330型機を牽引できないためとの事です。これに対して、帯広市空港事務所では新たなトーイング車の導入も含めて早急に対応を検討するとしています。帯広空港を使った2005年度の国際チャーター便は120便あり、約24000人が台湾から訪れていました。

@EADS社会長が「大きな危機に直面」
 エアバス社の親会社であるEADS社のラガルデール共同会長は15日、A380型機の引き渡し延期発表で株価が急落した事に関して、「EADSは大きな危機に直面している。」と述べたとの事です。


*6月15日

@国内線発着枠配分の安全基準改定へ
 国土交通省は昨日、航空機のトラブル多発を受けて国内線の空港発着枠を見直す際の安全基準を強化する方針を固めました。基準は年内にも改訂するとの事です。新基準では事故につながりかねないトラブルを起こしただけでも減枠の対象とする事にしています。

@シンガポール航空がB-787-9型機を20機発注
 シンガポール航空は14日午後、ボーイング社にB-787-9型機を20機確定発注し、20機をオプションとすると発表しました。A380型機の引き渡し延期とは無関係、との事です。全額自己資金で賄うとしています。

@A380型機引き渡し延期で親会社・EADS社の株が急落
 A380型機の引き渡し時期の延期発表を受けてエアバス社の親会社であるEADS社の株が14日のユーロネクストで26.32%の急落で取引を終えました。エアバス社は13日の発表まで、「A380型機のこれ以上の引き渡し延期はない。」と再三表明しており、市場の信頼を裏切りました。


*6月14日

@成田空港西側の遠山地区が通学の安全を県に要望
 今日の毎日新聞によりますと、成田空港の西側に隣接する成田市遠山地区の社会福祉協議会や小中学校のPTAなどの代表が昨日千葉県庁を訪れ、「空港周辺地域の交通安全対策に関する」要望書を提出しました。要望書では「暫定平行滑走路の供用開始以後、周辺地域の交通量が増大し子供の通学に危険が増えた」として、早急な通学路の安全対策と歩道の整備を強く要望しているとの事です。

@7月から東京木場と成田空港を結ぶヘリを運航へ
 埼玉県の川島町と成田空港を直接ヘリコプターで結ぶ路線を運航している雄飛航空は7月から東京木場にある東京ヘリポートと成田空港を結ぶ乗り合いヘリコプター路線の運航を発表しました。所要時間は約20分で、料金は片道3万円。成田空港の警備の必要から24時間前までの予約が必要です。予約が入った時のみの運航になります。雄飛航空では「企業経営者らのニーズは高く採算が取れる。」としています。同社では年内に八王子とさいたま市から成田空港への2路線も開設する予定としています。

@東京ー青森線の日航機が機材不具合で遅れる
 今日午前7時半発の東京発青森行きの日本航空1201便で出発前の点検で客室内のライトがつかない不具合が見つかりました。このために代替機を用意しましたが、同便は1時間20分遅れて出発しました。折り返し便の1202便も1時間20分遅れました。

@A380型機の引き渡しが更に半年以上遅れる
 エアバス社は13日、報道関係者を対象とした年次技術説明会で、すでに6ヶ月引き渡しを延期しているA380型機の引き渡しが更に6〜7ヶ月遅れる事を明らかにしました。「製造上の問題で内装の配線が航空会社によって違うために手間取る事による。」としています。2007年の引き渡し機数を当初予定の20〜25機を9機に、2008年が20〜25機から5〜9機減らし、2009年は45機から5機減らす、としています。これに対して、主要顧客は失望を表明し、違約金の支払いを求める検討に入りました。


*6月13日

@深夜の騒音に藤沢市が取り決め遵守を要請
 神奈川県の藤沢市は昨日、米軍厚木基地と横浜防衛施設庁に対して午後10時以降の飛行を原則として禁止している取り決めを遵守するように要望しました。9日にも深夜に離陸し、市内5カ所で70db以上の騒音を35回観測し、最高音は午後11時5分に市内北側で観測した97.5dbでした。要請に対し、厚木基地渉外部は「要請は司令官に伝えるが、飛行は必要があって行っている。」と答えたそうです。

@小松市議会が訓練移転を容認の方向
 石川県小松市公会堂で昨日開かれた小松基地周辺関係団体と大阪防衛施設部長との非公開による意見交換会で、米軍の戦闘機訓練一部移転問題に関連して、今春に予定されていた騒音区域の見直しについて同部長は「今出しても意味がない。この秋にも始まる米軍機訓練の状況を見てから再度提案したい。」と述べたそうです。しかし、「騒音がどのくらい増えるのか。」と言う質問に対し、「年4回の訓練なので年平均ではあまり変わらないと思う。」と答えたそうです。昨日の話し合いをふまえて、小松市議会の「小松基地・空港対策等別委員会」は20日にも訓練受け入れの方向を出す構え、との事です。

@日本発の航空貨物運賃を7月に値上げへ
 日本航空と日本貨物航空は燃料の高騰を理由に7月1日から日本発の航空貨物運賃を値上げする事を明らかにしました。また、全日空も7月16日から値上げする申請を国土交通省に出しています。値上げ幅は3社横並びで1Kg当たり6円値上げして同54円にします。

@神戸空港の5月搭乗率が4月比3.3%増
 神戸市が昨日発表した5月の空港利用状況によりますと、平均搭乗率は4月に比べて3.3%増の65.2%になりました。ゴールデンウイーク効果が寄与したとの事です。航空会社ごとの搭乗率は羽田線のみを運航しているスカイマークが86.7%、地方路線もある日本航空が61.6%、同じく全日空が59.1%だったとの事です。


*6月12日

@エジプト航空機がオイル漏れで緊急着陸・関空
 今日午後0時10分頃、カイロ発関西国際空港行きのエジプト航空962便・A340型機から「油圧系統の故障から正常な着陸が出来ない恐れがある。」と連絡が入り、同機は0時45分頃関西国際空港に着陸しましたが、滑走路上で停止しました。この後、牽引車で駐機場まで移動しましたが、この間、約25分にわたり滑走路が閉鎖されました。このため、後続機に遅れが出ました。点検したところ、左主脚のブレーキ部分からオイル漏れが見つかりました。

@気象レーダー故障で羽田に引き返す
 今日午前9時21分頃、羽田発奄美行きの日本航空1935便・MD81型機が静岡県焼津市上空を飛行中に気象レーダーが故障し全く映らなくなりました。このため、同機は羽田空港に引き返し10時頃着陸しました。同機は気象レーダーのアンテナを交換して11時5分に再出発しました。

@北側大臣が関空2本目滑走路の来年8月2日開始を表明
 北側国土交通大臣は昨日、関西国際空港の2本目滑走路の供用を来年8月2日に行う事を明らかにしました。これにより、8月2日の供用開始が確定しました。

@関空ターミナルトイレで放火
 昨日、関西国際空港の旅客ターミナル地下1階の女子トイレの火災感知機が作動しました。警備員が駆けつけたところ、便座の上で紙が燃えており、消火器で消火しました。便座が溶けていたとの事ですが、付近に火の気はなく放火の可能性が大きいとの事です。

@ルフトハンザ航空の予約が大幅増に・W杯効果
 ドイツで始まったサッカーのワールドカップ効果でドイツのルフトハンザ航空の予約率が前年比で約20万席増えているとの事です。特に、ブラジル・アルゼンチン・メキシコ・イギリス・スペインの各路線が顕著との事です。


*6月11日

@4ヶ月で肉類912Kgを見つける・検疫検知犬
 今日の東京新聞によりますと、昨年12月に導入された肉製品を臭いで見つける「検疫検知犬」2頭が1〜4月の4ヶ月間にハムやジャーキーなど無申告の肉製品を510件・912Kg見つけたとの事です。

@第1ターミナルが南ウイング見学でにぎわう
 今日の産經新聞によりますと、昨日の第1ターミナルはオープンした南ウイングを見ようと訪れた人などでにぎわったとの事です。5階の見学デッキも離着陸を見ようとする人が多く、ある飲食店では「週末はオープン前の3倍くらいに増えた。」と話していたとの事です。第2ターミナルは混雑が緩和していると思われますが、実態はどうなのでしょうか。

@DHC8-400型機のトラブルはほとんどが設計・製造のミス
 今日の読売新聞によりますと、トラブルが相次いでいるカナダ・ボンバルディア社のDHC8-400型機ですが運航している全日空と日本エアコミューターの調査によりますと国土交通省が「イレギュラー」とした52件の内、乗務員の操作ミスは3件のみである事が判明したとの事です。残りの49件は設計・製造段階の問題によるものとの事です。整備不良によるものは確認されなかったそうです。

@山口宇部空港で遅れが増える・北九州開港で
 北九州空港が開港してから山口宇部空港で発着便の遅れが激増している事が山口県の調査で判明しました。15分以上の遅れが出発機で46%、到着機で17%に上っています。両空港は専用の管制設備がないため福岡航空交通管制部が離着陸の許可を出しているために、1機毎の離着陸を確認してから次の許可を出している事が原因となっています。山口県は専門の管制官を置くように国土交通省に要望するとしています。

@日本エアコミューターが高知ー宮崎線を来年1月に廃止
 日本エアコミューターは高知県に対して来年1月8日を最終として高知ー宮崎線を廃止すると通告しました。同路線の過去3年間の平均搭乗率が40%台と採算ラインの60%を大きく割り込んでいるためとしています。


*6月10日

@北延伸に関する騒特法地域指定案を明日提示
 今日の朝日新聞によりますと、千葉県は暫定平行滑走路北延伸に関する騒特法の地域指定案を明日地元に提示する事になりました。それによりますと、成田市久住地区の移転補償の対象となる「防止特別地区」は久住地区125戸の内、80WECPNL以上の17戸、集落分断を考慮された75〜80WECPNLにある13戸、これに加え、冠婚葬祭などを考慮された14戸が指定される事になるようです。しかし、久住地区は全戸の指定を要求していると言われ、久住地区空港対策委員会の会長は「地元の要望と開きがあり、各集落で検討するため、今月中の合意は到底無理。」としています。これに対して成田国際空港株式会社は「2009年度中の完成を目指して、申請を今月中に出す方針に変わりはない。」としています。

@「成田空港エコキッズ・クラブ」の会員募集
 成田国際空港株式会社は成田空港の環境への取り組みを知ってもらい、周辺の豊かな自然に触れて環境保護の大切さを知ってもらうための「成田空港エコキッズ・クラブ」の第2期会員の募集を開始しました。対象は小学5・6年生で定員は50名です。募集期間は今日から30日までとなっています。詳しくは同社のページのここを見て下さい。

@アシアナ航空機が悪天候で機首をもぎ取られるも無事着陸
 9日午後4時54分頃、韓国のアシアナ航空の国内線・済州発金浦行きのアシアナ航空8942便・A321型機が着陸態勢に入って高度300mを飛行中に落雷と雹の直撃を受け、機首のレーダー部分をもぎ取られ、操縦席の窓ガラスも穴があいたりヒビが入りました。エンジンの外壁にも穴があきました。同機は非常事態を宣言し、金浦空港上空を旋回して着陸装置が下りている事を確認した後、6時14分に無事緊急着陸を行いました。ガラス窓にひびが入ったために視界が悪く、難しい着陸だったとの事です。乗客は落雷や雹の衝撃で激しく揺れたため、気分が悪くなり嘔吐した人もいましたが重傷者はいなかったとの事です。今年の3月29日にもブラジルで全く同じような事故がありました。(4月4日の出来事を参照)


*6月9日

@アクセスカウントが100万を超えました
 昨日の夕方、このページのアクセスカウントが100万を超えました。数を追求したわけではありませんが、立ち上げ当初には想像もしなかった数字です。皆様のご支援ご協力に感謝致します。これからもよろしくお願い致します。

@ドイツからの「肉製品持ち込みはダメ」とキャンペーン
 農水省動物検疫所は成田空港で今日、ワールドカップの観戦や応援に出国する人に対して、肉製品を持ち込まないよう「ハムやソーセージはお土産として持ち込めません。」とするキャンペーンを行いました。ヨーロッパでは牛海綿状脳症(BSE)や鳥インフルエンザが発生しているために加工品であっても肉類は輸出国の検査証明書がないと国内には持ち込めません。しかし、一般の旅行客がこの証明書を取得する事は事実上不可能との事です。持ち帰っても没収されます。

@アシアナ航空が仁川ー旭川線に定期便就航
 アシアナ航空は昨日から仁川と旭川の間に定期便を開設しました。火・木・土・日の週4便運航します。アシアナ航空側は「搭乗率が高ければ便数を増やしたり大型機にしたりする。」としています。旭川空港での国際線定期便は初めてになります。

@スイスでイスラエル機を狙ったテロ計画で7人逮捕
 スイス連邦検察局は8日、エルアル・イスラエル航空機をロケット砲で撃墜しようと計画した北アフリカ出身の7人を逮捕したと発表しました。この7人は昨年12月、ジュネーブのコアントラン空港からテルアビブのベングリオン空港に向けて離陸しようとするエルアル航空機の撃墜を計画したものです。この計画を察知した検察当局は1週間にわたり同航空機をチューリッヒ空港に迂回させる措置をとったとの事です。

@キャセイ航空がドラゴン航空を買収
 香港のキャセイ航空は9日、香港のドラゴン航空を買収する事で合意したと発表しました。買収総額は82億2000万香港ドル(約1200億円)となり、100%の子会社にするとの事です。ドラゴン航空は香港と中国各地との間に約20の路線を持ち、国際線中心で中国には2路線しか持たないキャセイ航空の弱点を補うものです。

@A350型機の設計見直しで主要顧客に説明へ
 エアバス社はA350型機の設計見直しについて主要顧客への仕様の説明を始める模様です。これによりますと、名称をA350型機から「A370型機」とし、ボーイング社のB-777型機とB-787型機の両方に対抗する次世代中型双発機とするようです。通常、顧客への説明は正式発表の前に行われるもので、正式発表は7月中旬に開かれるファンボロ・エア・ショーで行われるものと見られます。エンジンはゼネラル・エレクトリック社がB-777型機用エンジンと競合する事から慎重姿勢をとり、ロールス・ロイス社が主力になる模様です。


*6月8日

@カラスが暫定平行滑走路をふさぐ
 昨日午後6時30分頃、暫定平行滑走路上に数十羽のカラスがいるのを管制官が見つけ、32分から8分間閉鎖して回転灯をまわした車で追い払いました。また、午後7時24分にはA滑走路に着陸した香港発成田行きの日本航空732便・B-747-400型機の機長から「鳥と衝突した。」との通報があり、11分間閉鎖して点検しましたが鳥は発見されませんでした。鳥は草刈をした後に餌が見つけやすくなるため多くなるとの事ですが、この時期は草刈は行っていないとの事です。

@米の貨物機がエンジン火災警報で中部に引き返す
 昨日午後3時25分頃、中部国際空港発アンカレッジ行きのアメリカのアトラスエアの貨物機・B-747型機が離陸直後に機長から「第1エンジンから出火した。引き返す。」と通報がありました。同機は第1エンジンを止めて燃料を海上に投棄した後、約1時間後に無事緊急着陸を行いました。点検では第1エンジンに出火の痕跡は認められず、計器の誤動作の可能性が大きいとの事です。同機は自動車部品を積んだチャーター便でした。


*6月7日

@レイクス高度引き下げで近く合意へ
 国土交通省が昨年11月に、「成田空港北側からの着陸機の高度をレイクスポイントで現在の6000フィートから一部4000フィートに引き下げたい。」と千葉県に申し入れた問題で昨日、国土交通省と千葉県は地元香取市の特別委員会で説明を行い、賛成多数で了承されたとのことです。基本的には3月に千葉県と地元4市町が国土交通省に提出した意見書に沿うもののようですが、千葉県通過高度は6000フィートを基本にする事、レイクス通過は基本的には6000フィートであり、管制上の必要が生じた場合に一部4000フィートとする事、国と成田国際空港株式会社は3月の意見書の内容を誠実に対応する事、成田国際空港株式会社が運用開始前後に5カ所で騒音測定や高度測定を実施し、その結果については公表し、必要があると判断された場合は常時騒音測定局を設置する事、などとなっているようです。正式な公表は香取市議会の了承を得てからになるとの事です。したがって、高度引き下げの実施は7月以降になるようです。なお、香取市は2日付でこの問題について市のホームページで取り上げて、市民に初めて知らせました。また、5日には千葉県のホームページでも初めて広報されました。

@英の空港運営会社BAAが売却で合意
 イギリスのヒースロー空港など7つの空港を運営する空港管理会社・BAAは6日、スペイン建設大手グルーポ・フェロビアルへの売却で合意したと発表しました。売却総額は103億ポンド(約2兆1600億円)になるとの事です。ただ、対抗しているアメリカのゴールドマン・サックスが対抗策を提案する可能性もあるとしています。この売却が成田国際空港株式会社の株式上場にも影響するのではないかとの見方も出ています。全株を上場した場合にはこのような買収もあり得る事になります。

@昨日、嘉手納基地周辺で100dB以上が36回
 このところ嘉手納基地での米軍機の訓練が激化していますが、昨日午前0時から午後5時までに屋良地区で100dB以上の騒音が36回観測されました。これは、2000年以降の1日の発生回数としては最多になるとの事です。

@北米局長「協定締結は難しい。」・国会答弁で
 一方、昨日の参議院財政金融委員会で外務省の北米局長は嘉手納基地の使用協定締結について「容易な事でないと思っている。」と述べ、事実上難しいとの立場を明らかにしました。また、1996年に日米で合意した午後10時〜翌朝6時までの米軍機の離発着を出来るだけ制限する騒音防止協定について、「守られている。」と答弁しました。

@大韓航空機のエンジン部品脱落し機体に穴があく
 4日午前8時10分に韓国の仁川空港からマニラに向かった大韓航空機・B-777型機が離陸後約15分に右エンジンのノーズテールと言う部品が外れ、エンジンの上部に当たった後、右主翼と、翼と胴体の結合部に衝突しました。このため、胴体に約20cmの穴があきました。同機は仁川空港に引き返し、約1時間後に無事着陸しました。ノーズコーンはグラスファイバー製で重さは890gありました。大韓航空側は「安全に支障はなかった。」としていますが、専門家は「エンジン内部に衝突したり、尾翼に当たっていれば深刻な状態になった。」と話しています。

@コンチネンタル航空がB-787型機を10機発注
 コンチネンタル航空は6日、ボーイング社にB-787型機10機とB-737NG型機24機を発注する意向を明らかにしました。


*6月6日

@日航機が鳥を吸い込み引き返す・徳島空港
 昨日午前7時18分に徳島空港を離陸した徳島発羽田行きの日本航空機・A-300型機が離陸3分後に機長から「鳥を吸い込んだようなので、引き返す。」と連絡があり、無事着陸しました。着陸後の点検で右エンジンに鳥の死骸があり、エンジンのブレードが歪んでいたことからこの便を欠航とし、修理しました。

@世界の航空会社06年の赤字は30億ドル・IATA
 国際航空運送協会(IATA)は5日、世界の航空会社全体の2006年の最終損益が約30億ドル(約3300億円)の赤字になるとの見通しを発表しました。原油高が主な原因とのことです。赤字は2005年よりも約2億ドル減りますが、当初の予想よりも8億ドル以上多くなるとしています。地域的には北米が52億ドルの赤字ですが、アジアは17億ドル・欧州は13億ドルの黒字になるとのことです。

@X線検査装置のソフト不具合で空港全体を閉鎖
 4月の中旬、米・ジョージア州アトランタにあるパーツフィールド空港でX線保安検査装置のソフトの不具合で2時間にわたり空港全体を閉鎖するトラブルがあったそうです。ソフトでは検査官の注意力を維持するために、時々、爆発物の様なものが入っているトランクの画像を表示する設定になっています。ところがこの時には、この画像の後にすぐに出てくるはずの「これはテストです。」とのメッセージが表示されませんでした。このため、検査官はマニュアル通りにこのトランクを検査しようとしましたが、当然、トランクはありませんでした。このトランクの捜索のために空港全体の旅客を避難させ、空港を閉鎖しました。ソフトの不具合と判明するまで2時間かかったとのことです。


*6月5日

@プロロジスが芝山町に大型物流施設建設へ
 プロロジスは成田空港近くの芝山町「空港南部工業団地A地区」に大型のマルチテナント型(複数企業向け)大型物流施設「プロロジスパーク3」を建設する事になりました。地上7階建てで延べ床面積は約98000平方メートル(約29645坪)でトラックなど約270台の駐車スペースを作ります。2007年下期の竣工を予定しています。成田空港周辺では同社にとって3つ目の物流施設になります。


*6月4日

@平行滑走路上に航空機部品が脱落・7分間閉鎖
 昨日午後3時半頃、平行滑走路に到着した航空機のパイロットから、「滑走路上に航空機の部品のようなものが落ちている。」と通報がありました。成田国際空港株式会社では平行滑走路を7分間閉鎖して点検したところ、南側で長さ2m、幅30cmの金属製パネルが見つかりました。調べたところ、3時8分に到着したダラス発成田行きのアメリカン航空61便・B-777-200型機の胴体中央部左側下部にある点検用ハッチの蓋と判明しました。同機は修理をして午後6時16分にシカゴに向け離陸しました。

@成田空港侵入男「警察に捕まりたかった」
 昨日徒歩で成田空港に侵入し逮捕された男は警察の調べに対して、「金に困っていた。成田空港に侵入すれば警察に行けると思ってやった。」と供述したとの事です。

@日本航空がワンワールドに正式加盟
 日本航空は4日にパリで世界的な航空連合ワンワールドへ加盟する調印式に社長が出席し、正式に加盟しました。


*6月3日

@成田市の水田に航空機部品が落下・先月23日
 先月23日に成田空港A滑走路の北側飛行コース直下にある成田市荒海(A滑走路南端から約8Km)の水田に航空機の部品と見られる物体が落下していた事が昨日明らかになりました。この物体は楕円形で長さ80cm、幅20cm、重さ1.8Kgありました。形状からB-777型機の主翼部品と見られています。国土交通省成田空港事務所と成田国際空港株式会社では落とした航空機の特定を進めているとの事です。先月18日に日本航空機が紛失した部品(5月19日の出来事を参照)とは別物のようです。

@男が貨物地区のフェンスを乗り越えて侵入・現行犯逮捕
 今日午前6時40分頃、成田空港の第2ゲートから男が警備員の制止を振り切って空港内に侵入しました。男は約200m逃走し、貨物地区の高さ3.5mのフェンスを乗り越えて更に約100m逃走しましたが、県警空港警備隊に取り押さえられて現行犯逮捕されました。男は千葉市内に住む37歳の男性でした。動機などはまだ不明です。

@エミレーツ航空会長が「可能なら成田に就航したい」
 昨日から中部国際空港ードバイ線を就航させたアラブ首長国連邦のエミレーツ航空の会長は昨日名古屋市内で記者会見し「成田空港の発着枠の拡大が見込まれる2010年に可能ならば成田に乗り入れたい。その場合でも関西国際空港や中部国際空港から撤退しない。」と述べました。


*6月2日

@南ウイングが今日オープン
 成田空港の改装中だった第1ターミナルの南ウイングが今日オープンしました。調査資料の印刷で成田空港近くまで行きましたので、様子を見て来ました。以下、写真を載せておきます。

着いたのは10時過ぎでしたが、出発ロビーはかなりにぎわっていました。
しかし、広々としており明るく雰囲気は良いようでした。
搭乗手続も、出国審査もスムーズに行われているようでした。

第4サテライトと第5サテライトに挟まれた駐機場には
スターアライアンスの航空機がずらっと並んでいました。
しかし、ここからはA滑走路を離着陸する航空機は直接は見えません。

新設されたラジオ放送用のスタジオです。
名前は「スカイゲート」。
早速、「bayfm」が公開放送をしていました。
場所は中央ビル5階展望デッキの南端です。

@ノースウエストが成田ーシアトル線に週末臨時便運航
 ノースウエスト航空は明日から10月まで、成田ーシアトル線に週末臨時便を運航する事を明らかにしました。この間、この路線は週8便体制になります。

@シドニーの日航機主脚破損は製造過程のミス
 昨年5月にオーストラリアのシドニー空港で離陸のために誘導路を移動していた日本航空のB-747型機の主脚が破損した事故についてオーストラリアの航空当局は1日、問題の主脚の肉厚が設計よりも1mm薄くなっていた事と、硬さを増すための加工が行われていなかった事が原因とする最終報告署を発表しました。しかし、報告書では2001年10月に行われた分解整備の段階で長さ4mm・深さ1.6mmの亀裂が生じていたと推定されるが、日本航空がこの亀裂を見逃した可能性を指摘しています。

@羽田ー新千歳線でスカイマークが苦戦
 昨日発表された5月分の羽田ー新千歳線の各社別の搭乗率でエアドゥが好調なのに対し参入したスカイマークが苦戦を強いられている事が明らかになりました。エアドゥは89.8%と前年同月比で13%増になったのに対し、スカイマークは56.6%と低迷しています。スカイマークは「安全トラブルの影響と知名度が低い事が大きい。」と分析しています。

@重工各社がB-787型機の機体増産へ
 三菱重工や川崎重工などの航空機メーカーはボーイング社の新型機・B-787型機の機体の生産を当初の月間7機から10機に引き上げる準備に入りました。受注が好調なボーイング社の要請に応えるためとの事です。

@今週の受注が今年最高に・ボーイング社
 ボーイング社は1日、今週の受注額が今年最高になる事を明らかにしました。内訳はB-777型機が20機、B-737型機が9機、B-747型機が3機で合計58億ドルになるとの事です。発注した航空会社は企業名を明らかにしないように求めているとの事です。

@エアバス社が中国に組み立て工場
 新華社が伝えたところでは、エアバス社は中国の天津に航空機の組み立て工場を建設し2008年末からA320型機シリーズを月間4機生産する事になったそうです。また、新型機A350型機の開発で作業全体の5%を中国企業に委託する事になった、との事です。


*6月1日

@5月のアクセス数は19735回でした。読んでいただいてありがとうございます。

@小林市長「期限に遅れないように努力する」・北伸問題で
 成田市の小林市長は昨日の記者会見で平行滑走路北伸問題について「成田国際空港株式会社や国が求めている期限に遅れないように努力したい。」と述べ、久住地区の理解が得られていない事について「現在最終説明会をしている。地元の声を成田国際空港株式会社や国に更に届ける。」と述べました。

@成田空港の4月貨物量は1%増・輸出増え輸入減る
 成田空港の4月の貨物取扱量は全体では前年同月比101%でしたが、輸出が同107%に対して、輸入は同92%でした。輸出は2ヶ月ぶりの増加となりましたが、輸入はこのところ減少を続けています。

@京成電鉄が今日ダイヤ改正
 京成電鉄は今日からダイヤを改正しました。成田空港関係では朝7時53分発の上野発成田空港行きと午前9時5分発の成田空港発上野行きを6両編成から8両編成にしました。

@厚木基地で深夜に轟音・105.8dB
 29日と30日の深夜から早朝にかけて米軍厚木基地周辺をアメリカ軍の艦載機が飛行し、轟音をまき散らしました。神奈川県のまとめでは30日に196件の苦情が周辺市町に寄せられました。これは今年最多になります。最高音は29日の午後11時26分に観測された105.8dBになりました。これを受けて神奈川県と周辺7市は昨日、米軍に対し口頭で抗議を行いました。厚木基地周辺では午後10時から翌朝6時までの飛行は原則として禁止されています。米軍側は横浜防衛施設庁に対して「訓練の練度を増すために飛行せざるを得なかった。理解して欲しい。」と答えたそうです。
【コメント】これはたまりません。寝入って熟睡に移るところでこんな音を出されては眠れなくなります。体調を崩す事は間違いありません。硫黄島近くに行って硫黄島で訓練すれば済む事です。日本人の迷惑など、気にもかけていないのでしょう。日本政府はこのような事についてどうして抗議しないのでしょうか。小泉首相も牛肉輸入再開を手みやげにするのではなく、このような事をやらないようにしっかりと首脳会談で抗議して欲しいのですが。アメリカに何か弱みを握られているのか、アメリカへの輸出を最優先にする自動車産業などに牛耳られているのか弱腰ですね。

@静岡空港収用委員会が7時間遅れで開催
 昨日書いた静岡空港建設予定地の強制収用を審議する収用委員会ですが、結局7時間遅れて午後5時前から開催され、静岡県側の説明と反対地権者代理人の意見陳述だけで終わりました。次回は7月4日に予定されています。

@スカイマーク機が羽田に引き返す
 今日午前8時40分頃、羽田発新千歳行きスカイマーク705便が岩手県花巻市上空を飛行中に左右の燃料タンクの量が不均衡だ、との表示が出ました。このため、同機は右エンジンを止めてエンジン1基で羽田空港に引き返しました。点検したところ、燃料が漏れた形跡はないとの事で、計器の誤動作の可能性が高いとのことです。スカイマークは機材ぐりの関係で午後の羽田ー福岡線の4便を欠航としました。

@日航が精製元からジェット燃料を購入へ
 日本航空は石油開発精製のAOCホールディングスとジェット燃料を直接購入する契約を結びました。2011年3月までの長期契約になります。安定的な契約とするために、同社の株式を100万株(約20億円)を買い取り、約1%程度を保有する事になります。購入は同社傘下の富士石油から購入します。


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