平成18年度航空宇宙技術研究センター 一般公開
(2006年4月23日 JAXA総合技術研究本部)

これはエンジンに右側にある円筒形のスピーカーから逆位相の音を流して、
エンジンそのものの騒音を
打ち消して、騒音を減らすエンジンです。
しかし、実用化について聞いたところ、「理論的には完成しているが、
スピーカーの小型化がネックになっている。」との事でした。

騒音を減らす研究も色々行っているようで、
これが国産旅客機の開発にも
使われるようです。

この機体は2005年10月にオーストラリアのウーメラで使われた
超音速実験機の実物で、初公開になるそうです。
普段は奥にある木箱に保管されているようで、
この日のために出して組み立てたとの事です。

これは、次世代超音速旅客機実験機の主翼の部分です。
かなり特殊な形状をしているのが分かります。「ワープ翼」と呼んでいました。
波打つ曲線と、その厚さがポイントで空気抵抗を減らすのだそうです。


これは、宇宙往還機HOPEの実験機で、これも初公開との事です。
この機体は2004年7月1日にスゥエーデンのエストレンジで
気球により高度21Kmまで上がり、そこから切り離されて
飛行しました。飛行は順調に進み、データも取得できましたが、
最終の着地段階でパラシュートが正常に開かず、
地面に激突しました。その傷跡が痛々しい機体でした。

これは「HOPE-X強度試験用供試体」で、野外展示でした。
この機体は新しい航空機にも多用されている複合材構造で、
部品間の結合は接着剤で行われているそうです。
この大きさの複合材一体整形構造物としては我が国初との事。

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