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更新2003年2月23日

ASIO-USBで音質改善

発見した
「USBオーディオデバイスをASIOドライバに変更し音質が劇的に変化する」との記事を発見。
lo-fi!hi-fi! ローファイ!ハイファイ!  yoshiさんに感謝します。

 ドライバーの変更で音がこれほど激変するとは、いまだに経験した事が無いほどで、遠い記憶では、国産MMカートリッジ(LP用)をオルトフォンのMCカートリッジに変えたときのような感動ものの変化です。また、スピーカーのグレードをグット上げたような変わりようでした。

概要
wav形式ファイルをin_wave.DLLプラグインでデコードし、WindowsMMXでデータを加工した後、Windows標準のUSBオーディオデバイスからUSB経由でUA-30にデータを送っていたものを、MMXを通さず直接(one to one)UA-30にデータを渡す方法です。ASIO-USBとUSBオーディオの構成比較を左の図に示します。
 WindowsではMMX(MultiMediaExtension)にサウンドデータを渡す事によりレスポンスが落ち、レイテンシ(Latency:待ち時間)が長くなります。DTM(DiskTopMusic)ではキーボードを押してすぐに音が出ないようでは使いにくいですね。これらを改善すべくドイツのスタインバークがASIO(Audio Stream Input Output)プロトコルを提唱し今世界に広がりつつあります。(ASIO Technology by Steinberg)

 さて、レスポンスが改善され楽器としての性能が向上する事は直感的に理解できます。でも、なぜ音質も向上するのでしょう。ここでは「余分なところを通らないほうがピュアな音になる為」、程度の解釈にとどめておきましょう。

まだ、WinampでMMXを通さずasio-USBを使って「いい音」にしようと考える人は少なく、むしろ音量をパソコン上からコントロールできない不便に耐えられず、かつUSB機器をそろえる大変さに敬遠する方が大半かと思います。

構成


・ハードディスクに蓄えたWAVE形式等の音楽ファイルを、再生ソフト(Winamp)で再生
・ASIOドライバを使い再生ソフトからUSB変変換器にデータを送る
・USBからのデータをデジタル音楽データに変換し、光又は同軸へSPDIFにて出力。(注)SPDIF:Sony Philips Digital Interface Format
・D/Aコンバータ(DAC)を使いデジタルデータをアナログデータに変換
D/Aの変換方法は各社各様ですが、最近のAVアンプでは光デジタル入力が標準で、DACとアンプが一体になっているものも多く商品化されています
・スピーカー等を使って音波に変換し、ようやく音楽を楽しめます。
私の現在使っている装置はこちらです。

効果
高音域の伸びが良くなり、ボーカルが生々しくなります。低音がしまってきて解像度が高まり(ウッドベースがリアルに)、全体的にクリアーな音質となります。
欠点
(1)パソコンが他の仕事をしてCPUに負荷がかかると音飛びするようです。
ウインドウを開く・ディスクをアクセスする・スクリーンセーバーが動作する
ASIO−USB動作時は他のプログラムを動かさないほうがリラックスして音楽を楽しめます。
(2)パソコンから音量調整が出来なくなります。
Winampの音量とバランスバーはただの飾りと化し、音量はアンプで調整しなければいけません。


手順
(0)WinampなどASIO対応の音楽再生ソフトをインストールする。
 Winamp2と3それぞれにプラグインがありますが、今回は安定しているWinamp2を使いました。Winamp2はこちらWINAMP2
(1)Winamp2用プラグインをダウンロードしASIOドライバ(OUT_ASIO.DLL)をWinampのプラグインのあるフォルダーにコピーします
 詳細は同梱ファイルを参照ください。



 WINAMP2用 ASIO出力プラグイン 「おたちゃん」に大感謝
ASIO-Output plug-inにはプライオリティなど設定がありますが
「おたちゃん」のデフォルトでまずは動かしましょう











(2)USB-ASIOのサイトからUA-30に対応しているDEMO版をダウンロードします。
 http://www.usb-audio.com/jp/
 http://www.usb-audio.com/jp/download.html
 ZIPを展開後マニュアルにそってインストールします。
 WinXpではファイルを指定してインストールしますが、添付されたマニュアルをよく読んでください。
 早速鳴らしてみましょう
 30秒ごとにビープ音がしますがASIOが動作している証拠であり故障ではありません。キーを外すとビープ音はなくなります。(ビープ音がしていなければASIOモードでない)
 このデモの状態の音質は正規のものと同じですので、この時点で音が気に入らなければドライバを購入することはありませんね。
(3)音が気に入ったらドライバを購入しましょう
 ドイツのサイト(60ユーロ)かベクターのプロレジで購入できます。
 日本の販売店(ランドポート)
(4)購入しますとアンロックキーが送られてきます
 私は、キーのはずし方に気が付くのに数日かかりました。
 ASIOのコントロールパネルを開くとキーを聞いてきますのでここで入力します。
 コントロールパネルの開き方は、
 1)スタインバーグ社のASIO対応ソフトを入手(DEMOでokです)し設定画面からASIOコントロールパネルを開く。
 2)おたちゃんのASIO-caps をインストールしASIOコントロールパネルを開けます。「おたちゃん」に再度感謝!!!

「おたちゃん」のASIO-caps画面です











ASIO-Control Panel

ドライブの設定等がありますが、とりあえずデフォルトで動作させます。











(5)ファイル選択をOta Music File Selectorを使って操作性を向上させましょう。
 Winamp2にはプレイリストがありいくらかの曲選択性を上げられますが、全体を見回せるほどの便利さはありません。
 Ota Music File Selector は「おたちゃん」が作った非常に便利なもので、いっぺんにPCがジュークボックスになりますよ。

感想
 確かに、劇的な音質向上がありますが「不安定」感が残ります。パソコンは音楽専用機となり、BGMを鳴らしながらWebブラウジングなどをすると、音がぶつぶつ切れてしまいます。パソコンは最低500MHzペンティアムで動作するようですが、さらにドライバ等の改善が期待されます。
UAB-ASIO社の製品紹介になってしまいましたが、自分ではなぜ音が良くなったのか充分に理解できておらず、ASIOを含めたパソコンオーディオの奥の深さと楽しさを知る機会になりました。

注意があります、
ここで説明している内容は、ASIO2.0に対応したUSB機器を接続したときの方法であり、対応していないサウンド機器では音は変わらないばかりか音がでなくなりますので注意してください。

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