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音の出会い
1.コーラル6A7フルレンジスピーカーで聴くマイルス
2.テープレコーダーでAMエアチェックしたポールモーリア
3.コーラル ベータ8バックロードホーンがうなるサンタナ
4.ジャズへの入り口 チックコリアのリターントウフォーエバアー
5.8トラデッキに録音して楽しむKind of Blue
6.2A3ロフチンホワイト直結シングルアンプでクラッシック勝負
7.フォステックス小型フルレンジFE−103とブッカーリトル
8.リチャードアレンフルレンジの張り出す中音とソロモンク
9.ジャンクFMラジオで聴いた「バロック音楽の楽しみ」
10.ちょっと大人の雰囲気で聞いたコルトレーンのバラード
11.アルテックのパンケーキで聞くオスカーピーターソン
12.初めてさわったデジタル音楽データ/FirstLove/宇多田ひかる
13.キースジャレットとの再会
14.スーパーウーハーの威力
15.初めて聞いたビートルズ
16.ネットウォークマンで聞くアルゲリッチ
17 ,ヘッドホンで聞くキースの唸り
18 ,かぜが生まれる瞬間 セミの声 
19 .VOAで聴いたLA4 
20 .マルウォルドロン「レフトアローン」のジャッキー NEW

塩ビ土管バックロードで聴くチャールスミンガスのベース
6BQ5シングルはマルチの高音を持ってもらったが北海道に行ってしまった
1.コーラル6A7フルレンジスピーカーで聴くマイルス
 初めて買ったスピーカーユニットである。よくわからないまま、電気屋のショーウインドウに並んでいたものを2個買った。何回も店にかよった記憶があるが、なけなしの金のなかから金額的決定に迫られた。
六インチの口径でダブルコーンになっている。黒いコーン紙がエクスポネンシャルなカーブを描いて中央の小さなコーンに落ちていく。コーンを触るとポンポンと軽い音がし、小さなコーンはサラサラと高い音を立てた。マグネットには金属カバーがかぶせてあり、そっと外すと磁石が見えた。・・・・いい音がしないわけが無い!!!!!
 単板ラワンを使った縦長のボックスにウォルナット風の化粧ビニールを張った。合わせ目に隙間が有っても気が付かない。黒いサランネットも付けたような気がする。クッキン/マイルスデイビスのラッパを聴き続け毎日しびれていた。長い長い時の間に高音と低音がとっても寂しいのに気がついた。6A7への熱い熱い恋が冷めようとしていた。
 フルレンジの良さは「まとまり」と手軽さ。巨大なスピーカーや仏壇のような重厚さの前では、気軽にジャズは聞けない。フルレンジはお任せメニューをいただくように、どんな鳴り方をしてもありがたく音のできばえを認めることが出来る。いや認めているから、お付き合いが始まるのだろう。
2.テープレコーダーでAMエアチェックしたポールモーリア
 中学校では昼休みに誰かが軽快な音楽をかけてくれていた。小学校には無かった、自由な雰囲気だった。3年生になって自分があの軽快な音楽を流していた。深夜番組で流れる軽音楽をオープンリールに次々と録音していく。放送室にあったソニーの軽いテープレコーダーはいい音がした(デンスケではない)。夢中でとり続けた曲は今聞いても記憶がよみがえる。器具やテープの選択、録音レベル、頭だし、配線方法等々どんどんと経験が音と一緒に体にしみついてくる。とうとう自分でオープンリールやカセットデッキを持つ事が無かったがどれをとっても高価なもので手が出るものではなかった。
3.コーラル ベータ8バックロードホーンがうなるサンタナ
 白く上品な色のコーンと箱
 8インチフルレンジ
 中央に銀色星型のレモン絞りのようなイコライザー
 すっ飛んでくるような、とんでもない迫力の低音
 100dBを超える高能率
 友人にバックロードホーンの凄さを聞いてからは、ずっと気になっていた。学生には、まともには変えない高価なスピーカーでした。兄とお金を出し合って、当時見に行くだけのオーディオショップで中古を買った。サンタナのギターがせつないまでに鳴り響いてくれた。高能率であったので、オンキョーの小さいアンプでガンガンなってくれた。
 6A7自作に比較にならないくらい、とっても重たいスピーカーだった。運び込んでしばらくは、毎日見ていても飽きなかった。ところが片側のボイスコイルをとばしてしまった。かなりパワーを入れていたのだろうか。オーディオショップに連絡をとり交換してもらう事になった。そっとユニットを外し泣く泣くショップに持ち込んだ。しばらくして新品が到着した。・・・・・・そのころ「ホーン鳴き」という言葉を知った。この言葉が耳についてしようが無い。開口部に布団を置いてみるが、勢いが無くなる。・・・・・・くせのある軽い低音。JBLのPA用のバックロードは会場を圧倒する音でなり続けていた。
 コーラル君がいつ家出したか思い出せない。 
4.ジャズへの入り口 チックコリアのリターントウフォーエバアー
 中学生がガチガチのモダンジャズを聞いているのは、少し恥ずかしいようなドキドキするようなすっぱい感じがした。そんなモダンジャズの入り口でもじもじしている私を一気にジャズの世界に引き込んだのが、このジャケット。かもめが海原を飛んでいるそのままの曲をチックコリアのエレクトリックピアノが奏でる。分類からはモダンジャズではないかもしれないような、ラテンの雰囲気がするイージーリスニングなものだ。この入り口の広さからどんどん奥の暗いジャズの世界へ入り込んでいったのも、チックコリアからマイルスへつながり、あとはのめり込んでいったのも今となっては納得できる道筋だった。
 CDの手軽さに浸った今は、押入れに眠ったLPを白昼の元に引きずり出す勇気は無い。数年間ずっとCD屋に行く度に探していたCDで、ようやく手に入りそうだ。パーカッションの奥さんだったか、記憶は薄れたがボーカルが大変印象的で脳裏にこびりついて離れない。What game shall we play today♪♪♪♪♪
5.8トラデッキに録音して楽しんだKind of Blue
 「マイルスのKind of Blueは風になれる」と学生時代の同僚で、自転車のりの斎藤さんが言っていた。昔々の自動車には8トラックがついていた。カセットテープが出る前でカラオケ用としてもはばをきかせていた。ある日、兄がどこかから8トラのデッキを手に入れてきた。8トラは録音されたテープを買ってくるものだとばかり思っていた私には、なかなか珍しいものだった。真夜中の国道8号線親知らずを車の窓を全開にして、キャノンボールのサックスをガンガン鳴らして突っ走る。音がトンネルの中に吸い込まれていく。 
6.2A3ロフチンホワイト直結シングルアンプでクラッシック勝負
 直熱三極管の音がききたくて、2A3ロフチンホワイト直結シングルアンプを作った。この回路を選んだのは、結合コンデンサーが無かった事だ。なんと夜行列車に乗って秋葉原に部品を買いに行った。日本海側は、しぐれていて長靴を履いていった。朝早く着いたもので上野駅の辺りをぶらぶらしていたら、「ねぇねぇ自衛隊に入らない」と声をかけられてしまった。いまだにその時の情けない自分の姿を思い出す。
 期待通りの澄んでいて力のある音がした。片側3Wも出るのだろうか。友人のHさんが2A3をもって行って鳴らしてみないか、とのお誘いにホイホイと出かけていった。行った先はクラッシックの好きなお兄さんでヨーロッパ風のフロントグリルのついた、仏壇のようなスピーカーをお使いだった。音の繊細さや広がりの点で完全に2A3が素晴らしかった。お兄さんの使っていたアンプは覚えていないが、2A3に切り替えたときの緊張感と感動はいまだに忘れない。それ以来、クラッシックはせいぜいジャックルーシェのプレイバッハくらいだったが、「弦楽四重奏も落ち着いていいね」と思うようになった。あぁ何と単純な事か。
7.フォステックスFE−103とブッカーリトル
 ブッカーリトルは23才で世を去った天才トランペッター。ブッカーリトルの「ブッカーリトル」は擦り切れるまで聴いたLPです。長岡鉄男設計のバスレフ型のコンパクトな箱にこのスピーカーは収めた。こんな小さいユニットと小箱で気持ちよくなってくれたものだ。決してワイドレンジではないが聞かせてくれるところがあった。ブッカーリトルのトランペットがスピーカーの中に居るような心地です。共演者はともに若くして他界したスコットラファロ、今までの録音には無い弦をかきむしるときの音が印象に強く残る。
 現在使っているボーズも似たような大きさのフルレンジだが、この一枚はずいぶんとEF−103とは違った感じで聞こえそうだ。まだ手元には「ブッカーリトル」は無いが是非とも欲しいCDの一枚だ。
8.リチャードアレンフルレンジの張り出す中音とソロモンク
リチャードアレンの8Lか8Tか忘れたがイギリスのフルレンジダブルコーンでフレームが金色の派手なスピーカーユニットだった。最近になってWebでリチャードアレンが十数年してようやく鳴り出したような文を見たがなんとも気の長い人が居たものだと思った。きっと家の中が自作スピーカーだらけで、まさかリチャードアレンだけを十数年も聞き続けていたのでないだろう。私とリチャードアレンの出会いは、当時学生のぶんざいで良く通っていたオーディオショップの若い店長が、「中音が良く出ると」金沢弁で進めてくれたもので、おそるおそる買った。ご推薦の寸法の箱に収め毎日ガンガン鳴らした。確かに魅力的な中音でした。箱は完全密閉でコーンをゆっくり通すと、ゆっくりと帰ってくるくらいの密閉度で出来上がった。
 そのころマイルスとのクリスマスセッションがきっかけで、恐る恐る聞き始めたセロニアスモンクのぎこちないピアノが妙にこのスピーカーに合った。特にソロモンクはピアノソロで高音と低音が出ない、いや中音が出すぎるこのスピーカーにあっていたような気がする。初めての輸入スピーカーで見るたびにはるばる遠くからきてくれてありがとうと思ったものだ。
9.ジャンクFMラジオで聴いた「バロック音楽の楽しみ」
 中学生の頃、毎朝聞いていたのがNHK-FM「バロック音楽の楽しみ」だった。音楽ソースのほとんどがラジオであった当時、FMラジオは貴重な音楽源て゜あった。創刊から買っていた雑誌「FMfan」を見ながらチェックを続ける。当時のラジオはAMが主流でFMは珍しいものであった。使っていたFMラジオは、ジャンクで真空管がむき出しでちゃんと箱に入っていない。スピーカーも大型テレビについていたものを外し、そのへんにころがしていたので低音なんて出ない。こんな装置で聴いたFMもいまだに心に残る番組だ。クラッシックはおろか、バロック音楽ですら全く知らないところに、皆川達夫と服部幸三のやさしく楽しい解説でずいぶんバロック音楽が好きになった。
 今は、毎朝ストリーミングラジオでクラッシックを楽しんでいるが、「朝はバロックでスタート」は中学の頃にしみ込んだものであろうか。
10.ちょっと大人の雰囲気で聞いたコルトレーンのバラード
50年代のマイルスを聞いていれば次は必ずコルトレーンに行き当たる。マイルスのバンドにいたコルトレーンと自分のバンドのコルトレーンはずいぶん雰囲気が違う。もっとも、時代も変わり腕も上がっていたためだ。高校生には少し早いこのバラード集は、恥ずかしさがあって大きな音で堂々と聞けなかったことを思い出す。全曲バラードで構成されており、今となっては水割りを片手に聞きたいところだ。コルトレーンの代表作であろう「至上の愛」はきちっと聞かないとコルトレーンに申し訳がなく、自然に硬い雰囲気で聞いてしまう。この「バラード」はリラックスして聞けるものとして、「マイフェイバリットシング」と並ぶ代表作。あらためてCDで聞きなおすとやっぱり良く、すこしテープヒスが聞こえるあたりは時代を感じさせてまたいい。このレコードを買ったころはどんなカートリッジで聞いていたのか想いだせないが、高価なMC型はとても買えず、国産のMM型を取替えひっかえ使っていた。スピーカーは音の出口として大きく音質に影響するが、カートリッジは音の入り口としての影響度は高く、メーカー各社それぞれに癖がありどれを使うか迷うのもまた楽しかった。
(2002/9/29)
11.アルテックのパンケーキで聞くオスカーピーターソン
 アルテックのパンケーキ755EはJBLのLE8Tと並ぶほしかったフルレンジであった。名前のとおり平べったく後ろにマグネットが突き出ておらず、独特の形をしていた。ボックスも平べったくしてみた。ちょうどコタツの板を厚くしたような形で、広い面に少し中央からオフセットして取り付けてみた。「なんといってもパンケーキですよ!!!」またしてもいい音の迷信にとりつかれていた。中音の豊かさはすばらしいが、20代前半の若者にはエド・シグペンのハイハットとレイ・ブラウンのウッドベースがなんとも物足らなかった。素直にツゥイータをつける気にもならないまま、毎日ピーターソンのピアノを聞き続けた。使いこなせないことを棚に上げ、JAZZに向いていないと自分に言い聞かせていたが、なんといっても学生には高い買い物であった。今は実家でひっそりと暮らしているが、錆び付いていないだろうか。(2002/10/08)
12.初めてさわったデジタル音楽データ/FirstLove/宇多田ひかる
 音楽CDのデータをWAVEやMP3形式に変換し遊びだしたころ。「録音レベルは一体どうなっているのだろう。」と、ふとD/Aコンバータのレベルインジケーターを見ると、0dBにへばりついているではないか。これはおかしいと、色々CDを見てみるとヤッパリおかしい。大体15dBくらいをうろうろしていて、大きな音のときに0dBになるくらいだった。けれども、音はおかしくないし、むしろめりはりがありパンチが効いていて、決して歪んでいたりはしない。
 レベル調整には、色々な処理の仕方があるようだ。アナログ-アナログの世界ではとても考えられないような調整をしている。たとえば、大音量のベースにボーカルが乗ると、0dBを超えてしまうことがあるが、ボーカルの音量はそのままにして、ベースの音量を下げて結果的にいつも0dBになるように自動調整をする。スペクトルアナライザーでピークレベルを見ると、低音を明らかに調整しているのがわかる。100dB程度のデータ範囲の中でいかにダイナミックレンジを稼ぐかと言う問題は音楽ジャンルを超え永遠のテーマですね。追)マライヤキャリーも0dBへばりつきだがなぜかいい音に聞こえるのは私だけでしょうか。(2003/2/23)
13.キースジャレットとの再会
 キースのレコード(LP)はほとんど持っていなかった。学生のときFMエアチェックでサックスの入ったカルテットをカセットテープで長らく愛聴していた。そして最近までこのアルバムのタイトルがわからなかったが、ようやくMySongでないかと思い始めた。
 数えてみたらキースのCDはMySongをスタートして20枚近くになっていた。よく聞くのはスタンダーズだが、周期的にこのMySongに帰ってくる。キースのCDはどれをとってもいい録音だ(今のところ!!)。
 同僚にスタンダーズのビデオを借りた。早速コピーを作成し、またしても愛聴(愛蔵)テープとなった。我が家のにわかホームシアターで見たキースの演奏姿(たこ踊り)に少し面食らってしまったが映像と音の融合とでも言おうか、スタンダーズのDVDがムラムラと欲しくなった(高くて手が出ない)。(2003/7/12)
14.スーパーウーハーの威力
特に金欠の学生達は友達同士で同じレコード(LP)を持っていなかった。今時のように容易に原版と同じ音質の複製が作れるとそうとも限らないのだろうが、アルバムを所持すると言う喜びがあった。結局私はこのKenny Drew「ダークビューティー」を持っていなかったのである。ようやく、手元にやってきたこのアルバム(CD)にはニールスペデルセンのゴリゴリ押し捲るウッドベースと機関銃のように撃ちまくるバスドラムが入っている。当家のBose121はこの低音に耐えず、なんともさびしい感じでなってくれる。スーパーウーハーを一緒に鳴らすと見違えるようで、アルバムの雰囲気さえ変わってしまった。
 低音を「多からず少なからず」カットオフ周波数と音量を念入りに調整する。(スーパーウーハーにリモコンが付いていたので非常に楽!!)今までの低音不足の状態を思うと何か損をしたような気分になる。スーパーウーハーつけて古いCDを聞きなおしてみようか島島刀♪♪♪(2003/10/31)
15初めて聴いたビートルズ
 ドーナッツの形をしたEP盤ビートルズ And I Love Her の曲の頭は忘れようにも忘れられない。小学生低学年であったか叔父の大切にしていたレコードをこっそり聞いた。見つかればこっぴどく叱られるという極度の緊張状態でレコード針をそっと載せる。セパレート型のレコードプレーヤーは総プラスチックのナショナル製で、当時電気屋さんが持ってきて座敷に広げ家族で眺めていたのを覚えている。増幅器は五級スーパーラジオ、それもだるま型の真空管だった。もちろんステレオではない、1個しかスピーカーがない正真正銘のモノラルで電蓄と呼んでいた(音器の略だろう)。
 今は、ビートルズの曲はMp3形式でハードディスクに入っている。時々聞くが、この曲か「ハードディズナイト」になると反射的に叔父さんを思い出す。音楽がこんなにも記憶に残るものかと自分ながら不思議である。(2003/12/7)
16 ,ネットウォークマンで聞くアルゲリッチ
 マルタ・アルゲリッチが奏でる「ショパン24の前奏曲」。ネットウォークマンに24曲入れ通勤・昼休みに聴く。何べん聞いても飽きないのはなぜだろう。スピーカーから空間に浪々と放たれた音を聞くものだと決め付けていた私にとって、ヘッドホンで歩きながらまた、自転車に乗りながら外で聞く事はとっても新しい出会いとなった。ショパンの静寂と爆発が朝の澄んだ空気の中で楽しめるなんて「こんな聴き方もいいもんだ」と思えるようになった。50グラムほどのネットウォークマンに紐を掛け首につるす。ヘッドホンはソフトタッチである程度外の音が聞こえるものを選んだ。(2004/1/17)
17 ,ヘッドホンで聞くキースの唸り
 携帯型のプレーヤーを持ってから音楽の聴き方が変わった。しばらくソニーのヘッドホンMDR-E888SPを使っていたが、ゼンハイザ(独)MX500の記事が目に入り格安でもあり購入した。手元に来て三日三晩エージングをしてようやく聞けるようになってきた。最初は硬く高音がキンキンして宇多田ひかるのかすれ声などとても聞けたものではなかった。今では、メリハリがありハキハキとした音がとても気に入っている。箱にはDynamicSound SUPER BASSと書いているだけあって低音はしっかりしていて、多少の低音でもブカブカしない。
 箱の裏に「ヘッドフォンは例えると音の拡大鏡です。スピーカーでは聞くことの出来ない機器の接続上のノイズなども聞こえてしまう・・・・・・」なるほど、キースの唸り声がとっても良く聞こえるようになった。(2004/04/25)
18 風が生まれる瞬間 セミの声
 2000年10月に発売された西村由紀江のオリジナルピアノソロアルバムである。お気に入りの一枚で携帯プレーヤーに入れて持ち歩いている。全体に柔らかい感じのピアノの音で録音されている。今頃は(2004年)癒し系などと言われさらに曲調も柔らかくなっているが、このアルバムには彼女らしい主張が処々に感じられ好きな一枚である。最後に収められた曲は、北海道の小学校で仲良くなった子供らのはしゃぐ声が、曲の最初と最後に入っていて、演奏の後でピアノの蓋を閉じる音でこのCDは終わる。何気なく聴いていたのだが、最近愛用しているデジタルアンプで聞くと、今まで気がつかなかったことだが子供の声がフェードアウトした後もずっとセミの声(2種類)がバックに聞こえていたのです、そして後半には風の音を感じるシーンもありました。まさに、「目をとじて」聞き入ってしまいました(2004.12.13)
19 VOAで聴いたLA4
 短波ラジオで聞いたVOA(Voice of America)Music USAでLA4を知った。渋い声のおじさんがこのアルバムを紹介していた。ギターとサックスのクォルテットが軽くさわやかなジャズライブを楽しませてくれる。決してHiFiではないラジオのフェージングとノイズの間に混じって聞こえてくる音でも立派にワクワクさせてくれるもんだ。早速レコード屋に行ったが売っていなかった。それもそのはず新譜(1974年Release)だった。ずいぶん昔のことです。先日このCDをamazonで探したがこれまたない。復刻の日を待ちましょう。(2005.2.26)
20 マルウォルドロン「レフトアローン」のジャッキー
 レフトアローンに登場するジャッキーマクリーンはいい。マルの静かなピアノから突然爆発したようにアルトサックスが飛び出てくる。何回聞いても、爆発寸前の緊張感がある。色々なオーディオセットで聴くととても違って聞こえてくるが、ホーン楽器はやはりホーンスピーカーがよい。アルトサックスは高音域も大切だが低域の力強さがないとジャッキーの爆発に威力がなくなる。今使っているBOSEのフルレンジ1発はこの点で少し不満である(ただバランスのよさは最高)
(2005.4.8)

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